ダイワ|タトゥーラ エリート 731HFB
ダイワ|タトゥーラ エリート 701MHRB-G
タトゥーラ エリートのロッドは反則的コスパ
ダイワのタトゥーラ エリートは、コストパフォーマンスが抜群に高いロッドです。ベイトリール用とスピニングリール用がありラインナップも豊富です。たくさんのバスプロが開発に携わっていますが、その中でも大森貴洋さんのシグネイチャーモデルの性能は、反則的なまでの性能で話題になっています。このタトゥーラ エリートのスペックなどもご紹介しますのでお楽しみに。
タトゥーラ エリートとは?
タトゥーラ エリートは、アメリカのダイワが新製品として発表したロッドです。アメリカのダイワが契約しているバスプロが、それぞれに開発にあたり、この動画中でも実際に使用しているシーンが見受けられます。ガイドにダイワのAGSかFujiアルコナイトを搭載し、ロッドの素材もグラスロッドを除きSVFナノプラスが使用されています。
タトゥーラシリーズ
このタトゥーラ エリートは、ダイワが開発しているタトゥーラシリーズの1つです。タトゥーラシリーズはロッドだけではなく、リールも発売しています。リールは黒とゴールドを基調としたものが多く、カッコイイものが多いですね。タトゥーラのリールは飛距離が出ると言われており、キャスティングの伸びはピカイチです。
タトゥーラエリートに使用している素材・システム
SVF ナノプラス
素材としてカーボンを作る際の接着用の樹脂を、東レが開発した接着用の素材を、ロッド毎にダイワが最適化をおこな行いました。このナノプラスというテクノロジーにより、元々あったSVFカーボンを強化する事に成功しました。これがSVF ナノプラスという素材です。
Fujiアルコナイト
Fujiアルコナイトは、とにかく安いガイドの素材です。良くガイドに使われる素材のSiCというものがありますが、それよりも60%もコストを抑える事が出来ます。それでいて機能はほぼ同じです。このアルコナイトにより、タトゥーラ エリートもコストを抑える事に成功している様です。
X45
このX45は、ロッドの変形を防ぎパワーを1番失わない構造です。以前はXトルクという名前でしたが、世界基準にするためX45と変更になりました。カーボン繊維は、強度を上げようとすると重くなってしまいます。しかしX45は、もっとも繊維が強くなる角度をつける事で、軽さや操作性を高めています。
ダイワAGS
AGSは、ダイワが採用しているカーボンを使用したガイドです。チタンがガイドに使用される素材の中で、1番軽いとされてきましたが、カーボンを使用する事により40%もガイドを軽くする事に成功しました。カーボンを使用したAGSは、飛距離のアップも可能にしています。それはロッドが軽くなった分、キャスティングのロッドの振りが速くなるからです。
AGSはお値段が…
利点しかないAGSですが、少しのデメリットがあります。それはカーボンという素材のため、お値段が高くなってしまいます。そのためハイエンドのロッドにしか使用される事がないため、なかなか出会う機会がありません。
この価格帯では考えられないAGS搭載
ダイワのAGSは、高価格帯のロッドに搭載されているシステムです。しかしこのタトゥーラ エリートは、価格が抑えられたロッドにも関わらずAGS搭載となっています。他のAGS搭載モデルの半分近くのお値段です。これはとても買いですね。
様々なロッドがある!タトゥーラ エリート
タトゥーラ エリートには、それぞれのプロ達がシグネイチャーを作っており、ベイトリール用のロッドも使うルアーによって種類があります。スピニングリール用のロッドもラインナップしています。
ロッドの種類
ラインナップはワームとジグ用が4本と、トップウォーターとジャークベイト用が3本。ブロック用は1本です。 キャスティングの種類によってもロッドが分かれており、ピッチング用に1本とフリッピングとパンチング用に2本出ています。ルアーのアクションでも分かれていました。クランキング様に3本出ていますね。 スピニングリール用には、6本出ていますね。計20本が登場している、タトゥーラ エリートは用途によって使い分けることができますね。
大森貴洋プロのシグネイチャーロッド
大森貴洋プロとは?
大森貴洋プロは21歳で渡米し、バスマスタークラシックをアメリカ人以外で初めて制覇した世界チャンピオンです。その生涯獲得賞金は2500万ドルと言われ、日本円にすると2億8000万円にもなります。今もアメリカ最高クラスの、バスマスターエリートと言うツアーに参戦している。スポンサーとの契約金と賞金で活動している、正真正銘のバスプロです。
シグネイチャーの驚愕のコスパ
今回紹介しているタトゥーラ エリート20種類の中でも、大森貴洋さんのシグネイチャーはラインナップの中でもコストパフォーマンスが高いです。そのベイトリール用のロッドは、ピッチングに特化した『731HFB[7'3"PITCHIN"]』とクランキングに特化した『T701MHRB-G[7'0"CRANKIN"]』の2本です。それぞれに、ガイドはAGSを搭載しており、お値段からは考えられない性能です。
731HFB[7'3"PITCHIN"]
731HFB[7'3"PITCHIN"]は名前にある通り、大森貴洋プロの得意なピッチングやフリッピングに特化したモデルです。このロッドで、これでカバーの奥にいるバスも狙う事が出来ます。ノーシンカーやヘビキャロまで対応するその振り幅で、1本持っておきたいロッドですね。
ダイワ|タトゥーラ エリート 731HFB
701MHRB-G[7'0"CRANKIN"]
大森貴洋プロの得意な、シャロークランキング。そんなクランキングに特化した701MHRB-G[7"0"CRANKIN"]は、どんな場面のクランキングも柔軟に対応してルアーを選びません。グラスコンポジットロッドの特徴に全体的にロッドが曲がる点があります。苦手とする正確なキャストも、7:3のロッドが曲がってくれるのでキャストの正確性やフッキングを確実にする事が出来ると言われています。
ダイワ|タトゥーラ エリート 701MHRB-G
グラスコンポジットを素材に採用した701MHRB
巻物に適していると言われている、グラスコンポジットロッド。ですがグラスコンポジットロッドには、いくつかの弱点があります。その1つにロッド全体が曲がりやすいのでキャストの正確性に欠ける事。もう1つは、フッキングの際にバスの口を弾いてしまう事です。この2つの弱点は、長年の悩みでしたが701MHRBでは、これを改善したロッドとなっておりダイワの技術の高さが伺えます。
大森貴洋プロのシグネイチャー 国内発売
タトゥーラ エリートの、大森貴洋プロのシグネイチャーモデルの日本国内での発売も決まっています。2018年3月に発売予定です。人気のモデルのため、直ぐに売り切れてしまうのではないでしょうか?実際に、アメリカからの輸入版は一時売り切れになったとか。興味のある方は、予約することをお勧めします。
タトゥーラ エリートのインプレ
大森貴洋プロ本人によるインプレ動画
タトゥーラ エリートの731HFBと701MHRBを、大森貴洋プロご本人がインプレしている動画があります。それぞれのロッドを英語でインプレしてくれていますが、字幕もあるので安心してください。まずは701MHRBのインプレ動画です。
こちらは731HFBのインプレ動画です。
動画の中でもアメリカのランカークラスを、軽々と釣り上げる大森貴洋プロの使用するタトゥーラ エリート。大物を狙う方は、このロッドのを一本持っていても損はしないのではないでしょうか?
まとめ
今回紹介したダイワの、タトゥーラ エリートですがいかがでしたか?ベイトリール用だけではなく、スピニングリール用も発売されています。そしてアメリカで活躍するバスプロが開発に携わって、使いやすいロッドに仕上がっています。大森貴洋プロのシグネイチャーモデルも、2018年3月に日本国内で発売予定ですのでチェックしてみてはいかがでしょうか? ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が、あなたの釣りライフに少しでも役立ってくれたら幸いです。