ストリートスタイルがかっこいいBMX
今では多数の海外セレブもプライベートで愛用しているBMX。にわかにファッションとしても注目を集めています。人気の秘密は、BMX本来が持つワイルドな、ストリートスタイル。
オリンピック競技にもなって知名度も上がっています。ここでは街乗りに最適なBMXの選び方、おすすめブランドそして個性的なカスタムアイテムも併せてご紹介します。
BMXとは?
BMXとはバイシクルモトクロスの略です。もともとは自転車競技用の自転車で、構造がとても頑丈です。そしてブレーキが無い車体が多く、車高は基本的に低いものになってます。そして、フレームのサイズは20インチホイールから26インチホイールとなってます。 ここでは街乗りに最適なブレーキのついたBMXをご紹介します
BMXの種類と選び方
BMXには細かく分けると多種多様ですが、大きく分けて2つの種類があります。1つは山道などのダート走るBMXと、舗装された道を走る、ストリートを走るBMXです。
BMXの購入方法も多数あります。フレームにフォーク、タイヤなどを一つ一つパーツを選んで組み立ててもらう選び方。こちらの選び方はオリジナリティーが強くあなたなりの世界に1台のBMXが出来上がりますが、お値段も高くなります。 初心者であるなら、完成車を選びましょう。1つ1つパーツを選ぶよりもはるかに安価で済みます。
これからBMXを始めようと言う方には完成車なら間違いありません。街乗りですとBMXのクルーザーと言うタイプがおすすめです。ストリートとの違いは、インチ数が大きい事です。24インチから26インチですと、街乗りに最適な姿勢で長時間乗っていても疲れません。 それでは街乗りに最適なBMXをご紹介します。
BMXの選び方①ストリートモデル
一言でストリートBMXとご紹介しましたが正確には何種類かあります。大きく分けるとフラットランドモデルとストリートモデルです。サイズは20インチまでと小ぶりなサイズです。フラットランドとストリートの大きな違いはギヤ比とブレーキがついているかの違いです。
またハンドルがくるくる回るジャイロと言う機能もフラットランドの特徴です。またサドルは座る事をあまり意識されていない作りですので、小さくまた極端に低く、そして前上がりになっていることが多いです。
ジャンプなどのトリックを決めやすい設計ですので、街乗りにはちょっときついBMXかもしれません。私も以前、ストリート用に乗っていましたが、通勤・通学には向いていないです。少なくともサドルは要カスタムですね。
BMXの選び方②オールドスクールで選ぶ
オールドスクールBMXと言うのは、わかりやすく言えば80年代を意識したBMXです。 明確な規定はありませんが、近代的なフォルムとは異なり、丸みを帯びた流線形のシルエットが特徴です。
映画「E.T」で主人公のエリオットが乗っていたBMXは間違いなくオールドスクールBMXと呼んで構いません。ちなみにあのメーカーはなんと日本が誇るメーカー「KUWAHARA」製のBMXです。
クロモリの長パイプやガゼットなど当時のディティールを現代に甦らせたのがオールドスクールタイプBMXの魅力です。近年ジワジワと都心の若者を中心に人気が出ているタイプです。
BMXの選び方③街乗り快適!クルーザーモデル
BMXのタイプで1番街乗りにぴったりなのはインチ数が24インチ以上のクルーザーモデル。普通のBMXが大抵20インチであることを考えると、かなり見た目の大きさの違いが分かります。
通常のBMXですと移動は基本立ちこぎ。クルーザーだと座ったまましっかりと漕げる為、移動手段をメインに考えられたBMXと言えるでしょう。BMXが持つかっこよさはそのままに、街乗りに特化したBMX、それがクルーザーモデルです。 では、おすすめBMXブランド、街乗りに適したモデルをご紹介します。
街乗りにもオススメなBMX1.DURCUSONE (ダーカスワン)
ブランド紹介
東京のストリートが生んだ自転車ブランド。ライフスタイルに溶け込んだ自転車を提案し、乗りやすくデザイン性も高い自転車ブランドです。ストリート生まれといっても、女性からお子様まで、幅広く対応している自転車が魅力的です。
初心者にもおすすめの街乗りBMX H-STREET
おすすめポイント
見た目もおしゃれですが、BMXならではの乗り心地も楽しめるオススメの自転車です。ダーカスワンの名を一躍世に広めたモデルがこのH-STRRETです。男性女性問わず街乗りに最適な24インチのBMX。街乗りに適したBMXとは何かを追求した完成度が高いモデルです。
オリジナルパーツであるステムに同じくオリジナルのハンドル。見た目のデザイン性もさることながら精度も高いパーツ。そしてBMX定番のUブレーキ。細部のデティールまでこだわった、初心者の方にもおすすめな街乗りクルーザーモデルです。
街乗りにもオススメなBMX2.HOW I ROLL(ハウアイロール)
ブランド紹介
独自のスタイルで自転車カルチャーを牽引する、ちょっと変わったブランドがハウアイロールです。古いものに対するリスクリスペクトも持ちつつ、新しいものを取り入れるその独自のスタイルは、ファッション性も高い自転車ブランドとして人気があります。
オールドスクールとストリートBMX!The Roots
おすすめポイント
BMXの王道、いやオールドスクールBMXの王道とも言えるパーツをふんだんに盛り込んだザ・ルーツ。ストリート系BMXならではの20インチとコンパクトなBMXですが、ハンドルポストが高いため男性の方にもおすすめです。
分かる人には分かる復刻系アイテムがふんだんに使われており、ステムやシートクランプ等にはサンツアーのリメイクを採用しております。またブレーキにはDIA-COMPEのMX1000モデルが使われており、こちらも雰囲気を盛り上げます。BMXマニアも唸らせる街乗りにもぴったりなストリートモデルのザ・ルーツです。
街乗りにもオススメなBMX3.MONGOOSE(マングース)
ブランド紹介
ご存知元祖BMXブランド。BMXと言う呼び名はスキップ・エスが商標登録したものです。もともとBMXはアメリカの西海岸カリフォルニアの子供たちが、自分たちの自転車で映画の真似をし始めたことからスタートしたと言われています。
そんな子供たちを見て後のマングースの創業者であるスキップエスはマグネシウム合金製の専用ホイールを開発しました。マングースは今やBMXにとどまらず、マウンテンバイクブランドとしても知られ、長年に渡り自転車愛好家から人気の強いブランドです。
クルーザー&オールドスクールBMX!Kos Kruiser
おすすめポイント
26インチBMXのコスクルーザー。特徴はなんといっても見た目のオールドスクール的な雰囲気です。最初からカスタムしてあるようなこの雰囲気が完成車で味わえます。
80年代に多く使われていたヘッドパーツやマングースのブランドロゴ、ループテールなど当時のデティールを忠実に再現!楽しいストリートクルージングになりそうです!個性を大事にするあなたの街乗りにぴったりなBMXです。
街乗りにもオススメなBMX4.SUNDAY(サンデーバイクカンパニー)
ブランド紹介
BMXライダーブランドのサンデーバイクカンパニーは、2005年にニューヨーク州バファロー市で生まれました。コストパフォーマンスに優れた完成車は全世界のBMXライダーからも注目を集めています。今注目の新しいBMXブランドです。
小粋な街乗りBMX 18 MODEL C
BMXのかっこよさが、ぎゅっと詰まった24インチのクルーザーモデルであるモデルC。24インチは女性にもオススメのクルーザーモデルです。
BMXのトリックも決めやすい、クルーザーとストリートのちょうど中間のサイズである24インチは、BMXらしさを損なうことなく走りも快適!シックな見た目のこのモデルはSUNDAYの完成車の中でも1番人気のモデルです。
街乗りにもオススメなBMX5.T19
ブランド紹介
今季注目度No1の東京ストリート最重要ブランド!もともとは東京を代表するスケーターブランドのT 19。しかしながらスケーターブランドとして活躍する一方で自転車カルチャーにも影響を与、えBMXとのコラボレーションバイクを多数展開しています。
街乗り、クルーザーBMX T19 x HOW I ROLL "TWO-FOUR" BLACK
おすすめポイント
フレームサイズ24インチと街乗りとしても最適なT19とハウアイロールのコラボバイク“24”です。ストリート系ブランドらしく見た目のデザインも都会的で、スタイリッシュ!街乗りにはぴったりなおしゃれなBMXです。
またヘッドサイズを1インチBMXを採用していますので、オールドパーツを組み込んだカスタムも可能です。このままでも充分カッコ良いですが、カスタムも楽しめる楽しい1台です。普段よりちょっとおしゃれしてストリートクルージングを楽しみたくなる、そんな1台です。
街乗りにもオススメなBMX6.CULT(カルト)
ブランド紹介
プロライダーであるロボの愛称で呼ばれるロビモラレスが立ち上げたBMXブランドです。ニュースクール系BMXブランドとしてストリートBMXの世界中から熱狂的な人気を誇るブランドです。
26インチの街乗りクルーザーBMX! DEVOTION
おすすめポイント
26インチバイクは背の高いライダーや、通常の20インチだとちょっと小さいと感じるBMXライダーにおすすめです。レトロな外観とクロモリのスリーピースクランク、ブイブレーキなどカルトならではの、クールな機能がたくさん付いてます。街乗りBMXライダーにピッタリなおしゃれなストリートクルーザーです。
街乗りにもオススメなBMX7.S.E.Bikes(エスイー バイクス)
ブランド紹介
1977年にスコットブライトハウトが設立したSEバイクス。その間数多くのBM 9エックスレーサーの愛車を手がけております。
しかしながら最もマニアックでカルトなBMXブランドを1つ挙げるとしたら、おそらくこのSEバイクスになるでしょう。良い意味でクレイジーなバイクを多数展開しています。BMXだけではなくピストバイクも手がけているブランドです。
注目度No1!29インチのストリートクルーザーBMX BIGRIPPER
おすすめポイント
モンスターサイズの29インチホイールは、間違いなく世界で最も大きいBMXです。ストリートを支配するこのビックBMXは、走りにこそこだわっているあなたにオススメです。ロードバイクやマウンテンバイク並みのサイズを持つBMXに乗っていれば注目度満点です。
BMXを街乗り仕様にカスタム!
20インチのストリートモデルのBMXでも、カスタム次第で快適な街乗りが楽しめます。ここでは、ストリートモデルのBMXを、快適な街乗りタイプにカスタムするアイテムをご紹介いたします。
BMXを街乗り用にするカスタムアイテム1.サドル
ストリートモデルBMXのサドルは、座ることを重視してないため、座り心地が大変悪く、また前上がりになっているため、長時間は座れません。そこでまず、サドルを交換しましょう!
具体的には普通の自転車と同じようなサドルに替えることも可能ですが、よりファッショナブルなサドルを選びましょう。そうすることでBMXらしさを損なうことなく街乗りが楽しめます。
Federal "Royal" Seat
おすすめポイント
高級感あふれるレザーを使用したこのサドル。ファットパッドながら279グラムと軽量です。座って漕ぐ街乗りにピッタリなサドルシートになります。またトリックを決める時にもニーグリップがしやすいのも魅力的です。BMX本来の楽しみも損なうことなく街乗りも快適にしてくれる素晴らしいサドルです。
BMXを街乗り用にするカスタムアイテム2.スプロケット
次にスプロケットです。スプロケットとは自転車の歯車のことです。ストリートモデルのスプロケットはギヤ比が小さく、軽すぎるため街乗りにはちょっと向いてません。そこでスプロケットを交換することで、より快適な走りが楽しめるBMXへと変わるでしょう。
またBMXは機能面に限らずたくさんのカラーパーツが使われています。スプロケットもたくさんカラータイプがありますので、お気に入りのスプロケットを探すのも楽しいですよ。
LITE SPROCKETS 19mm SPLINE DRIVE 33T GOLD
わずか120グラムと軽量なスプロケット。ゴールドが高級感あふれる究極のスプロケットです。33Tはリアが6~9Tであれば街乗りも快適なるでしょう。ギア比は初心者には難しいので自転車屋さんで実際に試したり、相談することをおすすめします。
最後に
いかがでしたか?ここで紹介したBMXは、すべておすすめブランドのBMXです。ぜひお近くの自転車屋で、ここで紹介したBMXを実際見てみてください。そしてお気に入りのBMXを見つけて、快適なクルージングを楽しんでくださいね。