17-18 TOKO トコ テキスタイルプルーフ250ml 5582620 撥水スプレー レインウェア・スキーウェア等 スキー メンテナンス[]
ニクワックス(NIKWAX) TX.ダイレクトWASH-IN
モンベル|SRスプレー 170ml
NIKWAX(ニクワックス) TX-10 ダウンプルーフ EBE241 【撥水剤】
モンベル O.D.メンテナンス ベースクリーナー
ニクワックス| グローブプルーフ EBE531
モンベル O.D.メンテナンス S.R.ウォッシュイン
ニクワックスLOFTテックウォッシュ
お気に入りを長く愛用するためにゴアテックスのメンテナンス
新品の時はあれほど雨を弾いていたゴアテックスのレインウェア。何年も使っていると撥水機能がだんだん低下していきます。決して安くはないゴアテックスのアウターですし使っていれば愛着も湧いてきます。 クリーニングに出すことも可能ですが、気になるクリーニング代…。 日ごろのメンテナンスがご家庭でもしっかりできればより長く着用できるようになります。1番の基本はやはり使ったらしっかり洗う事ですが各工程を丁寧にすることで生地の寿命は格段に伸びます。次のシーズンも快適なゴアテックスで! 今回はゴアテックスのアウターウェアについてのお手入れ方法や便利グッズをご紹介します。
1.ゴアテックスの手入れ~洗濯~
汚れたら洗う。当然ですが、ゴアテックスとなるとちょっと敷居が高そう…とお考えのあなた!基本的にゴアテックスは洗濯機で洗って問題ありません。生地を痛めないようにファスナーやテープ部分を閉じてから洗濯ネットに入れ、洗ってください。すすぎを充分することも大事です。生地に洗剤が残っているとで生地の劣化が早まってしまいます。また脱水は軽くがお勧めです。 それでは、ゴアテックスをご家庭でのお手入れ方法である洗濯とその手順、おすすめの洗剤を併せてご紹介します。
1-1.どのような洗剤を使えばいいの?
一般的には通常の中性洗剤で大丈夫です。しかし柔軟剤は撥水加工の機能を低下させる恐れがあり、また漂白剤は生地にダメージを与える可能性があるため使わないことをお勧めします。さらに特に大事にしたいと言う方にはゴアテックス専用の洗剤が各社から出ていますのでチェックしてみましょう。 ※界面活性剤入りの洗剤はゴアテックス本来の撥水加工の機能を低下させる恐れがありますので、成分を確認しましょう。
NIKWAX(ニクワックス) LOFTテックウォッシュ1L 【洗剤】
ニクワックスLOFTテックウォッシュ
防水・撥水布地専用洗剤 容量/1L レインウェアー、ジャケット、スキーウェアー、フリース、テント、ロープ等
ゴアテックス洗剤の決定版!
ゴアテックスなどの撥水ウエアー専用の洗剤になります。もちろんウェア以外にもテント・ロープ等でも使用可能です。ゴアテックスが本来持っている撥水性を損なうことなく家庭用で洗うための洗剤です。お値段も2,000円台とお求めやすくなっております。1本で3~4着程度洗濯可能です。
モンベル O.D.メンテナンス ベースクリーナー
モンベル O.D.メンテナンス ベースクリーナー
お求め安いお手入れ洗剤
アウトドアギアやアウトドアウェアの本来の性能を損なうことなく、しっかりと汚れを落とすことができる洗剤です。ゴアテックスにも、もちろんご利用になれます。お値段は1,000円台とお求めやすい1本です。
NIKWAX(ニクワックス) 洗濯洗剤 ダウン専用洗剤 ダウンウォッシュダイレクト
ダウンジャケットをご家庭でも
ニクワックスのダウンウォッシュダイレクトはゴアテックスを使用したダウンジャケット、ゴアテックスを使用してない通常のダウンジャケット両方に対応しています。強力な洗浄力と撥水効果が期待できる環境にも優しい洗剤です。お値段も1,000円台とお求めやすくクリーニング代の節約にいかがでしょうか。
1-2.ゴアテックスの洗濯手順
ゴアテックスの手入れ洗濯①タグの確認
ウエアに表示されているタグを確認してください。次にベルクロストラップやファスナーなどを全てしっかり閉じます。
ゴアテックスの手入れ洗濯②ウエア投入
洗濯機にウエアを入れ、量をセットして1~2着なら20リットル前後、3~4着なら45リットル前後を目安にします。きれいな水で洗濯し、汚れのひどい箇所は前もって原液を直接塗っておくとより効果があります。
ゴアテックスの手入れ洗濯③洗剤を投入
LOFTテックウォッシュを投入します。洗濯機の「標準コース脱水なし」をセットしてから洗剤を投入します。洗剤の使用数量ですがゴアテックスウェアが1着から2着なら150ミリリットル(キャップ3杯が目安)に、3着なら250ミリリットル(キャップ5杯が目安) 3~4着なら300ミリリットル(ボトル1本)を洗濯機内に投入します。
ゴアテックスの手入れ洗濯④終了確認
洗濯機内からゴアテックスウェアを取り出し洗剤がしっかり落ちていることを確認します。落ちていない場合は再度すすぎを行います。これから引き続き撥水処理も併せて行う場合は濡れたまま処理を始めます。撥水処理を行わない場合は乾燥に回しましょう。
2.ゴアテックスの手入れ~撥水処理~
長年使っていると、ゴアテックス本来の撥水機能はどうしても劣化してきます。熱を加えても撥水機能が戻らなくなってきたら撥水剤を試しましょう。洗濯する際に入れる洗剤タイプや乾燥させるときに吹きかけるスプレータイプのものなど各メーカーから様々なラインナップがあります。 ここではおすすめの撥水剤とお手入れの手順をご紹介します。
2-1.撥水剤とは?
洗剤(LOFTテックウォッシュ)は汚れを落とすもの、撥水剤(TX.ダイレクトWASH-IN)は洗濯後に撥水・防水を付着させるもの、その違いがあります。この順番を間違えるとゴアテックス本来の撥水性は戻りません。まず洗濯をして後に撥水処理を行う事。ゴアテックスのお手入れの大事な手順です。
NIKWAX(ニクワックス) TX.ダイレクトWASH-IN(洗濯式) EBE251.253
ニクワックス(NIKWAX) TX.ダイレクトWASH-IN
透湿防水布地用撥水剤 容量/300ml レインウェアー、ジャケット用
ゴアテックス用撥水剤の決定版!
ゴアテックスの撥水性を取り戻す為のお手入れには欠かせないニクワックスの撥水剤です。汚れを落としたゴアテックスウェアにお使いください。
mont-bell(モンベル) O.D. MT S.R.ウォッシュイン300ml
モンベル O.D.メンテナンス S.R.ウォッシュイン
お手入れ初心者でも使いやすい!
初心者でも使いやすく、ムラなく強力な撥水性を施すことが出来ます。つけこみタイプの撥水剤です。もちろんゴアテックスのお手入れにぴったりな撥水剤となってます。お値段も2,000円以内とお求めやすい価格も魅力的です。
NIKWAX(ニクワックス) TX-10 ダウンプルーフ
NIKWAX(ニクワックス) TX-10 ダウンプルーフ EBE241 【撥水剤】
ダウンジャケットに!
ニクワックスダウンプルーフはダウン用の撥水剤なります。ダウンジャケットはもちろんダウンを使用したシュラフにもご利用いただけます。 ※冬用のダウンシュラフはクリーニング店などの専門店へご依頼ください。
NIKWAX(ニクワックス) グローブプルーフ
ニクワックス| グローブプルーフ EBE531
使用頻度高い撥水剤
ゴアテックス素材を使用したアウトドアギア小物にピッタリな撥水剤です。その通りグローブはもちろんですが、ちょっとしたポーチや登山靴にも使えます。ひょっとしたら1番使う頻度が高い撥水剤かもしれません。環境にも優しく、地球温暖化やオゾン層ホールの原因となるガスや人体に有害なガスを含んでいませんので安心です。
2-3.ゴアテックスの撥水処理手順
ゴアテックスの手入れ撥水処理①ウエア投入
次はご家庭での撥水処理です。洗濯手順と同様、ベルクロストラップ、ファスナーなどをしっかり閉じ、洗濯後の濡れたままのウェアを洗濯機に投入します。 ウェアが3着以上ある場合は2回に分けましょう。1度の撥水処理は最大2着までを心がけて下さい。洗濯機の水量ですが35リットル前後を目安にし、通常の標準コース(脱水なし)をセットして行います。
ゴアテックスの手入れ撥水処理②撥水剤投入
洗濯機内の水がたまったら一時停止してTX.ダイレクトWASH-IN(洗濯式)300ミリリットル(ボトル1本)をよく振ってから投入し洗濯をスタートします。
ゴアテックスの手入れ撥水処理③ 終了確認
余分な撥水剤が落ちていることを付着してない事ことを確認します。もし落ちていない場合は再度すすぎを行ってください。
ゴアテックスの手入れ撥水処理④乾燥
洗濯タグに記載されている洗濯表示に従い、乾燥させます。自然乾燥の場合は、直射日光避けて風通しの良いところで陰干しします。ハンガーにかけた後、落としきれなかった撥水剤を発見した場合はよく絞ったウェスで拭き取ります。
3.撥水スプレーでの撥水処理
ゴアテックスのお手入れ洗濯を、手洗いで行った場合の撥水処理にお勧めのスプレータイプの撥水剤をご紹介します。
NIKWAX(ニクワックス) TX ダイレクトスプレー EBE016 【撥水剤】
EBE016
容量 : 300ML 透湿防水布地用撥水剤 ハンディスプレー ニクワックスの主成分(白色)が表面に残ったまま乾かすと、そのまま色むらに仕上がります。余分な主成分をふき取ってから乾かしてください。
おすすめポイント
ゴアテックスの撥水性を回復させるスプレータイプの撥水剤です。 使い方は液体タイプとほぼ一緒で、洗濯後濡れたままのゴアテックスウェアをハンガーに吊るし、スプレーノズルの回転式キャップを開けて、ウェア全体にスプレーします。洗濯機を使わず、ウエアを手洗いする方にオススメです。
モンベル(mont-bell) SRスプレー 330ML
モンベル|SRスプレー 170ml
おすすめポイント
モンベルのスプレータイプの撥水剤です。水だけでなく油にも強く優れた撥水・撥油スプレイです。ゴアテックスの防水透湿性素材に使用しても安心な撥水剤。お値段も1,000円台とお求めやすい価格も魅力的です。
TOKO(トコ) 撥水スプレー 登山・防寒・雨具ウエア用 テキスタイルプルーフ 250ml 5
17-18 TOKO トコ テキスタイルプルーフ250ml 5582620 撥水スプレー レインウェア・スキーウェア等 スキー メンテナンス[]
ゴアテックス仕様のウェアにも使える構成の撥水・耐汚スプレーです。 簡単なスプレータイプにもかかわらず、撥水効果が長持ちします。ゴアテックス素材の持つ特性の防水透湿性・防風性のを阻害しませんので、安心してご利用いただけます。お値段も1,000円台と大変お求めやすい価格です。
4.ゴアテックス専門のクリーニング!
ゴアテックスをクリーニングに出すことも可能です。その場合は専門クリンーニング店に任せるのが良いでしょう。気になるクリーニング代を種類別にご紹介します。
レインウェア
ゴアテックス素材のレインウエァのクリーニング代はおよそ2,000円~になります。
マウンテンパーカー
ゴアテックス素材のマウンテンパーカーやハードシェルのクリーニング代はおよそ3,000円~になります。
バックパック
ゴアテックス素材を使用したバックパック類のクリーニング代はおよそ4,500円~になります。
テント・シュラフ
ゴアテックス素材を使用したテントやシュラフのクリーニング代は7,000円~になります。
5.乾燥で撥水性を取り戻す!
ゴアテックスは生地に熱を加えることで、水を弾くための生地表面にある微細な時が立ち上がります。ですから熱を加えると撥水性は回復します。もし自宅に乾燥機があれば低音でかけてください。自然乾燥の場合は風通しの良い場所で日陰干しを、さらに乾いたら当て布をして低温でアイロンをかけると、乾燥機と同じ効果で撥水性が蘇ります。
6.ゴアテックスウェアの保管
シーズンが終わった後など、長期間保管する場合は、必ず洗濯をして汚れを落としてからにしましょう。直射日光や湿気は生地の劣化につながりますので、折りたたまずハンガーにかけ日陰で風通しの良い所で保管しましょう。また生地が破れたり、縫い目を覆うシームテープが剥離してきたら修理はできません。その場合は新しいものを購入することをお勧めします。
7.防水スプレーは使っていいの?
防水スプレーによってはゴアテックスアウターに使わない方が良い場合があります。なぜならば透湿性が低下する場合があるからです。防水スプレーは手軽な撥水効果を得るスプレーですが、防水スプレーに含まれる糊に似た成分がゴアテックス素材の防水透湿性をダメにしてしまいます。それにムラができる可能性が高く合理的ではありません。しっかりと汚れを落とし撥水性を復活させるゴアテックス用の洗剤や撥水剤をお勧めします。
最後に
ゴアテックスのお手入れ方法いかがでしたでしょうか。ちなみに私の場合半年毎に手入れを行い、ゴアテックスウェアは15年持ちました。 ここでご紹介した洗剤や撥水剤をご利用頂き、手順を守ればあなたの愛用しているゴアテックスウェアもきっと長持ちすることと思います。クリーニング代の節約にもなりますが、ご自身でお手入れすれば、もっと愛着が湧きますよ!