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二子山を登山する前に!アクセス・登山コースなど詳しい情報を徹底解説!

二子山は別名クレイジーマウンテンとも呼ばれる埼玉県秩父郡小鹿野町にある標高 1,166mもの高い山です。そんな二子山を登山する前に、登山初心者も知っておきたい二子山日帰り登山のおすすめコースやトレッキングコースについて詳しくみていきましょう!
2020年8月27日
真鍋
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はじめに

二子山は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある標高 1,166mもの高い山とされていますが、埼玉県と群馬県との境界にほど近い場所にある石灰岩からなる岩峰でもあります。そのため、この山は登山以外にもロッククライミングの登攀の対象ともされていてハイキング、登山、トレッキングなどさまざまな目的を持って山に登りたい人におすすめの山です。そして、日帰りでも簡単に行けるので、遠方からでなければ早朝に出発すれば夕方までには下山できるコースもあります。

二子山ってどんな山?

この埼玉県の秩父にある二子山は、別名「秩父のクレイジーマウンテン」とも呼ばれており、下山途中の少し離れた所から見ると、とても見事な山です。険しい岩尾根ですが、朝のうちに登って下りれる距離感が手軽で程良いのでコースによってはハイキングや登山初心者の人でも日帰りで登れる山です。泊りがけで登らなくて良いので、気軽に休みの日に訪れることができます。

二子山の楽しみ方

気候の良い時は、岩登りもおすすめ!

この二子山は入山して30分以内には周りが岩場で囲まれ、しばらく行くと場所によってはロッククライミングが楽しめる難所の西岳と東岳から成る双耳峰や岩屋根がみえてきます。そこでは、ロッククライミングを楽しむ登山上級者の人々の姿も多く、ほぼ垂直に登らなければならない難易度の高いコースなどは、登山上級者の人にとっても難しいといわれるほどです。

二子山では紅葉も楽しめる!

二子山は紅葉も非常に美しく、見ごろを迎えた10月下旬~11月下旬あたりまでのこの山の景観はとてもおすすめです。日帰りのハイキングでも、軽い山登りに来る時にでも、お弁当を持って紅葉を楽しみに来てみてはいかがでしょうか。登山初心者の人々にとってはこの山の風景を楽しみにお弁当を持ってハイキングに来るだけでも十分楽しめます。登山初心者の人のためのコースや上級者向けのコースなど、難易度によって歩く場所も違ってくるので、入山前には事前に道順を確認してしっかりと下調べをしていきましょう。

二子山頂上からの景色は素晴らしい!

急なアップダウンや難易度の高い岩場を乗り越えてたどり着いた秩父のグレートマウンテン「二子山」の頂上からの眺望は、言葉にならないほど美しく、気分は爽快です。途中難所はコースによってはいくつもあり、登山上級者の間でも難易度の高い山として知られているこの二子山ですが、頂上からはそびえ立つ武甲山も眼下にそびえ、秩父市内の光景も小さくみえてきます。この光景は登った人にしかわからない素晴らしい光景なので、是非頂上や頂上付近から見えるこの山の景色も楽しみましょう。


二子山までのアクセス方法

二子山までの電車でのアクセスは、東京からだとあまりよくありません。乗換を何度もする必要があり、電車であれば西武鉄道の西武秩父線の芦ヶ久保駅から徒歩30分ほどのところから登山が開始されますが、車でのアクセスは関越自動車道を通過し、国道299をひた走りながら迫りくる二子山の車窓を楽しめます。そして秩父双子山登山口で車を停車させ、そこから登山が始まります。

駐車場も二子山の北川登山口付近にいくつか路肩駐車のようなスペースがあり、車でのアクセスの方がどちらかといえば良いので、東京からであれば電車よりも車で来るのもアクセスとしてはおすすめです。国道140号線から秩父方面に行く途中で皆野バイパスを通過後、国道299号線から少し進んだところにあります。その登山口近隣は山道戸なっており、その先の西秩父林道を右折し東岳へ回り込みをかけたところにも駐車場があります。この二子山坂本登山口には車が3台収容できて、トイレもあります。しかしもう1つの二子山魚尾道登山口には車は2台駐車可能ですがトイレはないので注意しましょう。

二子山でハイキング!

二子山にハイキングへ行くなら、登山道は沢沿いのゆるやかな登山道をゆったり進んで、この山の雑木林をかき分けて進んでいきます。山頂付近の岩場に到着すると、道もきちんと整備され、歩きやすい道になっているので、登山が苦手な人でも比較的楽に登れるでしょう。このハイキングコースの雄岳の頂上付近からは武甲山が間近に見えて、眺めは最高です。

このハイキングコースの途中には浅間神社という神社もあるので、立ち寄るにはちょうどいいでしょう。そこからも秩父市内の光景がとてもよく見えて晴れた時などは最高の眺望を楽しむことができる初心者向けのコースです。

二子山でトレッキングも!

秩父のグレートマウンテンとも呼ばれるトレッキングコースを楽しめる岩場たっぷりの二子山西岳は、登山上級者たちにとても人気があります。まだそこまで登山に慣れていない登山初心者にとっては、難易度が高いといって、避ける人も多いですが、登山に慣れてきたら思い切って上級者コースの難易度の高いトレッキングコースを上ると、垂直にロープを使って登らなくてはいけない岩場でとてもスリルやハラハラ感を味わうことができます。

天気にも恵まれれば、この岩場から臨む下界の眺望はまさに絶景で、高い人があまり得意でない人は恐怖として映るかもしれませんが、高いところが大好きな人にはたまらない光景が眼下にそびえます。

二子山登山でいろいろ選べる登山コース


二子山は、登山するには険しい難易度の高い山という風に多くの人が認識していますが、コースを選べば、ハイキングとして使える難易度の低いコースもあります。もちろん場所によっては登山初心者が足を踏み入れてはいけない難易度の高い上級者向けのコースはあるものの、選ぶ登山コースによって、難易度は違ってきますし、泊りがけで登る必要もないので、日帰りで当日中には下山できる山なので気軽に休日訪れることができます。ただ、東京からのアクセスは少し悪いので、東京方面から来る人は朝早めに出るといいでしょう。

二子山の登山コース①:登山初心者が日帰りで楽しめる

この二子山のハイキングコースや登山初心者向けのコースは、日帰りで簡単に登ることができます。西武秩父線が最寄駅の芦ヶ久保駅を出発し、約30分ほど歩いたところに水場である兵の沢がみえてきます。そして、そこから約50分ほど歩くと雄岳からの尾根がみえてきて、そこをおよそ30分歩いていくと雄岳がみえます。頂上は、木々に覆われる場所が多く、そこまで眺望は見えませんが、山頂付近には間近に迫る迫力満点の武甲山や秩父盆地が見えて、とても素敵な景色を楽しむことができます。

雄岳の頂上でひと休みしたら、再び下山します。1時間から2時間前後かけて富士浅間神社通過後鳥居に向かい、最初の芦ヶ久保駅へ戻って終了です。およそ4時間~5時間ほどで往復が可能なので、早朝出発しなくてもお昼前や朝10時頃に到着しても十分日帰りで行けるハイキングコースといえるでしょう。

二子山の登山コース②:登山上級者が登るほぼ垂直のコース

そんな二子山のトレッキングコースもできる難易度の高い岩場は、東岳と西岳に分かれてる双耳峰にあり、そこまで来るには、まず登山口から東西の分岐までに10〜15分で行って、それから東岳から登って折り返して西岳へ来る必要があります。難易度が高い西岳に比べ、登山初心者しか登らない東岳はちょっとだけ鎖場はあるものの簡単なので、登山上級者の人ならば、すいすいと登れるはずです。

ただ、途中からは険しい西岳東岳を登ってる最中に見えてきます。そう、この西岳が本当のクレイジーマウンテンなのです。垂直にそびえる西岳では、登山上級者でも困難な難易度の高い難所がいくつもあり、危険と隣り合わせになるため、登山初心者の人がこの西岳でトレッキングをする場合は、とても危険なので十分な登山経験を積んだ登山上級者と一緒に上ることをおすすめします。

そして、この西岳の一番の難所は「天空の回廊」とも呼ばれ、スリル満点の絶景が広がります。この景色はここを上った人しか体感できないものなので、登山上級者の人はぜひ一度この二子山に登ってみてはいかがでしょうか。

二子山周辺の観光スポット

あしがくぼの氷柱

芦ヶ久保駅から登山口まですぐの、二子山登山の帰りにおすすめしたいのが、「あしがくぼの氷柱」です。この氷柱は、時期によりますが美しい色にライトアップされているのを見ると、とても癒されます。他ではなかなかお目にかかれない光景です。


この氷柱の見頃は、1月中旬~2月下旬ごろで、横瀬町芦ヶ久保の山の斜面を利用して、地元の方が沢の水を撒いて人工的につくりあげた氷柱です。アクセスは二子山からすぐのところにあり、芦ヶ久保駅から徒歩10分ほどなので、帰りに歩いて立ち寄ることもできそうです。遊歩道も整備されているので、安心して見に行くことができます。冬の見頃の時期には多くの観光客が訪れる人気スポットです。

芦ヶ久保キャンプ場

そして、ほかにもこの二子山周辺にはいろいろな観光スポットがあります。もう一つのスポットは、「芦ヶ久保キャンプ場」です。もし遠方からこの二子山へ登山に来て、夜1泊したい人はここのキャンプ場で自炊したりして、キャンプをして夜を明かすのも楽しそうです。一緒に来た人とこの登山とキャンプで楽しい思い出を作りましょう!

あしがくぼ渓谷国際釣場

他にも親子で訪れた人なら、登山とキャンプとセットでおすすめしたいのがこの「あしがくぼ渓谷国際釣場」です。ここでは、貸し竿もあり、釣りを楽しむことができます。美しい渓流も楽しみながら、釣りも楽しめるので、家族連れの人には人気の観光地となっています。

ここでは採った魚の腹わたを無料で取ってもらい、併設されている食堂で1匹100円で塩焼きにして食べることもできます。採れたての魚を食べれるのはここだけなので、思い出づくりに最適です。食堂にはほかにも色々メニューもあるので、のんびりとランチタイムを楽しめそうです。

道の駅 果樹公園あしがくぼ

そして、お土産を買うなら「道の駅 果樹公園あしがくぼ」がおすすめです。ここでは現地で採れた新鮮な農産物の直売所があったり、食事処もあるので休憩するにはとてもおすすめです。車で登山に来た人にも車で来た人にもおすすめの是非立ち寄ってほしい場所であり、芦ヶ久保駅に隣接する道の駅です。ここでは、横瀬町の観光案内や交通情報を調べることができる情報提供コーナー、ギャラリー、農産物加工場、食堂のほか、そば打ちや陶芸なども体験できる充実の道の駅となっています。

おわりに

ここまで、二子山のおすすめの登山コースやアクセス情報についてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。登山初心者の方も、上級者の方も、トレッキングの方も、この二子山はそれぞれ違った楽しみ方ができる山なので、難易度によってコースを選んで登るといいでしょう。是非二子山に登るときは参考にしてみてください!