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クリーンカンティーンとは
クリーンカンティーンのボトルは、アウトドアを楽しむ人だけでなく、日常で使ったりオフィスで使ったりと多くの人に選ばれているボトルで、おしゃれなデザインの限定コラボアイテムは人気があります。どのようなブランドなのか、まずクリーンカンティーン社についてみていきましょう。
クリーンカンティーンの誕生
いまではリユースできるボトルは当たり前の時代ですが、ほんの少し前まではプラスティック製品の健康や環境への影響については広く知られる事はなく、ステンレスのウォーターボトルは今のように市場には流通していませんでした。そこでクリーンカンティーンの創業者であるRobert Sealsはホームセンターの材料を使って試作品を作りながら2004年に有害でないボトルの販売を開始しました。これがクリーンカンティーンボトルの誕生です。
クリーンカンティーンの歩み
クリーンカンティーンはプラスティックや、アルミニウムに代わる新しいボトルを市場に広める事になります。そんな中、2007年以降、BPA（ビスフェノールA）の危険性が報道されるようになると、環境に配慮があり、身体に安全な新しいボトルを求めてクリーンカンティーンは世界中に広まっていきました。今では持続可能な健康い良い製品選びを人々に啓発し、クリーンカンティーンは会社をあげて環境問題に向き合っています。
BPAの危険性について
BPA（ビスフェノールA）とは一体何なのか？なぜ危険性があるといわれているか？などと言った疑問について簡単にご説明していきます。BPA（ビスフェノールA）の危険性についてですが、まだはっきりと解明されておらず不明なことが多いのが現状です。現時点ではBPAは赤ちゃんや小さな子供達に健康に被害を及ぼす可能性があるかもしれないということを把握しておくことが大切です。
BPAとは
BPAはプラスティック製品等に含まれる原料（ポリカーボネート樹脂）や缶等の内面塗装として使われる原料（エポキシ樹脂）を含む化学物質のことですが、生活する多くの食料品や包装ラップ、日用品、玩具などに使用されており、プラスティック製品から飲食物に移り、人間が摂取した場合に人体に影響を及ぼすのではないかといわれています。BPA内分泌撹乱化学物資と呼ばれていてこれは環境ホルモンのことを指していて、女性ホルモンに似た作用をもたらすといわれ、身体に影響を及ぼす可能性があると考えられています。
BPAの危険性について
極めて低用量のビスフェノールAの曝露を受けた場合、神経や行動、乳腺や前立腺への影響、思春期早発等が認められたことが分かっています。現時点では胎児と乳幼児には注意が必要だといわれておりますので、小さなお子さんを持つ方々は一度この問題に触れて、プラスティックの哺乳瓶やコップに熱湯を注がない、またはガラス製に変えるなどを心がける事が必要です。さらにBPAは環境ホルモンによって生態系にも大きな影響を与えるとされていて、地球規模での環境問題となっています。
日本での基準について
日本でも厚生労働省が平成20年7月に、BPA（ビスフェノールＡ）についてのアナウンスを初めて出し、基準を設け、その後検査結果や新たに分かった情報を更新しています。以下、ビスフェノールAの日本における基準についてのアナウンス内容です。
ビスフェノールＡについては、動物を用いての急性毒性、反復投与毒性、生殖・発生毒性、遺伝毒性、発がん性などの様々な毒性試験が実施されており、その結果から無毒性量※が求められています。これらの毒性試験における無毒性量を基に種差や個体差などに起因する不確実性※も考慮し、安全側に立って、ヒトに対する耐容一日摂取量※が１９９３年（平成５年）に、０．０５ｍｇ／ｋｇ体重／日と設定されました。 それに基づいて、我が国の食品衛生法の規格基準においては、ポリカーボネート製器具及び容器・包装からのビスフェノールＡの溶出試験規格を２．５μｇ／ｍｌ（２．５ｐｐｍ）以下と制限しています
クリーンカンティーンのボトルについて
クリーンカンティーンの製品の特徴は、ボトルが軽量であること、製品をリユースすることができる事、ボトル自体はステンレス製でBPA等の有害物質を使っていないため安全性が高いこと、デザイン性が高くおしゃれなアウトドアギア、おしゃれなオフィス用マグとしても人気があることなどが挙げられます。
安全で健康的なボトル
クリーンカンティーンのボトルは体に無害な素材を使用することをポリシーに、全て食品工業用の18/8ステンレススチール、ガスケットとリングは食品工業用シリコンを使用しています。さらにキャップ類についてはBPAを含まないポリプロピレン#5素材で作られています。環境問題だけでなく、シンプルなデザインなのにおしゃれさがあるのもクリーンカンティーンボトルの特徴です。
地球環境に優しいボトル
カップやボトルを含む使い捨てを目的に作られた物は現代に日々溢れていますが、使い捨てのものを減らしていく、リサイクルできる物はリサイクルするという事がクリーンカンティーンの目標であり、そのために頑丈に強く作られたボトルはリサイクル可能なアイテムとして人気です。ステンレスボトルから地球環境について考える機会を与えてくれるクリーンカンティーンは環境問題への提起を新しいアプローチによって確立しました。
Bring Your Own:tm:プロジェクト
クリーンカンティーンは「Bring Your Own:tm:プロジェクト」という取り組みを行っており、世界中の人たちに、使い捨てとなる製品の使用をやめさせるように、人や地球にとって望ましく、体に害のない、持続可能な製品を使っていう様に人々に訴えて行動を促していく活動です。使い捨てが当たり前の現代に、意識改革を促し、地球環境、人類に優しいおしゃれなボトルを広めています。
クリーンカンティーンの使い方
ここからは簡単にクリーンカンティーンボトルの使い方、機能についてご説明してきます。
保温保冷のできる機能的なボトル
クリーンカンティーンボトルの真空断熱構造で保温性と保冷性があるボトルは、飲み物を安全に効率良く保存することができます。2層の真空断熱材で保温力、保冷力を維持する事ができ機能的なボトルです。温かいコーヒーは保温でき、冷たい飲み物も保冷でき、結露がしにくく持ちやすいという点が特徴です。
フタを選ぶことができる
クリーンカンティーンボトルの良いところは、ボトルの種類だけでなく、フタ部分も自分で選ぶ事ができるので、その時使うボトルのデザインや種類によってフタを変えることで、ボトルをより使いやすく、機能的に使う事ができます。アウトドアでのアクティビティでの使用から、オフィスでの使用、家での日常使いでも、フタを変えるだけでボトルの機能が大きく変わるところも魅力的です。
カラーや種類が多い
カラー展開が多いのもクリーンカンティーンの特徴です。さらにスタイリッシュでデザイン性も高いので、たくさんのクリーンカンティーンボトル中から自分にぴったりのマイボトルを選ぶことができます。おしゃれなカラーデザインのボトルは多くの目を引きます。コラボタイプのボトルも人気のアイテムです。展開しているカラーが勢揃いするととてもカラフルです。
クリーンカンティーンの容量について
クリーンカンティーンボトルの容量は、クラシックボトルが12oz（12オンス＝355 ml）から40oz（40オンス＝1182 ml）、ワイドボトルが12ozから64oz（64オンス＝1900ml）、ワイドインスレートボトルが12ozから20oz（20オンス＝592 ml）、ベビーボトルは5oz(5オンス＝148ml）の容量で販売されています。
どの容量のボトルを選ぶか
幅広い種類の容量なのでボトル選びには悩みが出て来てしまうかもしれません。そんな時におすすめする大きさのクリーンカンティーンボトルは、季節に限らず日常やオフィスで使用する場合なら保温保冷の効果のあるワイドインスレートボトル、インスレートクラシックボトルの12ozの355mlがおすすめです。夏の暑い時期は沢山水分を摂取するので20ozの592 mlのボトルがおすすめです。
クリーンカンティーンのコラボボトルが人気
もともとカラーが豊富なクリーンカンティーンボトルですが、使い捨てをなくすアクションとしてクリーンカンティーン社とのコラボレーションのボトルを多く販売しています。アウトドアや音楽フェスでの使い捨てを減らし環境に優しいアクションを起こし、コラボレーションで多くの人々にボトルを購入してもらい啓発活動や、購入者が環境について考えてもらうことをクリーンカンティーン社は望んでいるのです。限定コラボタイプはおしゃれなデザインが多く特に人気があります。
Patagonia× Klean Kanteen / パタゴニア × クリーンカンティーン
クリーンカンティーンとパタゴニアのコラボアイテムです。クリーンカンティーンのロゴの裏にパタゴニアのデザインが入っているアウトドア感がたっぷりのおしゃれなボトルです。他にもパタゴニアデザインのコラボアイテムがあります。
THE NORTH FACE Standard クリーンカンティーン
クリーンカンティーンと人気のザ・ノースフェイスのコラボボトルです、ノースフェイスのロゴとクリーンカンティーンのロゴが表と裏に入ります。色とデザイン性が高くおしゃれなアイテムです。コラボ限定モデルや限定カラーはプレミアが付きやすく、デザインによっては高額のプレミア価格となる場合もあります。
クリーンカンティーンのクラシックボトル：1選
それではここからはおすすめのクリーンカンティーンボトルをご紹介していきます。
クリーンカンティーン クラシック ブループラネット 18oz 19320001012018
出典:Amazon2002年に販売開始されたクラシックシリーズによって、エコの概念がより広がっていきました。発売されて15年以上経ってもその存在と強い耐久性から人々に愛用され続けているボトルです。
クリーンカンティーンのインスレートボトル：2選
クラシックボトルに保温保冷機能が備わったタイプのボトルがインスレートボトルシリーズです。
クリーンカンティーン インスレートクラシックボトル
クリーンカンティーンのクラッシックシリーズに保冷保温機能が付いたシリーズです。ボトルの頭が細くなっているシリーズですが、開口部からは氷も入れる事ができより保冷時間が長くなります。サイズと容量は12ozが355ml、27ozが800ml、40ozが1182mlとなります。ボトルの形と、豊富なカラー展開が特徴です。
KLEAN KANTEEN ワイドインスレート カフェ
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出典:Amazon容量：473ml
温かいコーヒーを入れるボトルとしてワイドインスレートカフェは人気のアイテムです。ワンタッチで飲むことのできる飲み口はとても便利です。
クリーンカンティーンのお酒や炭酸が入れられるグロウラーボトル：1選
クリーンカンティーン クラシック グロウラー
クリーンカンティーンのボトルの中で、特徴的なシリーズなのはこのグロウラーです。グロウラーとは、海外で量り売り用のビールを入れるコールド専用（保冷機能）ボトルのことです。スイングロック式でしっかりとフタができるので中身もこぼれないことと、炭酸ガスの飽和が何時間も続くため、炭酸を入れても大丈夫なこと、ステンレス製なので色がつきにくく、水だけでなく、ワイン、野菜ジュース、昆布茶、水出しコーヒーを安全に持ち運ぶことができます。サイズは40ozと60ozの2種類で、容量は40ozが1182ml、64ozが1900ml です。
クリーンカンティーンのキッズ用ボトル：3選
クリーンカンティーン KID クラシック12oz
BPAが何十年後子供が大きくなった時、どのような影響があるのはわかりません。化学物質の影響についてはまだわからないことだらけですが、できれば子供にもできるだけ安全なボトルを使用して大きくなっていって欲しいと願いはどのパパもママも同じだと思います。キャップを変えればベビーからキッズまで使う事ができるボトルです。
KIDカンティーン クラシックインスレート ボトル 12oz
子供用のボトルに保温保冷機能が付いたタイプのモデルです。安全性の高いステンレスボトルは、粉ミルク、母乳、両方を使いたい場合にもおすすめです。保温機能があるので、ミルクも冷めることなく飲ませてあげることができることと、キャップを自由に変えることができるので、授乳期が終わってもキャップを変えれば、暖かく保温された飲み物も、冷たく保冷された飲み物もボトルをずっと使えます。ここが環境に優しいポイントです。
ＫＩＤカンティーンベビーボトル 5oz
クリーンカンティーン klean kanteen KID カンティーン ベビーボトル2.0 5oz（148ml）19322031015005
容量148ml
哺乳瓶はガラスやプラスティック製というイメージが強いですが、産まれてきたベビーのためにステンレスの哺乳瓶という選択も加えるべきなのかもしれません。ステンレス製のベビーボトルは赤ちゃんの身体にも、衛生的にも、環境のためにも良いという点だけでなく、見た目もスタイリッシュでおしゃれな新しいタイプの哺乳瓶です。
クリーンカンティーンのフードキャニスター：1選
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) フードキャニスター
クリーンカンティーンにはボトルタイプだけではなく、フードキャニスタータイプもあります。お弁当や食品の保存をする際に、おしゃれにスタイリッシュに保存したい人にピッタリのタイプです。普通のお弁当箱と違う点は、フードキャニスターが保温、保冷機能を備えていることです。また密封することができるので、汁物にも最適のキャニスターです。見た目がシンプルすぎて、フタを開けなければフードキャニスターと分からないかもしれない程シンプルなデザインです。
クリーンカンティーンのカップとタンブラー：2選
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) スチールカップ
使い捨ての紙コップは世界中で毎日どれくらい消費されて捨てられているのだろう、と少し考えさせられてしまうスチール製のカップです。大きなサイズだとパイントサイズがあります。
Klean Kanteen(クリーンカンティーン) インスレートタンブラー
フタ付きのタンブラーは、真空断熱の2重構造で保温機能と保冷機能、を備えているため、日常でも、オフィスでも様々な場面で使うことができます。しっかりした作りのボトルではなく、タンブラーを探している人におすすめです。温かいコーヒーから冷たいビールまでこのタンブラーで楽しむことができます。
クリーンカンティーンのボトルキャップ：4選
クリーンカンティーンのキャップは、保温力を高めたり、密封性を高めたり、炭酸を入れることができたりと、日常使いからオフィス、アウトドアまで様々な場面で使える機能がたくさんついています。子供用ボトルキャップは、子供の成長に合わせて変えることができます。
クリーンカンティーン カフェキャップ
カフェキャップ2.0はワイドボトル、ワイドインスレートタイプのボトルに対応しているキャップです。開閉がしやすい自由の効くデザインなので、オフィスでコーヒーを飲むのに最適です。細口のクラッシックボトルには対応していないので購入の際は間違えない様に注意が必要です。
スポーツキャップ クラシック用
クリーンカンティーン(Klean Kanteen) スポーツキャップ クラシック用 ver.3 ブラック 19322035001000
出典:Amazonクラシックタイプのボトル専用キャップです。クラシックボトル（44mm口径）とKIDカンティーンでの装着が可能です。シリコン性の飲み口で口当たりが良いのと、完全密封キャップではありませんが中身もこぼれにくいです。食洗機に入れることができるのも魅力的です。
キッズ用シッピーキャップ
klean kanteen(クリーンカンティーン) KIDシッピーキャップ クラシック用【グリーン】
重量:24g
シッピーキャップは小さな子供が毎日口に入れるものという考え方から、有害物質を使うことなく、全てのタイプのサイズにも対応でき、食洗機にもかけることができるのが特徴です。子供が目を引くカラーで人気です。
ベビーボトルニップル
クリーンカンティーンボトルは哺乳瓶としても機能もとても高いです。その中でも、子供が口にする部分であるニップルは、医療用シリコンを使用しており、本物のママのおっぱいのような感触で飲ませてあげることができます。また空気を吸いすぎてお腹が痛くならない様な工夫がされているところもクリーンカンティーンの素晴らしいところです。
クリーンカンティーンのステンレスストロー：1選
klean kanteen(クリーンカンティーン) ストロー4本セット
ストローもステンレスにするという概念は、今までになかった新しい発想です。子供をはじめ人間の身体のことを考えてできる限りストローはステンレスを使う様にする、というのもおすすめです。ストロー4頭とお掃除棒がついているので手入れもしやすいです。
クリーンカンティーンおすすめボトル15選のまとめ
クリーンカンティーンボトルについてのまとめいかがでしたでしょうか？化学物質や環境ホルモンによる身体や環境への影響は、いまだはっきりと解明されていません。特に小さな子供達の将来のためにできるだけ身体と健康に優しいボトルを使うことも必要な時代になってきています。キャップを変えて自由にアレンジができるのも魅力的ですが、多くの企業とコラボレーションをして啓発活動を行っている点はとても魅力的です。是非お気に入りのおしゃれなデザインのコラボアイテムをチェックして見て下さい。