スノーピーク|アメニティドームM
テンマクデザイン |Takibi-Tarp コットン ソロ レクタ
コールマン |キャンプ タフスクリーンタープ/400
コールマン|アウトドア キャンプ テント タフドーム/3025
コロンビア|メンズレイン(ティートンタワーズレインスーツ)
ザ ノースフェイス|レインスーツ 全5色ハイベントレインテックス
雨の日でもキャンプはできるの?
雨が降っているからこそ楽しめることも
待ちに待ったキャンプの日が雨だったら、延期にしてしまっていませんか?キャンプを延期してもまた次の日程が決まればいいですが、都合が合わずキャンプができないなんてことも。 台風などの暴風雨だと厳しいかもしれませんが、基本は雨の日でもキャンプをすることができるし、雨が降っているからこそ楽しめることもたくさんありますよ。
雨の日キャンプには雨対策が必要
雨の日でもキャンプができると言っても、天気が良い日のキャンプとは状況が全く違います。なので、いつものキャンプで使うテントやタープ、料理道具などに加え、雨対策用のグッズが必要になります。 具体的にはレインウェアや防水シューズなどの装備類や、雨でも楽しく遊ぶための遊び道具など。その他にも、雨の日にキャンプをするにあたっての必需品があるのでご紹介していきます。
雨の日キャンプで不安なこと
不安なことに対応できるようにする
雨の日のキャンプとなると、何かと不安なことが思い浮かびますよね。その不安なことに対応できるようにしておくことで、雨が降っても最大限にキャンプを楽しむことができます。 逆に、なんとかなる精神で不安があるまま雨キャンプをするのは、おすすめできません。ある程度の知識を頭に入れ、対策を考えたうえで雨キャンプに臨みましょう。
雨キャンプの不安①:天気の流れ
雨の日のキャンプでは、やはり天候がどうなっていくかが不安ですよね。雨が続くのか晴れに向かっていくのかなど、キャンプ地周辺の天気を天気予報などでチェックするようにましょう。大体の天気の流れや気温を把握しておくことで、気持ちや行動にも余裕がでますよ。
雨キャンプの不安②:設営と撤収
雨の日にキャンプを決行する場合、タープやテントなどの設営や撤収がスムーズにできるかも不安です。ここで手こずってしまうと時間ももったいないし、ムダに濡れることにもなりかねないので、設営・撤収手順はしっかりと頭にいれておくようにしましょう。
雨キャンプの不安③:浸水
雨が強くなると、浸水の心配もでてきます。雨キャンプをする際には、タープやテントの設営手順とともに浸水対策についても頭に入れておきましょう。
雨キャンプの不安④:楽しみ方
雨が降っていると当然タープやテントの中での時間が増え、何をして過ごそう、子供は退屈しないだろうかなどの不安も出てくると思います。現場で悩まないためにも、雨が降った時の楽しみ方を考えておきましょう。
雨の日キャンプの必需品
必需品①:レインウェア&レインシューズ
雨を防ぎ、防寒対策にも役立つレインウェアは必ず持って行きましょう。レインブーツやレインシューズもあれば、快適に行動できます。
必需品②:大量のタオル
大量と言うと大げさなように聞こえますが、タオルはたくさん持っていきましょう。必要ない場合は使わなくていいですが、必要な時に無いととても不便です。
必需品③:グランドシートorブルーシート
テントと地面の間に敷くグランドシートは、雨キャンプでは必需品です。ない場合はブルーシートで代用しましょう。
必需品④:大きな袋
雨が降っていると、撤収作業も素早くすませる必要があります。テントやタープ・その他濡れているものを、とりあえず入れられる大きな袋があれば、簡単に撤収作業ができますよ。
必需品⑤:傘
手っ取り早く雨よけできる傘は、やっぱり必需品です。持ち物リストに入れておきましょう。レインウェアを着るまでない時に役立ちます。
必需品⑥:着替え
雨の日のキャンプでは、子供は必ずと言っていいほどびしょ濡れになります。大人も思いもしない場面で濡れてしまったりするので、着替えはしっかり多めに持って行きましょう。
雨の日キャンプの楽しみ方1:タープの設営
タープは、雨の日のキャンプの必需品です。本来タープは日よけとして使われますが、雨の日には雨よけとして大活躍します。
始めにタープを設営して雨よけの場所を確保!
雨の日のキャンプでは、雨よけになるタープを一番初めに設営しましょう。雨よけのタープが完成してしまえば、そのタープの下で作業をしたり、一時的な荷物置きにすることができます。
雨よけになるタープを設営する前に
一番初めに雨よけになるタープを設営するのですが、タープを設営してしまうとおのずとテントの位置や車の場所も決まってきます。なので、設営に取りかかる前に、テント・タープ・車などの位置関係ををしっかり決めておきましょう。 雨の日はテントとタープを連結させ、さらに車のトランクとタープも近づけておけば、雨に濡れることを軽減できます。
雨よけのタープは風を受けにくいように設営する
これは雨の日以外にも言えることですが、タープは風向きを考え設営します。タープの頂点を風上におくことで、タープが風を受けにくくなります。タープが風によって破壊してしまうと、雨よけの意味が全くなくなってしますので気を付けましょう。
雨よけのタープは「ピン」と張る
これも雨の日以外にも言えることですが、雨の日は特に気を付けてタープを「ピン」と張るようにしましょう。ピンと張ることで、タープ上の雨が下に落ちていきます。 タープがしっかり張れていないと、一部に雨が溜まってしまううえ、雨の重さでタープがグラつくことも。また、雨よけのためのタープから、溜まった雨が何かの拍子に自分に落ちてくると、気分も下がるので気を付けましょう。
雨キャンプにおすすめのタープ
雨キャンプにおすすめのタープ①
テンマクデザイン |Takibi-Tarp コットン ソロ レクタ
素材:本体 コットン (表面撥水加工・抗カビ加工)、パイピング部分 ポリエステル サイズ:570 × 560 cm 重量:約8.1kg (本体6.85kg)
解放感抜群のヘキサタープ。通常タープ下での焚き火は、タープに穴が開くことがありしません。しかしこのタープは、焚き火もできる火の粉に強い素材になっています。コットンの優しい風合いが魅力的なタープです。
雨キャンプにおすすめのタープ②
コールマン |キャンプ タフスクリーンタープ/400
素材:本体 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) サイズ:約400×360×210 重量:約12.5kg
強風に強く、安心感のあるスクリーンタープ。ドームテントとの連結が容易で、雨キャンプにはもってこいのタープです。1人でもスムーズに設営できるアシスト機能付きなので、ファミリーキャンプで設営を担当するパパには嬉しいモデルです。
雨の日キャンプの楽しみ方2:テントの設営
低い場所に設営すると浸水することも
寝床になるテントは設営場所がとても大事。間違っても、他より低くなっている場所には設営しないようにしてください。当たり前ですが、低い場所には水がどんどん溜まっていきますので、そこにテントを設営してしまうと浸水してしまいます。よって、テントは雨が溜まらない場所に設営しましょう。
浸水を防ぐために水はけが良い場所を選ぶ
雨の日のキャンプではテントの浸水を防ぐために、水はけが良い場所に設営するようにします。水はけが悪い地面の上に設営してしまうと、溜まった雨がテントの下から浸みてきて浸水する可能性があるので、くれぐれも気を付けましょう。
グランドシートで浸水防止
グランドシートとは地面とテントの間に敷くシートのことです。通常は、テントの破損防止やテント内での寝心地アップの役目をもちますが、雨天時には地面からテントへの浸水防止に役立ちます。グランドシートが無い場合は、しっかりした生地感のブルーシートで代用ができますよ。 雨天時にグランドシートを敷く場合、グランドシートが濡れてしまわないように気を付けましょう。そして、グランドシートはテントの底部分よりも、絶対に一回り小さいサイズを使ってください。テントからグランドシートがはみ出てしまうと、その部分に雨が溜まり、結局浸水してしまう可能性があるからです。
雨キャンプにおすすめのテント
雨キャンプにおすすめのテント①
コールマン|アウトドア キャンプ テント タフドーム/3025
定員:4〜5人用 重量:約10kg 耐水圧:約2,000mm
家族4~5人が余裕をもって寝れる、広々としたテントです。一人でも設営できるアシスト機能が付いているので、キャンプ初心者にもおすすめです。
雨キャンプにおすすめのテント②
スノーピーク|アメニティドームM
定員:5人用 重量:約8kg 耐水圧:約1,800mm
室内の高さが150cmと低めに設定されたドームテントです。テント内で立った時に頭が当たったりしてしまうかもしれませんが、風の影響を受けにくい安全仕様のテントとなっています。長年の人気モデルです。
雨の日キャンプの楽しみ方3:レインウェア
レインウェアは雨キャンプの必需品
キャンプをする日が雨だった、または雨が降りそうといった場合の必需品の一つとして、レインウェアがあります。 「キャンプのためにおしゃれな洋服を用意していたのに、上からレインウェアなんて着たらもったいない。レインウェアじゃインスタ映えもしないよ~」と思う方も、レインウェアは必ず持って行きましょう。今どきのレインウェアはおしゃれなものばかりなので、見た目の心配は必要ないですよ。
雨キャンプにはレインジャケット&レインパンツ
レインウェアには、「レインコート」「レインジャケット」「レインパンツ」「レインポンチョ」などがあります。その中でもキャンプシーンにおすすめなのは、レインジャケット&レインパンツです。 レインコートとレインポンチョは上半身を雨から守ることはできますが、足元を守ることができません。雨の日のキャンプはぬかるみや水たまりが増えるため、レインジャケットに加えレインパンツがあれば、より快適に行動することができます。
レインウェアは透湿性があるものを
「なんだか蒸れそう。」レインウェアはそんなイメージが強いですよね。しかし、ウェア内の汗による水蒸気を放出する「透湿性」が備わっているものなら、蒸れによる不快感を最小限に抑えてくれ、快適に過ごすことができます。 コンビニやホームセンターで手に入る、透明のレインコートに比べると価格は高くなりますが、寒い時期には防寒着としても使え何かと便利です。透湿性の備わったレインウェアは、持っていて絶対に損はないアイテムです。
雨キャンプにおすすめのレインウェア
雨キャンプにおすすめのレインウェア①
コロンビア|メンズレイン(ティートンタワーズレインスーツ)
2.5レイヤーで強度としなやかさを併せ持った、上下セットのレインウェアです。レインウェアには珍しい、2ウェイストレッチ構造になっており動きやすいのが特徴。スタッフバッグに入れ、コンパクトに収納することができます。
雨キャンプにおすすめのレインウェア②
ザ ノースフェイス|レインスーツ 全5色ハイベントレインテックス
軽量で、キャンプや登山・釣りなど様々なシーンで使いやすいレインウェアです。蒸れをしっかりと放出するので、汗冷えも防げます。スタッフバッグに入れ収納可能。
雨の日キャンプの楽しみ方4:防水シューズ&サンダル
雨キャンプは靴の中が濡れてしまうことも
雨天時のキャンプサイトは、地面がぬかるんでいたり水たまりがあったりと、靴が思いっきり濡れることも考えられます。靴の表面だけならまだいいですが、靴の中まで濡れてしまうと靴も靴下も取り替えないといけないので面倒です。気分も憂鬱になりそうですよね。 そんな状況を防ぐためにも、レインブーツや防水シューズで雨対策することをおすすめします。
雨対策①レインブーツで雨の侵入を防ぐ
防水シューズと言えば「レインブーツ」。ひざ丈のメジャーなものから、スネあたりまでの長さのミドル丈や、もっと短いショート丈など様々な種類のものが出回っています。丈が長い方が、雨の侵入をより防ぐことができるのでおすすめです。
雨対策②防水シューズで雨の侵入を防ぐ
靴内への雨の侵入を防ぐ対策として、レインブーツ以外にゴアテックスなどの「防水シューズ」があります。防水シューズはその名の通り、水を侵入させない靴のこと。各ブランド、様々な防水シューズを販売しています。 この防水シューズは、レインブーツと一緒で表面からの水は弾きますが、靴の入り口部分からの水の侵入はもちろん防ぐことができません。ですので、雨対策として選ぶのであれば、ハイカットのものがおすすめです。
雨対策③サンダルなら濡れても平気
雨の日のキャンプにはサンダルがあるととても便利です。暖かい季節限定ですが、テント外で遊ぶ時に履けは靴や靴下が濡れることを気にせずにすみます。サンダルは履くのも脱ぐのも簡単なので、車に荷物を取りに行くときやトイレに行くときに使い勝手がよく、雨の日以外のキャンプにもあった方がいいアイテムです。
雨の日キャンプの楽しみ方5:過ごし方
過ごし方①話すという楽しみ方
天気が良い日のキャンプに比べ、雨の日のキャンプは、テントの中やタープの下で過ごす時間が多くなると思います。そのお陰で、家族や友達など一緒にキャンプをしているメンバーとの距離も近く、ゆったりと会話しながら過ごすことができます。 普段ゆっくり聞いてあげられない子供の話、ちょっと昔の思い出話、真面目な話、たわいのない話などをするテントの中は、想像しただけでも楽しくてリラックスできる空間ですね。
過ごし方②いつでもできることを敢えてする
普段の生活でできることを敢えてキャンプでする過ごし方も、雨キャンプの楽しみ方の一つです。例えば読書。自然の中という非現実的な場所での読書は、いつもと違って感じると思います。他にも音楽を聴いて過ごしてみたり、敢えてお昼寝をしてみるのもおすすめです。 雨の日のキャンプでは、時間を贅沢に使った楽しみ方をしてみましょう。
雨の日キャンプの楽しみ方6:遊び方
雨が降っているだけで特別な遊びになる
雨の日キャンプではどういった遊びをすればいいんだろうと悩む方もいると思います。特にファミリーキャンプで子供がいる場合には、いかに退屈させないかを考えますよね。 しかし「雨が降っている」というだけで、どんなに普通の遊びでも特別な遊びとなるので大丈夫!いろんな遊びをして、雨キャンプを楽しみましょう。
雨キャンプでの遊び①散歩
雨の日には、レインウェアやレインブーツで雨対策をして散歩に行ってみましょう。いつもだったら雨には濡れたくないのに、なぜか濡れたくなっちゃうくらい楽しめるはず。雨よけや防水ケースなど雨対策をしたカメラやケータイを持って行き、カメラマンになりきって雨ならではの自然の様子を撮影するのも楽しいですよ。ただし、水辺の近くは増水などで危険です。近づかないようにしましょうね。
雨キャンプでの遊び②カードゲーム
トランプやUNOなどのカードゲームは、雨の日キャンプの鉄板です。友達と「UNOってどうやってするんだったっけ?」なんて話しながらするカードゲームはとても楽しいですよね。 また、家族でトランプをする機会なんかも意外と無いので、いい時間になること間違いありません!
雨キャンプでの遊び③スケッチブックで遊ぶ
スケッチブックを持って行き、絵を描いたり葉っぱをくっつけたりする遊びも子供は喜びます。お題を決めてみんなで絵を描くのも面白いですし、風景の絵を描くのも新鮮でおすすめです。外で絵を描くことって普段はなかなか無いので、大人も楽しめますし、記憶に残る経験となりますよ。
雨キャンプでの遊び④おもちゃ
雨キャンプでの遊びでは、おもちゃもおすすめ。ジェンガやワニワニパニック、黒ひげ危機一髪など、昔からあるおもちゃで遊びませんか?持ち運びしやすい小さいタイプを選べば荷物にもなりません。きっとみんなのテンションがあがり、盛り上がるでしょう。
雨の日キャンプの楽しみ方7:バーベキュー
キャンプと言えばバーベキュー
バーベキューはキャンプの醍醐味ですよね。子供も大人もバーベキューが大好き。天気が良い日のキャンプでは、炭を使い火をおこしバーベキューができますが、果たして雨キャンプでもできるのでしょうか。
タープ下でバーベキューはできる?
雨キャンプでの料理は、タープの下で行うことになります。バーベキューはタープ下でもできるのですが、炭だと火の粉が舞ってしまう場合があり、タープに飛んで穴が空いてしまうことも。なのでタープ下でのバーベキューはあまりおすすめできません。 タープ下ではガスコンロで代用してお肉や野菜を焼くか、タープを火に強いものにするとバーベキューができますよ。
雨の日キャンプの楽しみ方8:撤収
小物類を先に片付けてしまおう
雨の日の撤収作業は、最低限の丁寧さで素早く行いましょう。料理道具や食事グッズ、寝袋やクッションなどのアイテムを先に車に乗せていきます。濡れているアイテムは軽く拭き、大きめの袋に入れて撤収すれば時短になります。
最後にタープを撤収
テントとタープの中のものを車に乗せたら、テント→タープの順番で撤収を行います。雨よけのために一番最初に設営したタープは、撤収作業の際も雨よけとして最後まで活躍してくれます。 タープを撤収する際はどうしても濡れてしまうので、レインウェアを着て雨が収まったのを見計らって作業に取りかかりましょう。
まとめ
雨の日キャンプをやってみよう!
いかがでしたでしょうか。快適に過ごすためのポイントを抑えれば、雨の日キャンプも案外楽しめます。そして、雨だからこその体験もでき、思い出にも残ることでしょう。テントの浸水や破損だけには気を付け、雨キャンプを思いっきり楽しみましょう!