検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

レゼルブの特徴と使い方!共同開発から誕生した羽根ものルアーの魅力とは?

ルアー釣りにおいて重要なのが、使うルアーを見極めること。そんな中、横浜フィッシングショーで顔を見せた新型ルアー「レゼルブ」がいま注目されています。レゼルブとはどんなルアーなのか?どう使えばよいのか?など、レゼルブについて細かに解説していきます!
2020年8月27日
咲良09
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

レゼルブとは?通常のルアーとはどう違う

レゼルブは、横浜フィッシングショー2017で初めてそのベールを脱いだ、ジャッカルとディスタイルの二社が共同開発を行い生み出した新型ルアーです。まだまだ顔を見せてから1年しか経っていない新顔ですが、既にその性能や特徴は多くの釣り人に注目されており、レゼルブを生かせるタックル紹介が行われたり、アマチュアのみでなくプロが使用するケースも少なくありません。 レゼルブの特徴は何といっても「羽根」があること、いわゆる羽根モノルアーの一種ですが、その使い方やインプレは従来の羽根モノルアーの常識を覆すものばかりです。

羽根モノの常識を覆す!多目的使用可能な万能ルアー

羽根モノというと、バス釣りや大物相手に使用するイメージがありますが、レゼルブは羽根こそありますが、従来の羽根モノルアーとは使い方もインプレも異なります。レゼルブは一見羽根モノに見えますが、よく見るとミノーシェイプの小型トップウォータープラグで、羽根モノを使用しているというインプレは殆どありません。 羽根モノ特有のインプレもしっかりとあり、羽根モノとしてのみでなく虫系ルアーとしても効果を発揮し、ひとつで何役もこなせる、多目的使用が出来る万能ルアーなのです。

共同開発から産まれた新スタイル!レゼルブの特徴

レゼルブの特徴にして最大の魅力は、ディスタイルとジャッカルが共同開発を行い生み出したということ。ディスタイルは青木大介プロの手によって立ち上げられ、小振りながら激しいアクションも伝えることが出来る「D1」や人気カラーは入手困難なほどの人気商品「トルキーストレート」、木の葉のようにヒラヒラと舞い、滑らかに動き獲物を誘う「フーラ」など、どれもトリッキーなものばかりです。

そして、ジャッカルと言えばTNシリーズやソウルシャッド、フリックシェイクなどの大ヒットルアーを作り出した、バスフィッシング界で確固たる地位を築いた釣り具メーカー、今回の共同開発はディスタイル側が最高の環境下でプラグを手掛けるべく、ジャッカルに助力を求めたことによって実現しました。

ディスタイルとジャッカル夢のコラボ!

まだ商品は少ないもの、プロの目線から作りトリッキーな性能を取り揃えたディスタイルに、実績を兼ね備えネームバリューも十分なジャッカル、まさに夢のコラボと言った感じで、レゼルブは「トーナメントで絶対の自信をもって投げられる」ルアーとして開発されました。 トーナメント戦と言う通常の釣りとは全く異なる、ほんの一瞬の油断すら勝敗を分ける極限状態でも「このルアーなら釣れる」という自信をもって投げられるもの、カラーや見た目で選ぶ人にはレゼルブはちょっと地味に感じてしまうかもしれませんが、性能を求める人にはこの上なき相棒となってくれるでしょう。 カラーやインプレではなく「トーナメント戦で使用できるか」に注目する所がプロならでは、と言う感じですね。

共同開発第二弾にも注目!


さらに、ディスタイルとジャッカルの共同開発はまだまだ第一弾、第二弾の共同開発も進んでおり、これからもっと強力で尖った性能のルアーが発表される可能性もあるため、第二弾も見逃せません。ディスタイルはまだまだ出来たばかりで取り扱い商品が少なく、これから大きくなっていくという感じの会社、ジャッカルの助力の元、きっとレゼルブにも並ぶか、それ以上のルアーを作り出してくれることでしょう。

羽根で獲物を捕らえる!レゼルブの釣りスタイル

レゼルブは多目的使用が出来る強力なルアーですが、基本的な使い方は羽根モノと同じで、ゆっくり水中で動かすとクローラーベイトのインプレのように泳いでくれます。他にも、ルアーを追いかけれくる魚を捉え、あえて動きを止め食わせたり、死んだ魚のように動かさず、波に合わせゆったり揺らすデッドスティッキングを狙ったり。それ以外にもリールを巻くことでルアーを泳がせる「リトリーブ」を行うこともできてしまうと、レゼルブ一個だけで基本的な使い方は勿論、テクニックや特殊なルアーを必要とする使い方もできてしまいます! 羽根モノではあるが、羽根モノだけでは出来ない使い方もできるのが、レゼルブの強みです。

柔らかい羽根だからこそ出来る、多目的アクション

レゼルブは羽根モノでありながら何故こんなに多目的に使用できるのか?その秘密は羽根の柔らかさにあります。レゼルブの羽根は樹脂で出来ているため、そのインプレは軽量かつ柔軟、そこから発生するアクションも極めてナチュラルで、僅かな水流でもしっかり動いてくれ、止めている状態でもユラユラと揺れる特性があるため、ただ浮かせているだけでも効果を期待することが出来ます。

動きと目玉で小魚を演出

レゼルブの羽根は激しい動きの中でも大いに効果を発揮し、アクション面のみでなくフッキングの面でも効果を発揮してくれます。先端についてた目玉は水中で揺れるレゼルブの姿を、あたかも「小魚の群れ」のように見せ、警戒心の強い魚でも狙うことが出来てしまいます。 使い方次第で、様々なインプレを見せるのがレゼルブの魅力です

羽根だけじゃない!レゼルブのこだわり

レゼルブは羽根のみでなくフックにもこだわっており、お腹の下あたりにトレブルフック一本を装備しています。このフックには最新製のものが採用されており、アクションを邪魔しないようバランスを計算し作られた、最良のフックとなっています。 羽根と比べると、どうも地味な印象のあるフックですが、この「最良のフック」が羽根で誘い出した獲物をガッチリと捕えてくれます。

レゼルブが効果を発揮する釣り場や状況


レゼルブの魅力は羽根モノのインプレを持ちながら多目的に使用することが出来ること、上の項目でも解説した通り、レゼルブは多彩な釣りに対応し、あらゆる状況で高い効果を発揮してくれる強力なルアーです。 激しいアクションは勿論、ロッドを殆ど動かさない状況にも対応でき、ほんのわずかな変化すら、レゼルブは見逃しません。

釣り方ごとの効果的な使い方

レゼルブの使い方は「動かすか、動かさないか」で大きく変化します。ルアーを殆ど動かさない「ステイ」や「ポーズ」を多用する釣り方では、水中で波に揺れ瀕死の小魚を演出し、滑らかな動きで獲物をおびき寄せます。 シェイクを行えば水面でもがく小魚を演出し、ゆっくりと動かせばバタバタと動き、弱った小魚を演出します。レゼルブについた「目玉」と小振りな姿は動かし方により様々な小魚の姿を演出し、ロッドワークによって様々なアクションが行えるのが、レゼルブと従来の羽根モノルアーとの違いです。

レゼルブの効果を引き出すタックル

レゼルブを使用するなら、タックルやカラーもそれに合わせたものにしたいもの。レゼルブはどんなタックルでお高い効果を見込むことができるルアーですが、どうせなら「最もレゼルブの性能が生かせるタックル」が知りたいものですよね、ここではレゼルブを使用するさい推奨されるタックルや、カラーを紹介していきます。

基本はスピニングタックル、そこから自己流に

レゼルブに使用するタックルと言っても、基本部分は他の羽根モノルアーと変わりません。レゼルブは公式でスピニングタックルの使用が推奨されており、ロッドを立てすぎず、ラインを張りすぎずを意識すれば、レゼルブはどんなタックルでも効果を発揮してくれます。 スピニングタックルが推奨されているのはレゼルブの軽量さもですが、ありとあらゆる状況に適応できる、その万能性を生かすため。スピニングタックルになるよう意識し、自己流のタックルを組んでいきましょう。

ロッドは硬すぎず重すぎず

レゼルブのタックルに使用するロッドは、硬すぎるものは避け、若干柔らかめのものを選ぶようにしましょう。といっても柔らかすぎても性能を上手く生かせない場合があるので、硬さははML(ライト)を選び、重さも重すぎないものを選ぶようにしましょう。特にレゼルブを激しく動かしたいという場合は、重すぎるロッドは禁物です。

PE推奨だが、使わないほうがいいことも?

レゼルブに使用するラインは、公式で「PE(ポリエチレン)ライン」の使用が推奨されています。ただし、タックルによってはPEラインではうまく合わないという場合もあります。PEラインはナイロンラインやフロロカーボンラインに比べ、より低伸度、かつ高感度ですが、その一方で衝撃を吸収してくれず、ロッドやリールへ負担をかけてしまう、という場合もあります。 PEライン推奨と言っても、使わないほうがいいという事も時にはあるでしょう。

また、PEラインは非常に滑りがいいため、結束時にすっぽ抜けてしまうという場合もあります。PEラインは確かにタックルや釣り方の組み合わせ次第で非常に強力なラインになりえますが、レゼルブとはちょっと相性が良くない、と言う感じです。 もちろんPEラインでも問題ありませんが、ロッドへの負荷や「すっぽ抜け」を防止したい場合はフロロカーボンラインを使用するようにしましょう。


レゼルブの多彩なカラー、タックルに合わせ色々

レゼルブのカラーはファーストラインナップの時点で18色、使用するカラーに合わせ様々な小魚を演出することができ、キンクロからワカサギ、アユにピンクフィッシュ、ギル系はナチュラルギルとスポーンギルの二種類が用意してあるなど、カラーによって様々な使い分けをすることが出来ます。 全体的にクリア系のカラーが多いため、レゼルブは淡水のみでなく、海釣りでも効果を期待できます。

レゼルブのメリット

レゼルブを使用するメリットは、なんといってもその万能性にあります。羽根モノの特性を持ちながら、あらゆる状況に適応できるレゼルブは、一度使用したら病みつきになること間違いなしです。 カラーの豊富さも魅力的で、狙う魚種に合わせ選ぶのは勿論、好みのカラーを使用するという事もできるでしょう。

レゼルブのデメリットや注意点

レゼルブがいくら万能で、海釣りでも使用できるからと言っても、全ての魚を相手に使用してはいけません。余りにもパワーのある魚や大型の魚を相手にすると引き上げるどころかレゼルブそのものを持っていかれる場合もあります。あくまで「ルアー釣りで狙える魚ならほぼ全て」と言うだけなので、そこに気を付けましょう。 また、レゼルブの操作感覚に慣れると他のルアーを使用した時、もどかしさを感じてしまう事もあるかもしれません。どんな場所でもレゼルブ一本!という訳でもないなら、他のルアーも使用するようにしましょう。

レゼルブで新たな釣りを体感しよう!

レゼルブは共同開発第一弾の名に恥じない性能と多彩なカラーを併せ持つ、ルアー釣りを行う方なら必見の強力なルアーです。これだけ万能だと、タックルに所持しておくだけでも、様々な場面で役立ってくれそうですね。 まだまだ二社の共同開発は始まったばかりと言うところ、これからのジャッカルとディスタイルは目が離せませんね。