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土間をイメージして作られた?ドマドームの特徴と広さの秘密に迫る!

ドマドームというテントはアウトドアを趣味としている人なら一度は耳にしたことがある名前でしょう。土間とドームを合わせたストレートな名前が付けられているテントです。今日はこのドマドームの特徴とその広さの秘密について迫ってみました。
2020年8月27日
佐藤3
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目次

ドマドームとは

ドマドームとは古い日本建築にある土間とドーム型テントという2つの言葉を合わせて名付けられたテントの名前です。このドマドームは簡単にその特徴をいえば「前室が広くとられているテント」です。 前室が広いということはどのような利点があるのでしょうか。他の商品とも比較してその魅力についてご紹介します。

ドマドームを作っている会社

ドマドームを販売しているのはアウトドアグッズの開発・製造の老舗でもある「アライテント」という会社です。名前からもわかるように、テントや帆布を使ったアイテムの開発を主としている企業です。 アライテントの企業キャッチコピーが「ヒマラヤでもウラヤマでも」。ダジャレすぎてクスッと笑ってしまうようなキャッチコピーですが、印象に残ることがキャッチコピーの目的です。プロから初心者でも使える品揃えの良さもよくわかる素晴らしいキャッチコピーではないでしょうか。

数多くのテントのラインナップ

アライテントはテントをメインとして開発・販売している会社です。もちろんドマドームの他にもたくさんの特徴を持ったテントを作っています。その価格帯も様々です。 特に重量が軽いものは「エラライズ」X-TREKというファブリックを使った「X-ライズ」蚊帳のようなメッシュ素材を使用している「カヤライズ」など名前を見ただけでそのテントの特徴がひと目でわかるようなネーミングの商品がたくさんあります。

アライテントの人気商品「ドマドーム」

その中でも特に入り口に大きな前室があるという特徴を持つ「ドマドーム」はアライテントの豊富なラインナップの中でも人気が高い目玉商品といえるテントです。

ドマドームの種類①ドマドームライト

ドマドームの基本形ともいえる形がこのドマドームライトです。ドマドームライトの特徴が全てのドマドームラインナップの特徴といっても過言ではないでしょう。がっしりした広い前室が付いているということだけに着目されがちなドマドームですが、他にも良い点があります。

換気が優れている

ドマドームの前室部分以外の優れていることに換気の良さがあります。前室が大きいことでテントの入り口も広くそこだけでも通気、換気の良さは想像のとおりです。その他、入り口と対面である風が通る場所にベンチレーションウインドウという窓が開いています。 室内の風通しを良くしたいと思うなら風の道を作ってあげるのが一番です。もちろん、寒い時期や天候が悪いときなどはしっかりとこのベンチレーションウインドウを締めることができるので安心です。


設営がしやすい

ドマドームの特徴として3本の屋台骨でテントを支えているということもあります。横、右、左とフレームをスリーブに入れ、その逆の順番で立てていくだけ。たくさんのフレームと格闘しなければいけない大型テントもありますが、ドマドームの設営は至ってシンプルです。 ドマドームは広さもウリですが、実は前室部分はペグを打つ必要がないので広い割には設営がしやすいです。テントの設営がはじめての人でも簡単に広いテントを張ることができるということもメリットのひとつです。

ドマドームの種類②ドマドームメッシュ

出典: http://www.arai-tent.co.jp/lineup/tent/doma-ms.html

ドマドームメッシュはドマドームライトの前室にメッシュ(虫除け)が付けられているテントです。このメッシュがついているという差だけではありますが、夏の時期のアウトドアには実はとっても重要なポイントです。一気に風通しがよくなるというだけでなくて、ある程度プライベートもアップするといえるでしょう。 せっかくのアウトドアなのですから、「少しでも快適に」「周りに邪魔されない自分だけの空間を」というアライテントの優しさがうかがえる商品となっています。

ドマドームの種類③ドマドームライト2

ドマドームライト2の2はグレードアップされたナンバリングではなく「収容人数2名」の2ですので、そこは気をつけましょう。2だからきっと新しい機能がついていて高性能なのだろうと思っていると1でも十分だったということも考えられます。 しかし、テントにおいて広い屋根付きの空間があるというのはメリットとなれあまりデメリットな部分は感じられません。お財布に余裕がある人ならドマドームライトよりもドマドームライト2を選んだ方が自分の方にも濡らしたくない荷物を全てテントの中に収納できるという点でも買っておいて損のないテントといえます。

全種類を通しての特徴

ドマドームという名前のとおり、前室を大きく広くとっているのがこのドマドームシリーズの特徴です。この前室部分を日本の昔ながらの土間にたとえてドマドームというネーミングがされています。土間のあるドームでドマドーム。ストレートすぎるほどわかりやすく覚えやすい名前です。

ドマドームを比較してみる

ドマドームがどういったテントなのか知るのは他のテントと比較してみるのがわかりやすいでしょう。ここでは、実際にドマドームと他のテントを利用した人のレビューからドマドームの優れている点やイマイチな点をご紹介します。

広さ比較


アウトドアでもゆったりと休みたいものです。テントの広さは最重要ポイントとしている人も多いでしょう。

「ストイックな山行」ではなく「しっかり料理・食事を楽しんで、まったり過ごす」 のが好きなので、ドマドームライト2に決めました。

ドマドームの広さをあげるとき前室の広さをレビューしている人がほとんどでしょう。なぜ前室が広いと良いのか、なぜ土間なのかというのはこの方がレビューしています。土間になっている前室で「火をおこすことができて快適に調理ができる」ということにあります。

重量比較

残念ながらテントの重量の点ではドマドームは最軽量などというわけではなく他にも軽いテントはたくさんあります。

タニ2Pの軽さと、ドマドームの前室とで悩みましたが前室の広さをとりました。

この方がレビューされているとおりNEMOのタニ2は軽さがウリのテントです。 そんな中でもドマドームはフライシートを含めても1790gです。決して重いテントではありません。

全てで2kg前半に抑えられるのは、かなりありがたいです

こちらはそれまで4人用の大きなテントを使っていてドマドームに買い替えた方のレビューです。重量の感じ方には個人差もあるでしょうが、ドマドームのレビューには「軽い」ことを利点としてあげているものもたくさんあります。

防水比較

アウトドアで休むとき、いつでも天候が良いわけではありません。ドマドームの防水はどのようになっているのでしょうか。

本体の生地が他とは比べ物にならないぐらい撥水性の良いものを使っています

テントの中で一晩寝て朝目が覚めるとテント内部に水滴がたくさんついていてちょっと不快だったという意見もあります。でも、ドマドームの知られざる良さはテントの生地の良さにあります。 しっかり防水できるのに揮発性がよく「テント内はいつもサラサラ」です。他のテントにはなかなか見られない良い点です。


設営のしやすさ比較

アウトドアを思い切り楽しむのにはテントの設営にかかる時間がなるべく短い方が有利です。ドマドームの設営のしやすいさを見てみましょう。

初心者ですが、10分で組み立てできました。

価格比較

テントの価格比較といっても性能が低くて安いテントもあるでしょう。ここまで性能にすぐれて広いプライベートスペースを確保できるドマドームの価格についてはどのような意見があるでしょうか。

価格が高いのは性能もですが大量生産できないのも価格に反映していのかも。

残念ながらドマドームを安いテントと判断している人はいません。高級なテントとして見ている人がほとんどです。でも、その価格は不当なものではなくて性能が良いからと前向きにとらえている人がほとんどです。 前に生地がサラサラしているという人も「この生地があるから値段が高いのかも」というレビューをしていました。

まとめ

アライテントのドマドームについてその特徴や価格・防水などの性能についてレビューを交えてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。 価格は少し高めと感じる人も多いですが、それもその性能ゆえのことです。何といっても広いテントなのに軽くて持ち運びしやすいというのは大きな魅力と感じている人がほとんどでした。 テント選びで迷っている人はぜひドマドームも選択肢のひとつとして考えてみても良いのではないでしょうか。