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カラス貝とムール貝って違うの?生態や食べ方についてもご紹介!

カラス貝とムール貝、似ているようで違う、違うようであってる。そんな不可解な疑問を徹底解決!どんな生態なのか、またどんな食べ方をすれば美味しいのか、までとことん紹介します。カラス貝とムール貝の謎に満ちた生態や疑問を払拭していきましょう。
更新: 2024年6月2日
みさお
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目次

カラス貝とムール貝の違いは?

カラス貝とムール貝って似てるだけ?

カラス貝とムール貝は呼び名が同じものがあったりと、わかり辛い貝で有名ですが、今回はカラス貝とムール貝の違いをご紹介します。そもそもカラス貝とムール貝って違うものなの?という疑問なのですが、違うようで、同じ貝です。という回答になってしまうのです。正直、言っていることが解らない!という方が多いかと思います、この時点ではですね。 では、まずカラス貝とムール貝は違うのか、または同じ貝なのか、結論から先に述べてしまうと混乱してしまうため、順立てて説明いたします。まず、カラス貝ムール貝とは何か、そして、カラス貝ムール貝の種類を紹介していきたいと思います。

カラス貝は二種類いる!?

淡水に棲んでいるもの

実のところ、カラス貝とは二種類存在する貝なのです、そのため、あれ?カラス貝ムール貝って違うの?でも、カラス貝って淡水の貝じゃ…あれ?というような悪循環が生まれてしまうのです。カラス貝は淡水に棲んでいるものと海水(海)に棲んでいるものと分かれており、カラス貝、ムール貝ともに別の生態系を持つ貝で、全く別の種類の貝になります。まず最初に淡水に棲んでいる二枚貝のカラス貝の説明をします。

淡水に棲んでいるカラス貝とはイシガイ科呼ばれ、淡水に生息し、独自の生態系を持つ貝になります。また、この貝の生態系は、住処である環境が破壊されていっています、川の汚染問題や、住処である川や湖などの開拓などなど、生態系が崩れようとしている貝です。近年どんどん近代化が進む一方でこういった貝や魚たちの住処が失われているため、環境省や自治体によって絶滅を危惧されるレッドリストにまで登録されるようになったほどです。

海水に棲んでいるもの

上記で説明したとおり、淡水と海水に棲んでいるもので種類が違うのです、海水に棲んでいるカラス貝のことをムール貝と呼んでおります。フレンチだったりと、ヨーロッパにおいて伝統的な食材の一つです。あれ?カラス貝はムール貝なの?と思われた方のために簡単に説明すると、海水に棲んでいるのがムール貝(カラス貝)で、淡水に棲んでいるもカラス貝はムール貝ではありません。また、ムラサキイガイともよばれており、色はカラス貝とにているので、形や棲んでいる場所を目安とすると見分けることができます。


カラス貝=ムール貝!

少し解り辛いように思えますが、カラス貝とムール貝は同じなのです、ただ、淡水に棲む別の生態系のカラス貝もいるということです。覚え方としては、ムール貝は海水の貝、カラス貝は淡水の貝と割り切ってしまうのが速いです。釣りをする方であれば、カラス貝は餌になるので、とても身近な貝なのですが、ムール貝の事をカラス貝と呼んでしまうと、アンジャッシュのように行き違いになってしまうこともあります。

こんな感じです

分け方はムール貝、そしてカラス貝と別個体と認識してもよいかとは思います、そもそもムール貝をカラス貝と呼ぶのは、もともと地方ではカラス貝と呼ばれていたものが、まとめられてムール貝と呼ばれるようになったものなので、厳密に細かく言うと、違うのですが、そういった貝たちを総称した呼び名がムール貝なのです。

カラス貝(淡水)は危険?食べない方が良い?

カラス貝が育った環境を見てみよう!

カラス貝の味は大変美味しいため、地方ではよく食されています。ですので、生息地を狙い、とって食べることもできます(自治体によっては貝を捕っては行けない場所があるため注意が必要です)。ただ、餌であるプランクトンの性質で、人間に害があるものを食べて育っている場合があります。 食べたい場合は、棲んでいた場所が極度に汚くないかどうか確認し、2~3日は砂を吐かせてから食べるとよいでしょう、お店で売られているのものは特段気にする必要はありませんが、個人で取って食べる場合は注意がひつようになります。

カラス貝の美味しい食べ方

カラス貝はとても美味しいため、基本どう調理しても美味しいですが、おすすめなのはお味噌汁にいれたり、フライにして食べるのがおすすめです。作り方はとても簡単です、味噌汁の具として入れるだけですが、味噌汁に限らず、調理する場合は砂をよく吐かせてないと、食べたときにジャリジャリとした嫌な食感が残る場合があるため注意しましょう。


おすすめはお吸い物

カラス貝の食べ方で筆者のおすすめは、お吸い物にすることです。こちらは調理がとても簡単です。砂抜きしたカラス貝を水の中に入れ、沸騰させます、灰汁は取りましょう。煮立ったら、大さじ二杯程度のしらだしをいれ、ネギを一口大にカットし入れます、そして5分ほど中火で火をいれたら、いったん火を止め10分ほどおいたら完成です。寒い季節はとても暖まれますのでおすすめです。

ムール貝の美味しい食べ方

ムール貝の美味しい食べ方はパエリア!

ムール貝を美味しく食べる方法としてまず真っ先に思い浮かぶのがパエリアかと思います。ムール貝を使った代表的な料理と言っても過言ではない料理です、ただパエリアは調理工程が少し難しいので、オーソドックスな作り方とレシピを記載しておきますので、よければ作ってみてください。

ムール貝のパエリア レシピ

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%B3-28cm-%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%81%AB-100vIH%E5%AF%BE%E5%BF%9C-28672/dp/B00BEQLTYU/ref=sr_1_1_sspa?ie=UTF8&qid=1516980650&sr=8-1-spons&keywords=%E3%83%91%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2+%E9%8D%8B&psc=1

パエリア用の鍋があると便利です

今回は2~3人分を目安にレシピを載せておきます、もちろん自己流のアレンジも可能です! お米:大体2合 タマネギ:半分 カットトマト:(トマト缶)半分程度 マッシュルーム:3~4個 パプリカ:1個(赤色と黄色両方の場合は半分ほどがおすすめ) ムール貝:5~6個 お好みでエビやイカなどの海鮮類:今回はエビを4匹 パエリアの素:市販のもの 塩こしょう:適量 バター:2欠片 ニンニク:1欠片

パエリア調理工程

タマネギ、にんにくはみじん切りにしましょう、マッシュルーム、パプリカは短冊切りの容量で切ります。続いてフライパンにバターを入れ、弱火で火を入れます、良い感じにバターが溶けてきたところににんにく、タマネギ、マッシュルームをいれ半透明になるくらいまで炒めます。

パックに入って販売されているものもあります


タマネギ、にんにくが半透明ほどになったら、一度別皿に取り上げます、そしてその後にエビを入れて塩こしょうを振り、中火で加熱します(焼き目がつくくらい)。エビを炒め終わったら、一度取り出します。そのあとパエリア用の鍋にバターを引き、ムール貝を炒めます、大体中火で蓋をして、ムール貝の蓋が開くまで炒めてください(汁がでますので捨てずに取っておきましょう)。炒め終わったら貝は取り出します。 市販のパエリアの素の説明をみて、水で溶きましょう。そして、先ほどのムール貝を炒めたときの汁と合わせます。そして、洗っていないお米とタマネギにんにく、そしてパエリアの素とムール貝の汁を合わせただしを鍋に入れお米が半透明になるまで炒めていきます。

新鮮なものがいいですね

お米が半透明ほどになったら、トマト缶、ムール貝、エビを鍋に入れ蓋をし20ほど中火で炒めます。バチバチという音がし始めましたら、火を止めましょう。火を止め、大体10分ほど蒸らせば完成です。

ムール貝のフライもおすすめ!

もちろん、パエリアだけでなく様々な料理にも合います、その中でもフライがとても美味しいです。作り方は一般的なフライと同じで、小麦粉、卵、パン粉につけて、180度でからっと揚げます。普通にフライにするだけでもとても美味しいですし、なにより、簡単な調理で美味しくなるので、是非ともお試しください。 筆者のおすすめの美味しい食べ方は、タバスコを少し垂らして食べるのがとても美味しいです、フライにタバスコ?と思われるかもしれないですが、牡蠣フライにもタバスコをかけますし、タバスコは牡蠣専用に作られたものなので、ムール貝にも合います。美味しいですので、一度試してみてください。

カラス貝とムール貝総まとめ!

パスタにして食べるのもいいですね

ムール貝とカラス貝の意外な事実

意外と間違えられやすいムール貝とカラス貝ですが、カラスガイとカラス貝の違い、そして生態のことや美味しい食べ方を紹介しました。料理に関してはもちろん、皆様の自己流のアレンジなどを入れてみてもいいですね、フライだけでなく、様々な料理に入れても美味しいですので、是非とも皆様の参考にしていただければと思います。