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はつか大根(ラディッシュ)の育て方!プランター菜園での簡単な栽培方法を伝授!

はつか大根の育て方を知っていますか?実は、栽培方法がとても簡単で、プランターでも栽培できるので家庭菜園におすすめの野菜です。そんなはつか大根の基本の育て方から収穫方法まで詳しくご紹介します。手軽に栽培できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
更新: 2021年12月13日
naru
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はつか大根とは

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はつか大根の特徴

はつか大根とは、アブラナ科ダイコン属の植物です。名前の通り、種まきから収穫まで約20日前後なのが特徴です。ミニサイズの大根なので、狭い場所でも育てることができます。

プランターだけでなく、牛乳パックやペットボトルで育てることもできますよ。また、間引きした葉も食べることができます。

1年中育てることができ、植え方を工夫すれば長い期間収穫を行うことができます。品種によってはつか大根の大きさはさまざまですが大体直径2cmほどの大根が収穫できます。

赤い色のはつか大根は、見た目もサイズも可愛いですよ。はつか大根は「ラディッシュ」とも呼ばれています。

はつか大根の品種

はつか大根の品種をいくつかご紹介します。 「レットチャイム」 真っ赤で可愛い大根を栽培することができます。収穫時期を忘れていても、割れにくく大きく育てることができる品種です。

「雪小町」 15cmほどの長さに成長するはつか大根です。見た目は白く、普通の大根のミニサイズです。生で食べてもおいしいですよ。

「カラフルファイブ」 1袋の中に赤・白・桃・濃赤のはつか大根の種が入っています。

収穫するときに、何色のはつか大根ができているのか見るのが楽しみです。

このほかにもたくさんの種類のはつか大根があります。発芽後から収穫までの期間は、品種によってさまざまなので自分好みの品種を探してみてくださいね。

はつか大根の栄養素を詳しくご紹介!

はつか大根にふくまれている栄養素について詳しくご紹介します。はつか大根は主に、痩せすぎて困っている方や胃の弱い方におすすめの食材です。栄養素の働きをよく理解して食べてくださいね。

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ジアスターゼの効果によって、胃もたれに効果的!

普通の大根と同様、ジアスターゼというでんぷん分解酵素がたくさんふ含まれています。消化を助けてくれたり、胃もたれ、胸やけにも効果的です。

アントシアニンによって視力維持効果を期待できる!

はつか大根の赤い部分は、アントシアニンという栄養素が含まれています。アントシアニンは、ポリフェノールの一種です。抗老化や視力維持効果を期待できます。仕事でパソコンなどを使用している方は進んで耐えてみてはいかがでしょうか?

リパーゼによって脂肪の分解・吸収を助けてくれます

はつか大根には、リパーゼが含まれています。食べた食材の脂肪を分解し、脂肪の吸収を高めてくれます。そのため、体重がなかなか増えない方や痩せすぎて困っているかたは積極的に食べてみることをおすすめします。

油ものと一緒に食べると、太りますよ。痩せたい方は、油ものと一緒に大根を食べるのはやめて起きてくださいね。

葉は「緑黄色野菜」!?

はつか大根の葉は、緑黄色野菜に分類されています。ビタミンC・Eやカリウム、カルシウム、カロテンなどを豊富に含んでいます。実の部分にもビタミンCがたくさん含まれているので、美肌効果を期待できますよ。

はつか大根の育て方1「種まき」

種まきの時期はいつ頃?

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はつか大根の種まき時期は、年2回あります。種まき時期はおよそ春と秋になります。ですが、一年中育てることができるのであまり気にしなくても構いませんよ。

春と秋に種まきを行った場合、収穫は20日~30日ほどで行うことができます。夏に種まきを行った場合、収穫は25日前後、冬に種まきを行った場合、収穫は50日~80日前後で行うことができます。

はつか大根の生育しやすいといわれている温度は20度前後なので、真夏の時期に育てると出来が悪くなってしまうのでおすすめできません。

上手な育て方の基本、種まき方法

はつか大根をプランターに種まきをして育ててみましょう。まず、鉢やプランターを準備します。土を入れたら割りばしなどで種まきを行うための「溝」を作っていきます。

この方法を「すじまき」といいます。溝に種を蒔いていきます。発芽するまでは土が乾燥してしまわないように管理してくださいね。プランターであれば、2列ほど溝をつくって種まきを行ってみてください。

はつか大根の育て方2「種まき後のお手入れ」

発芽したら間引きを行おう

種まきの後、発芽したら次は「間引き」を行います。間引きを行うことによって、株が密集している部分をなくして株を大きくする効果があります。発芽後、双葉が出て来たら1回目の間引きを行います。

株同士の間隔が1cmになるように間引きしていきます。本葉が4枚に成長したら2回目の間引きを行います。株同士の間隔が3cmほどになるように間引きを行ってくださいね。

栽培場所はどこがおすすめ?

育てる場所のおすすめは、日当りがよく風通しがいい場所です。プランター栽培であれば移動できるので、日当りのいい場所へ移動させてあげるようにしてくださいね。ベランダで育てる場合は、日をさえぎらない場所においてください。

水やりが育て方の決め手!

発芽後の水やりは、育て方のとても大切な部分になります。水の与えすぎ、水のやり忘れは枯れてしまったり、実が割れてしまう原因になります。水やりをしすぎても忘れても実が割れてしまいますよ。

土が乾いたらプランターの底から水が出てくるまでたっぷり水やりを行ってくださいね。

はつか大根の育て方3「土・肥料」

栽培するための土について

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栽培におすすめの土は、プランターの場合市販されている野菜専用培養土がおすすめです。すでに配合されているので、手間がかからず便利ですよ。

そして、肥料もすでに配合されているので種まき時に肥料を混ぜ込む必要はありません。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の配合がおすすめです。

栽培におすすめの肥料

野菜専用培養土を使用した場合、肥料が配合されているので必要ありません。自分で配合した土を使用する場合は、緩効性化成肥料などを使用してください。肥料は、固形の肥料か液体の肥料を準備しておくことをおすすめします。

はつか大根の育て方4「追肥と土寄せ」


栽培途中に与えてほしい肥料について

はつか大根の追肥の与え方についてご紹介します。本葉が4枚ほどになった時期に固形肥料か液体肥料を与えてください。固形の場合、この時期に一度施しておくことで収穫まで肥料を与えなくても問題ありません。

液体肥料を与える場合は、1週間に1回のペースで与えていきます。与える量は、記載されている内容に従ってくださいね。

栽培途中に行う土寄せ

はつか大根は、成長するにつれて実の部分が土から見えます。なので土寄せを行って株の根元に土をかぶせてあげましょう。土寄せを行って、成長するスペースを作ってあげてくださいね。

土寄せを忘れてしまっても収穫はできるので、覚えていたら行ってあげてください。

はつか大根の育て方5「収穫方法」

収穫方法

はつか大根は収穫時期が近くなってくると、赤い実が見えてきます。

実の大きさが直径3cmほどに成長したらいよいよ収穫です。もっと大きく育てたい!とおもい、収穫時期を過ぎても育てていると実に「す」が入ってしまったり、実が割れてしまいます。

収穫時期は守ってくださいね。はつか大根は、手で簡単に抜くことができますよ。

保存方法

収穫後は、早めに食べてしまうのが理想です。保存したい場合は、良く洗って葉と実を分けましょう。

湿ったキッチンペーパーなどにくるんで密封容器またはジップロックに入れて冷蔵庫で保存してくださいね。すぐに浅漬けにしてしまうのもおすすめです。

はつか大根の栽培で気を付けたい害虫

栽培中気を付けておく害虫

栽培中に注意しておく害虫は、「アブラムシ」です。アブラムシは、植物の汁を吸うことによって生育を悪くしてしまいます。さらに、大量発生してしまうと枯れてしまう可能性もあります。

アブラムシは、植物の汁を吸うだけでなく、ウイルスを運んでくる可能性もあります。 アブラムシが発生しやすい原因は、株同士の間隔がせまく風通しが悪いことが上げられます。

窒素成分の多い肥料を与えている場合も注意が必要です。

農薬を使わずにアブラムシ駆除を行う方法

はつか大根はそのまま食べてもおいしい野菜なので、できるだけ農薬は使用したくありません。農薬を使わないアブラムシの駆除方法を紹介します。アブラムシ発生初期におすすめなのが、手で取り除いていく方法です。

数が少ないのであれば、手で取り除いていきましょう。大量発生していない場合は、木酢液もおすすめです。木酢液はホームセンターで手に入ります。

予防効果も期待できるので、日頃から与えても問題ありませんよ。使用方法は木酢液裏側に記載している内容を参考にしてください。

害虫対策の方法

はつか大根は春に種まきを行った場合、害虫の被害にあいやすいです。春に種まきを行う場合は害虫対策も一緒に行っておきましょう。はつか大根はアブラナ科なので、どうしてもあおむしが発生しやすいです。

発芽後すぐに葉に卵を産み付けられてしまうかもしれません。対策としては、ネットをプランターにかけて置いたり、光が反射するものを近くに置いておきます。

すこし栽培方法を工夫するだけで害虫対策になるので試してみてくださいね。

はつか大根を栽培したら食べてみよう!


定番やっぱりサラダ!

はつか大根の定番の食べ方といえば、サラダです。赤くて小さい見た目を生かした、可愛いサラダを作ることができますよ。いつものサラダに、薄くスライスしたはつか大根を飾って食べてみてくださいね。

大根としても使えます!

はつか大根は、味は大根と同じなので大根を使った料理に使うことができます。煮物にまるごといれるととてもかわいい煮物になりますよ。葉の部分も実の部分も、浅漬けにすることができます。朝の一品に彩も加わるのでおすすめです。

いろんな料理に使えます!

はつか大根は、いろんな料理に使用できます。見た目の可愛さを生かした料理や味を楽しむ料理などさまざまなレシピがありますよ。いつものおかずに、はつか大根を足してみてもいいかもしれません。

はつか大根のナムルや可愛い姿をいかして丸ごとバター焼きにしてもおいしいです。いろんな料理にチャレンジしてみてくださいね。

育て方が簡単!初めての家庭菜園にぴったり!

初めての家庭菜園ははつか大根に決定!

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はつか大根は、育て方がとても簡単な野菜です。しかも種まきを行って20日前後で収穫を行うことができます。ベランダでも育てることができますし、場所をとらないのがうれしいですよね。

発芽後、間引きを行った芽もおひたしやサラダにして食べることもできますよ。実は掘りたてを食べると、みずみずしくてとてもおいしいです。

栽培準備が手軽に行えるのも魅力的!

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赤くて丸い見た目も可愛いですよね。品種によっては、長形のはつか大根もありますよ。はつか大根栽培キットなんてものも販売されているので、手軽に楽しめます。

最近は100均でも種を購入できるので、プランター、土、種を100均でそろえることもできます。育ててみたい、と思ったらすぐに始めることができますよ。時期を1週間すらして種まきを行うと、長い期間収穫を行えます。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。