デラクーの使い方とインプレ!根掛かり対策とおすすめカラーもご紹介!
デラクー。ジャッカルから販売されているルアーで、いわゆるメタルバイブの一種でスピンテール系のルアーです。 メタルバイブと言えば冬の定番ルアーです。 そこで、このデラクーについて、ご紹介します。
デラクーのインプレ
今回おもに紹介するのはデラクーは1/4ozと3/8ozのHLブルーギルです。人気があるため店頭では売り切れであまりカラーは選べませんでしたが、2つとも重さだけで使い方や釣果に違いが出るのか試すために同じ色を購入しました。 まず、店頭で見て驚いたのは想像以上の小ささです。トラウト用のルアーではないかと思うほど、小さくてびっくりしました。 そして、なぜこのウエイトかというと、下記でも説明していますがこの手のルアーで重すぎるものはあまり好みではないと言うのが一つと、重すぎると根掛かりが増えロストにつながりかねないからです。
操作性はダントツで1/4oz
操作性はやはり、ダントツで1/4ozがいいです。スピンテールになっているので、メタルバイブと比較するとイレギュラーな動きが出にくいですが、ヒラヒラとした動きが一番出やすいのが、1/4ozだと思います。なのでこのスピンテールの特徴を生かすのには1/4ozが好きです。重さでの比較をするために、3/8ozも購入しました。3/8ozはやはり、重たい分シューという感じで落ちていきます。かなり早く巻いてこないと、すぐボトムに着いてしまうイメージです。メタルバイブに比べると、ブレードが付いているのでそこまでストンと落ちる感じはしませんが、やはり落ちるのは早いです。 自分の思い通りに動かしたい場合は、スピンテールタイプのデラクーは使いやすいです。 価格も800円~900円とお財布にやさしいので、助かります。
『デラクー』の使い方
デラクーの特徴として、見た目のサイズが非常にコンパクトです。なので、バスのサイズを選ばずに釣れるのが強みです。ウエイト別の使い方や、動かし方を紹介します。
ウエイトの選び方
見た目がコンパクトで釣れそうなのはわかるけど、色々なウエイトがあってイマイチどの重さのものを購入していいかわからないと思いますので、ご紹介します。 まず基本としては、1/4ozをおすすめします。メタル系のルアーはボディのサイズが小さいものが多く、特にデラクーはコンパクトサイズに設計されているので、1/4ozでも水の抵抗が少ないためしっかりと、ボトムに落とすことができます。おかっぱりで飛距離が欲しい時は、3/8oz・1/2ozと重くしていけばいいと思います。3/4oz・1ozはウィードを切って使うときなどに使用します。
リフト&フォールで使う
使い方は、どの重さのものを使用しても同じで、1~2回シャクってボトムに落とす。この時のコツは、シャクるときにはゆっくりめに30㎝~50㎝持ち上げることです。落とすときも、緩めすぎずにラインが張らない程度に落とし、ボトムを感じることが重要です。
ただ巻きで使う
もちろん、ただ巻くだけでも釣れます。 わかりやすい使い方は、1/4ozはシャローで使い、3/8oz、1/2oz、3/4oz、1ozとバスを釣りたいレンジに合わせてウエイトも重くしていくと使いやすいです。巻いてくるスピードを遅くしてもレンジの調節は出来ますが、いつも同じ状況で操作することで確実にどのレンジでバスが反応しているのかわかると思います。 巻くスピードはブレードのブルブル感が手元に伝わってくるギリギリで使うのがいいです。 メタルバイブではありますが、スピンテールなのでイレギュラーな動きが少なく障害物をタイトに攻めても根がかりにくいので、ストラクチャーなどのギリギリを狙ってみてください。ストラクチャーに軽く当てて食わせのタイミングを作ることも有効になります。角度を変えて何度か同じポイントを通していくことも、バスに対してのアプローチが変わるので有効になります。
デラクーのおすすめカラー
『デラクー』のおすすめカラーを水質別に紹介します。 是非、参考にしてみてください。
クリアウォーターでのおすすめカラー
クリアな水質ではシルバー系を選択するのが基本になります。 なので、わたしのおすすめは『HMデラシャッド』と『HLアユ』です。 この、カラーは主にクリアウォータでオススメです。ナチュラル系のカラーでブレードがシルバーなのでプレッシャーをバスに与えにくいので、バスに違和感を感じさせずに誘えると思います。
マッディでのおすすめカラー
『HLキンクロ』、『フラッシュゴールド』。このゴールド系でまとめられたカラーは、水が濁っている時に効果的です。濁っているといってもマッディという意味ではありません。普段に透明度が5mだとしたら、当日の透明度が3mでもその水質にいるバスにおいては濁っていると判断してみてください。
迷ったときにはこのカラー
最後に、『HLクラウン』と『チャートバックブラック』。HLクラウンは、迷ったときに使用してみてください。クリアウォータなのかステインなのかマッディなのか状況が把握できないときにとりあえず投げてみるということでおすすめです。チャートバックブラックは、時として爆発する可能性があります。艶がないことでナチュラルに見えているのか、シルエットがはっきりするのかわかりませんが、他のカラーにはない釣果を記録することがありますので、是非使用してみてください。
おすすめのカラーを紹介しましたが、クリアウォーターでは、『HMデラシャッド』と『HLアユ』以外はダメとかではないので、クリウォーターでも『HLキンクロ』など、色々なカラーでその時々に反応するカラーを探してみてください。
デラクーの根掛かり対策
根掛かり対策としては、ダブルフックに変更することと操作で外すことです。 詳しく説明していきます。
ダブルフックに変更
デラクーは、通常では1/4ozで#10、3/8ozで#8、1/2ozで#8、3/4ozで#8、1ozで#8のフックが装備されています。なので、それに合わせたフックサイズを選択するといいです。デラクーなどのメタルバイブ系だとリップが付いていなので、トレブルフックがそのままストラクチャーなどに刺さってしまうことが多く、ダブルブックに変更すれば進行方向に対してはフックポイントが直接向かないので、根掛かりを回避する確率は高くなります。フッキングが悪くなったと思ったら、サイズを一つ上げてみてください。1/4ozならダブルフックを#8にするなどです。
操作ではずす
これは根掛かり対策というよりは、根掛かりの対処方法になります。 デラクーの特徴として、メタル系のルアーなのでルアー自体が重たいです。 なので根掛かったと思ったときに無理に引っ張らずにラインを張ったら、急に緩めるということを繰り返すとルアー自体の重さで根掛かりが外れることもあるので、是非試してみてください。
デラクーを使用する時におすすめのロッド
硬いロッドは使わない
よく見かけるのが、ミディアムヘビーとかヘビーのロッドを使用していることです。 確かに、ルアー自体は比較的重たいものになりますが、バスのバイトが合ったときにガツンと合わせるような釣りではないので、イメージとしては巻物です。なので、使用するロッドに関してはミディアムライト~ミディアムのロッドがオススメです。1ozとかになってしまうとミディアムヘビーのロッドが必要になってきます。ロッドの長さは、ルアー自体が重たいので、そこまで長くなくても飛距離は出ると思いますので6ft~6.6ftくらいがいいと思います。ボトムで操作する場合には、なるべくロッドを立てた方がいいと思うので、6.10ftくらいまでも視野にいれてみてはどうでしょうか?
まとめ
デラクーは今までにないコンパクトなボディのスピンテールタイプのルアーとして、おかっぱりからでもボートからでもアングラーにとって大変重宝しそうなルアーですね。 ウエイトもカラーも豊富なので自分だけのデラクーを見つけてみてはいかがでしょうか?