あのタトゥーラが小型になって登場!タトゥーラCT TYPE-R
ダイワのタトゥーラは、タフをコンセプトに作られたベイトリールです。そのタトゥーラのコンパクトモデルが、タトゥーラCT TYPE-Rです。バス釣りの本場、アメリカのバスにも負けない、タフな作りを実現したタトゥーラ。それがコンパクトになった事での、メリットやデメリットなどを紹介します。
ダイワのタフの題名 タトゥーラ
タトゥーラには、様々な種類が存在します。このタトゥーラは、少しでも遠くに飛ばすために、ブレーキの精度の向上などでベイトリールの弱点であるバックラッシュを減らす事と、飛距離のアップを実現しました。そして、そのシンプルな構造とタフな本体が大物と出会うチャンスを、このタトゥーラが増やしてくれます。
タトゥーラとは?
タトゥーラは、ベイトリールやベイトロッドなどを中心にダイワが開発しているブランドです。このタトゥーラは、コストパフォーマンスの高い製品が多い事で知られています。最近話題になっている、バスプロが開発に携わったタトゥーラ エリートをご存知の方も多いのではないでしょうか?特に大森貴洋プロのロッドは、日本での発売を前にすでに話題です。
タトゥーラ エリート
タトゥーラから新しく、エリートというシリーズが発表されて、アメリカではすでに発売されています。その中で、2018年に日本国内で発売される大森貴洋プロのシグネイチャーモデルは、その価格からは考えられないスペックの為売り切れ必至のロッドです。興味のある方は是非、現物を見てみてください。
タトゥーラCT TYPE- Rとは?
タトゥーラCT TYPE-RのCTは、コンパクトという意味です。そのサイズは小さくなったものの、タトゥーラシリーズに搭載されている、マグフォースZやジェラルミンスプールを搭載しています。そこに樹脂製のパーツを採用することにより、15gもボディが軽くなっています。樹脂製のボディの分、タフさは本家タトゥーラよりかは落ちてしまいますが、それでもタフさは健在です。
タトゥーラCT TYPE-Rのスペック
ここではタトゥーラCT TYPE-Rの、詳細なスペックをご紹介します。このコンパクトなボディに、独自のスペックを詰め込んでいます。重さやギア比など、参考にしてくださいね。
詳細スペック
ギア比 6.3(Hシリーズ) 7.3(HSシリーズ) 8.1(XSシリーズ) 最大ドラグ力 6kg 巻糸量 14ポンド 115m 16ポンド 110m ハンドル一周 巻き取り長 67cm(Hシリーズ) 77cm(HSシリーズ) 86(XSシリーズ) ベアリング数 ボールベアリング 7個 ローラーベアリング 1個 重さ 205g
搭載システム・素材
タトゥーラCT TYPE-Rに搭載されている、ダイワのシステムや素材をここでは紹介します。様々なシステムで、このリールが出来ている事を実感できますね。
マグフォースZ
マグフォースZは、スプールの回転に応じて働くマグネットブレーキシステムです。このマグフォースZというブレーキの凄いところは、キャスティングの最初は強くて、後半は弱くなるというところです。このブレーキのおかげで、キャスティングが心地よくでき、その上バックラッシュの心配も減ります。マグフォースZを搭載しているタトゥーラCT TYPE-Rでも、キャスティングの伸びを感じることができるようです。
大口径ギア
この大口径ギアは、T3よりも大きな口径を持ち、なおかつ耐久性に優れています。ギアは消耗品なので、その耐久性はリールの寿命にダイレクトに関わってきます。そのギアが高耐久なので、タトゥーラCT TYPE- Rは長い間相棒でいてくれるのではないでしょうか。それだけではなく、大口径のギアがパワフルな巻き心地を実現してくれているので、大物がかかっても、負ける事なく釣り上げられるでしょう。
ZAIONスタードラグ
ダイワ独自のカーボン素材の「ZAION」をドラグに使用した、ZAIONスタードラグは軽量で強度の高さを売りとしてます。その上、腐食に強いため長い間その性能を維持し続けてくれます。中指だけでもドラグを回しやすいように、ロングアームを採用しているためワンハンドフリップも可能です。その操作感は、使ってみればすぐに違いがわかるようです。
Φ34mm 超々ジェラルミンスプール
超々ジェラルミン製のスプールに、穴あけを行い軽量化を実現。さらに穴を開けた効果で、スプールの回転性能を良くなっています。その回転性能が、ロングキャスティングを可能にしており、広い守備範囲を持っことか出来ています。その見た目にも目を惹くボディの赤に、黒のスプールという締まったデザインで、タトゥーラCT TYPE-Rを象徴するデザインの重要な部分です。
ダイナリジットボディ
剛性の高い素材として知られる、スーパーメタルが採用されたダイナリジットボディは、タトゥーラCT TYPE-Rの巻き取る際の安定製を増してくれます。金属ボディは、剛性が上がるだけではなく、ギアの噛み合わせにも関わってきます。ボディが頑丈で捻じれが出なければ、ギアの噛み合わせが変わる事がありません。その意味でも、金属ボディを採用したタトゥーラCT TYPE-Rはどんな大物も巻き上げる力を持っています。
UTD
UTD(アルティメットトーナメントドラグ)は、スムーズにラインを送り出す事が出来るドラグのシステムです。どうしてもドラグを緩め、ラインを出そうとすると効き始めが悪い事があります。しかしこのUTD(アルティメットトーナメントドラグ)は、ダイワ独自のカーボン製のワッシャーと、グリスを使う事によりこれを解消しています。
ドラグクリック機能
ドラグの効き始めの遅さは、バスを逃す原因の1つですが、タトゥーラCT TYPE-Rは大経のロングアームをドラグに採用しているため、焦る事なくドラグを調整できます。このドラグクリック機能が、バストーナメントでは鍵となるでしょう。
90mmクランクハンドル&I型ノブ
タトゥーラCT TYPE-Rの、見た目にもわかる特徴は90mmもあるI型ノブを採用したハンドルです。この長いハンドルがパワーを伝えやすくしており、ベイトリールの巻き心地の良さを支えています。このノブは、Sサイズノブにも変更は可能なので、使い勝手の良い方を選ぶと良いでしょう。
ソルトゲームにも対応したタトゥーラCT TYPE-R
このタトゥーラCT TYPE-Rは、バス釣り用のベイトリールと思われている方も多いかもしれません。しかし海水に対応しており、ソルトゲームでもその力を発揮します。このコンパクトなボディで、シーバスを始めとしたソルトゲームでの大物を狙えるのか心配になるかもしれませんが、大丈夫です。このタトゥーラCT TYPE-Rは、とてもパワフルなんです。
大物に負けない、そのタフさ
まずソルトゲームで大事なのは、重いルアーを遠くに飛ばせるかです。コンパクトなボディながら飛距離は問題ありません。そのマグフォースZで、重いルアーにも対応しています。さらには金属ボディを使用しているので、剛性にも問題はありませんね。この剛性の高さはソルトゲームだけではなく、長期間使っていく上でもメリットですね。
タトゥーラCT TYPE-Rのインプレ動画
このタトゥーラCT TYPE-Rのインプレを行なっている動画がありました。この動画の中では、ライトハンドとレフトハンドの両モデルが登場しており、動画の中でバスを釣り上げています。このインプレ動画を、参考にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回はダイワの、タトゥーラCT TYPE-Rをご紹介してきました。そのコンパクトなボディでタフなところは、まさにタトゥーラと言うにふさわしいリールでした。興味の出た方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか? ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この記事か、あなたの釣りライフに少しでも役に立てば幸いです。