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アカダニ(赤ダニ)の駆除方法5選!効果的な予防法や対策をご紹介!被害の原因も!

皆さんはアカダニを見たことがありますか?赤いくものような虫で、大量発生してしまいます。この記事では、そんなアカダニが発生する原因や予防方法、対策などについてご紹介します。アカダニ対策を行って、ガーデニングなどを楽しみましょう!
更新: 2021年12月15日
naru
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目次

アカダニってなに?

アカダニとは、その名の通り体が赤い虫です。足が8本あるため、蜘蛛の仲間に分類されていて、ハダニとも呼ばれています。冬以外の季節に園芸やガーデニングの植物に寄生します。そこから、植物の栄養を吸い取ってしまい、植物が枯れる原因になってしまいます。体長0.3mmほどの小さな虫で、単体だと被害は少ないです。しかし、繁殖力が強いため被害が拡大しやすい虫です。駆除や予防はしっかり行っておく必要があります。アカダニと呼ばれている虫は主に、ナミハダニ、カンザワハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニです。大量発生しているほとんどのアカダニは、実は雌です。大量発生の理由は、繁殖活動のためなのです。大量発生した場所には卵がある確率が高いです。

アカダニの被害はどんなもの?

アカダニは、人体への被害はほとんどありません。アカダニの与える被害は、主に植物のようです。アカダニの被害にあうと、植物の見た目が悪くなったり植物が弱ってしまいます。アカダニは、植物の葉の裏側に住みつきます。葉の栄養を吸い取っていくことで、葉の葉緑素が少なくなります。その範囲が広がることで白い斑点ができ、見た目が悪くなってしまいます。冬以外の時期に発生しやすく、繁殖力も高いうえに住み着く場所を選ばないことからアブラムシを同じくらい被害が多いようです。

アカダニが発生しやすい条件

アカダニが発生しやすい環境について説明します。アカダニは、高温で乾燥している環境に発生しやすいです。屋外で発生しやすい場所は、コンクリートの上です。コンクリートにはアカダニが好きな花粉がたくさんたまっています。風で運ばれてきた花粉目当てにアカダニが発生してしまうこともあります。そのため、ガーデニングを行っている場合は花の花粉目当てに集まってくる場合があります。特に注意しておきたいのは、梅雨開けです。梅雨開けから9月にかけてはアカダニの繁殖シーズンになります。アカダニは、卵の状態から成虫になるまで10日ほどしかかかりません。そして何より、メスだけでも卵を産むことが可能です。そのため、とても繁殖力が強い虫です。長期家を空けるときは、十分注意が必要ですね。

植物がなくても発生する!


アカダニは、植物だけに発生するものではありません。家の壁やベランダ、干してある布団などどんな場所にも発生しやすいです。換気扇や玄関などの隙間からも入り込んでくる可能性があります。室内で発生した場合、気持ち悪いですよね。室内の場合、駆除方法にも限りが出てきます。水は使えませんし、つぶしてしまうとしみになってしまいます。室内に発生してしまう原因は、家の外にあります。家の外がアカダニの好む環境の場合は、室内にも入ってきてしまいますよ。家の周りに苔があったり、花粉が多い場合は室内にもアカダニがいるかもしれません。注意しておきましょう。

アカダニの駆除方法

ここでいくつかアカダニの駆除方法についてご紹介します。アカダニは早期発見・駆除がとても大切になってきます。早期発見できれば、薬剤を使用せずに駆除できますよ。駆除する際は、アカダニをつぶしてはいけません。つぶしてしまうと、シミになってしまう可能性があります。いくつか駆除方法をご紹介するので、参考にしてください。

1 葉のお手入れをする

観葉植物などは、葉を布で丁寧に拭いてあげましょう。アカダニは、風通しが悪くほこりっぽい場所にも発生しやすいです。ほこりが溜まる環境になってしまわないように丁寧に手入れを行います。葉を拭くときは、裏側も拭いてあげてくださいね。

2 水で洗い流そう

アカダニは水で簡単に流れてしまいます。葉を水で洗ってあげたり、葉水を与えると駆除することができます。アカダニは小さいため、水に溺れてしまったりながれてしまうのでおすすめです。牛乳と水を1:1で割ったものを霧吹きしてあげても効果的です。牛乳の成分がアカダニを窒息させる効果があります。牛乳を使った後は、しばらくして水であらいながしてあげてください。

3 ガムテープやダニ粘着テープを使用しよう


アカダニが大量発生してしまった場合は、一気にテープで取り除く方法があります。使い方は簡単で、アカダニの上にテープをのせるだけです。このとき、アカダニをつぶしてしまわないようにしてくださいね。簡単に書いていますが、シートにくっついたアカダニは気持ち悪いです。虫が苦手なかたや同じものが密集しているものが苦手な方には、この駆除方法はおすすめしません。ですが、もし室内で発生した場合はおすすめの方法です。

4 殺虫剤を使用する

たくさん発生してしまい、どうしようもなくなってしまったら殺虫剤を使用してください。このとき、昆虫用の殺虫剤ではなく、ハダニに効果的な殺虫剤を使用してくださいね。使い方は、殺虫剤の説明をよく読んで使用して下さい。観葉植物だけでなく、野菜にも使用できるものも販売されていますよ。まくタイプの殺虫剤があれば、室内とベランダの出入り口にまいておけば室内への侵入も防ぐことが出来ます。室内で発生してしまうと駆除方法に限りが出てしまうので注意してくださいね。

5 室内の場合は掃除機を使用しよう

先ほど紹介したテープも、室内の駆除に向いています。ですが、もっと簡単な駆除方法があります。それは、掃除機で吸ってしまうことです。直接触ることなく、簡単に駆除できますよね。体液が気になる人や直接触りたくない人、とにかく見た目が嫌いな人におすすめです。

アカダニの予防方法

効果的な予防方法

アカダニの予防方法についてご紹介します。アカダニの予防に一番効果的なのが、葉水です。特に、アカダニの発生期間中はこまめに葉水を行うことで予防できます。もし、ベランダで植物を育てている場合は、コンクリートの部分にも水を撒くようにしてください。コンクリートを清潔に保ち、アカダニの好きな花粉を洗い場がしておくことで発生しにくくなります。こけも同様に取り除いておきましょう。ほうきなどで掃き掃除をして清潔にしていても、花粉などは残ったままです。水でし怒り洗い流してくださいね。他にも、アカダニが発生しやすい原因を見つけて改善することも大切です。アカダニが発生してしまった場合は、原因を見つけて改善していきましょう。


卵の段階で駆除しよう

アカダニは、一度発生すると同じ場所に発生しやすくなります。できる限り卵の状態で駆除していきましょう。アカダニは、一度に20程度の卵を産みます。白く粒状のものがあれば卵です。見つけたら取り除いて捨ててしまいましょう。高圧洗浄機などがあれば洗い流してしまっても問題ありません。そして、一度卵を産み付けた場所は、翌年も卵を産みに来てしまう可能性があります。卵があった場所は環境を変える必要があります。隙間があれば隙間をなくして、苔などもしっかり取り除いておいてください。

アカダニ対策を行って、家庭菜園を行おう!

アカダニによって、大切に育てた野菜や植物が枯れてしまうのはつらいですよね。アカダニ対策をしっかり行って、アカダニによる被害がなくなるようにしておきましょう。アカダニ予防に大切なことは、アカダニが好む環境を作らないことと葉水を行うことです。風通しをよくしたり、薬剤をしようしたりして予防していきましょう。日頃からアカダニが発生しないように、アカダニ予防を習慣付けておくといいですね。

ペットにも注意が必要!

ペットを飼われている方もアカダニに注意が必要です。公園などからアカダニをくっつけて持ち帰ってしまう可能性がありますよ。ペットが持ち帰ってしまった場合はつぶさないように気を付けてください。つぶしてしまうと毛に赤い色がついてしまいます。優しく取り除いてあげましょう。アカダニ対策をしっかり行って、ガーデニングや家庭菜園を楽しんでくださいね。