バギークロスとは
バギークロスは子供がよく乗って遊んでいるキックボードと良く似ています。見た目で気づく違いは前後のタイヤの大きさくらいではないでしょうか。 しかし乗ってみるとその違いはとても大きいです。小回りが聞いて操作性に優れているバギークロスは自分の体の一部のように従順に動いてくれます。ちょっと練習するだけでかっこいいトリックも決められるようになるでしょう。このあたりが大人にも通用するホビーアイテムのひとつとしてバギークロスが取り上げられる理由のひとつでしょう。
バギークロスとキックスクーターの違い
バギークロスは商品名
バギークロスもキックボードも全て大きく分類するとキックスクーターということが出来ます。キックボードもバギークロスも"商品名"だからです。キックスクーターという大きな分類のひとつにバギークロスとキックスクーターがあるということになります。
ブレーキ
バギークロスの大きな特徴は12インチと大きめなタイヤとその前後タイヤにブレーキをかけることが可能だということでしょう。これによって抜群の乗り心地と自由度の高い操作ができるようになっています。
バギークロスの基本情報
商品名:Buggy cross(バギークロス) 耐加重:100kg 本体重量:8kg 全長:120cm カラー:フェザーホワイト、ファントムブラック、タヒチブルー、ライムグリーン、アルメリアピンク、フレアオレンジ、ヴォルケーノレッド、コズミックパープル、ルナメタル 対象年齢:8歳以上 価格:18,368円(2018.1.現在) スチームフレーム、アルミブレーキ、12インチタイヤ装着
折りたたみできるの?
残念ながらバギークロスは折りたたむことはできません。折りたたみができると車に乗せてアウトドアで楽しむことも可能になるのでよいのですが。 しかし、バギークロスは簡単に分解することができます。届く時も分解された状態で届き家で組み立てるようになっていますので、その状態まで戻せば車に乗せて持ち歩くことも可能です。組み方は説明書を見なくてもできる程度に簡単ですので、分解組み立てが面倒ではないという人は折りたたみほどではないですが簡単に持ち運ぶこともできるでしょう。
バギークロスの性能
ブレーキ
バギークロスのブレーキは一般的に馴染みの深い自転車と同じ構造のブレーキを採用しています。キックボードのブレーキというと、後輪の泥除けをタイヤに押し当てる形で制御する形になりますが、バギークロスはタイヤを両側から挟んで減速するシステムです。 こちらの方が速度制御しやすくて安全性が高いといえるでしょう。
タイヤ
バギークロスで使われているタイヤはマウンテンバイクに使われているような凹凸のある12インチタイヤです。それだけでなく、バギークロスのカスタムタイヤも全てアルミホイールとの組み合わせで売られています。 オフロードタイヤはデコボコがあるので走行音が気になるという街乗りの人には、オンロード用のタイヤも用意されています。自分の普段の使い方によって公式パーツでタイヤも選べるというところは嬉しいですね。
クッション性
もうひとつバギークロスのタイヤが優れているのは、空気タイヤを使用しているというところです。一般的なキックボードはゴムタイヤではなく硬いポリウレタン製のタイヤを採用しています。スケートボードなどに使われている硬くて小さなタイヤです。 ポリウレタン製のタイヤはスピードが出るという反面、路面の凹凸による振動を乗っている人がもろに体に受けてしまうことになります。クッション性が低いということです。一方空気タイヤであるバギークロスではその振動をやわらげてくれるので硬いタイヤのような乗っていて感じるガタガタ感は軽くなっているので快適です。
バギークロスの楽しみ方
子供だけでなく大人が楽しむキックスクーターが「バギークロス」です。他のキックスクーターでは真似できない楽しいバギークロスの楽しみ方を動画でご紹介します。
動画の中でバギークロスを操っているのはプロのBMXライダー池田貴広さんです。BMXでのトリックをバギークロスで次々と再現して見せてくれています。はじめは街なかの公園かどこかでしょうか、舗装された路面での走行ですが、動画が進むと下は土になり、山林や荒れた道での走行シーンになります。 下り坂道ではスピードが出てヒヤリとしますがバギークロスにはブレーキがついていますのでスピードの出過ぎで操作性が危うくなることはありません。
カスタム
バギークロスは乗っても楽しいですがいかにかっこよく、自分らしくカスタムするかというのも楽しみのひとつです。
バギークロスは大人が乗るにはステップ部分が狭いという声も聞きます。ステップ部分をカスタムしてあげることで乗りやすさが格段にアップすること間違いなしです。一番最初のカスタムはまずはステップ部分からがおすすめです。
真っ黒ボディの赤のホイールがとってもおしゃれなバギークロスです。よくみるとボディカラーだけでなくハンドルやタイヤの太さも変更されているのがわかります。こんなバギークロスで走っていたらとっても目立ちそうですね!
バギークロスは公道を走れるの?
ちょっとコンビニに行くとき、通勤も楽しくしたい人など公道が走れるのか気になりますよね。バギークロスが公道を走れるかという結論の前に、自転車などの軽車両が公道を走る規則を抜粋してご紹介します。
必要な装備
公道を走る軽車両に義務付けられているのは「ブレーキ」と「反射鏡」「ベル(警報装置)」です。ブレーキとベルに関しては自転車に関する規定です。ベルは道路交通法の保安基準で定められているものになります。
グレーゾーン
バギークロスにはブレーキが装備されていますので反射鏡を取り付けてあれば公道を走っていても警察から切符を切られるようなことはないでしょう。しかし、あくまでも自転車の規則であるのでバギークロスに適用されるのかはグレーゾーンです。 どうしても心配だという場合は、近くの警察署にいって公道での走行が違反にならないか確認するのが一番でしょう。
バギークロスの買い方・価格
バギークロスの取扱店として試乗できるバギークロスを置いているサイクルショップもあるようです。しかし、バギークロスは基本的には通販で購入するようになっています。 値段は現在税込み価格で18,368円。大手通販サイトのポイントなどを比べて自分の買いやすいところから買うのがよいでしょう。※価格は2018.1現在
株式会社 FTC
バギークロスを日本で取り扱っているのは株式会社 FTCです。ここが日本のバギークロス公式サイトとなっていてそこから取扱店を募集しています。日本各地にある取扱店は必ずここを通って仕入れをしています。(転売ヤーや個人のオークションなどは除く)株式会社 FTCとして販売を行っているのはAmazonでの通販になります。
カスタムパーツ
株式会社 FTCがAmazonで販売しているのは2018年現在在庫があるのは本体とスペア用のタイヤ、バギークロス専用 カラーブレーキワイヤーがイエロー、ブルー、レッドの3色です。カスタムパーツの中でも欠品となっているものは他の販売店で探すこととなります。 公式はオフィシャルアフターパーツブランド「Buggytunes」からの販売のみですが販売店オリジナルのカスタムパーツを扱っている店舗もあります。
まとめ
子供よりも大人が夢中になってしまうキックスクーター「バギークロス」。しっかりした車体の作りとブレーキがかかることが大人の遊び心も満足させてくれるポイントとなっているようでした。 プロのBMXプレイヤーもその走りに満足するバギークロス。安く手に入るので誰でもはじめやすいのも人気の秘密となっているようです。バギークロスで新しい移動方法、遊び方を見つけてみませんか。