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白山登山ルート情報まとめ!登山口へのアクセスから山頂までの時間もご紹介!

日本の三霊山のひとつである白山は登山を好む人たちにとって一度は白山登山を夢見るとしても知られています。一度では飽きない白山登山ルートは、登りと下りのルートから見える景色や道のりを楽しむことができます。山頂付近は楽しみが沢山あり、魅力あふれる情報をお伝えします。
2020年8月27日
miyuki0389
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白山登山の知識

日本三霊山は、富士山、立山、白山の3つの山で、白山は日本の三霊山として知られています。一年中、白い山だから白山とも言われています。山頂には立派な神社があり、山岳信仰の代表とも言われる山です。 登山口からロープウェイなどがなく、山頂まで自分の脚のみで登る山です。登山道は石川県からの登山口が人気ですが、福井県、岐阜県にまたがっているので、山頂まで目指す登山口からのルートはさまざまです。

白山の歴史

絶対に溶けない雪

養老元年(717年)泰澄大師によって開山され、2017年で開山1300年という歴史を持つ白山ですが、山頂にある火口湖にも、古い歴史の話があります。山頂のお池巡りコースのひとつである千蛇ヶ池の歴史です。 白山が開山となりってから多くの登山者山頂を目指して登る中、蛇によって危害を加えられたが多くいたことを知った、泰澄大師が千蛇ヶ池に千匹の蛇を閉じこめたそうです。蛇を閉じ込めたところに雪が降り積もり、池に雪の蓋ができたとされています。 万が一、雪が溶けそうになったら御宝庫が、崩れ落ちて池を塞ぐと言い伝えがあります。真夏のハイキングでも千蛇ヶ池の雪は溶けることがないのです。

白山登山口までのルート

一番人気の登山口です

別当出合から白山登山をするルート

シーズンでない場合に限り、別当出合に車を停めることも可能になっており、およそ150台収容できるので、別当出合駐車場に車を停めて登山口から頂上を目指せます。ピーク時のみ、市ノ瀬駐車場に750台が収容できる駐車場に車を停めて、別当出合登山口までの専用のバスに乗車します。

大白川から白山登山をするルート

車で行く場合、東海北陸自動車道の荘川ICより156号線で北上して、御母衣湖を過ぎ右折して、451号線で白水湖からアクセスします。大白川ダム付近の駐車スペースがあり駐車することは可能です。マイナーな登山口なので、地図を確認してから行くことをお勧めします。

市ノ瀬から白山登山をするルート

750台の車を収容することが可能な市ノ瀬駐車場に車を停めて登山道に入ることもできます。登山時間は、どのコースよりも時間がかかります。その為、早い時間からの登山を開始することをおすすめします。少しでも早く頂上を目指したい人は、市ノ瀬駐車場から別当出合までのバスに乗り手段があります。

ハライ谷登口から白山登山をするルート

石川県の登山口で、車は3台程しか停めることができません。白山登頂までの時間も長く、登山経験者でなければ厳しい道のりになるので、足腰に自信がある人にお勧めの登山道になります。地図がなくても一本道になっているので迷うことはないと思いますが、地図は持参することをおすすめします。

登山口から山頂までのルート

緑が豊かでありながら、厳しい道のりが霊山す素晴らしいところですね。

白山を登山するには、どのルートを選択しても時間がかかります。朝早い時間に出発をしても、のんびり休憩しながら登るとお昼を超える場合もあります。それだけ時間がかかるので、時間には余裕を持って登ることをおすすめします。 どの登山道を選ぶのかは、ご自身の足腰と相談をして登山用の地図を確認することをおすすめします。

砂防新道


初心者の人がアクセスしやすく登りやすい登山道になっています。登山道では見どころも多いコースとなっていますが、道幅は狭い箇所もありすれ違う時は気をつけた方が良い箇所もあります。 頂上までのアクセス登り約280分、下山は約190分ほどかかります。別当出合登山口利用。

観光新道

蛇が通る道を言われているだけあって、道はぬかるみ滑りやすくなっています。滑落しやすい箇所も多いので、下山時する際は登山やハイキングに慣れている人でない限り、おすすめはしません。 下山する時は、軍手をして両手を使うイメージを持つと分かり易いと思います。大きな岩を乗り越えていく箇所も多くあります。 頂上までのアクセス登りで約300分、下山は200分ほどかかります。別当出合口利用。

越前禅定道

古くから知られている越前禅定道の登山道は、道のりの長く健脚の人向けのハイキングコースです。 頂上までのアクセス登り約470分、下山は約220分になります。市ノ瀬登山口利用。

平瀬道

大白川からの登山道で、ブナ林を通る癒しの森林ロードになっています。一本道になっているので迷うことはないと思いますが、地図は必ず持参してくださいね。 頂上までのアクセスは登り約300分。下山は約210分となります。平瀬道登山口利用。

加賀禅定道

石川県の登山口ですが、車は3台程しか停めることができません。地図でいうと別当出合とは逆側から登るような形になります。ブナなどの癒しの森林に囲まれるルートであり、紅葉などの季節の時には美しい植物を見ながらハイキングを楽しめるコースとなっています。 頂上までのアクセス登り約420分、下山約300分となります。ハライ谷登山口利用。

美濃禅定道

福井県側からの登山道になります。無料の駐車場は20台ほど車を停めることが可能です。別山という山を越えてハイキングを楽しむことができます。多くの高山植物などもあり、色とりどりの花の色とブナの緑に癒される登山道ですね。 頂上までのアクセスは登り約490分、下山は約390分です。石徹白登山口利用。

登山ルートの特徴

長い木道は、岩を歩いてきた脚を休めながら歩くことができます。見渡す限り緑に囲まれており癒されます。


ハイキングをする時の楽しみは、登山道の変化なのです。同じ道が続くより、変化のある道はキツイ道のりに新たな発見をさせてくれることもあります。

白山登山ルートのみどころ

高山植物情報

高山植物のシモツケソウ

登山を楽しむ人の中には、高山植物の情報を入手してからハイキングを楽しむ人も多いですよね。白山の高山植物は多く存在しています。

高山植物のオニシモツケ

多くの高山植物は厳しい道のりの中で、癒してくれます。

写真スポット情報

今にも倒れそうで倒れない大きな黒ボコ岩は有名なスポットです。こちらは2320メートル付近にあるので頂上までもうひと踏ん張りの写真スポットになります。

白山登山の山頂付近のおすすめスポット

山頂にある白山神社

室堂の後ろにある神社です。

白山神社奥の宮

見た目は小さいのですが、迫力のある神社です。

お池巡り

火口湖を巡るコースは8か所あります。

山頂には池めぐりがあります。大きな池から小さな池まであり、幻想的な景色が広がります。なかでも翠ヶ池は一番大きく美しい景色が広がります。

白山宿泊おすすめ情報


白山 室堂は標高2,450メートの場所に存在している白山室堂

750名は収容できるとても大きなビジターセンターになります。宿泊は1泊2食付が断然おすすめです。山小屋の食事は冷えたお弁当が多い中、白山室堂は温かいスープや温かいご飯を頂くことができます。また、肉か魚当日決める事もできる柔軟さが最高の登山にしてくれます。 大部屋での就寝になるので、イビキなどの問題はありますが、それくらい疲れた身体を休めるには何も問題を感じません。トイレや洗面はもちろんですが、乾燥ルームが完備されているので、濡れた衣類や、汗をかいた靴を乾かすことが可能でとても便利です。

山の上で頂く最高のご飯

温かいお茶は飲み放題で、おしんこも食べ放題です。

こんなに山の上で温かいご飯を頂けることに感謝をするひとときです。もちろん室堂には、売店もあり、カップラーメンなどを購入して食べることもできます。お菓子やビールなどはもちろんですが、ここでしか購入できないバッチなどもあるので、記念に購入される方も多いのです。

白山登山ルートの注意

・登山に適した装備で登頂を臨むこと ・登山届を必ず提出すること ・登山地図を必ず持参すること ・非常食は多めに携行すること ・夜間登山は危険なので行わないこと ・体調や体力により、自分に合ったコースを選ぶこと ・地図で時間の確認をし早立、早着きを基本にすること ・一人登山は避けること ・天候が悪い時は、無理に登山を開始しないこと 安易な油断が命取りになることもある登山は、ハードなスポーツでもあるのです。高山病などリスクもあり、普段慣れていない環境での行動になる為、体調の変化に気づくことがとても大切です。少しでも体調に異変を感じたら無理をせずに休憩を挟むことが大切です。休憩をしても体調が回復しない場合は、勇気を持って下山しましょう。

登山の計画と持ち物

登山の計画は、無理をせず行うことが大事です。登山の持ち物は、持っていて困ることはほぼありません。重量が多いという可能性はありますが、下山した後も予備が残っていることが望ましいですね。 【持ち物】 ・水(500ML×2本または3本) ・行動食(カロリーメイト、ウイダーゼリー) ・お菓子 ・おにぎり ・レインウエア ・着替え予備 ・ソフトシェル ・ホカロン ・汗ふきシート ・てぬぐい、ハンカチ、トイレットペーパー(芯抜き) ・ヘッドライトまたは、ライト

登山装備

・トレッキングシューズ 5年に1度は買い替えるか、靴底の張替など靴のメンテナンスをするようにしてください。メンテナンスを疎かにして悪路で靴底が取れてしまったという登山者もいるので、確認してくださいね。 ・インナーウエア ・ミドルウエア ・ザック(登山用) ・パンツ ・厚めの靴下 ・時計 ・帽子(速乾性機能なものが望ましい) 登山に適した速乾性のあるウエアと、悪路を問題なく歩くことができるトレッキングシューズで登山することをおすすめします。

そなえよつねに

登山をする時の基本は「そなえよつねに」です。快適な登山を楽しむために準備は、完璧でないといけません。白山は、雨が降る日も多く雨具は必須です。タウンユースで使用するようなレインウエアではなく、完全防水機能のレインウエアでないといけません。なぜなら、白山は標高が高いので、夏でも山の上はとても寒いのです。そんな中、雨が降ってしまうと体力の消耗が速いのです。 登山地図は必ず持っていくことをおすすめします。それから、ライトを持っていくこともおすすめします。日帰りや宿泊に関係なく、明かりは重要な装備品だということを理解してくださいね。動いている時は、身体が温かいので問題はありませんが、行動していない時は、身体が冷えます。その為、ホカロンなども持ち歩くことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。白山登頂は神秘の連続です。こんな山の上に神社を作るのにどれだけの人が関わってきたのだろうと、関心する登山を楽しめることができます。