富士山の雄大な裾野に広がるキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場は静岡県富士宮市にある雄大な富士の裾野に広がる民営キャンプ場です。 instagramやFacebookなどのSNSや口コミサイトでの評価も上々。テントが1000張りも可能!?では無いかという広大なキャンピングサイトは全面オートサイトで車の乗り入れももちろん可能。一部林間サイトもありますが、ほぼ全面芝生サイトと言っていいほどで、一説には日本で一番人気のあるキャンプ場だとか!?
ふもとっぱらキャンプ場の基本情報
運営会社 株式会社ふもとっぱら 所在地 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156 電話番号 0544-52-2112(予約8:30～17:00) ホームページ https://fumotoppara.net/
ふもとっぱらキャンプ場までのアクセス
車で向かう場合 ◎東京・静岡(東名・新東名)方面から 東名高速道路「富士IC」または新東名高速道路「新富士IC」から 西富士道路経由、国道139号線を河口湖・富士吉田方面へ ◎東京・長野(中央自動車道方面)から 中央自動車道「河口湖I.C」より 国道139号線を富士宮市・富士市方面へ 東京都心から車で約3時間。
チェックイン・チェックアウトはゆったり
◎チェックイン 8:30 ◎チェックアウト14:00 最大29時間30分も居られちゃいます。 チェックインがスムーズに済むように事前に予約してから出かけましょう。 キャンプ場の他に別荘の翠山荘(すいざんそう)、コテージ柏、毛無山荘、等の宿泊施設もあり、初心者やテントを持たない家族でも宿泊できるようになっています。(要予約)
料金システムを見てみよう
◎料金 ソロキャンプ \2,000円(入場料1名、テント1張、車またはバイク 1台を含む) ・タープを張る場合は別途＋500円 2人以上のキャンプ ￥3,500(入場料5名まで、テント1張り、車またはバイク 1台を含む) ・ 車2台以上〜 ￥1,000/台 ・タープ ￥1,000 ・2ルームテント ￥1,000 ・テント・タープ一体型 ￥1,000 ・6人目～ (小学生以下除く) ￥1,000/人 レンタル料金 ・マウンテンバイク、大人\3,000/日、子供\2,000/日 ・セグウェイ、草原ツアー(1時間) \4,500/人、森林・草原ツアー(2時間) \8,800/人
キャンパーに絶大な支持を受けるその訳とは!?
キャンプ場からの富士山の眺めが素晴らしい
キャンパーがふもとっぱらキャンプ場を目指す一番の理由、それは富士山が間近に眺められる、その眺望に惹かれてのことでしょう。日本人は古くから富士山を信仰の対象としてきました。間近で見る富士山の雄姿は神々しく、信仰の対象となったのも理解できます。ふもとっぱらキャンプ場は、その間に遮る山や樹木もなく富士山全体が見渡せる絶好の眺望スポットなのです。
とにかく広くて開放的
キャンプ場内はほぼ平のふもとっぱらキャンプ場。緩やかに下りになっていますがテントを張るには全く問題なし。敷地面積は東京ドーム5個分もあるそうです。公式なキャパシティの記載はありませんが、約1000張りも張れる広さに加えてほぼ全面芝生サイト、しかも車の乗り入れが可能なオートサイトという事も人気の理由なのでしょう。
トイレや水道など設備も充実
キャンプ場の設備で重要なのがトイレと水場。広大なサイト内にかなりの数の水道があり、水に関しては全く困ることはありません。トイレは和式の簡易トイレの他にキャンピングカーみたいな洋式トイレが合計6箇所あり、しかも中もとてもキレイ。入場時にもらえる「ふもとっぱらMAP」に水道とトイレの位置が書いてありますので参考にして下さい。
近場にはコンビニや風呂、温泉施設も
ふもとっぱらキャンプ場から車で4分の距離にファミリーマートがあり、ちょっとした買い物には困りません。また風呂や買物は富士宮市内まで走ればなんでも揃います。富士宮市内のお風呂情報は下記の通りです。 ◯風の湯 静岡県富士宮市上井出3470-1 営業時間:10:00～22:00(火曜定休) ◯天母の湯 静岡県富士宮市山宮3670-1 営業時間:7～9月10:00～21:00、10～6月10:00～20:00 ◯花の湯 静岡県富士宮市ひばりが丘805 営業時間:10:00～翌朝9:00 キャンプ場から車で1時間10分ほどの距離には口コミで話題の温泉「ほったらかし温泉」もありますので、キャンプ後にひとっ風呂浴びたい時には足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
ふもとっぱらキャンプ場で気をつけること
風と天候の急変には要注意
周りに遮るものがほとんどないので風は強いです。風が強い時はテントが倒壊する可能性もあるので設営する際は風の流れを見て風の抵抗が低くなるようにテントの向きを調整する必要があります。また火災の危険性から強風時は焚き火が禁止になることもあります。(直火は常時禁止なので焚き火台は必須) 場内では売店で薪が1束500円で売っていますが、やや湿気っていて着火しにくいので注意が必要です。ホームセンターなどで事前に購入するか、着火剤や火熾し器を準備すると良いでしょう。 また台風シーズンは急に天気も変わり雷雨や風も急激に強くなることもあるので天気のリサーチは忘れずに!!
冬には気温がマイナスになることも
次に気を付けるべきこと、それは気温です。夏(7月～8月)の最高気温は30～31度となるので、熱中症対策やブヨなどの虫対策は必要です。 冬場(12月～1月)になると最高気温は10度前後、最低気温は-1度位になりますので真冬の装備が必要になります。服装も当然冬用が必須、寝袋も冬用のダウンシュラフを用意しましょう。またテント内で暖をとるための携帯用カセットガスストーブやポータブルの灯油ストーブは必須です。
いつも富士山が見られるとは限らない
口コミで富士山が間近に見られるキャンプ場と大人気な、ふもとっぱらキャンプ場ですが、いつも富士山が見られる訳ではありません。天気が悪く雲に隠れて見られなかったり、霧で何も見られないなどということもあります。どうしても富士山が見たい!という時は事前に天気をチェックしてから出かけましょう。またそのような時は湿度が高く場内を歩くと湿った芝で靴が濡れてしまうこともありますので注意が必要です。
ハイシーズンの混雑状況は?
ゴールデン・ウィークやお盆、夏休みなどハイシーズンの混雑状況はどうなっているでしょう。口コミをチェックすると午前7時頃には入場口前に車の大行列が出来ており、また朝5時に着いたら既に待っている人がいたとか!! ハイシーズンの人気の高さが分かります。キャンプ場内の人口密度も必然的に高くなり、都会の混雑並みになることも。この時期はトイレ渋滞もある程度覚悟が必要です。 とにかく広いキャンプ場なので満員で入れないと言うことはまずありませんが、念のため予約してから出かけたほうが間違いないでしょう。
キャンプ場を利用する際のルール
安全に楽しく過ごすために
どのキャンプ場を利用する際もルールがあります。ふもとっぱらキャンプ場にも「楽しく安全にご利用いただくためのお願いごと」と言うものがありますのでご紹介します。 ◎場内は最徐行(たくさん人がいるので走行は注意深く) ◎暗くなったら車は移動しない(日が暮れたら静かに過ごしましょう) ◎足元・タイヤ注意、道の脇に溝あり(タイヤ溝による転倒に注意) ◎直火禁止(芝生を焦がさないで) ◎花火禁止(芝生を焼かないでね) ◎池での釣りや水遊びはしない ◎大きな音楽や音は出さない(特に夜間) ◎ペットにはリードを付ける(放し飼いは禁止) ◎団体様のキャンプファイヤーは事前予約制 ◎トイレ・炊事棟など混雑時は譲り合いながら使用しましょう。
ふもとっぱらキャンプ場が大人気な訳
四拍子揃った癒やしのキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場はけっして高規格なオートキャンプ場ではありません。水場やトイレがそれほど充実している訳でも、特別きれいでも、便利でもありません。それでもベテランキャンパーを中心に絶大な人気を誇るのは、他のキャンプ場では味わえない、雄大な富士山の姿が間近で見られること、開放感あふれる広大な自然環境、自由度の高いオートサイト、管理の行き届いた設備などではないでしょうか。 都会の喧騒から逃れ、自然の中に癒やしを求め、本来の自分を取り戻す場としてふもとっぱらキャンプ場は最適なキャンプ場なのではないかと思います。