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簡単DIY!鉄脚のおしゃれダイニングテーブルの作り方をご紹介!

おしゃれな鉄脚のダイニングテーブルが欲しいけど、予算とデザインの合うものが見つからない。それならdiyで自作しましょう!最低限の道具と、天板やアイアン脚などの素材をそろえればOKです。自分で溶接する必要もなく、ダイニングテーブルは簡単にdiyできちゃいます。
更新: 2021年3月31日
gauyorim
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おしゃれな鉄脚ダイニングテーブル

北欧テイストだったり流行りの男前インテリアなど、おしゃれな鉄脚のダイニングテーブルで食事をするのは憧れますよね。美しい木目の天板と、スタイリッシュかつシックで洗練されたアイアン脚のテーブルは素敵。インテリアのメインとして映えます。せっかく導入するならずっと使えるものが欲しい。でも予算の範囲内だと、気に入ったデザインのダイニングテーブルにはなかなか出会えないものです。

diyで鉄脚ダイニングテーブルを自作する

理想の鉄脚ダイニングテーブルを購入する予算がないからと、あきらめてしまうのはもったいないですよ。質やデザインにこだわることをやめて安いもので済ましてしまう、というのもおすすめできません。ダイニングテーブルは食事をする場所です。納得いくテーブルなら料理をより美味しく楽しめます。毎日利用するからこそ重要なんです。予算を確保できないなら、diyで自作するという方法があります。

diyで自作することについて

diyで鉄脚ダイニングテーブルを自作すればいいとはいっても、diyをしたことがない人は難しそうだからムリ!って思うことでしょう。それに大きなものだから、diyしている姿すら想像できないかもしれません。ですがとっても簡単なんです。作り方をザックリ説明すると、テーブルの板になる天板を塗装して、アイアン脚をくっつけるだけ。単純な構造だから難しいことは何もありません。

diyで自作するメリット.3-1

diyでアイアン脚のダイニングテーブルを自作することには、メリットがあります。まず、費用が安く済むのは最大のポイント。メインの材料は天板用の板になりますが、こだわりの天板を使った完成品は価格が高すぎて手が出ません。でも板だけを購入するのであればグンと安くなります。しかも自作なら、さらにお得にする裏ワザを活かせるんですよ。この詳細は後ほど「材料:天板」の項で説明します。

diyで自作するメリット.3-2

diyの大きなメリットふたつめは、素材とデザインを自由に決められること。予算の都合や、デザインセンスの表現力といった制限が実際にはあるものの、完成品に比べたら何でもできます。場所や身長に合わせた使い勝手のいいサイズにできますし、天板の素材から塗料の種類に加え、インテリアにマッチするアイアン脚を好きに選んで組み合わせられます。つまり我が家にベストなダイニングテーブルを自作できるわけです。

diyで自作するメリット.3-3

diyの大きなメリットみっつめは、何より自作することの楽しさ。作る工程を楽しむのはdiyの醍醐味(だいごみ)でもあります。こんなダイニングテーブルが欲しいと思い浮かべることから始まり、それが夢で終わらないというワクワクを体験できます。そして制作に夢中になるとモノ作りの快感を覚え、完成品を見て感動を得られます。それを実用するから、生活がもっと楽しくなるんです。

diyダイニングテーブルの作り方/道具


diyでアイアン脚のダイニングテーブルを自作し始める前に、サイズをよく測り、デザインを決めて設計図を作ります。その後で必要な道具をそろえましょう。道具としては、電動ドライバー、紙ヤスリ&サンダー、塗装用品、作業用の手袋、新聞紙だけがあれば大丈夫です。それぞれの道具を詳しく解説していきます。

必要な道具/インパクトドライバー

ネジをしめるのに、あると便利なのは電動のドライバー。テーブルには複数カ所ネジをしっかりと打ち込まないといけません。手動でもネジをしめることはできますが、時間がかかる上に疲れます。天板がかたい木材だとなおさらです。ドリルドライバーとインパクトドライバーの2種類ありますが、インパクトの方が強力で何かと使えるのためおすすめ。これからもdiyをするなら持っておいて損はありません。

必要な道具/紙ヤスリ&サンダー

天板をみがくために紙ヤスリが必要です。紙ヤスリは、目の粗(あら)さによって種類が分けられています。番号が前の方ほど目が粗くなり、後ろへいくほど目が細かくなります。しっかりと天板をみがくために、60番、400番、1,000番、1,500番を用意してください。番号は目安で大丈夫です。そして紙ヤスリを使うための道具がサンダーです。電動ならすごくラクになりますよ。100均のハンドサンダーでもOK!

必要な道具/色々

塗装はワックスだけの場合、いらない服などの布切れかハギレでもぬれます。ヤスリがけや塗装の時に手を守るため、ゴム手袋や軍手を用意しておきましょう。それからヤスリがけでは木の粉がたくさん落ちることと、塗装においては塗料が地面にたれるので、新聞紙を全面にしいて作業した方がいいです。新聞紙がない場合は、大きなビニールシートを使いましょう。

diyダイニングテーブルの作り方/材料:天板

天板にする木材の種類は多くあるのですが、大きく2種類に分けます。ひとつはSPF材というdiyにもってこいの木材です。カッコいい名前の由来は、Spruce(えぞ松)・Pine(松)・Fir(もみ)という加工しやすい針葉樹の頭文字からきています。使いやすさと価格の安さが特徴です。ホームセンターで購入できますよ。材質にはそこまでこだわりがなく、できるだけ費用をおさえたいならSPF材がおすすめです。

こだわりの木材を選ぶ

ダイニングテーブルの主役である天板の木材に、とことんこだわりたいなら材木屋さんで探しましょう。上項で触れた裏ワザについて説明します。厚みにもよりますが、高級な種類は木材でも1枚板だと高額になります。サイズが大きくなると価格がはね上がるんです。そこで半分サイズの板を2枚購入し、2枚板のテーブルにします。1枚板よりもお得になりますよ。高級な木材を使いながらも安く済ませられます。

diyダイニングテーブルの作り方/材料:鉄脚


天板を支えるアイアン脚は、ダイニングテーブルの脚として販売されている既製品と、自分で鉄を加工して作るオリジナルの脚に分けられます。既製品だけでも多くの種類があるので、インテリアや天板に合うデザインと、使い勝手のいいサイズがきっと見つかりますよ。それにネジどめのことを考えて作られているため、組み立てが簡単。ネットやホームセンターで購入可能です。

鉄を溶接してアイアン脚を作る

鉄脚にもこだわるならオリジナルにしたいところですが、溶接が必要です。残念ながら溶接は、技術や専用の道具がいるので難しい作業になります。どうしてもオリジナルでいきたいのなら、溶接はプロに任せましょう。溶接の専門店があるんですよ。脚のデザインイメージを伝え、溶接だけしてもらいます。材料については問い合わせてください。個人でも溶接をうけおってくれる人がいるので、ネットなどから依頼します。

diyダイニングテーブルの作り方/材料:塗料

ダイニングテーブルを自作する上で必要な最後の材料は、塗料です。塗料は色をぬるだけでなく、木材を保護する効果があります。特にSPF材は耐水性に欠けるので、塗料によってカバーしないといけません。色付きの塗料でカラフルに塗装するのもいいですが、木材の木目や質感を活かすのもおしゃれ。鉄脚のダイニングテーブルには木目がよく合います。そのためにはワックスを使いましょう。

塗料はワックスを使う

ワックスはブライワックスがおすすめです。使い方は簡単でブライワックスをぬることで、シンプルなSPF材でも重厚なアンティーク感が出ておしゃれになります。これがアイアン脚によく合うんです。とても安価な木材とは思えない仕上がりになりますよ。その上ワックスによって木材が保護されるので、いいことづくめ。他のワックスやオイルもありますが、ニオイが強いものもあるので、よく確認してください。

diyダイニングテーブルの作り方/ヤスリがけ

道具と材料がそろったら、いよいよダイニングテーブルを自作していきます。まずは天板の全面にヤスリがけをほどこしましょう。これはすごく重要な作業です。ヤスリをかけずに木材の表面がザラザラしていると、触り心地がよくありません。デコボコでテーブルウェアをうまく置けなかったりします。それにトゲなどでケガをしてしまうことも。あせらずしっかりと天板をみがく必要があります。

ヤスリがけの順番

紙ヤスリはサンダーに取り付けて使います。まずはザラついた木材の表面を目の粗い紙ヤスリでならしていきます。だんだんと目の細かい紙ヤスリに変えて、ザラつきを完全になくします。最終的に1,500番ぐらいの目の細かい紙ヤスリでツヤを出します。天板が大きいほど時間はかかりますが、ヤスリがけがダイニングテーブルのクオリティを左右します。ひたすらみがくとピカピカの天板に仕上がりますよ。


diyダイニングテーブルの作り方/塗装

美しい天板になったら次は塗装です。美しさに高級感を加えます。ワックスを天板の全面にぬってください。何度か重ね塗りすると、ムラが出て深いアンティーク調になります。人の手で塗装するからこそ、味わい深い雰囲気が演出されるんですね。ワックスをぬり終わったら、十分に乾かします。乾かす時間は長く、2日〜3日間ぐらいはそのままにしておかないといけません。休憩をかねて待ちましょう。

塗装でリメイク

こだわって選んだ木材で、本来の木目や質感を楽しみたいなら、クリアカラーの塗料が向いています。ワックスと自然由来の植物油が主成分で、ニオイのないオスモカラーという塗料があります。このクリアがおすすめ。そして天板の印象を変えたくなったら、色つきの塗料を塗れば簡単にイメージチェンジができます。塗装の自作で簡単にリメイクできちゃうんです。

diyダイニングテーブルの作り方/組み立て

塗装した天板がしっかりと乾いたら、ついに組み立てです。簡単すぎてひょうしぬけするかもしれませんが、天板に鉄脚を取り付けるだけ。ネジをしめて固定すればOK!インパクトドライバーがあれば、すぐに終わります。ただ、取り付ける位置がズレないよう慎重におこなってくださいね。自作の工程で一番大変な作業はヤスリがけで、もっとも時間のかかるのは塗装が乾くのを待つ間です。

しばらくネジで固定しない

SPF材でなく木材をこだわって選んだ場合は、天板の表裏をどっちにしようか迷ってしまうことがあります。ネジで穴を開けてしまうと変更できなくなりますよね。なのでしばらくは固定はせず、鉄脚にのせるだけにして様子をみる方法もあります。ただし、天板にある程度の重さがあることと、自立が可能な上に天板を支えられる脚を使っている場合に限ります。

diyダイニングテーブルの作り方/まとめ

おしゃれな鉄脚ダイニングテーブルをdiyで自作する方法を説明してきました。diyをやったことがない人でも簡単に自作することができます。それも置き場所にぴったりのサイズとデザインのテーブルです。そこで食べる料理は格別なことでしょう。ポイントは材料選び、ヤスリがけ、塗装にあります。我が家だけのおしゃれな鉄脚ダイニングテーブルをぜひ自作してみましょう!