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木曽駒ケ岳登山を楽しむルートガイド!日帰り・宿泊での最適なルートをご紹介!

駒ケ岳とつく山はいくつかありますが、ここでは中央アルプスにある木曽駒ケ岳の登山情婦をお伝えしていきます。登山者の中でも人気の山で、高山植物や紅葉など素敵な景色を眺める事が出来る木曽駒ケ岳です。ロープウェイを使用し初心者にも優しい山ですよ。
2020年8月27日
クロタノブタカ
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木曽駒ケ岳登山

中央アルプスに位置する木曽駒ケ岳登山をしてみませんか?標高は高い山ですが、ロープウェイを完備しているため、初心者にも優しい山になっています。そのため、非常に多くの登山者から人気で、混雑時期は多くの登山者で賑わいを見せます。登山者を惹きつける理由もたくさんあり、高原の様な千畳敷カールと言う場所は高山植物が咲き乱れ、アルプスの素敵な景色を見せてくれます。また秋には様々な色に染まる山で、青空とのコントラストが素晴らしいです。

木曽駒ケ岳の場所

山域: 中央アルプス。都道府県: 長野県。標高: 2,956mの木曽駒ケ岳です。 木曽駒ケ岳は日本アルプスの中央に位置している事もあり、北アルプスの山並みと乗鞍岳、目の前の御岳山、など絶景を眺める事が出来ます。

木曽駒ケ岳登山マイカー規制

木曽駒ケ岳の登山を行う際車で現地に向かう方が多いと思いますが、ここで注意しておく事があります。木曽駒が岳登山口のマイカーの乗り入れを規制しているからです。山の環境を守るための規制です。そのため、車で訪れた登山者は菅の台バスセンター周辺に沢山ある駐車場(駐車代普通車600円)(1月17日現在)に車を止め、路線バス、ロープウェイを使って登山口を目指します。

路線バス・ロープウェイのチケット購入

バスセンターには、バスとロープウェイのチケットをセットで販売するセンターがあります。路線バスは往復1640円(大人)820円(子供)ロープウェイの料金は往復2260円(大人)1130(子供)で販売しています。朝早くから販売していますが、紅葉の時期は日帰り登山者で大変混雑し、バスのチケットを購入する列は500メートル以上になる時もあります。紅葉の時期などの混雑している時は購入には非常に時間がかかりますので日帰りで登山を計画している方は特に注意してください。

木曽駒ケ岳登山アクセス

日帰りで登山を楽しむ方が多い木曽駒ケ岳へのアクセス方法を大阪方面・名古屋方面・東京方面のそれぞれからお伝えしましょう。マイカー規制を行っているため、菅の台バスセンターから路線バス、ロープウェイでのアクセスになりますが、紅葉の時期の週末は非常に混雑し、バスに乗りために数時間、ロープウェイに乗るためにも数時間並ぶ必要が出てきますので、ご注意ください。

東京方面からのアクセス

■車でのアクセス:八王子インターチェンジから中央道を2時間40分→駒ケ根インターチェンジで高速道路を降りる→県道を走り菅の台バスセンターに到着します。車を駐車場に止め、路線バスに乗り換えます。→約30分バスに乗車し、ロープウェイしらびの平駅に到着します。→ロープウェイに乗り換え7分30秒でロープウェイ千畳敷駅に到着します。

電車でのアクセス

■電車でのアクセス:新宿駅からJR中央本線に乗車し4時間岡谷駅で飯田線に乗り換えます→駒ケ根駅で下車し路線バスに乗り換えます。→しらび平行きの路線バスに乗り45分しらびの平駅でロープウェイに乗り換えます→7分30秒ロープウェイ千畳敷駅に到着します。


名古屋方面からのアクセス

■車でのアクセス:小牧ジャンクションから中央道に乗り約2時間走行→駒ケ根インターチェンジで高速道路を降り、県道を走る約3分→菅の台バスセンターに到着します。車を駐車場に止め、路線バスに乗り換えます。→約30分バスに乗車し、ロープウェイしらびの平駅に到着します。→ロープウェイに乗り換え7分30秒でロープウェイ千畳敷駅に到着します。

電車でのアクセス

■電車でのアクセス:名古屋駅でJR中央本線に乗車します。→約4時間で岡谷駅で飯田線に乗り換えます。→駒ケ根駅で下車し路線バスに乗り換えます。→しらび平行きの路線バスに乗り45分しらびの平駅でロープウェイに乗り換えます→7分30秒ロープウェイ千畳敷駅に到着します。

大阪方面からのアクセス

■車でのアクセス:吹田インターチェンジから名神高速道路を2時間走行→小牧ジャンクションで中央道に入る→約2時間走行→駒ケ根インターチェンジで高速道路を降り、県道を走る約3分→菅の台バスセンターに到着します。車を駐車場に止め、路線バスに乗り換えます。→約30分バスに乗車し、ロープウェイしらびの平駅に到着します。→ロープウェイに乗り換え7分30秒でロープウェイ千畳敷駅に到着します。

電車でのアクセス

■電車でのアクセス:新大阪から東海道・山陽新幹線に乗車→名古屋駅で中央本線に乗り換える→約4時間で岡谷駅で飯田線に乗り換えます。→駒ケ根駅で下車し路線バスに乗り換えます。→しらび平行きの路線バスに乗り45分しらびの平駅でロープウェイに乗り換えます→7分30秒ロープウェイ千畳敷駅に到着します。

木曽駒ケ岳登山ロープウェイ

木曽駒ケ岳の登山口中央アルプスの千畳敷カールに向かうロープウェイですが、始発の時間は混雑時期など時期によって異なりますので、ホームページで確認しましょう。また、運行間隔にも変更があります。混雑する時期は非常に混雑し、整理券ん配布が行われますので、時間に余裕を持って出かける事をおすすめします。ロープウェイの乗車時間は7分30秒で眼下に滝や自然の木々を見る事が出来とても綺麗な景色が広がります。ロープウェイの駅にはお土産を販売する店やうどんなどの軽食を食べる事ができる場所がありますので、ロープウェイの待ち時間などに利用することをおすすめします。

木曽駒ケ岳中央アルプス千敷きカール

木曽駒ケ岳ロープウェイを降りると目の前に広がるのが中央アルプス千畳敷カールです。南アルプス千畳敷カールは夏は高山植物が咲き花畑が広がります。また、秋には紅葉の時期を迎え、アルプス千畳敷カール周辺の木々が赤や黄色、オレンジに染まり絶景を堪能する事が出来ます。アルプス千畳敷カールは登山者以外の観光客もハイキングを楽しむ事が出来、1周40分ほどで回る事が出来ます。南アルプス千畳敷カールは多くのカメラマンでも賑わいを見せ写真スポットとしても有名です。

木曽駒ケ岳登山の紅葉

秋の紅葉で有名な木曽駒ケ岳の紅葉シーズンは多くの登山者、観光客で混雑します。紅葉が最もきれいに見ることがきる中央アルプスの千畳敷カールへ向かう交通手段は待ち時間が発生するほどです。岩の山肌と赤や黄色に染まった木々、そして晴れた日には爽やかな青空のコントラストが最高です。また、千畳敷カールからは眼下に雲海を見ることも出来ますよ。冬になる前に一度訪れてみてください。


木曽駒ケ岳登山ルート

ここから木曽駒ケ岳登山を行うためのルートを紹介します。登山口は今回のコースで一番技術を要し、危険を伴うコースでになっています。足元を確認しながら慎重に進むことを意識しながら登りましょう。一番の難所を過ぎると緩やかな道が続きます。紅葉や高山植物などを楽しみながら歩くことが出来、晴れた日はとても気持ちいです。また、山小屋の数が多いので、それぞれの山小屋に寄り道をしてみるももいいですね。

木曽駒ケ岳登山!千畳敷カール→駒ケ岳ルート⑴

ロープウェイを降りるとそこから登山が始まります。 ①登山口には駒ケ岳神社が姿を現します。無事に登山が出来るようにお願いして歩き出すのもいいですね。 ②千畳敷カールを歩き進みます。夏は高山植物、秋は紅葉を楽しみながら平坦な道を歩く事が出来気持ちいです。 ③千畳敷カールを過ぎると八丁坂分岐が現れますので遊歩道とは反対に進みます。一番の難所と言っても良い急な岩場です。登山靴など登山装備が必要になります。混雑している時期は登山渋滞が発生します! ④オットセイ岩を左に見ながら進みます。落石に注意するほか、つまずいたり、転倒する事故が多い岩場を通りますので慎重に進みましょう。

木曽駒ケ岳登山!千畳敷カール→駒ケ岳ルート⑵

⑤急な上り坂を終えると伊那前岳との分岐が現れますので、乗越浄土方向へ進みます。最後の急斜面はきつい斜面ですので、下りは特に注意する必要があります。 ⑥平坦な登山道を進むと山小屋「宝剣山荘」に到着します。トイレがありますので利用する事が出来ます。山小屋を左回り右回り方向に回り込むルートがあります左周りの場合「宝剣岳2931メートル」への分岐があります。 ⑦右回り左回りのルートがもう一度合流します。合流地点位は山小屋「天狗荘」があります。トイレを完備しています。 ⑧山小屋を過ぎると「中岳2925メートル」を目指し高山植物が沢山見られる緩やかな登り坂を進みます。中岳を右から回り込むルートもありますが、崖になっており初心者はやめたほうがいいです。

木曽駒ケ岳登山!千畳敷カール→駒ケ岳ルート⑶

⑨中岳を過ぎると緩やかな下り坂に変わり、湯ヶ池へ向かうルートとの分岐が現れます。分岐を曲がらずまっすぐ進みます。分岐には山小屋「駒ケ岳頂上山荘」があります。トイレが完備されている他に、キャンプセンターがありテントを張る事が出来ます。周辺ではテントを張る事が出来る唯一の場所になります。テントで宿泊される方はこちらを利用しましょう。 ⑩山小屋を右手に見ながら進むと山小屋「駒ケ岳頂上木曽小屋」が左手に見えてきます。トイレを完備しており、山小屋を過ぎると標高2956メートルの木曽駒ケ岳山頂に到着します。山頂は開けており最高の展望ですが、風が強く吹く時がありますので注意が必要です。

木曽駒ケ岳日帰り登山を行う

木曽駒ケ岳はロープウェイを使って一気に標高の高い場所へ向かうことができるため日帰り登山ができます。日帰り登山が可能な理由は→木曽駒ケ岳の標高は高いですが、日帰り登山を楽しめる初心者にも優しい山になっています。ただ、時期によっては日帰り登山者が多く訪れ非常に混雑し、登山口に向かうために時間を要します。そのため、混雑時期に日帰り登山を計画される方は、混雑を頭に入れ早めの行動が必要ですね。

木曽駒ケ岳登山所要時間

中央アルプス千畳敷カール→乗越浄土まで約50分→中岳まで約20分→木曽駒ケ岳山頂まで約40分。 ロープウェイを降りてから山頂まで110分で向かう事が出来ます。日帰り登山が可能な時間ですね。しかし、混雑時期はこれ以上に時間がかかる事を頭に入れ日帰り登山を行う様にしましょう。

木曽駒ケ岳登山宿泊〜日本で一番高い所に立つホテル〜

木曽駒ケ岳には沢山の山小屋があり、宿泊ができるほか、中央アルプス千畳敷カールには「ホテル千畳敷」があります。レストランやカフェ、展望スペースを設けている他に宿泊もできるホテルです。宿泊する際の料金は時期によって異なり、混雑する時期は割高となっています。2名1室の利用で安い時期は11880円から高い時期は24840円の範囲で宿泊出来ます。4名以上の部屋もありますので、グループで宿泊する事も出来ます。(1月17日現在)素泊まりの場合は7560円から宿泊する事も可能です。


木曽駒ケ岳登山山小屋

木曽駒ケ岳には沢山の山小屋が存在します。宿泊可能な山小屋は収容人数が多い山小屋が多いのが特徴ですが予約を行い宿泊り用するようにしましょう。また、山小屋に遅い時間に到着するのは危険ですので、明るい間に山小屋に到着するように心掛けたいですね。また山小屋の横にテントを張って宿泊も可能な場所があります。テント宿泊の場合は駒ケ岳山頂山荘に問い合わせてください。木曽駒ケ岳にある山小屋を紹介していきましょう。

頂上木曽小屋

上松町 駒ケ岳頂上にある山小屋「頂上木曽小屋」の基本情報をお伝えしておきましょう。 ■問合わせ先:頂上木曽小屋Tel:0264-52-3882Fax:0264-52-2969 ■収容人数:100名 ■宿泊料金:1泊2食 6500 円素泊り 4500円 (1泊) ■営業期間:GW〜11月上旬

宝剣山荘(ほうけんさんそう)

中央アルプス・木曽駒・宝剣岳にある山小屋「宝剣山荘」の基本情報をお伝えしておきましょう。 ■問い合わせ先:0265-83-2134現地連絡090-5507-6345 ■収容人数:250人 ■宿泊料金:1泊2食8000 円素泊り5000円 (1泊) ■営業期間:4月上旬〜11月、年末年始

天狗荘

長野県上伊那郡宮田村 中央アルプス宝剣岳北方下100m 標高約2,870mにある山小屋「天狗荘」の基本場をお伝えしておきましょう。 ■問い合わせ先:7月~11月初旬090-5507-634511月~6月090-7804-2185 ■収容人数:120名 ■宿泊料金:一泊二食8700円・一泊朝食付き7700円・一泊夕食つき8200円・素泊まり6200円・休憩300円・トイレ使用200円 ■営業期間:4月上旬~11月初旬 ※4月及び11月以降の営業については要問い合わせ / 年末年始(要予約)

まとめ

中央アルプス木曽駒ケ岳の情報をまとめてきましたが、魅力を感じて頂けたでしょうか?初心者でも、気軽に登山できる木曽駒ケ岳!わかり易いルート設定と日帰りでも登山可能な距離で人気の山です。紅葉の時期などは非常に混雑しますのでしっかりとした計画を立て、服装など装備もしっかり準備して、遭難等しない様にする必要がありますが、絶景を見るためにぜひ計画を立て木曽駒ケ岳に足を運んでみてください。疲れた時は近場の温泉に入って帰るのもいいですね。