モンベル| ウィンドストッパートレッキンググローブ
モンベル|ウィンドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブ
Mizuno|手袋 A2JY7504 ブラック
ミレー|アクティブウインドストッパーグローブ
モンベル| ウィンドストッパー EXP.ダウンワンピース
ノースフェイス |レディース アウター ウインドストッパーダウンシェルコート
ザ・ノースフェイス|ウインドストッパーゼファーシェルカーディガン
モンベル|パーマフロスト ライトダウンパーカ
ゴア ウインドストッパー
登山やアウトドアが趣味の方は、一度は「ゴアテックス」というタグの商品を見かけたことがあると思います。そして、そのタグがついた製品はなぜか値段が少し高いです。現在では、各社様々な優れた透湿素材を出していますがそれでもゴアテックスの機能の高さに憧れている方も多いはずです。そもそもゴアテックスとはなんなのでしょうか?
一般的には素材のことを指します
ゴアテックスというタグがついてる商品には、ゴアテックスという素材が使われていますよ、ということを指しています。優れた透湿性能と防水性能を兼ねそろえております。そして、ゴアテックス社がただ素材を提供しているだけではなく、作られた製品をゴアテックス社の基準に満たしているものかチェックした上で、発売できるのです。これは、いくら良い素材を使ったとしても加工方法によっては透湿性能、防水性能が低下するためなのです。テストに合格した製品だけが「ゴアテックス」のタグをつけることを許されます。
ウインドストッパー
ゴアテックスの素材もいくつかあります。一般的にはゴアテックスというのは「透湿&防水」ですが、ゴアテックス ウインドストッパーという素材は「透湿&防風」の機能を持つ素材のことを指します。ダウンジャケットに使われていたり、サイクリング用のグローブに使われていたりと、もともと持っている製品の性能をプラスアルファとして、さらに性能を高めてくれます。
ゴア ウインドストッパー:ヒストリー
ゴアテックスのタグのついた製品の信頼の高さは、ゴアテックス社の歴史と経験が物語っています。1959年にポリマーという素材の可能性を感じて実験を行なったところから始まり、1970年にゴアテックスの第一号である特許申請を行い、1976年にゴアテックス製品の第一号が完成します。
ゴアテックス:月面着陸にも使われている?
第一号のゴアテックス製品が発売されて以来、世界中の冒険家に必需品とされてます。また、驚くことに1981年のNASAのスペースシャトル第一号である「コロンビア号」の宇宙服にゴアテックス製のものを着用した宇宙飛行士が任務にもあたっていたのです。
ゴアテックス:実はこんなところにも!
ゴアテックスは宇宙服以外にも身近なところだと、ダイソンの掃除機のフィルターに使われています。医療用でも用いられており、人工血管・人工心臓膜・人工脳膜にもゴアテックスが使われています。製品寿命も非常に長く、人が死ぬまでダメになることはないそうです。
ゴア ウインドストッパー:おすすめの理由
私がゴアテックス ウインドストッパーのことを知ったのは確か中学生の頃だったと思います。その頃、釣りにはまっていたこともあり、色々とウェアのカタログをみていました。ゴアテックスはウェアの中でも最高級品という位置でした。その中に、風を通さないゴアテックス「ウインドストッパー」のグローブがあるのを初めて知り、お年玉を貯めて買った記憶があります。やわらくて、手にすごくフィットする上に記事が薄いのに冬の風でもてのひらが冷たくないことにとても感動したのを今でも覚えています。
ゴア ウインドストッパー:サイクリングにおすすめ!
ゴアテックス ウインドストッパーは特にサイクリングにもってこいの素材です。なぜかというと、サイクリングは暖かい時期はまったく問題ないですが、春秋冬などの肌寒い時期・寒い時期にはとてもじゃないですが何か風を避けるものがなければサイクリングなんてできませんよね。ゴアテックス ウインドストッパーは生地が薄くできるのが特徴なので、本格的なサイクリングはもちろんのこと、自転車通勤の方にもおすすめできます。
ゴア ウインドストッパー:釣りにもおすすめ!
釣りの中でも、特にルアーフィッシングは常にロッドを動かしたり、ルアーをチェンジしたりなど、細かな作業がずっと続きます。冬場は厚手のグローブをはめて作業のときだけ、グローブを外して作業してまたグローブをはめるようなこともあると思います。厚手のグローブだと細かい作業ができないために、グローブを外さないといけないですが、ゴアテックス ウインドストッパーだと手にフィットするのでグローブをはめたままで細かな作業を続けることができます。風も通さないので、手も冷えないで済みます。
ウインドストッパー:特徴
ゴアテックス社の素材、製品になっているという段階で、すでに高いレベルのテストをクリアしてる製品なので信頼度が非常に高いです。その中でゴアテックス ウインドストッパーの特徴は主に以下に挙げた3つです。
防風性
ゴアテックスは高い防水性を持ち合わせていますが、ゴアテックス ウインドストッパーは高い防風性を備えています。冬場は特に風が強く、さらに冷たい風になるので体温が一気に奪われます。ゴアテックス ウインドストッパーは風をシャットダウンしてくれるので、体温の低下を高いレベルで抑えてくれます。
優れた透湿性
最近では、どの製品も「透湿性」を製品の特徴だというようになりましたが、ゴアテックス社はなんと1976年に透湿・防水・防風の製品を発売しています。歴史と経験が違います。アウトドアを始めたばかりの方は透湿性は意外にわかりづらい部分にはなります。簡単に説明しますと、どんなに気温が低くても動いているとウェアの中は汗ばみ、水蒸気が発生して蒸れになります。そして、その蒸れが残ったままだと気温とともに体温を低下させ、命の危険にもなるので透湿性は非常に重要な項目になるので、ぜひゴアテックス ウインドストッパーのタグをチェックしてみてください!
撥水性
通常のゴアテックス製品は「防水性・透湿性・防風性」を持ち合わせていますが、ゴアテックス ウインドストッパーは「防風性・透湿性・撥水性」を兼ねそろえている素材になります。そのため、ダウンやアウターの中にインナーとして使ったり、春や秋などのライトなアウトドア素材としてベストなものになります。
ゴアテックス素材の元は石??
ゴアテックスは素材で、防水性が高く、透湿性能・防風性能に優れている。そして、ゴアテックス ウインドストッパーは防水性の代わりに撥水性があり、風を通さない素材ということはお分かりいただけたかと思います。 そのゴアテックス素材の原料は蛍石(ほたるいし)と呼ばれる石なのはご存知でしょうか?ただすりつぶして伸ばすとゴアテックス最大の特徴である、「透湿防水」には至りませんが、いくつかの工程を経ていきゴアテックス素材ができあがるのです。
ゴアテックス:誤解されがちなこと
ゴアテックス製品の手入れ方法で勘違いしやすいのが、手入れは「専門のクリーニングに行かなければならない」ですとか「洗う洗剤は専用のでなければならない」といった方が多いようですが、一番重要なのは「使ったらきちんと清潔な状態に保つこと。」そんなに汚れていないと思っても、気づかぬうちに皮脂や汚れが素材に付着して、防水性能・防風性能・透湿性能がどんどん落ちていきます。そのため、特殊な洗剤を使うのが大事ではなく、スーパーなどで普通に売られている洗剤で良いので、「しっかり洗って、しっかりすすいで、しっかり乾かす」ことが重要なのです。
ゴアテックス製品の手入れ方法
すすぎは2回で!
選択で洗うときは、普通に洗剤で洗うまでは通常通りで大丈夫ですが、すすぎはきちんとする必要があります。洗剤が残ると、それもゴアテックスの透湿の穴を塞いでしまうのです。そのため、ゴアテックス素材のものはすすぎは2回にしましょう。そのあとは陰干ししておけば大丈夫です。
撥水性回復にアイロン?
ゴアテックスやウインドストッパー素材の物には、もともと撥水性がありますが撥水性能も使うたびに落ちていきます。撥水性能を戻す方法が「アイロン」です。当て布をして中温のアイロンをあてることで、撥水性能がもどります。もしくはドラム式の洗濯機であれば、乾燥機能がついてるものもあるので、乾燥機能をつかうのでも大丈夫です。
ゴア ウインドストッパー:製品
ゴアテックス社は、素材を提供して終わりという考え方ではなく、素材を提供する+ゴアテックスとして発売されるのも自社の責任としている会社です。よく、素材の性能としては最上のものであってもそれが製品になると著しく低下するものというのは数多くありますが、ゴアテックス社が素材を提供して、さらに製品になったものを様々なテストを行なってから発売されるのです。 ちなみにゴアテックス社のホームページ上に、ゴアテックス素材やウインドストッパー素材などを使われている製品が載っています。
ウインドストッパー:おすすめグローブ4選
モンベル ウインドストッパートレッキンググローブ
モンベル| ウィンドストッパートレッキンググローブ
モンベルのウインドストッパーグローブの特徴はなんといっても、薄手の生地でフィット感に優れていることです。裏地には起毛地が使われているので、ある程度の保温力も持ち合わせています。手首にはニット地を使っているので手首からの風もシャットアウトしてくれます。少し肌寒い時や、トレッキングなどにぴったりのグローブです!
モンベル ウインドストッパーサイクルグローブ
モンベル|ウィンドストッパーインシュレーテッド サイクルグローブ
こちらのモンベルのグローブは先ほどのトレッキング用グローブとは異なり、サイクリング用グローブに特化したモデルになります。サイクリングでは特に冷たい風に当たるとすぐ手がかじかんでしまうので、ゴアテックスのウインドストッパーは最適な素材です。ソフトな風合いのため、フィット感に優れ、手の周りや指の周りには耐久力のある合成皮革をつかって強化しているのもポイントです。
ミズノ ブレスサーモウインドストッパーグローブ
Mizuno|手袋 A2JY7504 ブラック
ミズノのブレスサーモはスポーツの冬の練習などでもかなり重宝しているフリース素材です。フリース素材だけだと風を通して保温力が低下しますが、そのフリース素材にゴアテックスのウインドストッパーを張り合わせることで、フリースの保温力を維持することができます。
ミレー アクティブウインドストッパーグローブ
ミレー|アクティブウインドストッパーグローブ
ミレーのグローブはアルパインの訓練用に作られたグローブなので、他のグローブに比べてグリップ性能が高いです。てのひら側には滑り止めのゴムが全体的にはられているので、物をつかんだりする時にもしっかりつかめます。ゴアテックスのウインドストッパー素材である、高い防風・撥水加工に加えて裏地は微起毛地になっているのである程度の保温力もあります。
ウインドストッパー:おすすめダウン4選
モンベル ウインドストッパーEXPダウンワンピース
モンベル| ウィンドストッパー EXP.ダウンワンピース
まず最初におすすめしたいダウンが、モンベルのウインドストッパーEXPダウンワンピースです。なにがおすすめかというと、8000メートル級の高所や南極などの過酷な環境下で活躍するダウンです。普段の環境ではかなりのオーバースペックなのですが、ワカサギ釣りや常に外にいるときで、じ〜っとしていなければならない状況などでもこのスペックが活躍すること間違いなしです。暑くなることの方が多いかもしれません。モンベルのおすすめできる点は高品質なものを他社メーカーに比べて安い値段で手に入れられる点です。
ザノースフェイス ウインドストッパーダウンシェルコート
ノースフェイス |レディース アウター ウインドストッパーダウンシェルコート
ザノースフェイスのダウンのおすすめポイントはタウンユースでありながら、高スペックなダウンであるということです。表側にゴアテックス ウインドストッパーを採用し、冬場の冷たい風をシャットアウトし中は高品質のダウンを使用することで、寒冷地でも抜群の保温性を維持できます。ダウン100%ではなく、光電子ダウンというもので、遠赤外線効果をもたらすので汗も蒸散(外に発散してくれる)効果ももたらしてくれるので快適さを保てます。
ザノースフェイス ウインドストッパーゼファーシェルガーデン
ザ・ノースフェイス|ウインドストッパーゼファーシェルカーディガン
ザノースフェイスのダウンカーディガンタイプです。春秋の朝や夜だけが冷える季節はこの一枚があれば十分なスペックを持ち合わせています。コンパクトに畳むこともできるので、必要のない時にはカバンの中にしまうこともできます。ゴアテックス ウインドストッパーの特徴である、防風性・透湿性に加えて、耐水性も備えた生地に光電子ダウンを組み合わせています。冷たい外気はシャットアウトしつつ、中からの蒸れはしっかり排出してくれるので、中は蒸れずに快適です。ちなみに、アウターでもインナーとしてもどちらでも活躍しますので、その時期にあわせてお選び下さい。
モンベル パーマフロスト ライトダウンパーカ
モンベル|パーマフロスト ライトダウンパーカ
再びダウンのおすすめ、モンベルです。こちらは先ほどの本格的な防風ダウンモデルとはことなり、普段使えるダウンジャケットです。いろいろな気象下の中でもパフォーマンスを発揮してくれる点がおすすめです。防風・保温だけではなく、小雨くらいであればものともしない防滴性に加えて、蒸れを放出してくれる機能も万全なのでダウンジャケットの中を快適に保ってくれます。
ゴア ウインドストッパー:最後に
ゴアテックスは最高級品としては知っていたものの、原料は石だったことなど実は知らないことばかりだったと思います。一番しびれたのは、ゴアテックス社の姿勢です。ゴアテックス素材を提供するだけではなくて、ゴアテックス素材が使われている製品を最後まできちんと責任をもつということ。 だからこそ、長い間過酷な現場で信頼されてきたのでしょう。実際に使ってみて、ゴアテックスの快適さに感動を味わってみてください。この機会にゴアテックスをあなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。