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初心者のためのアジングガイド!釣れない理由や釣り方のコツ&テクニックを解説!

アジングはライトタックルで誰でも気軽に楽しめるライトゲームです。アジングを始めたばかりで釣り方がわからず、なかなか釣れない方や、もっとたくさんのアジを釣りたいと考えている方のために、アジングの初心者を抜け出す、釣れない理由や釣り方のテクニックを紹介します。
更新: 2021年5月6日
ryu
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アジング初心者を抜け出したい人必見!釣れないのには理由がある!

アジングは手軽に始められる釣りです。しかし、手軽ですが簡単に釣れるというわけではありません。「アジングを始めてみたけど、なかなか釣れないのはなぜ?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?なかなか釣れないのには理由があります。

初心者を抜け出すためのコツやテクニックをご紹介!

初心者のうちは、あまり釣れない状態が続いても、釣りに行ってルアーを投げたり動かしたりして、たまに釣れるだけで十分に楽しいと思うことができます。

しかし、何度も釣りに行くうちにだんだんと「もっとアジをたくさん釣りたい」「もっと大きなサイズのアジを釣りたい」と思い始めるのではないでしょうか?

そんな、初心者から抜け出したいと考えている方に、アジングでたくさんのアジを釣りあげたり、サイズアップを狙うためのコツやテクニックをご紹介します。

アジングとは?

アジングとはアジを狙う釣り方の一種です。手軽なタックルでできるため、ライトゲームと呼ばれています。

ルアーを使ったアジ釣りのこと

アジングはルアーを使ってアジを釣ります。ルアーはソフトルアーとハードルアーの2種類があり、ソフトルアーではワームを使い、ハードルアーではメタルジグが多く使われています。魚の活性や釣りをするポイントに合わせて、ソフトルアーとハードルアーを使い分けましょう。

アジングで釣れる時期は?

アジングでなかなか釣れない場合は、まず釣りをする時期を見直してみましょう。アジングは1年を通してできる釣りですが、アジには釣りやすい時期と釣れない時期があります。

春は釣れるポイントと釣れないポイントの差が激しい

春になるとアジは産卵期になります。産卵前は産卵に向けてエサを多く食べるので、ルアーにも反応しやすくたくさん釣れますが、産卵後はエサへの反応が悪くなるので、ルアーが目の前に来ても釣れないことが多いです。

春のアジングは、釣れるポイントと釣れないポイントの差が大きく、ポイントで釣果が大きく変わります。事前にそのポイントの釣果情報を仕入れてから釣りに行くポイントを選ぶのがコツです。

夏は小型のアジが釣りやすい時期

夏のアジングでは、小型のアジをたくさん釣ることができます。水温も上がり、魚の活性も高くなっているので、どんどん狙っていきましょう。夏は朝まずめや夕まずめの時間帯が過ごしやすく、魚の活性が高い時間帯です。大きなサイズではなく、たくさんの数を釣りたいという方は、夏が適しています。

秋は1年で最も釣りやすい時期

秋はアジングのベストシーズンです。魚の活性も高く、気温も快適に過ごせる温度なので、1日中釣りを楽しむことができます。秋のアジングでは大きなサイズのアジが釣りで狙えるので、サイズの大きなアジを狙う方にもおすすめの季節です。

冬は釣るのが難しい時期

冬は水温が低くなり、魚の活性も下がってしまうので、釣りに行っても釣れないことが多くなります。しかし、冬のアジは脂が乗って美味しく、大きなサイズのものが釣れるので、大型の味を狙う方は冬のアジングに挑戦するのもよいでしょう。

アジングができる場所は?

アジが回遊したりエサを食べる場所を狙うので、堤防や漁港、船から釣ることができます。

堤防で気軽に釣ろう!

堤防では回遊してくるアジを狙っていきます。堤防は車で気軽に行ける場所が多いので、家族で釣りを楽しむこともできます。堤防では時間帯によって、釣りを禁止している場所もあるので、ルールを守ってアジングを楽しみましょう。

夜の常夜灯は狙い目!

夜にアジングをする場合は、常夜灯の周りを攻めてみましょう。常夜灯にはアジのエサになる魚やプランクトンが集まるので、エサにつられてアジも集まってきます。

常夜灯を狙うときは、常夜灯の光の中心を狙うよりも、明かりの境目を狙うのがアジを釣るコツです。夜に常夜灯近くで釣りをする場合は、暗いので足元に十分注意して釣りをしましょう。


ボートアジングで沖のアジを狙え!

アジは堤防で釣るイメージが強いですが、船に乗って沖を回遊するアジを狙うこともできます。ボートアジングと呼ばれる釣り方で、堤防からではなかなか釣れない大きなサイズを釣ることができます。

ボートアジングの場合は、水深の深いところから浅いところまで簡単に狙うことができるため、魚が回遊している水深を狙って釣ることができます。

アジングができるポイントは?

アジがなかなか釣れない場合は、釣るポイントを見直すことも、脱初心者のためのコツです。

アジが釣れるポイントを探そう!

釣れるポイントは場所によって異なります。他の釣り人の様子を見て、釣れないようであればポイントを移動しましょう。一般的にアジが釣れるポイントは、船が通る道、スロープ、漁船の近くがあります。他に釣り人がいない場合は、これらのポイントを中心に狙っていくのがコツです。

アジングの釣り方~ルアー

アジングはルアーを使うライトゲームです。どのようなルアーを使うのか見てみましょう。

アジングの釣り方~ワーム

ワームはプニプニした触感でビニール素材のソフトルアーです。ワームにはピンテールタイプやカーリーテールタイプといったさまざまな形をしたものがあり、ワームの形によって、水中での動きが変わってきます。

また、ワームのカラーは赤や黄色といったアピール力の強い色から、緑や透明のナチュラル系のカラーまでさまざまです。ワームはジグヘッドと呼ばれる、重りと針が一体化している針にセットして使います。

アジの活性や釣る場所に合わせて、ワームの色や形を変えたり、ジグヘッドの重さを変えるのが、アジングでアジを釣るコツです。

アジングの釣り方~メタルジグ

メタルジグは金属でできたハードルアーです。メタルジグは重量があるため、堤防から少し離れたところにいるアジを狙うときに効果を発揮します。ワームでは遠くのポイントまで投げることができませんが、メタルジグはその重量を利用して遠くのポイントを狙い撃ちできます。

メタルジグは早く巻かなければ沈んでしまうので、ルアーの移動速度は速くなります。移動速度が早くなると、活性が低いアジは反応せず、活性が高いアジしか反応しません。そのため、アジの活性が高いときにメタルジグを使うのがコツです。

アジングの釣り方~キャスト

アジを釣るためには、狙ったポイントにルアーを投げなければいけません。キャストするときには、一度ロッドを後方に振りかぶってから前方にキャストします。ルアーをなかなか遠くに飛ばせない人がいますが、狙ったポイントにキャストするためには遠くに飛ばすことも必要です。遠くに飛ばすコツを紹介します。

アジングの釣り方~キャストのコツ

初心者の人で、キャストするときに腕の力だけで遠くに飛ばそうとしている人がいますが、腕の力だけではルアーを遠くに飛ばすことは難しいです。ルアーを遠くに飛ばすためには、キャストするときにロッドの反発を利用するのがコツです。

キャストするときに、ロッドを一度後方に振りかぶりますが、そのときにロッドがしなるように意識しましょう。後方に振りかぶったときにロッドがしなっていれば、その反動を利用してキャストすることで飛距離が伸びます。

アジングの釣り方~ルアーアクションを覚えよう!

アジングの初心者を脱するには、ルアーアクションを覚えることが重要です。魚の活性や回遊している水深に合わせて、ルアーアクションを変えていきましょう。

初心者のうちはアジのいそうな場所にキャストして、ただ巻きやロッドを小刻みに動かすだけのルアーアクションでも楽しめます。しかし、脱初心者を目指すのであれば、いくつかのルアーアクションを使い分けましょう。

魚の活性が低い場合も、ルアーアクションを使うことで反応させることもできます。

ルアーアクション~L字メソッド

ルアーをL字に動かすテクニックです。 ①まず軽くロッドをしゃくってワームを上に動かした後、フリーフォールで少し沈めます。 ②ルアーを沈めたら少し巻いて食いつきを誘います。 ③少し巻いてもアタリがなければ、①~③を繰り返します。

フリーフォールから少し巻いたところでアジが食いつく可能性が高いです。アジの活性が低いときも、L字メソッドを使ってルアーに食いつかせましょう。

ルアーアクション~リフトアンドフォール

リフトアンドフォールは、ルアーの上下の動きでアジに食いつかせるテクニックです。 ①ロッドを大きくしゃくりルアーをリフトさせる ②フォールでルアーを沈める ③ラインのたるみを巻いて①に戻る 上下に動かすことで、ただ巻きよりも広い水深を探ることができます。

ルアーアクション~レンジキープ


ただ巻きと似ていますが、一定の水深を保ちながら巻いていきます。アジの回遊している水深が分かっている場合に、同じ水深を狙うことができるテクニックです。ジグヘッドの重さに合わせて巻くスピードをコントロールすることが求められます。

ルアーの重さや浮力によって、巻くスピードが変わってくるので、ルアーごとに巻くスピードを変えなければなりません。

アジングの釣り方~合わせのテクニックで釣り上げる!

アジの口は上あご以外は薄くなっていて、合わせのタイミングがずれるとバレやすくなります。合わせのテクニックを身につけましょう。

アジングの釣り方~合わせのコツ

アジングではアタリがきたらすぐに合わせます。アジは口に入れたものに違和感があれば、すぐに吐き出してしまいます。そのため、ルアーを口に入れたら、すぐに合わせないと針をかけることができないのです。

アタリを瞬時に察知するために、アクション中はできるだけラインのテンションを張った状態にしておくのがコツです。

また、ルアーアクション中にルアーの重みがフッとなくなる瞬間があります。それはルアーを下から上に食い上げたアタリですので、ルアーアクション中に違和感を感じたら、軽く合わせるようにしましょう。

アジングの釣り方~バラさないテクニック

うまく合わせができても、釣り上げるまでにバレてしまっては意味がありません。確実に釣り上げるために、バラさないためのテクニックを身につけましょう。

アジングの釣り方~バラさないコツ①

バラしてしまう一番の原因は、アジの上あごに針をかけられていないためです。アジは上あごが一番硬く、上あごに針をかけることができれば、バラす可能性は低くなります。

アジはエサを口に入れてから反転する習性があるので、合わせが遅くなるとアジが反転してから合わせることになります。反転してから合わせると、口の横に針がかかってしまい、バラしやすくなります。バラさないためには、合わせを素早くして、上あごに針をかけることがコツです。

アジングの釣り方~バラさないコツ②

上あご以外に針がかかっても、ロッドのしなりやラインの伸びを利用して、アジの口にかかる負荷を抑えることで、バラしを改善できます。バラしが多い場合は、柔らいロッドや伸びやすいナイロンのラインを使ってみましょう。

釣れない理由はこれだ!

アジングをしてもアジが釣れない場合は、何かしらの理由があります。なぜ釣れないのか?と理由を考えることが、初心者から抜け出す第一歩です。

釣れない理由~アタリがない場合

釣れない理由で一番多いのは、魚自体がいない場合です。周りの釣り人を見て、魚が釣れていないようであれば、アジングをする場所選びに問題があったり、アジを釣るのが難しい時期の可能性があります。

また、時間帯によっては魚の活性が低く、目の前にルアーが来ても追わないこともあります。周りの釣り人は釣れているのに、自分だけ釣れない場合は、アジが回遊している水深を狙えていない可能性があります。アジがどの水深を回遊しているか探りながら釣らなければなりません。

アジの回遊する水深を探れ!

アジを狙うには、どの水深を回遊しているのか見つけなければなりません。アジがどの水深を回遊しているのかを探るテクニックを紹介します。ルアーをポイントに投げて着水したら、5秒ほど待ってからただ巻きします。

数回同じことを繰り返してアタリがなければ、次は10秒その次は15秒と5秒ずつ追加してからただ巻きします。アタリがあれば、次からはその水深を狙うことで、アジが回遊する水深を狙い撃ちすることができ、釣れる可能性は高まります。水深を変えてて攻めていき、アジがどの水深でエサを食べるのか探りましょう。

釣れない理由~アタリはあるが釣れない場合

アタリがあっても釣れない場合は、合わせが遅い可能性があります。アジングは早合わせが基本なので、アタリがきたらすぐに合わせましょう。すぐに合わせられるように、ラインのテンションをなるべく張った状態にしておくのがコツです。

アタリはあるけれども食いつきが悪い場合は、ルアーの色や形を変えてみましょう。魚の活性が高い時間帯は派手なカラーでアジにアピールし、活性が低い時間帯はナチュラルカラーで食いつかせるのがコツです。

数を釣るテクニックを身につけよう!

アジングでは条件がそろえば、たくさんのアジを釣ることができます。数を釣るテクニックを身につけましょう。

数を釣るテクニック~アジの回遊を狙おう!

アジは群れで回遊しているので、数を狙う場合には回遊してくるポイントを狙うのが大切です。アジは潮目に群れで回遊しています。潮目を見つけたら積極的に狙っていきましょう。また、船が通る道も群れで回遊してくるので狙い目です。


数を釣るテクニック~アジが釣れる時間帯を狙おう!

アジに限らず釣りで魚がよく釣れる時間帯が、朝まずめと夕まずめです。朝まずめは日の出前後のことで、夕まずめは日の入り前後のことをいいます。朝まずめと夕まずめの時間帯は、魚の活性が上がるため、アジングで釣りやすい時間帯です。数を狙う場合は、朝まずめと夕まずめの時間帯を狙いましょう。

大物を釣るテクニックを身につけよう!

アジは20cmほどのサイズが多いですが、30cmオーバーの大物もいます。アジングで30cm以上の大物を釣りあげましょう。

大物を釣るテクニック~ルアーも大きくする?

アジングで大物を狙うときに、ルアーも大きくした方がいいと考える人もいますが、アジは成長してサイズが大きくなっても、口が特別大きく成長するわけではありません。したがって、大きなサイズを狙いたいからといって、ルアーのサイズを大きくしても逆効果です。

大物を釣るテクニック~ロッドやルアーを見直してみよう!

大物のアジを狙うときは、岸から離れた群れを狙うことが多くなります。そのため、メタルジグを使って岸から離れたところまで、遠投して狙うほうが効果的です。また、短いロッドだと遠投しにくいので、遠投しやすいように少し長めのロッドを使うとよいでしょう。

大物を釣るテクニック~船から狙ってみよう!

大物のアジは岸から離れた場所を回遊していることが多いです。そのため、船を使って沖に出るボートアジングで大物を狙うという手もあります。船の予約をしなければならず、手軽にできるわけではありませんが、大物のアジを釣りたい方はボートアジングにもチャレンジしてみましょう。

アジが釣れる情報を集めよう!

アジングに行こうとするときに、行き当たりばったりで釣り場を選んでいては初心者から抜け出せません。アジングをするときには情報を集めることが大切です。

釣れない場所には行かない

アジングに行くときは、その場所のアジの釣果情報を事前に調べるようにしましょう。釣果情報のサイトを利用して、行こうとしている場所の情報を調べることで、効率よくアジを釣ることができます。事前に釣果情報を調べて、アジが釣れない場所には行かないのが鉄則です。

アジの状態を考えて釣り方を変えよう!

アジングはアジが泳いでいる場所にルアーを投げれば釣れるというものではありません。アジがどのような状態でいるのかを考えながら釣りましょう。

アジの状態を考えて釣り方を変えよう~時間帯は?水温は?

アジを釣るには、アジの状態を考えることが大切です。釣っている時間帯や水温で、アジの活性は全然違ってきます。

アジがこの時間帯のこの水温では、どこを回遊しているか?食欲はあるか?活性は高いか?ということを考えることで、狙うポイントやどのルアーを使うか判断できます。アジの状態に合わせて、食いつきやすいルアー選びやルアーアクションをすることが大切です。

釣り方のコツやテクニックを押さえて脱初心者を目指そう!

アジングは手軽に始められる釣りで、大人から子供まで人気がある釣りです。しかし、アジングの初心者から抜け出すためには、ルアー選択や、ポイント選び、釣りやすい時間帯、ルアーアクション、合わせを知ることが必要です。

アジングをするときには、数を狙いたいのか、大物を狙いたいのかということをはっきりさせることで、自分の狙いに適したタックルや釣り方を選ぶことができます。アジングのコツやテクニックを押さえて、脱初心者を目指しましょう。