朝マズメって?
朝マズメとは…。
朝マズメというのは、夜明けから日の出にかけて存在する時間のことを指し、具体的に言うと、朝マズメは夜明けから、日の出の間のうす暗い時間帯を指します。日の出までのおおよそ1時間ほどあるといわれています。釣りをする方であれば大体この日の出までの朝マズメを狙って釣りをすることが多いですね。注意点があるとすれば、日の出までの朝マズメの時間帯だから必ず釣れるということではありません。
朝マズメも重要ですが…。
朝マズメが狙い目と聞き、釣り場にきたけれども、なかなか釣れる気がしない…、どうして?ということになる場合もあります。というのも、朝マズメだから必ず釣れるというわけではありません!まずは朝マズメでなぜ釣れるといわれているかを説明したいと思います、時間帯や、日の出の時刻だから、季節が関係しているなど言われていますが。簡単な話、魚のえさが動き出す時間帯だから釣れるのです。
朝マズメが釣れる理由は?
なんで朝マズメでは釣れるの?
朝マズメなどのマズメの時間帯が釣れるといわれているのは、魚のえさであるプランクトンが関係しています。朝マズメの時間帯になると、水中にいる植物プランクトン(小魚のえさ)が光合成をおこなうために水面近くまで移動してきます。そのため、プランクトンを餌とする小魚たちが動き出す時間帯になります。 小魚たちが動き出すということは、その小魚たちをえさとする魚(大型の魚)達も活動を開始するのです。なので、通常の時間帯よりも魚の動きが活発になる時間帯なので釣れるといわれています。所謂食物連鎖の結果釣れるということです。
狙える時間は限られている!
朝マズメでに合わせて釣れる釣りをしよう
朝マズメなどの時間帯は、基本的に1時間程度しかありません。時間がたつと魚たちも落ち着きを見せ始めるので、それまでに釣れるように頑張るしかないのですが、上記でも少し触れた、朝マズメだから必ず釣れるわけではないといことの続きを解説したいと思います。
潮の動きを把握しよう
朝マズメだから釣れるとは限らないという理由は大きく1つです。海の潮の具合が関係します、というのも、潮の流れに乗って魚は回遊したり、その場に留まったりと、釣りをするうえで無視できないのです。潮が止まっていればいくら朝マズメの時間帯で、プランクトンが活発になっても、プランクトンをえさにする魚がいなければ、大型の魚も集まりません。
潮の動きで釣れるかどうかが変わる
潮の動きに合わせて、釣りをすることができれば魚を釣れる確率がとても高くなります。潮の動きと朝マズメなどの時間帯を狙うことができれば、魚の動きもよく、えさであるプランクトンも活発なので爆釣を期待できるということです。潮の動きの中でも特に大潮を狙うのがおすすめです。 大潮の日は特に潮の動きが大きいため、魚の動きも活発です。大潮の日は場所によって変わるので、潮見表などを参考にしていただければ確認することができます。また、潮の動きが激しい時のマズメの時間帯は、ナブラと呼ばれる現象も起きやすくなっています。
朝マズメの時間帯の釣り方は?
朝マズメを狙えば釣れる!?
朝マズメの時間帯と潮の動きを把握できたら、次は実際にどうやって釣ればいいの?ということですが、まずどんな魚を狙うのかにもよるのですが、朝マズメで潮の動きがいいと、大型の魚を狙ったり、回遊魚を狙ったりといろいろな釣り方が楽しめます。ルアーで大型の青物を狙ったり、シマアジや、サゴシを狙ったりといろいろ楽しめます。
朝マズメがあれば夕マズメもあります
夕方もマズメの時間帯はある!
夕方の時間もマズメの時間帯は存在します。朝マズメは日の出の少し前の時間帯ということですが、夕マズメはその逆で、日没の少し前の時間帯を指します。夕マズメの時間帯でも、魚の動きは活発になります、青物などの魚が沖に戻ったり、魚がプランクトンなどのえさを食べたりと、夕マズメも釣れる時間帯になります。もちろん、夕マズメも潮の動きが悪いと釣れないこともあります。
朝マズメと夕マズメの注意点
朝マズメと夕マズメの時間帯ちょうどに釣り場に行って釣りをすれば釣れますか?という疑問なのですが、はっきりいうとおすすめはできません。というのも、マズメの時間帯ちょうどに釣りを始めて、魚の場所をピンポイントで把握したり、魚たちがどんなえさに食いついたりするのかの特性を把握したりできれば釣れるかとは思います。 ですが、すべての魚がそういうわけではありません。色の派手なルアーでしか釣れなかったり、匂いの強いえさが有効など、その場での特性がありますので、できれば、マズメの時間よりも少し早い時間から探り探り釣りをしてみることをおすすめします。
夕マズメの時間帯は釣れるのか?
夕マズメも釣れる!
もちろん活発になったマズメの時間帯で潮の動きがよければ釣り場に魚が集まってくる可能性はとても高いです。ですので、狙っている釣り場があれば、その釣り場の潮の状態を確認してからマズメの時間帯を狙うのが釣果を上げるためのコツです。釣れる魚は釣り場によって釣れる魚は全く違います、堤防なら堤防の魚、沖釣りなら、沖の魚といった具合に変わりますので、まずは、釣りたい魚を決めてから、潮の状態を確認するといいですね。
夕マズメが釣れる理由は?
季節問わずに釣れるの?
季節で釣れるかどうかが変わるのかどうかということですが、釣る魚によって変わるというのが正直なところです。キスなんかだと年中、季節問わずに釣れる魚として有名ですし、アジも基本的には年中季節問わずに見かける魚ですので、季節問わずに釣りに行けるの魚は大型になるとシーバスや真鯛、真鯛などが季節問わずに年中釣れることで有名です。
回遊魚や根魚も季節ごとに楽しめる
年四回の四季、季節を通して魚釣りは楽しむことができます、春はサワラが釣れたり、石鯛やイシガレイなども狙えますし、夏はキスやカツオ、カワハギ、カマス、サワラ、カンパチなどが有名です、秋はサンマや太刀魚、ブリ系が釣れたりします。冬は寒ブリやヒラメ、ゴマサバ、鱈などが釣れます。四季折々と季節を通して釣りを楽しめるのがいいですね。
夕マズメでの釣り方
夕マズメではどんな釣り方がおすすめ?
夕マズメなどの時間帯では、時間が限られてしまうのですが、ルアー釣りだったり、えさ釣りだったり、時期によってはエギングでイカを狙ったり、投げ釣りで青物を狙ったりできるので潮の動きがいいマズメの時間帯は本当に釣果を上げたい時にお勧めの時間です。魚を狙って投げるだけで釣れるので楽でいいですね。普段であれば、えさを撒いて、魚を集めるところから始まるのが、マズメの時間帯になると自動で集まってくれるので、マズメの時間が狙えるのであれば積極的に狙っていきたいですね。
釣れるコツは?
釣り方のコツとしては、マズメの時間帯になるとナブラという現象が発生することがあります。潮の流れが活発で、かつえさの動きが活発な状態で発生する現象です。釣りをする人にとっては釣りのスーパータイムといった感じでしょうか、えさである小魚を狙って、大型の魚が、小魚を水面に追いやる現象です。そのため、水面を小魚がパシャパシャと飛び跳ねているのが目印です、このナブラが発生しているときが大きな魚がやってきている証拠なので、釣りをするならマズメの時間帯と、ナブラを狙うのがコツです。
ナブラを狙うときの注意点
ナブラを狙うのはいいのですが、一つ注意点があります、それはナブラは常に発生しているわけではないので、ナブラ目当てに釣りに行くと、ナブラが発生していないときもありますので注意しましょう。
ルアー釣りなどのおすすめの釣り方は?
ルアーフィッシング!
もちろんマズメの時間帯や潮の動きに合わせることができれば、あとは狙う魚に応じて釣り方を変えるだけです、そんなかでも最近はアジングなどのルアーでアジを狙ったりする釣りが流行っていたり、エギングと言って、専用のルアーでイカを釣る方法があります。もちろんメタルジグなどで青物を狙った釣り方もおすすめです。ルアー釣りは、ルアーの大きさを変えたりすることで、様々な魚を狙うことができます、そのため、どんな釣りにも応用できることがおすすめですね。
ルアーを飛ばさないようにしよう
注意点はルアーはゴカイやアオイソメなどと違って、魚に切られたり、すっぽ抜けて飛んで行くと、代償が大きいというところですね、よく船釣りでは、大物がかかってルアーを結んだ糸が切れてしまって、高めのルアーが帰らぬ物となることも多々あります、ルアーを使う釣り人にとって避けては通れない道ですが、気を付けたいところですね。
釣りを始めたい!でもどうすればいいの?
釣りを始めたいという方にはサビキ釣りをおすすめします。サビキ釣りは、専用のサビキカゴにえさを詰めて魚をおびき寄せる釣り方になります、そのため竿と、重り、そして針と専用のカゴ、えさがあればすぐにでも釣りを始められますし、最近だと釣具屋さんなどで道具をレンタルすることができるので、釣りをするのに、とても敷居が低いので始めやすいです。
サビキもおすすめ!
サビキ釣りはとても簡単に始めることができますし、比較的安価に始められます、釣り竿も投げ釣りなどの高い竿でなくても、仕掛けなどがセットになっているファミリー竿でも十分です、そのため、釣りを始めたいという方におすすめです。もちろん、マズメの時間帯を狙って釣ることもできますが、ファミリー竿などでは、大きな魚を狙ってしまうと、糸から切れる分にはまだいいのですが、下手をすると竿から折れてしまうことがありますので、無理だと感じたら、無茶をせずに糸を切りましょう、無理に抵抗すると魚に竿をへし折られることもあります。
釣りにおすすめのアイテムを紹介!
マズメの時間帯を狙って釣りをするときにあると便利なおすすめアイテムを紹介します。なくても釣りはできるのですが、あるととても便利というものを紹介します。それは、スポーツ フィッシング グローブです。こちらは、竿を持つ手にダイレクトに行く衝撃をいくらか分散させてくれるので、手に疲れが残りにくいです。マズメの時間を狙うのでないときも、こういったグローブをつけて釣りをすると長時間の釣りにも体に負担がかかりにくいのでおすすめです。
スポーツ フィッシング グローブ
朝マズメがねらい目!?総まとめ
マズメとナブラを狙おう!
日の出前の朝マズメや日没前の夕マズメの時間帯は、潮の動きによって釣れるかどうかの確率は変わります、ですが、ナブラが発生していると魚がそこまで来ているという指標になりますので、ナブラを見かけたときは積極的に狙っていくことをおすすめします。プランクトンを狙った魚をえさにする大型の魚を狙うのがマズメの時間の釣り方です、是非とも参考にして皆さんの釣りに生かしていただければと思います。
メタルジグです