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スポットクーラーで室内を涼しく!室外機がいらないエアコンの性能とは?

エアコンを設置できない環境だと夏はツラいですよね。少しでも涼しい室内にしたいはず。簡易な移動式の家庭用エアコンともいえる、小型のスポットクーラーなら猛暑を乗り切れます。スポットクーラーの性能や特徴、電気代、排熱などについて詳しく解説していきます。

2020年06月06日更新

gauyorim
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簡単に始められるDIYでも素敵な仕上がりを目指すなら、基本的な方法やさまざまなアイデアを知る必要があります。そういった情報はこだわるほど重要になるものです。ベテランでもためになる記事を、初心者の方にもわかりやすく執筆しています。今後のDIYに活かしていただけたら嬉しいです!
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目次

  1. 涼しい環境にできない
  2. 一部分だけを冷やすスポットクーラー
  3. スポットクーラーとは?
  4. スポットクーラーの仕組み
  5. スポットクーラーの排熱
  6. スポットクーラーの電気代
  7. スポットクーラーの騒音
  8. スポットクーラーのデメリット
  9. スポットクーラーの選び方
  10. まとめ

涼しい環境にできない

今の時代、エアコンがなければ夏を過ごせません。クーラーに頼るのはゼイタクだ!なんて意見も、以前なら少なからずありました。ですが温暖化やヒートアイランド現象などの影響により、昔と比べて暑さが増しています。そんな中でガマンしていたら、熱中症にかかる恐れがあって危険です。暑さから身を守るためにもエアコンを利用しましょう。快適な夏を満喫できるようにもなりますよ。

エアコンを設置できない

エアコンが欲しくても、一部の賃貸ルームなど設置できない場合があります。建物の構造的な問題や、工事がNGだったりするわけですね。扇風機をまわしても暑い風が当たるだけで、部屋を涼しくすることはできません。小型の冷却装置を利用したり、原始的に氷を使うなど工夫すれば少しはマシになりますが、やはりエアコンにはかなわないんです。

室内を冷やせない

オフィスのように多くの人がいる場所では、クーラーが苦手な人もいるので室内全体をあまり冷やせません。暑がりの人、寒がりの人と、一方だけに合わせることはできないのです。でも暑さに弱い人にとっては非効率な環境になってしまいます。工場など広い空間においては、全体を冷やすにはコストがかかってしまうことから控えめになりがち。この場合も暑さが足を引っ張りかねません。

エアコンでは足りない

クーラーで空間全体を涼しい環境にしても、厨房など火を使う場所は温度が下がりません。ここも涼しくした場合、他の場所では寒いと感じるほどに冷えてしまいます。工事現場に関しては、外や半屋内での作業になるためクーラーは使えませんよね。そのうえ力仕事なので体温も上がったままになり、激しく汗をかきます。熱中症に加えて脱水症状におちいる可能性がでてきてしまいます。

一部分だけを冷やすスポットクーラー

室内にエアコンを設置できない、室内全体を涼しい環境にすることは難しい、という場合にぴったりの冷房があります。それはスポットクーラー。スポットという名前の通り、一部分だけを冷やすクーラーです。スポットがポイントで、工事現場のような場所でも使えますよ。涼しい環境にしたいけど、上項のような理由があって暑さをガマンしてきた人たちに向けて、作られたような冷房です。

スポットクーラーとは?

スポットクーラーとはどういった冷房なのかを説明します。まず簡単にいうと、移動式の簡易な小型エアコンです。スポットエアコンという別名も持ちます。壁に設置する家庭用のエアコンと違って簡易なため、取り付ける工事の必要がありません。なのでエアコンを設置できない場所にも置くことが可能です。高い工事費用がネックになっていた場合も、その問題は解決されます。

小型を活かす

4畳半以下ぐらいに部屋が狭くて、壁へ設置する家庭用のエアコンは見合わない場合、小型のスポットクーラーが最適です。小型であればスペースもそこまで使わないので、多少ジャマになったとしても暑さをしのげるなら許せます。もし大きなものだと、オフィスや厨房、工事現場など人が動きまわる場所にあったら迷惑ですよね。簡易で小型な分、冷やす能力は低いのですが、サイズ的なメリットがあります。

移動式を活かす

移動式ということもメリットのひとつです。部屋が複数ある場合、全ての部屋にエアコンをつけることはあまりないでしょう。ひんぱんに行き来するなら別ですが、移動式のスポットクーラーであれば、そのつど持っていけますので1台で済みます。ガーデニングやガレージで作業する時も、移動式なら対応ができますよ。仕事場などにおいても、ジャマになるようなら移動させられます。

冷風機

スポットクーラーは「冷風機」とも呼ばれます。この名前でよく間違えられる機器に「冷風扇」があります。冷風機との違いは仕組みにあって、冷風扇はぬらしたフィルターに風を当てて気化熱で冷却するものです。名前が似ているのでややこしいですよね。涼しい室内にするという目的は同じですが、中身は全然違う機器です。用途や効果が変わってきますので、選ぶ際には気をつけてください。

スポットクーラーの仕組み

仕組みは家庭用のエアコンとほぼ同じ。その場の空気を取り込んで、中で冷やしてから涼しい風を送ってくれます。簡易で小型なうえ移動式だから、クーラー並みに涼しい扇風機ともいえますね。簡易であってもエアコンということは、排熱する必要があります。ただ、壁に取り付ける家庭用エアコンのように室外機は別になっていません。スポットクーラーは室外機と一体型なんです。

スポットクーラーの排熱

室外機と一体型になっているスポットクーラーは、前面から涼しい風が送られて、背面から排熱します。室内で排熱されてしまうと、室温が上がってしまいますよね。なので排熱を外へ逃さないといけません。外まで排熱用の配管を取り付ける方法が一般的です。複数人がいる場所では、排熱が他人の方へいかないように気をつけましょう。この場合も配管による排熱処理がベストになります。

排熱を気にしなくていい場合

スポットクーラーを外や半屋外で使うなら、排熱を気にしなくても大丈夫です。閉じた空間ではないため、排熱ぐらいではその場の気温が上昇することはありません。前面から吹く涼しい風に当たればいいだけ。他人がいない部屋で利用する場合も同様です。室温全体を下げる目的でないなら、排熱のことを考える必要はありません。排熱がこもらないよう窓を開けて使用することで解決できます。

スポットクーラーの電気代

冷房、暖房を問わずに、長時間使い続ける電化製品で気になるのは電気代ですよね。スポットクーラーも当然ながら電気代がかかります。平均ではありますが、普通の家庭用エアコンの電気代は、1時間使った場合5円〜7円ほどとされています。スポットクーラーの電気代は、1時間使った場合5円〜20円ぐらいになります。このようにスポットクーラーは電気代がかさむんです。

電気代が高い理由

スポットクーラーの電気代に幅があるのは、使い方によるものです。締め切った狭い室内での使用で、排熱処理をちゃんとおこなっていれば、電気代は普通の家庭用エアコンとほぼ変わりません。排熱処理をしていない場合、室内が冷えないので強いパワーで運転し続けます。これが電気代の上がる理由です。外や半屋内、換気の良い場所で使う場合も同様になります。

スポットクーラーの騒音

スポットクーラーは、普通のエアコンと同じ仕組みです。なので音も同じように出ます。ですがスポットクーラーは、室外機と一体になっているという違いがあります。普通のエアコンの室外機は外にあるので、音はそこまで気になりません。でも室内にあったらどうでしょうか。音に敏感な人は騒音と感じてしまうはずです。寝室で使うとスポットクーラーの音がうるさくて眠れないかもしれません。

スポットクーラーのデメリット

スポットクーラーのここまでの説明で、メリットとデメリットが見えてきたと思います。スポットクーラーは試しに購入して使ってみる、というものではないため、検討する段階でデメリットをよく知っておかないといけません。壁に取り付ける家庭用エアコンと比べていくつかのメリットを持ちますが、デメリットもあります。スポットクーラーしか使えないという場合以外は、この欠点が大きな負担になりかねません。

性能について

スポットクーラーは普通の家庭用エアコンと仕組みはほぼ同じでも、小型で簡易なためパワーがおとります。室内全体を冷やす用途で使う場合、せいぜい4畳半ぐらいのスペースしかカバーできません。6畳以上の広さなら、普通の家庭用エアコンでないと涼しい環境にならないでしょう。

サイズ感について

先に、簡易で小型という利点を活かすと説明しましたが、それなりのサイズはあります。普通の家庭用エアコンなら壁に取り付けるのでスペースに影響はないですよね。でもスポットクーラーは床へ置くことになるため、スムーズな行動をさまたげてしまう可能性がでてきます。

移動性について

移動式ではあるものの、スイスイと動かせるわけではありません。そこそこの重量なので、階段の上り下りも力が必要です。それとスポットクーラーは排熱するため、配管を取り付けると説明しました。排熱を気にしなくていい場所以外では、移動するたびに配管を取り付ける作業が必要です。

価格について

スポットクーラーの最後に挙げるデメリットは価格。簡易で小型のエアコンなのですが、平均的にみて普通の家庭用エアコンより少し安いぐらいです。設置工事の費用がかからない分さらに安くなるものの、その差額は自分にとって満足できる額なのかよく考えないといけません。性能とサイズ感、電気代もふまえると、普通の家庭用エアコンが設置できるなら、多少高くてもそちらの方が便利でしょう。

スポットクーラーの選び方

スポットクーラーのデメリットが分かると、使う場面がハッキリしてきます。はやりスポットクーラーがベストな選択という場合は、よく選んで十分に検討するのがいいですよ。スポットクーラーを選ぶうえで重要視するポイントをご紹介します。

価格とサイズ

まずは価格を確認しますよね。スポットクーラーは多くのメーカーから様々な機種が販売されています。性能や機能に合わせて価格もバラバラです。ムリをせず予算におさまるものを選びましょう。サイズについては、現物を見ないでネットなどで購入した場合、思ったよりも大きくて扱いづらいということもありますから、先によく確認してください。

ヒーターとしても使える

スポットクーラーの別名はスポットエアコンです。ヒーターとしても使える機種があるんですよ。暖房器具がないなら、うれしい機能になります。夏だけでなく冬も使いたい場合におすすめ。ただし価格は高くなってしまいます。

窓に取り付けられる

窓に取り付けられる機種もあります。設置はちょっと大変になりますが、排熱はそのまま外に向かいますので、普通のエアコンと同じ感覚で利用できます。普通のエアコンは設置できない、スペースを埋めたくない、移動の必要はないという場合に最適です。

まとめ

スポットクーラーの仕組みや性能、メリットやデメリット、選び方などについて説明してきました。特殊な冷房なため、一般家庭での用途は限られます。外や半屋外、一部分で火を扱ったり空間に対して人が少ない場所などで使用するなら、大いに役立ってくれるはず。普通のエアコンを設置するのが難しい場合にも、おすすめのクーラーです。暑さ対策をして猛暑を乗り切りましょう!

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