流木を使ったインテリアいままで見たことある?
最近は流木を使った自然派なインテリアが、世界的に注目を集めていますが、実際に目にした人がどれだけいるでしょうか。形や常識にとらわれない、自然で個性と表情豊かな流木が、人々を魅了しているのです。これまで流木インテリアを見たことがないなら、とりあえず自分の目で魅力を確かめて、DIYにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
お店にはない独特な世界を自宅インテリアに
流木インテリアでは、日常で使う椅子、テーブル、ドア、照明器具など、身近な家具のあらゆるものに適応されます。それにエアプランツなどの雑貨も、流木で作ることができます。流木なのでお店で絶対に売っていない、世界に1つのアートな形ができあがります。購入するのではなく、自分自身で完全オリジナルをDIYしてこそです。
流木ハンターになることが楽しい趣味になる
流木でインテリアの家具や雑貨を作ることは楽しいですが、もう1つの楽しみが、水辺でお宝流木を発見することです。自然の枝のままの姿の幹や枝、何かの材料だった板が、水の侵食を受けて味わい深い色と形状に変化しています。独特な流木の発見は、まさに自分だけの宝探しです。休日はどこかの海や湖や河川にでかけて、流木ハンターになってみてください。
流木インテリアDIYの前に入手と処理と下準備
自宅で流木インテリアDIYを始める前には、いくつかのすべきことがあります。例えばインテリアに使いたい流木の入手、工作する前の流木の必要な処理、工具を揃えることなどです。1つでも怠るとDIYが上手く出来ないし、出来栄えも納得できないことになります。
流木ならば基本的に定価0円で入手可能
お金をかけないでディスプレイや椅子などインテリアをDIYできることも、流木DIYの魅力です。通販で流木購入もできますが、その辺に転がっている流木は基本料金が0円、消費税も0円です。見た目朽ちていてもアートですが、あまりボロボロなのは不向きであり、使えるものを厳選することが必要です。
流木採取は危険が隣り合わせなことも考えたい
流木ハンターは、理想的なインテリアの流木の素材を求め、山奥の川に出かけることもあると思います。そこは魅力的な流木の宝庫とはいえ、崖や岩場があって危険も隣り合わせです。流木採取は周囲に注意を払い、装備も万全にして挑むのが、正しい流木採取の心構えです。
お店やネット通販でもアートな流木は入手できる
もし流木を探しに行く時間がないなら、近くのお店やネット通販からでも、インテリアのDIYに使える流木を入手することができます。探し方はかんたんで、ネット画面で流木を検索するだけです。販売している流木のなかでも、インテリアにあったら良いと直感したものを購入してみてください。
工作するまでに必要な処理を行っておこう
手に入れた自然な流木は、DIYでそのまま使用することはできません。流木は虫やカビを除去し臭いをとるため煮沸したり、水槽に入れるならアク抜きし、いずれも良く乾燥させます。使えない部分は切り取り、防腐剤を塗ることで長持ちします。さらに弱い部分は補強や保護し、見た目を良くするためにニスを塗るといった処理を進める必要があります。流木の処理は入念におこなってこそ、理想のインテリアに近づきます。
インテリア工作で必要な道具は揃えておきたい
流木インテリアの工作や処理の時、必要な工具は全て揃っていなければいけません。ノコギリ、ドライバー、ペンチ、ニッパー、ハンマーなど工作の道具は手元にありますか。それにネジ、釘、金具、針金、ニス、ペンキ、ハケ、トレイなども必要になります。全ての道具準備はぬかりなく行ってください。
流木インテリアその1・流木でアートに収納ハンガーラック
衣服が流木に掛けられる姿がワイルドなのが、流入でDIYするハンガーラック。自分の衣類を掛けてみれば、衣類がワイルドなテイストになってくれるはずです。DIYで完成すれば、訪れた人に見てほしい流木ハンガーラックとして、オブジェの役割にもなるので、リビングに置くことがベストなインテリアです。
長さのある流木を工作することが大切
流木ハンガーラックのDIYでは、高さのある衣類を掛ける場合であるほど、サイズが大きい流木を集めておく必要があります。コートも掛けるのか、上着だけ掛ける目的にするかでも、高さが違ってきます。流木ハンガーラックの作り方では、柱と梁の木組みを作って、フックを取り付けるだけでも完成となるので、難易度的には決して高くはありません。
フックの数は制限して流木を見せるアイデア
素敵なインテリアとなる流木のハンガーラックですが、あまり多量のフックを付けてしまうと、衣類でいっぱいになって見栄えがよくありません。アイデアとしてはフックを少なめに取り付けることで、流木本来の良さを魅せ、おしゃれな上着やコートを掛ける場所としてインテリアで映えることになります。
流木インテリアその2・流木ディスプレイはグニャリとおしゃれ
単なる雑貨を置くだけでも、置いたものにプレミア感を出してくれるのが、流木でDIYするディスプレイ。本棚としても、小物入れとしてもインテリアに置きたいものです。ディスプレイの作り方では、全体のサイズ、棚の水平、頑丈さと共に、どこに流木を使うかがポイントです。
安定感を重視したディスプレイの作り方
ディスプレイの柱は、安定感を考えてしっかりした流木の素材を選び出してDIYを始めます。インテリアとして目立たない背面の柱や梁は、まっすぐな木材じするアイデアにして、安定感をもたらします。既存の棚に流木を貼り付けることは、安定感を得られるのと同時に、比較的に簡単にできます。
ディスプレイは流木柱に水平な板の取り付け工作が重要
ディスプレイの流木は曲がりくねっているとしても、雑貨を置く場所は水平でなければいけません。曲がった流木に水平な板を取り付けるDIYの時は、正確に長さを測って切り込みを入れたり、金具を取り付ける場所を検討してください。後ろと側面の柱と梁だけで水平板を支え、正面の流木はたんにインテリアの見栄えを向上させる飾りにするアイデアもあります。
流木インテリアその3・ドアに流木をくっつけるだけで玄関を変身
ドアの取っ手を流木にするアイデアがあります。ネット検索すれば、DIYでこれを作っている写真を数多く見つけられます。これによりインテリアだけでなく、エクステリアも流木が独特な存在感を見せてくれます。単純にドアの取っ手部分を流木に取り替えるだけでいいのですが、DIYの時は素材にはこだわってみて欲しい場所です。
出入りする導線だから頑丈さを求めた作り方
玄関ドアは人が出入りし、インテリアと違って外からも目につく場所です。DIYする時には必要な処理を施し、引いても押しても外れないように頑丈に作ることが求められます。ドアレバーに、流木カバーをするときも同様です。だからねじとの接合部については、アイアンブラケットなど使って、入念に作る必要があります。あまり小さすぎても折れるし、大きすぎても良くないので、使う流木のバランスも大切です。
手にフィットする流木の角度を考えたい
流木は枝の節があったり曲がっていたりすることが魅力ですが、DIYで加工する時は手に掴んだときにフィットすることも重視してみてください。一番フィットする流木を探し出して、角度を検討してからDIYに挑むこと。これによってドアのインテリアとして格段に使いやすさが増すはずです。
流木インテリアその4・流木の照明がインテリアと天井に価値をもたらす
天井を見上げれば、おしゃれな流木から明かりがもたらされるなんて、なかなか魅惑的だと思いませんか。普段見ない天井も、流木のインテリアがあるから存在感がでてきます。流木のDIYで、独特なインテリアを生み出して、天井にも机上にも価値をもたらしてください。
小さな流木の枝を組み合わせた天井照明
流木で照明インテリアを作るDIYでは、小さな枝を組み合わせ、網目や格子を作って、それを照明にかぶせるといったアイデアがあります。この方法は既存の照明をそのまま使えるメリットがあります。天井から流木を吊り下げ、そこからいくつもの電球を垂らしてみても、独特なインテリアが誕生します。
卓上ライトは変な形の流木も使いたい
インテリアに流木の卓上ライトも取り入れる場合、整った形状の流木にこだわる必要はなしです。DIYでは既存の卓上ライトに、流木を取り付けることも簡単な作り方になります。枝を束ねて支柱にかぶせたり、支柱部分を流木で覆ってみたり、流木の格子や網を電球部分にかぶせたりと、いろんなアイデアでDIYしてみましょう。
流木インテリアその5・階段や要所の手すりを流木に取り替えて斬新
自宅の階段や脱衣所やトイレなどに、流木の手すりが取り付けられていれば、安全性とアート性を兼ね備えたインテリアになります。普通の手すりじゃなくて流木だから、掴む場所によって違う肌触りが得られて、階段を登るときも流木の変化を楽しむことができます。
枝分かれ部分も手すりに活用するアイデア
枝分かれの部分をDIYする時は、切断してしまう人もいるのですが、ちょっと手すりに引っかかりを付けたいならば、残しておくべきです。その場合はできるだけ太く硬い枝分かれした木を選んでください。折れて怪我するようなことがないものにして、安全性が高くなります。
体重をかけても大丈夫な流木手すりにしよう
流木を使った手すりDIYでは、手すりと壁を接続する金具が重要な位置を占めます。金具は手すり専用の頑丈なものを選ばなければ、体重をかけたときに手すりごと外れて階段から転げ落ちかねません。流木はインテリアとして優れた見た目をもたらしてくれますが、耐荷重も考えてDIYしましょう。
流木インテリアその6・もはや自然と一体化する流木の椅子をDIY
部屋のインテリアでは、実用率が極めて高いといえるのが椅子です。リビング、ダイニング、書斎はもちろん、屋外に置く用途もあります。流木で椅子をDIYすることで、より流木を体に感じて、一体化することが可能です。椅子にはどんな流木を使うべきなのか、どんな作り方のアイデアがあるかを見ていきましょう。
体重をかけても壊れない流木椅子にする作り方
椅子は全体重を掛けるインテリアになりますから、1からDIYするなら、まず太さがあって頑丈な流木を選び出してください。どうせなら力士が座っても大丈夫な頑丈さを兼ね備えませんか。自宅の頑丈な椅子をモデルにして、作ってみることも間違えない方法です。座って傾かないよう、バランスよく流木を配置することが大切です。
既存の椅子に流木を貼り付けてお手軽インテリア
自宅で使用中の椅子を、流木でオリジナルに改造するということも、よいインテリアを生み出す方法です。例えば背もたれ部分だけを、DIYで流木に取り替えてみる作り方があります。それに椅子の足の部分に切り取った天然流木を貼り付けてみるとか、肘掛けを流木で作ってみるなどのアイデアもあります。
流木インテリアその7・流木キャンドルスタンドが部屋を魅惑的に
雑貨的な流木アイテムの代表例になるのが、キャンドルを立てるスタンドです。流木でDIYしてみれば、お部屋のインテリアの中で、どんな既存の雑貨よりも存在感を発揮してくれます。電気に勝る流木キャンドルスタンドの光を、毎日の生活に取り入れてみてください。
流木に穴をあけるだけでアートな作品に早変わり
キャンドルスタンドを極めて単純にDIYするなら、流木にキャンドルをはめ込む穴を開けるだけ。あるいは流木を容器に組み合わせるだけ。これでも立派なインテリアの雑貨に早変わりです。完成しても倒れやすい形状では、火事の原因になります。穴を開ける時には、流木の形状を確認して、一番安定する置き方を心がけてください。
雑貨的に幾つもインテリアとして置いてみるアイデア
インテリアを飾り付ける雑貨的な小さなキャンドルスタンドは、1つだけでなく2つ、3つと作ってみてください。下処理も簡単、作り方も単純、短時間で幾つもDIYで完成させることができます。お部屋の各所に流木キャンドルを置くことで、部屋全体が幻想的な空気に包まれます。
アイデア次第で何でもDIYな流木インテリア
流木を使ったインテリアのDIYは、自分にできそうなものは探し出せましたか。流木で作る家具や雑貨は、ここに取り上げた種類だけに限りません。家電に流木で工作したカバーを付けてみたりすることも、お部屋をアートな印象に作り変える方法です。本格的に慣れば、流木アーティストとしてハンドメイドのサイトに出品をしてみたりと、流木を使った活動の幅を広げていくこともできます。これから自分だけの流木アイテムを、DIYしてみてはどうでしょうか。