ハモアナゴ(夜光パイプ付) ニッケル 14
ささめ針 CA-18 夜光アナゴ フック
LJワイヤーリーダー 夜光ケイムラ
メジャークラフト ジグパラ ショート40g
フジワラ 夜光ビニール ナス 3号
ハモの釣り方は?
ハモ釣りをするにあたって一番最初に気になるのはやはり釣り方です。まずはハモが釣れる時間、そして陸から釣りをする時期や釣り方などを説明していきます。
ハモの釣れる時間
ハモ釣りは基本的に夜釣りでハモを狙います。夏場は夜も暖かいのでそれほど気にすることはありませんが、冬場にハモ釣りをする時はしっかりと防寒対策をして足元に注意しながらハモ釣りを楽しみましょう。
ハモが釣れる時期
ハモは産卵のために、夏場湾内などにやってきます。ですので陸からハモを釣りたい場合は夏から冬場、7月頃~12月頃がハモ釣りの時期になります。産卵後は痩せてしまうので、ハモの味まで考えると体力が回復し脂がのる冬場の時期の釣りがおすすめです。
ハモを釣る方法
ハモの釣り方で多く使われている方法は打ち込み釣りです。この釣り方はウキなどは使わずエサを付けたら魚がいそうなところへめがけて投げ込み、食いつくのを待ちます。生きたアジなどを使った泳がせ釣りという釣り方でハモを狙っている方もいます。
ハモ釣りに使うエサは?
ハモ釣りの季節や時間の次は、ハモ釣りに必要な釣りエサを紹介していきます。ハモは大型の肉食魚ですので少し変わったエサが必要になります。釣りへ行く際は忘れずに準備しましょう。
サンマの切り身
ハモ釣り定番の釣りエサとなるのがこのサンマの切り身です。サンマの頭を落とし内臓を取り除いたら、三枚におろします。そのおろしたサンマを1cm程の間隔で切って釣りエサにしましょう。釣り具屋でなくともスーパーなどで安く買えるので重宝します。
イカの切り身
こちらもサンマの切り身と並びハモ釣りの定番釣りエサです。同じように一口サイズに切り分けて釣りエサとして使います。人間と同じで釣りエサも新鮮なものが好ましいです。
イソメ
海で投げ釣りのエサと言えばイソメ。色々な魚の釣りエサとして利用されているイソメですが、ハモの釣りエサとしても使う事ができます。ですがサンマやイカと比べると食いが悪く、魚が食いついてもハモより他の魚がかかる確率の方が高いです。
生餌のアジ・イワシ
投げ釣りとは違いますが、泳がせ釣りという方法でもハモは釣れます。釣りエサはイワシ、アジ、サバなどが主に使われており、針を付けた魚を泳がせて釣りエサとし、ハモを釣ります。
ルアー
タチウオやシーバス釣りでよく使うルアーですが、こちらでもハモ釣りができます。どちらかというとハモ釣りをメインでするというよりは、タチウオ釣りをしていてハモが掛かったというケースが多いようです。
ハモ釣りの仕掛け5つのポイント!
あまり認知度が高いとは言えないハモ釣りですので仕掛けも特殊な仕掛けを使うと思うかもしれませんが、ハモ釣りは一般的な投げ釣りと同じような仕掛けで楽しむ事ができます。釣り針も釣り具屋へ行けばハモ釣り用の物が置いている店舗が多いです。
①針、ハリス
ハモアナゴ(夜光パイプ付) ニッケル 14
ハモ釣りの仕掛けはこの様に「ハモ・アナゴ」どちらでも使える仕掛けになっています。夜釣りがメインなので、目立つように蛍光パイプがハリスに付いている事が多いです。
②フック 釣り針
ささめ針 CA-18 夜光アナゴ フック
ハモ釣りの仕掛けに拘りたいという方にはこちらのフックがおすすめ。自分の好みに仕掛けを作って釣りをすることができます。釣り経験があまりない方には難しいかもしれないので釣りに慣れている人向けです。
③ワイヤーリーダー
LJワイヤーリーダー 夜光ケイムラ
ルアーを使ってハモ釣りをする際にはこちらのワイヤーリーダーがおすすめです。発光玉がついており魚へのアピールもばっちり。ワイヤーなのでハモの鋭い歯にも耐える事ができ、糸よれやラインブレイクを気にせず釣りができます。
④ルアー
メジャークラフト ジグパラ ショート40g
ルアーでハモ釣りをするのならイワシカラーのジグがおすすめです。タチウオ釣りなどで使われているルアーですが、ハモ釣りでも利用できます。エサ釣りに比べると食いつきは劣りますが、ルアー釣りの場合エサを用意したりする手間が省けるのでお手軽にハモ釣りを楽しむ事ができます。
⑤フジワラ 夜光ビニール ナス
フジワラ 夜光ビニール ナス 3号
ハモ釣りでは利用する鉛も蛍光コーティングされている物がおすすめです。
ハモ釣りで注意する事は?
料理されたハモは美味しくいただけますが、釣りあげたばかりの生きているハモは取り扱いを間違えるととても危険です。名前の由来も「食む」からきているだけあって、とにかく噛みつきには注意。釣りあげたからといってすぐに触らず、落ち着いて行動しましょう。
ハモの鋭い歯に注意
ハモは大型の肉食魚ですので歯がとても鋭くなっています。非常に噛む力が強く、手に噛みつかれると出血したりして大変な事になってしまうので、ハモを釣り上げた際、釣り針を外す時は必ずペンチなどを使って直接手で触れないようにして外すようにしましょう。
ハモのぬめりに注意
ウナギやアナゴと同様に、ハモは全身の「ぬめり」がとても強い魚です。素手で触るとヌルヌルと滑ってしまい、ハモが暴れた際に滑って歯が当たる危険があるので、釣り上げたハモにはタオルを巻くようにして持つようにしましょう。魚掴みがあればそちらでも安全です。
釣りエサの鮮度に注意
ハモ釣りで多く使われる釣りエサはサンマやイカ等の生ものになります。置いておくとすぐに腐ってしまうので、釣りエサはなるべく使い切るようにしましょう。特に夏ごろのハモ釣りへ行く場合は注意が必要です。腐った釣りエサでは釣果も望めません。
夜釣りでの注意
ハモ釣りをする人は夜釣りがほとんどですので、夜釣りの際には足元には注意してください。万が一に備えて釣りの際はライフジャケットの着用が好ましいです。釣りの準備やハモを釣り上げた後の処理を安全にするためにも明かりが必要になるので、ライトは必ず持っていくようにしましょう。両手が使えるヘッドライトが釣りには便利です。
釣りあげたハモの下ごしらえの方法は?
海釣りの醍醐味と言えば自分で釣った魚を食べる事です。しかしハモは調理の方法が難しく感じ、それがハモ釣りの一番の悩みでもあるかもしれません。今回はどのようにハモを調理していけばいいのかご説明していきます。
ぬめりをとる
先ほど書きました通り、ハモは非常にぬめりの強い魚です。釣りたてはもちろん、釣り上げて時間が経ってもハモのぬめりは凄いので、包丁の背を使ってこそいでいきます。それでも取れないという場合は金たわしなどを使っても構いません。塩でこすってハモのぬめりをとる方法もあります。
お腹を開き内臓と頭をとる
ぬめりが取れたらハモの肛門から包丁を入れお腹を開き内臓をとりのぞき、そのまま頭を落とします。
ハモを開き中骨と腹骨をとる
ハモの下ごしらえで一番難しいのはこの工程だと思います。ハモを開くところまでは他の魚と変わらないのですが、とにかくハモは骨が多いので中骨や腹骨、さらに背びれの骨も丁寧に処理しましょう。
ハモの骨切り
ハモの調理で欠かせないのがこの骨切りです。これをしないと骨が多すぎてハモを食べる事ができません。ハモの皮だけを残す感じで出来るだけ細かく、できるならミリ単位で包丁を入れていきましょう。
ハモを使った料理
ハモの下ごしらえが終わればいよいよ調理。ハモは高級料亭でも扱われている高級魚。今回は簡単にできるハモ料理を3つご紹介します。
ハモの湯引き
ハモ料理で一番有名なのがこの「ハモの湯引き」です。骨切りしたハモの身をサッと湯がき、すぐに冷水で冷やします。仕上げに梅肉などお好きな物をハモに乗せお召し上がりください。お酒がすすむこと間違いなしです!
ハモの天ぷら
ハモはたんぱくな白身魚なので、油を使った天ぷらにも最適です。カリカリの衣にフワフワのハモの身が口でほどける様に消えていきます。味付けには天つゆではなくレモン汁や塩でいただくのがおすすめです。
ハモのつみれ
ハモの骨切りはいくら丁寧にしてもプロの料理人の方がするように上手くはいきません。ですのでハモの小骨が気になる方もいます。そんな方はハモをフードプロセッサーにかけてハモのつみれにしてみてください。少しでも小骨を無くしたい方はザルなどでこしてからつみれにしましょう。
まとめ
ここまでハモ釣りについて色々と書かせていただきましたが、ハモは釣りだけでなく食べても美味しい魚です。是非ハモ釣りと一緒にハモの味も楽しんでみてください。