どんなテレビ台がいいか吟味しよう!
テレビ台は購入するのみでなく、材料となる木材やカラーボックス等を揃えれば、いくらでも代用することが出来てしまいます。テレビ台に代用できる材料は実に様々で、中にはレンガで手作りしてしまうなんて方もいらっしゃいます。と言っても、いきなりレンガでテレビ台を手作りするのは少々敷居が高いため、この記事では簡単かつおしゃれで、100均で材料を揃えられるような、簡単な手作りテレビ台の数々や、作成のコツなどを紹介していきます!
テレビ台のアレこと「ローボード」とは
テレビ台でお馴染みの、細長い棚のような家具の名は「ローボード」と言い、テレビ台のみでなく、AVラックやリビングボードの事もまとめてローボードと呼びます。言ってしまえば背丈の低い家具を指すのようなものなので、あの細長い棚の事はローボードではなく、テレビ台と呼んでも問題ありません。ローボードの特徴は何といっても背丈が低いため圧迫感を与えず、おしゃれさを演出するのみでなく、部屋を広く見せる効果があること。これから紹介するDIYも、材料を組み立て、手作りの「ローボード」を作る、と言えるでしょう。
自作テレビ台のメリットと、用意すべきもの
自作テレビ台をおススメするワケ
テレビ台を代用してしまったり、手作りしてしまうと言う方は案外多く、DIYは苦手だと言う方でも簡単に作ることが出来、さらに長く使えると言う、自作テレビ台はDIY入門にもおススメなものとなっています。なんといっても手作りテレビ台は簡単なことと、100均やホームセンターで売っているような材料で作れるという手軽さに加え、ちょっと付け足すだけでおしゃれ空間を演出できるとイイ事ずくめ。2700円程度で、市販品にも負けない、頑丈でおしゃれなテレビ台が手作りで出来てしまうと言うのが、最大の魅力です。
自作の基本「ツーバイフォー」の木材とは
まず自作テレビ台を作るときに用意するのは「ツーバイフォー」の木材です、この「ツーバイフォー」とは2×4工法で住宅を建てたりするときに使う木材で、テレビ台のみでなく、棚を作ったり、工作したり、日曜大工も使われる、DIYの基本ともいえる木材です。ホームセンターに行けば簡単に手に入る木材なので、入手もしやすくお手軽。さらにテレビ台を作ったあとは、余った木材ですのこや棚を作る、なんて事もできてしまいますよ。
カラーボックスでもOK!自作での万能性がウリ
木材でボードを組み立てるほかにも、テレビ台は100均で売っているカラーボックスでも簡単に作ることが出来てしまいます。カラーボックスで組み立てる利点は100均で材料が揃えられるコストの安さもですが、設計図いらずなコト、ドリルとネジとカラーボックスを用意すれば、簡単かつおしゃれにテレビ台を、初心者の方でも作ることが出来てしまいます。カラーボックスはテレビ台を作ること以外にも、DIY用に買っておくと色々と利用できる万能アイテム、DIYに関心があると言う方は、100均で何個か購入しておくとよいでしょう。
カラーボックスとボードはどっちがいい?
カラーボックスで作るテレビ台と、木材でボードを作るテレビ台は一長一短で、どっちかが優れているという事はありません。カラーボックスで代用するテレビ台は、設計図いらずで100均で材料が揃えられるなど簡単ですが、カラーボックスの色や質感を意識しても、どうしても殺風景になりやすく、作った後アレンジが効かず、おしゃれにしにくいのが難点です。
カラーボックスとボード、特性は一長一短
いっぽう木材のテレビ台は設計図が必要だったりサイズに合わせ木材を切る必要があったりと少々大変ですが、完成後にニスを塗り光沢感を与えたり、ペンキを塗りカラフルにしたりと、作った後おしゃれにしやすいという特徴があり、何より「DIYを行っている」という感覚を存分に味わえます。どちらがいいか考えてから、どっちで作るか決めるようにしましょう。
まず自作テレビ台の設計図を作ろう!
100均やホームセンターで材料を揃えたら、さっそくテレビ台作り!と行きたいところですが、取り掛かる前にしっかりと「設計図」や「完成予想図」を頭に思い描いておきましょう。無計画に組み合わせても案外上手くいってしまうものですが、設計図がある方がより予想通りの形に仕上がってくれますよ。上の項目で、カラーボックス製のテレビ台は設計図の必要がないと書きましたが、木材の時のように詳細なものは必要ないと言うだけで、置くテレビの大きさや、部屋の広さに合わせ、組み合わせていきましょう。100均でまとめ買いし、適当に組み合わせ、棚を作ってみる事をおすすめします。
テレビ台ってどこで購入できる?
自分で作る前に、お手本として市販のテレビ台かローボードを見ておくと、より確実に作ることが出来る…と言っても、そもそもテレビ台は何処に売っているのか?と思う方も多いでしょう。細長い棚のようにも見えるテレビ台ですが、購入しようと思うと案外見つからないもの、テレビ台は主に家電量販店や家具量販店、ホームセンターなどで販売されており、勿論と言うか、テレビが売られている家電屋さんでも購入できることが特徴です。また、お店でピッタリなサイズが見つからないと言うときは、通販で購入することもでき、安価且つ高品質のテレビ台を購入することが出来ます。
自作ボードにするなら頑丈なものを!
テレビ台を手作りするときに気を付けることは、何といっても使用する材料の強度をしっかり確認する事。昨今のテレビは薄型且つ軽量なものが多く、テレビの重さで手作りテレビ台が潰れてしまう、という可能性はグンと減りましたが、最低でも大人が乗っても問題ないくらいの強度のものを選ぶようにしましょう。特に小さなお子様の場合は、テレビ台の上に乗って遊ぶことがあるため、万が一のことがないよう「少しの重さではびくともしない」頑丈な材料を選ぶことが、気を付けるべきポイントです。
カラーボックスで作る自作テレビボードのコツ
カラーボックスを材料に棚を作る、テレビ台の代用のやり方はとってもシンプル。形によってはカラーボックス一戸だけでおしゃれなテレビ台と一緒に、小物入れにもなる棚も出来てしまいます。といっても板が薄すぎるものは使えないので、ある程度厚めのものを選ぶようにしましょう。使用するものは三段タイプのカラーボックスと、木工用ボンドと8~16個ほどのネジ、ドリルでカラーボックスの側面に小さな穴を開け解体し、バラバラにした後、ピッタリな形が決まったら、ボンドでくっつけネジで固定しましょう。カラーボックスに最初から開いている穴は使わず、自分で穴を開けることがポイントです。
カラーボックスを横置きするだけで、簡単テレビ台
カラーボックス製のテレビ台はわざわざドリルで穴を開け解体を行わなくても、さらに簡単に作ってしまう方法があります。三段タイプのカラーボックスをそのまま横倒しにし、その上にテレビを置くだけで立派なテレビ台の完成です。ちょっと部屋が殺風景になりますが代用としては十分で、下のボックス部分が棚として機能してくれるため、とにかく簡単なものがいい!と言う方は横倒しをおススメします。
カラーボックスの組み立ては安全に!
横置きにするだけだとちょっと殺風景なカラーボックスですが、サイドに組み合わせることで壁面いっぱいを使用した立派なテレビ台になってくれます。おしゃれさも倍増しますが、地震の時に倒れてくるリスクがあるため、組手テル債は耐震用の突っ張り棒などを用意しましょう。なんといっても安全を意識することが重要ですよ。
木材で作る自作テレビボードのコツ
木材で作るテレビ台はちょっとコツが要りますが、そんなに難しいものではありません、カットに不安があると言う方は、購入したホームセンターで好きな大きさにカットしてもらうと言うのもよいでしょう。カットしてもらったら、あとはカラーボックスの項で紹介した作り方と同じように、ピッタリな大きさに木材を組み合わせ、ネジで固定してあげるだけ。最低でも棚板が2枚以上になるよう意識すれば、おおざっぱに組み合わせても問題ありません。
ネジ不要!レンガと木材だけで自作ボードを作る方法
更に木材で作るテレビ台は、レンガと組み合わせることで、もう代用とは言わせないほどおしゃれ且つ本格的なテレビ台を、簡単に作ることが出来てしまいます。やり方は至って簡単で、レンガを積んで上に板を乗せるだけ、たったそれだけですが、テレビ台の代用として十分すぎるくらい機能してくれます。この作り方で気を付けることは、地震などでの転落を防止する事、余り高くは積まず、下に滑り止めシートを敷くようにしましょう。また、床を傷つけないよう、一番下はレンガではなく、板にしてやりましょう。
自作ボードの作成時間はどれくらい?
手作りテレビ台で気になるのが作成にかかる時間、テレビ台は欲しいけど作成に時間がかかるのはちょっと…と言うからも、中にはいらっしゃるでしょう。テレビ台の作成は30分か小一時間で終わるほど早く済み、木材での作るテレビ台も、あらかじめホームセンターで木材をカットしてもらうなどの準備を行っておけば、あっという間に終わってくれます。材料に凝ったりおしゃれに作ろうとしたら時間がかかってしまいますが、基本的には簡単かつ早くできる、おススメDIYの1つです。
カラーボックスとボード、どっちが早い?
カラーボックスと木材では自作した場合どちらが早くできるかと言うと、準備を行った上でも、カラーボックスの方に軍配があがります。カラーボックスは「横倒しにするだけ」でテレビ台になると言う手軽さに加え、材料の安価さも魅力的で「早く出来、そこそこ代用として使えるもの」が欲しい場合は、カラーボックスを選ぶとよいでしょう。
これだけじゃない!その他自作ボードの数々
自作ボードの世界は奥が深く、木材やカラーボックス以外にも様々な材料を使った自作ボードがあり、作ったボードを自分でアレンジしてしまうと言う方もいらっしゃいます。木材やカラーボックスのみでなく、すのこを材料に使うのも安価且つおしゃれで、自作テレビ台作りに興味がある方におすすめしたい作り方の1つです。
すのこでテレビ台を作ろう!
すのこで作る自作テレビ台の作り方は至って簡単で、まずはすのこの端を1枚だけカットし、真ん中部分の下駄を外したら、端部分にボンドで取り付け、下駄を太くします。しっかりくっ付いたのを確認したら、下駄のラインですのこをカットし、L字形のパーツを作っていきましょう。あとはそのL字形のパーツを上下に二段くっ付け、カットしていないすのこの下駄にくっ付けていきます。更に重ね、下に3つの板、上に1枚の板がくるようにしたら、すのこテレビ台の完成です。どっちかと言うと、部屋のおしゃれさを演出したい人向けと言えるでしょう。
どっちがお得?安さを求めるならカラーボックス!
テレビ台はお店で購入するより、自作してしまうほうがお得と言える家具の1つです。購入するテレビの大きさにもよりますが、自作なら大きさを調節でき、何よりカラーボックスなどを使用すれば、とても休む済むからです。本格的な小物入れが欲しかったり、DIYは苦手…と言う方には無理に勧めたりはしませんが、テレビ台に限ってはDIYのほうが圧倒的にお得、と言えるでしょう。
テレビ台を自作しDIYを満喫しよう
テレビ台と言う、地味ながらとても重要な日常の中にある家具。自作することが出来たら、休む済むのに加え、DIYへの自信もつきそうですね、テレビ台の購入を検討をしているが、自分に合うものがないと言う方は、思い切って自作してみると言うのはいかがでしょうか?