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2×4(ツーバイフォー)材とは?DIYで活躍する角材の種類と規格を解説!

今や、世間で当たり前となってきているDIY。 ですがいざ、よし作ろう!とホームセンターへ木材を買いに行くと種類がたくさんあり何を買えばいいのか迷ってしまいます。 今回は2×4材(ツーバイフォー材)とは何か、使いやすい木材は何かを解説していきたいと思います!
2020年8月27日
RH.navi

2×4材(ツーバイフォー材)とは何か

まず、ツーバイフォー材とは一体何なのでしょうか。 ツーバイフォー材とは、ツーバイフォーという木の種類ではなく、寸法の規格(寸法について定めた標準)のことなのです。 2×4という寸法の木材。この読み方が“ツーバイフォー”というわけです。 もともと2×4工法というアメリカの建築工法に使われていた木材ですが、住宅だけでなく、ウッドデッキや棚などのDIYによく使われる木材の規格です。 ちなみに2×4材(ツーバイフォー材)は、断面サイズで高さ38mm×幅89mmです。

乾燥状態で 高さ38mm×幅89mm

2×4材(ツーバイフォー材)の種類・特徴・使い方


2×4材のほかにも、後にご説明する1×6や2×2など様々な規格があります。 それらをまとめて2×材(ツーバイ材)と呼ばれます。 2×材の樹木の種類には、 ・SPF ・ホワイトウッド ・レッドウッド ・ウエスタン ・レッドシダー があり、一番代表的な種類はSPFです。 それではそれぞれの特徴,使い方を見ていきましょう。

SPF材

SPF材とは、S=スプルース(米トウヒ)・P=パイン(マツ類)・F=ファー(モミ類)などの樹種の総称です。主産国はカナダやアメリカ。 軽くて柔らかいため加工しやすく、面取りもされていますし何より価格も安いのでDIY初心者の方におすすめの木材です。ホームセンターであればどこでも購入できます。 一方気を付けたいポイントは、乾燥している状態で売られていてもその乾燥が不十分のものが多いため、変形しやすいということです。 そしてもう一つ、水に弱いという特徴もあります。そのためカビも生えやすく、外で使用するウッドデッキなどを作る場合は注意が必要です。 屋外で使用するものを作る際の使い方としては、防腐剤入りのSPF材を使ったり、防腐塗料などを塗布しましょう!!

ホワイトウッド


SPF材とよく似ているのがこのホワイトウッド。 主産国は北欧やスウェーデン。ドイツトウヒ、ヨーロッパスプルース、ノルウエイスプルースと呼ばれることもあります。 SPF材と比べると節が小さく、SPF材よりも白っぽく綺麗なのが特徴です。 音響性能が優れているため、楽器用材として使われることも多いようです。 特徴はSPF材とほぼ変わらず、ホームセンターによっては同じ種類とみなされることも。 どちらにしても加工しやすく安い価格で購入できるため、非常に人気の木材です。 ただこちらも水に弱いという弱点があるため、屋外で使うものを作るときはSPF材同様、防腐剤入りのホワイトウッドを選んだり、防腐塗料などを塗布しましょう!!

レッドウッド

レッドウッドは、スギ科セコイア属の針葉樹。日本ではセコイアと呼ばれます。 アメリカの西海岸やカリフォルニア北太平洋岸のあたりに分布しています。 特徴として、色は赤~赤褐色。気質は柔軟なため、加工がしやすいうえに伸縮性が少ないのが魅力なポイントです。耐久性も高く、防腐・防虫処理をしなくても使用できるので、公園のベンチなどによく使われています。 ウッドデッキなど、屋外で使うものを作るのには最適といえるのがこのレッドウッドです。 ただSPF材やホワイトウッドと比べると、価格は3倍以上になります。 レッドウッドは「神の木」と呼ばれることもあるほど耐久性にすぐれているので、木材にこだわられる方は使用してみてください。仕上がりは抜群です!!

ウエスタンレッドシダー


ウエスタンレッドシダーはヒノキ科クロベ属の樹木で、主産国はカナダです。 大木に成長するため、現地では「生命の木」とも呼ばれています。 そしてこのウエスタンレッドシダーの特徴は耐久性がある、という点です。 さらには防虫効果も備えていて腐りにくい特性を持つので、ウッドデッキなど屋外で使用することもできます。 重量も軽く、加工がしやすいのでDIY初心者の方にもおすすめです!! 特徴としてもう1点あげるとするならば、ひとつひとつの木材の色合いにムラがあるということです。 使い方として、このムラを生かして作るのもおしゃれですし、気になる方は塗装をするとカバーできます。 そして気になる価格ですが、先ほど挙げたレッドウッドに比べ安価です。約半分ぐらいの価格で購入できます。

2×4材(ツーバイフォー材)の規格早見表

さて、ここで2×材の規格,そして寸法表(ft=フィート)を挙げていきます。 2×材はft単位で売られていることが多いので、こちらの規格表や寸法表を参考に、必要なサイズを選んでみてください。

規格表

規格/断面サイズ(高さ×幅) ◆2×2(ツーバイツー)   38mm×38mm ◆2×3(ツーバイスリー)  38mm×63mm ◆2×4(ツーバイフォー)  38mm×89mm ◆2×6(ツーバイシックス) 38mm×140mm ◆2×8(ツーバイエイト)  38mm×184mm ◆2×10(ツーバイテン)  38mm×235mm ◆1×4(ワンバイフォー)  19mm×89mm ◆1×6(ワンバイシックス) 19mm×140mm ◆1×8(ワンバイエイト)  19mm×184mm ◆1×10(ワンバイテン)  19mm×235mm

寸法表

ft(フィート)/長さ ◆3ft  = 約910mm ◆6ft  = 約1820mm ◆8ft  = 約2438mm ◆10f  = 約3050mm ◆12ft = 約3650mm

※お店により取り扱いは異なります。 ※こちらは規格寸法であり、木材の保管状態などにより±3mm程度のサイズの前後が生じることがあります。

2×4材(ツーバイフォー材)の強度

ここまで木材の種類や規格、寸法などを解説しました。 これで、だんだん作るものがイメージできてきたかと思います。 ですが忘れてはいけないのは強度の問題。 いざ作ったはいいものの、壊れてしまっては苦労が水の泡になってしまいます。 比較的軽いものを置く棚などであればそこまで心配はいりませんが、例えば重いものを乗せる棚や、テレビ台などの場合はどうしても強度を知る必要があります。 強度といってもさまざまですが、棚などを作る場合は「たわみの量」を知れば問題ないかと思いますので解説していきます。

撓み(たわみ)とは、 荷重を受けた構造物や部材が反り曲がった形になること。

たわみの計算方法

何cmたわむか、実はちゃんと計算方法があるのです。 y=w×(L^3)÷4E×b×(h^3) という難しい計算式なのですが、 いわゆる たわみの量(cm) = 重力(kgf) × [寸法(cm)の3乗] ÷ [4×ヤング率(kgf/cm)] ×幅(cm) × [高さ(cm)の3乗] です。 難しく感じますが、大丈夫です。 ひとつひとつ解説していきます。

まず、重力とは、これから作る棚などにだいたい何kgのものを乗せるのか、ということです。 そして計算する際は、実際に乗せるだいたいの重量の値を入れます。少し重めに設定したほうがいいでしょう。(安全率※下記参照) 寸法、高さ(厚み)、幅はお分かりかと思います。 そしてこのヤング率というのは木材により異なります。 調べれば様々な値がでてきますが、SPF材やホワイトウッドを使用する場合、パイン材の平均的な値[75000kgf/cm]を当てはめていただければ大丈夫かと思います。(ヤング率※下記参照) これらをあてはめ、計算していくとたわみの量、何cmたわむかが計算できます。 ですが単純な台などの場合は、重力を重量の2倍の値に設定しましょう。

安全率(あんぜんりつ)とは - コトバンク
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 安全率の用語解説 - 材料の基準強さと許容応力の比をいう。機械や構造物が,使用中に破壊したり不当な変形を生じたりすることなく,満足に機能を果すようにするために,材料の信頼度,荷重推定や応力計算の不正確さ,荷重の種類,使用雰囲気,加工条件などに対す...
ヤング率(ヤングリツ)とは - コトバンク
デジタル大辞泉 - ヤング率の用語解説 - 弾性率の一。細い棒を引き伸ばしたときの引っ張り応力と、単位長さ当たりの物質の伸びとの比。T=ヤングが導入。伸び弾性率。縦弾性係数。縦弾性率。

屋外で使用する際のメンテナンス方法

2×4材(ツーバイフォー材)などを使い、屋外で使うウッドデッキなどを作る場合は、やはりメンテナンスはしておきたいものです。 まず、SPF材やウエスタンレッドシダーなど柔らかい木材=ソフトウッドを使用して作る場合は、保護塗装をしましょう。 屋外は雨の影響などを受け、どうしても腐りやすくなってしまいます。そんな事態を防ぐためにも、塗装、そしてメンテナンスは必要不可欠となります。

ウッドデッキの塗料

ウッドデッキの塗料には様々な種類がありますが、おすすめは「浸透タイプ」です。 浸透タイプは、木材に染み込んでウッドデッキの保護をしてくれます。 反対に、半造膜タイプはハードウッド材に適している塗料です。そして浸透性と耐久性の高さから、油性タイプの塗料がいいとされますが、塗りやすさを考えれば、初心者の方には水性がおすすめです。油性はにおいもきついため、小さいお子様がいるご家庭はとくに水性を使用されるほうがいいでしょう。 長く使うためにも、年に一度はメンテナンスを心がけましょう。

2×4材(ツーバイフォー材)を使ったdiy棚

応用がしやく、DIYには必要不可欠な2×4材です。 ここで、ツーバイ材やワンバイ材を使ったdiy棚を挙げていきます。 ぜひ参考にしてみてください。

2×材など、壁全体を使い素敵な棚に仕上がっています。 柱にしている木材を、壁と床に打ち込んでいるわけではないので、賃貸住宅の方におすすめです。

キッチンに置く棚も、アイデア次第でこんなにおしゃれに。 塗装をすることでまた違った印象になりとても素敵なデザインですね。

DIYの最大の魅力なポイント。木材の組み合わせだけじゃない! 組み合わせ次第でこんなにもイメージが変わるんですよね。

初心者の方から上級者の方まで、DIYは素晴らしいと思える作品です。 インテリアの棚など、欲しいデザインはなかなか出会えない…という方も多いはず。 ぜひ、思い通りのデザインで作ってみてください!!

2×4(ツーバイフォー)材の種類と選び方をまとめると

1.2×4材(ツーバイフォー材)はDIYでよく使われる人気の木材の規格 2.屋内で使うものはSPF材、屋外で使うものはウエスタンレッドシダーを使うのがおすすめ 3.2×4材(ツーバイフォー材)の規格表や寸法をみて、必要なサイズを選ぼう 4.重いものを乗せる棚を作る場合は、強度も調べよう 5.屋外で使うウッドデッキなどを作る場合は、塗装を忘れずに!! 6.2×4材(ツーバイフォー材)を使ったおしゃれなdiy棚を作ろう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。 今や当たり前となってきているDIYですが、 いざ作ろうと思っても、まず木材選びで苦戦してしまいます。 今回は、DIY初心者の方におすすめの2×4材(ツーバイフォー材)とは何か、 種類はどれぐらいあるのか、おすすめの木材は何か、メンテナンス方法はあるのか、などを解説しました。 これからDIYを始めようと思っている方も、何度か挑戦されている方も、一緒にDIYライフを楽しみましょう。