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双眼鏡の用途別選び方とおすすめ12選!選び方は目的で全然違う?

双眼鏡といっても、その用途により色々な選び方があり、スポーツ観戦やコンサート、バードウォッチングなど様々なシーンに役に立つものです。今回はその用途による種類や選び方、おすすめの双眼鏡を目的別ご紹介します。自分にぴったりな双眼鏡が見つけられるようにご説明します。
更新: 2020年6月6日
ryuuryuu.rrr
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双眼鏡の選び方/双眼鏡とは

双眼鏡とはもともと望遠鏡の1種の装置であり、2つの鏡銅と言われたものを平行に並べ、遠くのものを両眼で拡大してみる光学機械のことです。昔は望遠鏡とともに遠眼鏡と呼ばれていました。 風景を観察したり、映画や劇を見たり、スポーツを見たり、夜空の天体を観測したり、動物をみたり、バードウォッチングを見たり、船で安全を確保するために使われたり、漁船で魚の群れを確認するために使われたり、軍で敵の位置を確認するのに使われたり、その用途はいろいろなものがあり双眼鏡の種類も多岐に渡ります。

双眼鏡の選び方/双眼鏡の種類

まず、双眼鏡というものは、一種類ではありません。 その構造や性能の違いで大きく二つに分けることができます。 バードウォッチングや登山など、用途により使い分けることが大事ですし、見え方も大きく違います。 種類は以下の通りです。

プリズムタイプ

双眼鏡はどちらも遠くを見るために作られた機器で、望遠鏡を小型にしたようなものです。しかしこちらのプリズムタイプはその内部構造が複雑です。 対物レンズと接眼レンズという2つのレンズを組み合わせることにより遠くの物体を近くに見えているかのようにできます。 しかしレンズが両方凸レンズなのでそのままでは見え方が上下左右が反転してしまいます。そのため、中にプリズムというものを入れることで光を反射させ、見え方を正しい向きに見えるように調節しているのです。

オペラグラス

一方オペラグラスはそのプリズムタイプを単純化したようなもので、対物レンズは凸レンズですが、接眼レンズを凹レンズにすることで、プリズムを必要としません。 このように中身を単純にすることで軽量化し、よりコンパクトにすることに成功しました。また、値段もオペラグラスの方が安くすみます。 しかし、その分オペラグラスはプリズムタイプに比べ倍率が低く2〜4倍となり、視界の明るさがあまりなく、視界も狭いものになってしまいます。

双眼鏡の選び方/双眼鏡の良さ

双眼鏡には肉眼では見ることができない世界を眺めることができ、その良さはたくさんあります。また、倍率や性能により、スポーツ観戦やコンサート、登山などぴったりのシーンが色々あります。

双眼鏡の選び方/バードウォッチングに

双眼鏡はバードウォッチングにはぴったりです。遠く離れたところから、相手の動物や鳥に気付かれずに観察することができ、普段見ることができないような行動や表情が生態を発見できることもあります。バードウォッチングにぴったりの倍率は6-10倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/自然観察に

旅行などに行った時に大自然を間近に見たいと思ったことはありませんか?双眼鏡を用いると肉眼では全体的に見えていた風景をもっと間近に切り取ってみることができ、普段では気付かないような風景の良さに気付けるかもしれませんね。 自然観察にぴったりの倍率は6-10倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/スポーツ観戦に

スポーツ観戦にも双眼鏡は相性が良いです。遠くから見ているだけでは見れない、選手の迫力や気迫溢れる表情やプレーを見ることができ、普段のスポーツ観戦がより楽しくなることでしょう。 スポーツ観戦にぴったりの倍率は8-10倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/コンサート・劇場に

コンサートで音を楽しむだけでなく、演奏家の指の動きまで注目して見ることができます。また、演劇では演者の表情や口元まで見ることができ、迫真の演技をじっくりと楽しむことができます。 コンサート演劇にぴったりの倍率は6-10倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/天体観測に


天体観測は望遠鏡というイメージがありますが、実は三脚をつけ、双眼鏡の視界や明るさ、倍率など見え方を安定させると夜空にきらめく星々を観察することができます。 天体観測にぴったりの倍率は8-15倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/サバゲーに

近年サバイバルゲームが流行している傾向にあります。双眼鏡ひとつあれば相手の位置や見方の位置をより把握でき、戦況を有利にできるかもしれませんね。サバイバルゲームに向けた迷彩柄のものもあるのでぜひ利用して見てはいかがでしょうか。 サバイバルゲームにぴったりの倍率は6-8倍がおすすめです。

双眼鏡の選び方/どう選べばいい?

双眼鏡を選ぶときのポイントとしては バードウォッチングやスポーツ観戦、コンサートなど様々なシーンにもよりますが、「倍率」「対物レンズ有効径」「視界」の3つが大切です。この3つのポイントで双眼鏡の性能や見え方が表されることが多く、双眼鏡自体に書いてあることが多いので、しっかりとそこをチェックすることが大事でしょう。 双眼鏡自体には◯×□ △度 と書いてあることが多く、この場合は ◯=倍率 □=レンズの口径 △=視界の角度

倍率が大きくなると?

こちらは当たり前に思えるかもしれませんが、倍率はどれだけ遠くのものが近くに見えるかという指標のようなものなので、一般に倍率が大きくなればなるほど遠くのものが近くに見えます。しかし注意しなくてはならない点が、倍率が大きくあるとその分視界の明るさが暗くなり、少しのブレが見え方に大きく影響するということです。 ですので、用途別に使うシーンにより双眼鏡の倍率なども変わってくることが多いのです。

対物レンズの有効径とは?

双眼鏡の目を当てる方の接眼レンズの逆側のレンズの大きさが対物レンズの有効径のことで、このレンズの大きさが大きいほど光を取り込む量が多くなり、見ているものが明るくなります。

双眼鏡の選び方/おすすめ12選!

上記で述べたように双眼鏡は登山やバードウォッチングなどその使うシーンにより倍率や性能などを使い分けることが大事です。 また、ダイナミックな双眼鏡にするのか、コンパクトなタイプにするのか、明るさや視界の広さなど、いろいろな要因により見え方が変わるので、しっかりとチェックしてから購入しましょう。

双眼鏡のおすすめ2選:バードウォッチング

バードウォッチングの双眼鏡で重要なのは視界が広いことです。 トリやほかの動物のように動き回るものを観察するときはあまり倍率を高くし過ぎると少しの手振れなどで見えにくくなるので注意しましょう。

コーワ BD25-8GR

倍率:8倍 対物レンズ口径:25mm 重さ:320g 明るさ:9.6 アイレリーフ:15.8mm 1000m先の視界:110m サイズ:11.1×10.7×3.9cm ソフトケース、ストラップ付 防水機能

販売価格23,868円(2018.1.29現在) こちらは、入門者向けの基本的双眼鏡です。折りたたむ軸が硬めになっているので、片手でも足り激しく動いても目幅の調整をし直すことはいりません。 また、至近距離でも観察できる双眼鏡なので、花や昆虫の観察にも使うことができます。

ニコン モナーク7

Nikon 7549 Monarch 7 10 x 42双眼鏡(ブラック) with Enhancedハーネスストラップ

出典:Amazon
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ズーム倍率 (光学) 10 倍 ズーム倍率 (デジタル含む) 10

こちらはバードウォッチャーに人気で定番のモナークシリーズのハイクオリティモデルです。プリズムの色素分解作用を低減して対象物がより鮮やかに見えるレンズを使用しており、バードウォッチングで見る鳥たちがより鮮明に見えるかもしれませんね。


双眼鏡のおすすめ3選:コンサート

コンサートや演劇などでの双眼鏡で重要なのはコンパクトなサイズと見え方が暗いところでも見えやすいことです。 コンサートホールのような屋内では少し薄暗いことが多いので、屋外と見え方が変わらないような性能者もを選びましょう。

PENTAX 双眼鏡 タンクロー R ポロプリズム・センターフォーカス

PENTAX 62209

出典:楽天

倍率:8倍 対物レンズ口21mm 重さ:209g 明るさ:6.7 アイレリーフ:13mm 1000m先の視界:108m

販売価格3,980円(2018.1.29現在) こちらはコンサートなどで使用しやすい8倍の双眼鏡で、コンパクトなのに高性能で、とても使いやすいものとなっています。 形態性に優れた対物レンズ口径21mmというコンパクトなボディにレンズに施されたマルチコートと特殊なガラスのおかげで、とても視界の明るさがあかるくなり、少し暗めのコンサート会場でも見え方が安定します。

PENTAX 双眼鏡 PAPILIOII

出典:Amazon
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倍率:6.5倍 対物レンズ口21mm 重さ:290g サイズ:6.5×21 明るさ:7.5 メガネ対応

販売価格11,366円(2018.1.29現在) こちらの双眼鏡は他のタイプに比べコンパクトで、少し形状が特殊な形状をしています。 マクロ観察も可能で、対象物に50cmほど近づいての近接観察も可能のタイプになっておりかなり高性能な双眼鏡です。 フルマルチコーティングという加工が施されており、双眼鏡をのぞいている時にフレアやゴーストといったボケやモヤモヤ感を抑えてくれ、見やすく明るい視界を実現しました。 また、メガネの人にもお使いいただけるようになっており、長時間のぞいていても疲れにくい構造となっております。

Nikon 双眼鏡 アキュロンT01

出典:Amazon
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カラー オレンジ ブルー ホワイト ブラック レッド 倍率:8倍 対物レンズ口21mm 重さ:195g 明るさ:6.3 アイレリーフ:10.3mm 1000m先の視界:110m

販売価格3,837円(2018.1.29現在) こちらの双眼鏡もコンサート会場ではとても重宝するようなコンパクトなボディに、お手軽な値段が魅力の商品です。 多層膜コーティングという加工が施され、視野の明るさを確保しているのでコンサート会場やアウトドアにもお使いいただけます。 また、双眼鏡には珍しくカラー展開が5色もあり自分の好きな色をお選びいただけるので、選択の幅もとても広いです。

双眼鏡のおすすめ3選:スポーツ観戦

スポーツ観戦で重要なのは、その環境に適していることです。 スポーツも選手がよく動くので、選手の手元や足元を見たい時や顔を見たい時は、見え方として視界が広くあまり倍率を高くし過ぎないようにすることが大事です。

Nikon 双眼鏡 スポーツスターEX

出典:Amazon
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カラー オレンジ ブルー ホワイト ブラック レッド 倍率:8倍 対物レンズ口21mm 重さ:195g 明るさ:6.3 アイレリーフ:10.3mm 1000m先の視界:110m

販売価格8,209円(2018.1.29現在) こちらの双眼鏡はカメラなどで有名なニコンと言う会社から出ている双眼鏡で、本体内部に窒素ガスの充填して、アウトドアでも安心して使える防水仕様の双眼鏡となっています。 ですのでスポーツ観戦中の少々の雨などにもバードウォッチング、登山など様々なシーンで用いることができます。 また接眼レンズの目を当てるところに、扱いやすいタウンスライド方式と言うものを使っていてメガネの方も簡単に使うことができます。

PENTAX 双眼鏡 UP

ペンタックス|双眼鏡 タンクロー UP 8×21

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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カラー ネイビー ピンク ブラック 倍率:8倍 対物レンズ口21mm 重さ:209g 明るさ:6.7 アイレリーフ:13mm 1000m先の視界:108m

販売価格6,261円(2018.1.29現在) こちらもカメラ製品などで有名なPENTAXの商品である双眼鏡です。 双眼鏡の中でもUシリーズと呼ばれる最小のコンパクトボディにも関わらず、フルマルチコーティングで見やすく明るい視界などを持つ高性能双眼鏡です。 最新の成膜技術による新コーティングで、レンズ面やプリズム面へ効果的に施すことで可視光線の透過率を飛躍的に上昇させ、より見やすい視界を実現をしました。

Kenko 双眼鏡 プロフィールド

出典:Amazon
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倍率:7倍 対物レンズ口32mm 重さ:626g 明るさ:8.5 サイズ:12.4×18×5.7(cm) アイレリーフ:19mm 1000m先の視界:148.6m

販売価格7,106円(2018.1.29現在) レンズフィルターの製造販売で有名なケンコーの双眼鏡で、独自開発設計のガラスモールド非球面レンズというものを使用して、中心から周辺までのピント位置がずれることを防止し、周辺までシャープな像を見ることができます。 別売りの三脚を用いることで双眼鏡を固定して、スポーツや登山、コンサートと様々なシーンで活躍します。

双眼鏡のおすすめ2選:登山


登山で重要なのは、そのコンパクトさと耐久性です。 大自然を眺めるのに倍率の高いものを選ぶのも良いですが、登山などではあまり荷物を重くしない方が良いのでコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。 また、雨天や霧などの環境に適応するために防水性能のついたものなどもすすめです。

Vixen 双眼鏡 アトレック HR8×25WP

出典:Amazon
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倍率:8倍 対物レンズ口25mm 重さ:358g 明るさ:9.6 サイズ:3.7×11.8×11(cm) アイレリーフ:18mm 1000m先の視界:122m

販売価格76,317円(2018.1.29現在) 登山では、標高が高いところの雲や、突然の雨など、アトレックシリーズはそういう悪天候時にも利用できる防水性能を備えています。また、本体はコンパクトなのに、ハードな環境下でも使えるようなマルチコーティングされており、登山中の厳しい環境の中でも十分使えます。 高性能のプリズム材質も使用していて視界の明るさもしっかりと確保しています。

Vixen 双眼鏡 コールマンH6×21 WP H フォレスト

出典:Amazon
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倍率:6倍 対物レンズ口21mm 重さ:210g 明るさ:12.3 サイズ:高さ8.9×幅7.3×厚さ4.9(cm) アイレリーフ:11mm 1000m先の視界:128m

販売価格7,106円(2018.1.29現在) 双眼鏡は機械っぽさが目立ちますが、こちらの双眼鏡はそのカラフルなカラー展開も魅力な一つです。 コンパクトでかわいらしいボディなので、荷物の多い登山中でも使用できます。 また、明るさがとても大きく薄暗い場所や夕暮れ時でも視野を確保できます。

双眼鏡のおすすめ2選:天体観測

天体観測は、その星を眺めることから、他の双眼鏡より倍率の高いものをおすすめします。 しかし、倍率を高くすると見え方が悪くなるので、同時に三脚などの購入をして、双眼鏡自体を安定させることをおすすめします。

PENTAX 双眼鏡 SP 10×50 ポロプリズム

出典:Amazon
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販売価格10,203円(2018.1.29現在) 倍率:10倍 対物レンズ口50mm 重さ:898g 明るさ:6.5 サイズ:19.6×16.6×5.6(cm) こちらは天体観測にオススメの双眼鏡で、重量が重いですが、その分対物レンズが40mm以上と大きく、集光力などの性能がとても良い双眼鏡です。 選び方も、値段は変わりますが倍率が8倍〜20倍まで広い倍率のラインナップから自分用のものを探すことができます。

Nikon 双眼鏡 アクションEX 7X50CF ポロプリズム式

出典:Amazon
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倍率:7倍 対物レンズ口50mm 重さ:998g 明るさ:12.3 サイズ:25×21.8×11(cm) アイレリーフ:17.1mm 1000m先の視界:112m

販売価格22.578円(2018.1.29現在) こちらは価格も高価で重量もずっしりとしていますが、その分、しっかりとしたボディにとても大きな対物レンズで集光性能はとても高く、本格的防水機能も搭載しています。

双眼鏡の選び方/まとめ

このように双眼鏡の選び方は用いるシーンによって様々あり、自分好みの性能で、いろいろな種類や選び方があります。 また、登山や天体観測はアウトドアでの使用になるので防水性能があったほうが良いかもしれませんね。 双眼鏡は倍率が高いほど良いというわけではなく、倍率が高いほど視界が狭く明るさも暗くなるので、適度な倍率を選ぶことが重要です。