カウンターアソールト| 熊撃退スプレー 02194 CA230
カウンターアソルト|熊よけスプレー+専用ホルスター セット
熊撃退スプレー| 中型 ホルスター付
ドイツ製|熊よけペッパー 弾道液体ジェット
冒険倶楽部|山菜取り・山歩き用 熊ベル 大 カラビナ付 AY-12
熊スプレーってどんなもの?
キャンプや登山のみならず、最近では民家にもその姿を現すこともある熊。昔から鈴を鳴らすといいなんて話もありますが、今では鈴よりも撃退力の強い熊スプレーというものがあるんです。熊よけスプレーの効果や使用法・成分、注意点や、その価格。また、おすすめのスプレーについてお伝えします!
熊スプレーの成分や特徴とは?
熊の嗅覚は人間の何十倍にもなります。熊スプレーはその熊の嗅覚を逆に利用したもの。熊の嗅覚にダメージを与えるために、非常に強い刺激臭を出すのです。その効果は抜群です。成分は、唐辛子に含まれるカプサイシンといえばイメージがつくのでないでしょうか。 熊スプレーは、北米のグレズリーにも効果があることが確認されています。これがあれば、山歩きも安心。いざというときには心強いですね。
熊スプレーの性質
熊スプレーは、原液を油性溶剤で薄めて作られています。ペンでも油性ペンはなかなか落としにくいですよね。同じように油性成分で作られている熊スプレーは、付着するとなかなか落ちません。水で落としにくく、長い時間付着するために強い効果を発揮するんですね。
熊スプレーの価格
熊スプレーの価格は、8,000円~15,000円位まで様々です。価格の違いは、飛距離や噴射時間の違い等です。 熊スプレーは海外からの輸入品が多いため、どうしても価格が高くなってしまう傾向があります。決して安い価格ではないのですが、安心を買うと思えば安いかもしれません。山歩きをする方は、ぜひ1本入手しておくと安心ですね。
熊スプレーの使い方
熊スプレーの使用方法は簡単です。安全装置を外して、標的に向かって噴射するだけ!熊スプレーは、非常に強い薬剤のため、直線的に噴射されます。使い方を誤っても、広い範囲に噴射されることはありません。 直線的に噴射されるため、確実に熊の顔面をとらえる必要があります。可能な限り熊を引き付けてから噴射してください。顔面でも、効果が高い目を狙うようにしましょう!
熊スプレー使用時の注意ポイント
熊スプレーは便利な反面、とても強い薬品を使っています。その威力が人間に向かうと大変なことになります。万が一目に入ったら、失明の恐れも・・・。使い方はどんなことに注意したら良いのでしょうか。
注意1:絶対に人に向けない!
使い方注意点として、当然ですが人に向けるのは絶対にNGです。熊に効果抜群なスプレーを、ふざけて人に向けるなんてもってのほか。確かに熊よりは人間は嗅覚は鈍いですが、熊スプレーの成分はカプサイシン。そう唐辛子です!唐辛子スプレーを浴びたら人がどうなるか・・・わかりますね!?絶対に人に向けてはいけません。 万が一!目に入ってしまったなんてことがあったら、水で洗い流し、速やかに病院へ向かってください!!
注意2:風向き
もし熊にあってしまってスプレーを使うことになったら、きっと全員が焦るはず!でもいざというときほど落ち着いて風向きを気にしてください。使い方を誤って、逆風で吹きかけたスプレーが全部自分に吹きかかってきてしまっては意味がありません。
注意3:使用期限
いざというときに使えない!!という事にならないよう、使用期限にも注意して下さい。使用期限2~3年ほどです。長く使ってないな・・・というときは、必ず使用期限を確認してください。
おすすめ!強力熊スプレー
それでは実際に熊スプレーにはどのようなものがあるのか、強力な熊スプレーおすすめをご紹介します!
熊スプレーおすすめスプレー①
カウンターアソールト
カウンターアソールト| 熊撃退スプレー 02194 CA230
●サイズ : 215×φ50mm ●成分 : 唐辛子エキス、代替フロン(HFC-134a) ●高圧ガス/HFC-134a ●ガスの噴射形式/高圧噴霧 ●最小噴射距離 : 3m ●噴射持続時間 : 7.2秒 ●価格:13,824円
熊の顔面目掛けてスプレー噴射って、とっさにはなかなか出来ないですよね。そういう時、噴射時間が長く取れることは安心材料の一つです。カウンターアソールトは、噴射時間が7.2秒と比較的長時間の噴射が可能。 1発で当てられなくても、長い時間噴射していれば当たる可能性も高まるはず!狙いに自信のない方におすすめです。ホルスターとのセットも販売されています。ホルスターもあればより安心ですね。
カウンターアソルト|熊よけスプレー+専用ホルスター セット
専用ホルスターもあると、さらに安心です ●価格:12,190円
熊スプレーおすすめスプレー②
国公立機関・地方自治体正式採用品
熊撃退スプレー| 中型 ホルスター付
【本体仕様】直径38mm 長さ172mm 重量163g / 内容量105g / 噴射距離約5m / 噴射回数0.5秒×4〜5回(連続2〜2.5秒) / 周囲温度40℃まで / 有効期限3年以上(本体ラベルに記載)/成分 噴射剤 OC(オレオレシン・カプシウム) ●価格:7,360円
ほとんどの熊スプレーが、外国製でグリズリーに使用することを想定しているのに対し、こちらのスプレーはツキノワグマ専用。イノシシにも利用可能です。北海道生息のヒグマに対してはおすすめできませんが、本州以南での熊に対してはこちらのスプレーは効果抜群です。ホルスターもセットされています。 国公立機関・地方自治体も正式にこちらを採用していることも安心材料の1つですね。
熊スプレーおすすめスプレー③
熊との飛距離を取りたい方に
ドイツ製|熊よけペッパー 弾道液体ジェット
●サイズ :(φ)22×(H)105mm ●重量(約):30g ●容量:20ml ●成分:オレオレジンカプシカム ●タイプ:リキッド ●使用期限:2年 ●飛距離(約):4~6m※風向き等により 異なる場合がございます。 ●価格:5,180円
とにかく、熊に近寄りたくない!という方には、こんなスプレーがオススメ。液体ジェットで弾道や狙いの制度を上げたスプレーです。噴射すると、中からガス状の唐辛子エキスが飛び出します。その距離は風向きにもよりますが、およそ4~6mとかなりあります。また、他のスプレーに比べて価格がお手頃なのも魅力的。 熊を引き寄せてスプレー噴射する行為に自信がない方、こちらのスプレーはいかがでしょうか。
熊スプレー以外の熊の撃退方法
でも出来ればスプレーを使う事態には陥りたくないですよね・・・。危険なことはない方が良いに越したことはありません。そもそも熊に遭わないにはどうしたらいいの? また、万が一遭ってしまったとしても熊を引き付けて目を狙うなんてできそうもない・・・スプレーには自信がない。他の撃退方法はないのかな? そんな方に、スプレー以外の熊よけについてご紹介します。
熊スプレー以外の熊の撃退方法:熊よけ鈴
昔から熊よけに使われていた鈴。熊は基本的には臆病な生き物です。なので聞きなれない音がする方向へは向かってきません。そこで鈴を身に着けて、自分の居場所を熊に教えることで、熊を近づけないようにするのですね。 ただし、鈴の音は遠くまで響くものではありませんし、山菜取りなどで山に入った場合、しゃがんでいると鈴を身に着けていても意味がありません。 鈴を選ぶ場合はなるべく音が大きく響くものを選ぶことと、必ずもう一対策してから山に入るようにしたいところです。
冒険倶楽部|山菜取り・山歩き用 熊ベル 大 カラビナ付 AY-12
サイズ:約W52×H180×D45mm 重量:約115g 材質:ベル/真鍮鋳物、カラビナ/アルミニウム
熊スプレー以外の熊の撃退方法:爆音電子銃
基本的には熊よけの鈴と同じで、熊の臆病な性質を利用し、大きな音で追い払うのがこちらの電子銃です。熊の聴力は人間より優れているので、大きな音は効果があると思われます。 この爆音電子銃は大きな音で自分の居場所を教えることができるので、山歩きだけではなく海で事故に遭った時やもしもの災害の時にも使えます。 アウトドアが趣味で、色々なアクティビティを楽しむ方は一つ持っておいてもいいかもしれませんね! 使い方も簡単で、トリガーボタンを押すだけ!焦っていても簡単に使えます!
サイズ:117x60x32mm、重量:54g(乾電池含まず)、電源:単4形乾電池2本(別売) モード切り換え:オフ/電子音1/電子音2(ともにトリガーボタンで発動)/SOS緊急音(継続発動)
やってはいけない!!死んだふり
誰が言い出したのか、熊にあったら死んだふりをするという説があります。が、これは正しくないと最近言われています。熊は好奇心旺盛な生き物。死んだふりをしていると、逆に興味を惹かれてやってくることが考えられます。また、餌と勘違いされてそのまま食べられてしまう可能性も・・・!! 熊にあったら死んだふりは厳禁です!
熊に遭わないようにするには・・・
そもそも道具を使って撃退することに自信ない・・・そんな方も多いはず。 出来れば熊には遭いたくない!そういう時は、熊が出たばかりの場所には近づかないのも一案です。 各都道府県では、公式ホームページにて熊の出没情報を記載しています。 自分が訪れるエリアで、熊が出没いていないかこちらで確認してから出かけると良いと思います。
また、単独行動は避けて、複数人で山に入るようにしましょう!本州にいるツキノワグマは、本来は草食動物です。人がいることが分かれば、本来は寄ってこないはずです。 複数人で音を立てつつ入山すれば、熊も寄ってくる可能性は下がります。 本来であれば、人が立ち入ることのない野生動物のエリアに、人間が入ってしまっているという事を常に心にとめて行動しましょう。
まとめ
残念な事に、最近では熊に襲われたというニュースが珍しいものではなくなってきてしまいました。それは、観光客が野生の熊に餌をあげたりしてしまっているから、という事も理由の一つに当たります。熊の親子に遭遇した時に、良かれと思って、もしくはいい写真を撮りたくて、理由は様々かもしれませんが熊に簡単に餌をあげるのはやめてください。 熊は賢い生き物です。人間から餌をもらうとそれを覚えていて、また餌を貰うために人に近づいてきます。民家に近づいてきてしまうこともあるでしょう。
そういった事を防ぐためにも、今回紹介した道具を使うことで生き物を殺すことなく、山を楽しめるといいですね! 使い方にも気を付けて、エンジョイアウトドアライフ!
冬眠し損ねた熊を「穴持たず」といいます。 餌の少ない冬、穴持たずはいつもより空腹で凶暴になっています。