FIREBOX G2
ファイヤーボックス・ナノストーブチタン
話題沸騰!ファイヤーボックスとは?
ファイヤーボックスという名前を聞いたことがありますか?今、キャンパー達の間でアメリカからやってきたこの「ミニマム焚き火台」が話題騒然! 今回はファイヤーボックスの有り余る魅力に迫っていきたいと思います!
9-1.ファイヤーボックスの魅力
軽量コンパクト!
まずはファイヤーボックスの基本仕様からご紹介。 ファイヤーボックスは折りたたみ式の焚き火台であることが最大の特徴です。ある程度の大きさまでは格納するために変態が可能なものは多くありますが、ファイヤーボックスほどコンパクトに収納が可能になるものは中々ありません。
驚きの収納サイズ!
ファイヤーボックスG2は折りたたみサイズ幅12.7×高さ19cm、その厚みはわずか0.95cmです。重さは907gとサイズにしては重量感はありますが、その重量感が素材であるステンレスの厚みや丈夫さを物語っているようですね。また使い込まれたそのたたずまいが本当にワイルドでカッコいい!
9-2.ファイヤーボックスの魅力
組み立て簡単!
ファイヤーボックスの組み立てはストッパーをはずして開く、ただそれだけ。 ファイヤーボックスの本体は4枚の側面が蝶番でつながれており、広げると完全な正方形ではありません。 ファイヤーボックスの組み立てについてはあまりに簡単すぎて、説明のしようがありません。
9-3.ファイヤーボックスの魅力
燃焼効率バツグン!
ファイヤーボックスはその煙突効果で小さな火種からでもよく燃えます。ファイヤーボックスを市販の炭起こし器のように使えば、炭起こしもラクラクです。 ファイヤーボックスがそのコンパクトなボディながら焚き火台として満足できるその訳は「二次燃焼」という仕組みによるもの。ウッドストーブはこの二次燃焼を利用し火力を強く維持できるのです。
二次燃焼とは?
中に炭や薪などをセットし火をつけると底部にある吸気口から空気が入り込んで、薪が燃えだします。この状態が一次燃焼。 やがて本体が暖まってくると内壁と外壁のあいだの空気が高温になり、上昇気流を生みだします。それに伴って吸気口から新鮮な空気がどんどん吸い込まれる為、薪はさらに勢い良く燃えるのです。 最終的に上にある吹き出し口から未燃焼ガスに熱風が吹きつけられることになり、二次燃焼が始まっていくのです。
9-4.ファイヤーボックスの魅力
その堅牢なボディ!
ファイヤーボックスはコンパクトな作りからすると1kg弱と意外と重みがあります。 それはボディのステンレスにしっかりとした厚みがあるため。熱による変形の心配もなく、とにかく頑丈な作りでちょっとやそっとでゆがんだりしません。またファイヤーボックスはシンプルな構造故に壊れにくいという利点もあります。 ファイヤーボックスG2は小ぶりなダッチオーブン位ならびくともしません。まさにワイルド!
9-5.ファイヤーボックスの魅力
広がる調理バリエーション!
ファイヤーボックスはファイヤースティックをはじめとするアクセサリーを使用することで、クッカーや食材に合わせた調理法の幅が断然広がります。 一見模様にも見える側面の穴にスティックを刺すなどしてクッカーの幅や高さに合わせることが出来ます。 ファイヤースティックを一番上の溝に間隔をとってはめ込めば、串に刺した焼き鳥なども! ファイヤーボックスをいかに格好よく機能的に使うことが出来るか、工夫や知恵を駆使することがたまらなく楽しくなっちゃいますよ!
9-6.ファイヤーボックスの魅力
焚き木の追加にストレスなし!
ファイヤーボックス同様キャンパーに人気のアイテムである「ワイルドストーブ」。軽さとコンパクトさ、高火力などワイルドストーブもファイヤーボックスに引けを取らない名品ですが、それゆえの弱点もあったりします。 燃料効率が良すぎて焚き木が簡単に燃え尽きてしまうので、すぐに追加をしなくてはならないのですが、これがかなりやりずらい、というもの。
進化したファイヤーボックス、ファイヤーボックスG2!
FIREBOX G2
【G2モデル特徴】 ・下から燃料の補充が可能に ・穴の位置も高さが違うため、木を差し込んだ時にストーブの中でクロス・スティックの差し込み口増
進化したファイヤーボックス、「ファイヤーボックスG2」の新機能はまさにそのワイルドストーブの弱点を見事克服!下に大きく開いた穴から焚き木をくべることが出来るようになりました!これでクッカーを上に乗せたままでも焚き木の追加に困りません!またファイヤーボックスG2の心憎い所は、焚き木をくべる穴の高さが微妙にずらしてあり、焚き木をくべた際クロスするように作られているのです。極限までシンプルな作りにしながら、相当考えられて作られたファイヤーボックス、恐るべし!
9-7.ファイヤーボックスの魅力
アクセサリーが豊富!
ファイヤーボックスには純正のアクセサリーが沢山用意されています。ファイヤーボックス本体を収納するレザーケースなど、こだわりのあるアイテムがキャンパーたちの焚き火愛をますます過熱させているようです。 特に「ファイヤーボックスアクセサリーキット」は前にご紹介したように調理バリエーションを広げるなど機能を拡張できるプレートなどがセットになっていておすすめです。 もっとアウトドア料理を楽しみたいあなたには「ファイヤーボックスオーブンセット」でパン焼きなどいかが?
9-8.ファイヤーボックスの魅力
燃料いろいろ選べます!
ファイヤーボックスはそのコンパクトなボディの中で効率よく燃焼できるため、その燃料を選びません。 焚き付けに松ぼっくりを使ったり、焚き木はもちろんのこと炭やアルコール、なんでもいけます。ファイヤーボックスはトランギア製品とも相性がよく、固形燃料使用の際の五徳代わりにも便利です。 ファイヤーボックスで焚き火をしたり、ワイルドに分厚いステーキを焼いたり、ぼーっとしながらゆっくりとお湯が沸くのをながめたり… いろいろな燃料を使い分け、それぞれのシチュエーションでファイヤーボックスを楽しめます。
9-9.ファイヤーボックスの魅力
更に軽量!ファイヤーボックスナノ!
ファイヤーボックス・ナノストーブチタン
素材:チタン 幅:8cm 高さ:12cm 収納時:0.635cm 重さ:113g ちょうつがいが使われており、難しい組み立ての必要がありません。
ファイヤーボックスにはG2の他にも更にコンパクトなモデルがあります。それが「ファイヤーボックス・ナノストーブ」シリーズ。もっとも軽量なモデルはファイヤーボックスナノストーブチタン。チタン製ですので軽いことには間違いないのですが、なんと総重量113gという驚きの軽さ!またチタンは軽量なだけでなく、腐食しにくい、クールダウンが早いなどのメリットが沢山。ファイヤーボックスの中でもチタンはややお高めとも思われるかもしれませんが、その丈夫なボディは半永久的に使えるのではとの声も多く、十分その価値はあるのではないでしょうか。
ファイヤーボックス・ナノストーブステンレス
ファイヤーボックスナノストーブシリーズにはチタンの他にステンレスもあります。重さはチタンよりやや重い170g。しかし収納時の厚さはチタン、ステンレス共に圧巻の0.635cm! トランギア製品との相性も抜群で、たった2本のピンでアルコールストーブなどがベストなポジションに調節可能になります。もちろん炭や焚き木もOKです。 これならファイヤーボックスをザックに忍ばせてどこにでも連れ歩きいつでも焚き火を楽しめますね。
キャンプだけじゃない!使い方いろいろ
ファイヤーボックスナノストーブはクールダウンも早い為、あまり本体が熱くなりません。安定性も高いため、炭などは若干難しい場合もあるかもしれませんが、固形燃料などを使用することでキャンプなどの屋外だけでなく、幅広く使うことができます。収納もかさばらないので、災害時などに備えてあると大変便利かもしれません。
ファイヤーボックスで広がる焚き火生活!
ファイヤーボックスが様々な燃料やクッカーを駆使し、調理の幅が格段に広げることはお分かりいただけたかと思います。でも、やはりキャンプの醍醐味である焚き火でファイヤーボックスを使うことをお勧めしたい! 焚き火は調理したり、暖を取ったりする目的もありますが、ただその炎を眺めながらボーっと過ごしたり、仲間と焚き火を囲んだり。特別な時間が過ごせるキャンプに欠かせないプレミアムなアイテムだと思います。
ファイヤーボックスがあると焚き火グッズも欲しくなる!
ファイヤーボックスで焚き火をしようと思った時、そのほかに必要なグッズってなんでしょう? ファイヤーボックスはコンパクトな故、G2のように底部の開口部から焚き木を追加するには焚き木を小さくする必要があります。そんなとき活躍するのがナイフや鉈など。ナイフは1本あればなんでもでき、キャンプには欠かせない道具のひとつ。焚き付けに使うフェザースティックを作ることも出来ます。 また火を扱う為のレザーグローブや火ばさみとワイルド感満載なグッズの数々、ますますテンションがあがっちゃいますね!
ファイヤーボックスのシンプル調理が素材の味を引き立てる!
ファイヤーボックスを活用しているみなさんは純正オプションだけでなく、それぞれ市販の焼き網や100円グッズなどを利用し、工夫を凝らして調理を楽しんでいます。でもキャンプ料理の醍醐味と言えば、ワイルドかつシンプルなグリル料理だと思いませんか!?塩コショウだけで楽しむ素材の味はどんな高級料理よりおいしく感じます。
ファイヤーボックスで料理上手の上級キャンパー?
強い火力で厚みのある肉もばっちり!みんなでシェアする楽しみもありますし、炭火でまったりひとり焼き鳥もおつなもの。焼き芋なんかもいいですよね!様々な燃料や調理法を1台で使い分けられるファイヤーボックスだからこそなせる業でしょう。キャンプ初心者でもこのファイヤーボックスさえあれば、ぱぱっと組み立て、ぱぱっと炭火おこしできちゃうこと間違いなし。キャンプ上級者みたいでちょっと鼻高になれるかも?
ミニマム焚き火台ファイヤーボックスでどこでもリビング感覚!
いかがですか?小さな焚き火台の限りない可能性を感じて頂けたでしょうか。人間が火を扱うようになってから随分と立ちますが、このシンプルかつ機能的なファイヤーストーブさえあれば、いつでもどこでもそこが貴方のリビングになる時代になりました。ファイヤーボックスのシンプルであるが故の機能性を最大限に生かす使い方の工夫もキャンパーたちを虜にするのでしょう。
ファイヤーボックスは焚き火を私たちにとってより身近な存在にしてくれます。初心者にも上級者にも同じように気軽に焚き火を楽しませてくれます。 ファイヤーボックスさえあれば難しいことは一切ありません!重い荷物も必要ありません!この小さな類いまれなき炎の使い手、ファイヤーボックスを手に入れて、あなたもミニマムキャンパーの仲間入りしてみませんか?
ウッドストーブなどの断面図