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千枚通しと目打ちは同じ?キリやアイスピックとの違いを画像付きで解説!

「千枚通し」「目打ち」「キリ」「アイスピック」これらにどのような違いがあるのかを画像を通じて説明致します。千枚通しをはじめ、これらがホントに優れた道具たちだったということが、違いを知ればすぐわかる!そしてこれらのグッズが欲しくなるそんな情報も盛りだくさんです!
更新: 2024年2月10日
HIROKI
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千枚通しと目打ち、キリやアイスピックは同じ??

『千枚通し』『目打ち』『キリ』『アイスピック』 特に『千枚通し』と『目打ち』は意味合いはイコールと一般的には言われてますが、同じ鋭利な先端をしたそれらの道具たちも、形状によって用途や使用方法も異なり、まったく別の役割を果たすのです。

千枚通しって?

千枚通しは『キリ』のお仲間。多くの重ねた紙を刺し通し、穴を開けるのに用いる道具です。実はキリは先端は尖っておらず、形状はさまざまですが、千枚通しは一般的に・・・ズバリ!ツンツンの鋭いトンガリ頭なのです。

千枚通しは文房具?

例えば『千枚通し』は文房具。『目打ち』は形状などにより『裁縫道具』『文房具』『調理用具』『作業用具』に分かれます。『キリ』は『工具』や『大工道具』『アイスピック』が調理道具として重宝するものです。

千枚通しの名前の意味って?

千枚通しの『千』は『万』と同じで、『ものすごく多い』という意味を表現するものなので、実際に1000枚突き通せる約束のあるものではありません。 ※どちらにしても使用する際に、先端に十分気を付けてくださいね。

千枚通しの使い方

穴を開けたい素材が動かないようにしっかり固定。そのあとその素材に、垂直(まっすぐ)に『千枚通し』を立て、千枚通しの芯が振れないように突いて穴を開けます。もちろん紙以外に使う場合は鉛筆のように握って使ったり、グーで握ったりして使うこともあります。

千枚通しと目打ちの「違い」を探る

『目打ち』とは『千枚通し』のこと。なので違いはないと思われますが実はそうではありません。使い方によって形状も大幅に異なります。また『目打ち』とは、その『道具そのもの』の名称を指しますが『穴を開ける行為そのもの』も『目打ちする』と、動詞の役割も実は存在します。

「目打ち」の形状

標準的なタイプ/先端が細いタイプ/先端がなめらかなタイプ/先端が曲がったタイプ/先端にボールがついたタイプ/全体的に細いタイプ/根元が太いタイプ/・・・と様々な形状、違いがありますが、一般的に持ち手のグリップがしっかりしているものが良いと思います。

「目打ち」の使い方・活用方法

製本などで綴じ穴や、切手などの切り取り線として連続した小穴を素材に突き刺して開けたりします。また鰻や穴子などを捌くときに目に打ち込んで固定する『調理道具』であったり『裁縫用具』のひとつであったりとたくさんの用途があります。

裁縫道具の場合


『目打ち』で布や皮に穴を空けたり、印を付けたり広げたり。また刺繍糸をさばいたり、よれやもつれを直したりするのにも用います。また生地の角を引っ張り出したり、太い指に代わっての、ミシンで縫う時の布を送るときなどでも大活躍します。

千枚通しとキリの「違い」を探る

『キリ』とは板などに穴を開ける工具のこと。日曜大工などの作業工程において『電動ドリルを出すほどでもない』時には、手で柄の部分を挟み、揉みながら穴を開けられるキリはとても重宝します。キリは千枚通しと比べて、いろいろな刃の形状があり、それぞれの作業に合うよう工夫されています。その結果、利用範囲も多岐に渡ります。

「キリ」の形状

一般的に千枚通しの先端は鋭い『円錐』です。キリの先端は穴を開けた時の木の削りかすを出しやすいように『角錐』になっていますが、形状はさまざまです。

「キリ」の使い方・活用方法

手で柄の部分を挟み、揉みながら穴を開けるのが一般的です。例えばクギをまっすぐキレイに打ちこむための、仮の穴を開ける際などに使用します。

「キリ」の種類

キリの種類は先端の形で分けられます。例えば、尖端が四角錐のキリを『四ツ目キリ』といいます。同様に三角錐の場合は『三ツ目キリ』、刃先が扁平で三つに分かれた形となっている『鼠歯(ねずみは)キリ』、先端に刃が付けられた形状のものは『坪キリ』と呼ばれます。

『四ツ目キリ』や『三ツ目キリ』

角利 四つ目錐 小 キャップ付

出典:楽天
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『四ツ目キリ』と『三ツ目キリ』は、一般的に穴を開けるために使われます。この2種類の違いは、開ける穴の太さで区別します。例えばクギ穴など細い穴開けでは『四ツ目キリ』、また『三ツ目キリ』は少し大きめのネジ穴を開ける際にオススメです。

四ツ目キリ

三ツ目キリ

『鼠歯キリ』や『坪キリ』

『鼠歯キリ』は硬くて割れやすい木材や竹細工に用いり、また穴位置の精度が求められる時に使用します。『坪キリ』は、木材などに大きめの太く底の平らな円筒状の穴を開けることができるため、埋め木穴やダボ穴を開ける際に活用できます。

鼠歯キリ

坪キリ


『舞キリ・火キリ』

また『舞キリ・火キリ』といって、摩擦によって火を起こす作業を楽にする道具キリもあります。縦の軸棒に対して、横の腕木に紐をヨットの帆やテントのような形に張って吊るし、反動で摩擦を起こす仕組みの道具となります。

千枚通しとアイスピックの「違い」を探る

アイスピックは氷のかたまりを細かく砕くためのキリのことを言います。カクテル、オン・ザ・ロックなど酒やジュースを作る際の氷やクラッシュドアイスを作るために使う道具です。カウンターの中の方が利用するのを、バーやテレビ、映画などでも見かけることもありますよね。

「アイスピック」の形状

1本のニードル(先端の尖った針)に柄をつけたもの。千枚通しを大きくしたような感じで、形のベースは近いイメージとなりますが、違いはたくさんあります。

アイスピックと千枚通しの違い

違いとしては、氷を砕く際にケガをしないように握りやすく、柄の部分を太く短く、また場合によっては手や槌で打って力を加えても平気なように、金具などで補強したものもあります。

アイスピックの形状や大きさ

大きさや形状はさまざま。細かいクラッシュドアイスを作るために先端が複数に割れているものや、先端を覆うバネ付きのもの。また持ち手側の裏側のスパイク(野球などで履く靴の裏側のイメージ)で氷を砕くことができるクラッシャーが付いているアイスピックもあります。

「アイスピック」の使い方・活用方法

先の尖った部分だけが短く飛び出ているように柄を握り、アイスピックの先端が斜めに当たることを意識し、氷の塊に突き刺します。夏の高校野球で売られているカチ割り氷を作るようなイメージでしょうか。

千枚通しで「たこ焼き」を作ろう!

千枚通しはたこ焼きを作るシーンでもよく見かけます。お店によっては左右で1本ずつ持ち、焼けてくるたこ焼きをくるくる回したりしていますよね。ただ尖ったままだと、家庭用のテフロン加工のたこ焼き機では傷がついてしまいます。

傷をつけない工夫

もともと尖端がマイナスドライバーのような形に加工されているものや(著者も利用しています)、230度までの耐熱プラスチック素材でできているものも。これで安心してどんどんたこ焼きを作れますね!


千枚通しのお値段や、買える店を教えて

一般的に『ヒャッキン』でも買えますが、柄の部分がプラスチックやアルミや高級な木材であったり、またニードル部分がステンレス製だったりとさまざま。お値段も100円~1000円を超えるものまで。ネットショッピングサイトでも購入できますし、ホームセンターやDIYショップでもどうぞ!

プレゼントにオススメな素敵な商品のご紹介!

夫婦の日や、母の日や父の日。誕生日や記念日など、大切な人へのプレゼントとしていかがですか?

裁縫が得意な方へのプレゼントに

もしプレゼントされたいお相手が『裁縫が好き、得意な方』なら喜ばれること請け合いです。こんな素敵な『目打ち』があるのです!画像をご覧ください!

布に穴を開けたり、角を出したり。目打ちは、多彩な用途に使える裁縫道具の基本です。

お酒を作ることがお好きな方へのプレゼントに

もしプレゼントされたいお相手が『お酒を作ることがお好きな方』なら喜ばれること請け合いです。こんなおしゃれで高性能のアイスピックも!こちらもぜひ画像をご覧ください!

美しさと性能、こだわりから、持つよろこびがあるようです。

ぜひ、みなさまに合うものを探してみてくださいね。

千枚通しまとめ

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千枚通しは『先が尖っていて、穴とか開ける道具でしょう』とお思いだったあなたも、もちろん答えは正解なんですが、『千枚通し』も、またそれに形が似た『目打ち』『キリ』『アイスピック』も、用途や形状によって使い勝手や利用範囲が大きく広がる、奥が深い道具だということを感じていただけたでしょうか。

あなたにとって素敵な道具を。

素敵なあなたに合う道具をみつけてくださいね。どちらにしても使用する際には尖端に十分気を付けていただき、ケガの無い作業をお願い致します。