ロメインレタスの名前の由来
ロメインレタスの名前の由来はロメインを『ローマの』と言う意味でロメインレタスは『ローマのレタス』という意味を持つ名前です。またロメインレタスは別名『コスレタス』とも呼ばれます、北アメリカではロメインレタスの事を一般的には『ロメイン』と呼びます、呼び方も地域や場所によって変わって来ます。他の地域では『コス』とも呼ばれレタス発祥の地と推定されているコス島から来たのが別名の由来とも言われています。ロメインレタスもコスレタスも同じものですが地域や由来によって呼び方が違うのは面白いですね。
ロメインレタスの原産地
エーゲ海コス島
ロメインレタスの学名
Lactuca sativa var. longifolia
ロメインレタスの収穫時期
5月~6月・10月~11月となっています。 夏前と夏終わりの比較的気温が暑すぎない時期がメインの収穫時期となっています。
ロメインレタスの旬の時期
ロメインレタスの旬は春の4月から10月頃の秋にかけてが美味しい時期です。
ロメインレタスとはどんな野菜?
ロメインレタスとはキク科に分類されるレタス品種の1つです、レタスとの大きな違いはレタスは丸い玉のような形をしていますが、ロメインレタスは葉が丸まらないで立ち上がった状態で葉丈が約40cm程育ちます見た目は楕円のような形をしているのがロメインレタスの特徴でもあります。
ロメインレタスの栄養
玉レタスに比べてロメインレタスにはビタミンや葉酸などの栄養が多く入っている事が下の表と比べると一目瞭然です。
ロメインレタスの効能・効果
ロメインレタスは栄養価が高く様々な効果・効能があります。
便秘解消
ロメインレタスには一般的なレタスに比べて食物繊維が多く含まれています、ビタミンも同時に摂取できるので便秘解消の為にロメインレタスを摂る場合、火に通すとビタミンが壊れてしまうのでサラダなど生で食べるとお通じも良くなります。
安眠効果
ロメインレタスには安眠効果も期待できる成分が含まれています、その成分は葉の苦味がある部分にあるラクチュコピクリンと言うもので安眠効果の他にも鎮痛作用もあります。
貧血予防効果
ロメインレタスには青汁にも入ってるので有名な『ケール』と同量の葉酸が含まれています、葉酸は細胞など作るのに必要な役割を持っています、その働きがDNAなどの核酸を合成してくれる重要な役割をしてくれているのです。つまり葉酸は血液を造る効果があります、その重要な役割が赤血球の細胞形成を助けてくれる働きをしてくれるので貧血予防に繋がります。
利尿作用
水分を多く含むロメインレタスは利尿作用にも効果があります、水分だけでなくカリウムも多く入っています。カリウムや水分を多く含むロメインレタスは血液循環を良くしむくみ・排泄機能の改善が期待できます。他にも脳血管疾患のリスクを減らす事も期待できます。
ロメインレタスの食べ方
ロメインレタスの外葉は深い緑色で少し苦味がありますが内葉は薄い緑色をしていて甘くシャキシャキとした食感です。熱に強くサラダだけでなく炒め物にしても美味しく食べられます。火を通してもシャキシャキ感が残るのはロメインレタスの特徴でもあります。
ロメインレタスの効果・効能を効率よく得るには
ダイエット時のポイントとしては食前に野菜を食べる事で血糖値上昇や脂肪を付きにくくする働きをしてくれます、水分を含む物が多い野菜は腹持ちが良くなる傾向もある為食事制限をしている時のダイエットには野菜を食前に摂るのがベストです。またロメインレタスを食べる時、ロメインレタスに入ってる栄養に整腸効果がある食物繊維やその他のビタミン類・葉酸の効果を十分に得るには食前よりも食中に摂るのが最も効果が得られるとされています。
ロメインレタスのおすすめレシピ.1
ロメインレタスはそのままサラダとしても美味しく食べれますが、火を通しても美味しい野菜です、ロメインレタスのオススメレシピをご紹介します。
おすすめレシピ1-1ロメインレタスと鶏ささみのマヨネーズソテー
火を通しても美味しいロメインレタスを簡単な材料で炒めたレシピです。
おすすめレシピ1-2ロメインレタスのシーザーサラダ
ロメインレタスのシャキシャキ感を生かしたシーザーサラダです。
おすすめレシピ1-3ロメインレタスのお浸し風
多彩な調理法があるロメインレタスはおひたしにもできちゃいます、好きなドレッシングや調味料をかけてお楽しみください。
自宅でロメインレタスを栽培できるの?
調理方法も様々なバリエーションがあるロメインレタスを自宅で栽培できれば手軽にロメインレタスを食べる事が出来ます、栽培方法は難しいのか?初心者でも育てられるのか?
ロメインレタスの育て方.1
ロメインレタスは自宅でも栽培が可能です、植え付け時期は4月頃と9月頃になります。涼しい場所を好む野菜です自宅で育てる場合は日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。
ロメインレタスの育て方1-1 種まき
ロメインレタスの種は25度以上だと発芽しにくいので涼しい場所で保管します、光がないと発芽しないので土は軽く被せる程度にしましょう。
ロメインレタスの育て方1-2 鉢植え
ロメインレタスを鉢植えで育てる場合、10号の鉢植えに1~2株を植えます。
ロメインレタスの育て方1-3 用土
ロメインレタスを育てるのに必要な用土は野菜用の用土を使用しましょう。酸性に弱いので元肥や堆肥を入れる2週間くらい前に石灰を入れその後に元肥・堆肥を入れ土に馴染ませてあげましょう。
ロメインレタスの育て方1-4 水やり
ロメインレタスは一般的なレタスより少し多めにお水をあげましょう、根が乾燥しないようにしっかりとお水をあげます。ただし水のあげすぎは根腐れや病気の原因にもなりますので注意です。
ロメインレタスの育て方1-5 肥料
植え付け2週間後位に追肥を行います、その後も2週間に1回の追肥で育てます。ロメインレタスは肥料も一般的なレタスより少し多めにあげるのがポイントです。
ロメインレタスの育て方1-6 害虫
ロメインレタスを栽培するのにナメクジやカタツムリには気をつけましょう。
ロメインレタスの育て方1-7 収穫時期
ロメインレタスの収穫目安は先端の葉が巻き始め大きさが500円玉くらいの大きさになり草丈が20~30cm程まで育ったら収穫出来ます。
ロメインレタスを自宅で育てると旬の時期に手軽に食べられる
家庭菜園でロメインレタスを育てれば旬な時期に美味しく食べられるのがいいですね、特に難しい事もないので初心者の方でも比較的簡単に育てられるのではないでしょうか?食べ方もそのままサラダで食べる・火を通して食べる様々な食べ方が出来るので是非ご家庭でもロメインレタスの栽培にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
ロメインレタスの保存方法.1
ロメインレタスを美味しく食べれるようにきちんとした保存方法をすれば鮮度を落とさずにシャキシャキとした歯ごたえも残せます。
保存方法1-1 冷蔵保存の場合
ロメインレタスを保存するのに冷蔵保存をする方が多いのではないでしょうか、ただ袋に入れて保存するのではなくひと手間加えてから保存するとよりロメインレタスの状態よく保存できます。 まず、切ったときにでる白い液体はキッチンペーパーなどですぐにふき取りましょう、そして芯の部分に湿らせたキッチンペーパーを巻くとシャキシャキっとした良い歯ごたえが長持ちします。
保存方法1-2 冷凍保存の場合
ロメインレタスを冷凍保存する場合は切ったロメインレタスを綺麗に水洗いし密閉容器やジップロックなどに入れ冷凍庫に保存します、冷凍保存したロメインレタスはサラダなどの生食には向かなくなりますので火を通した料理に使うのが良いです。
まとめ
ロメインレタスは高い栄養価で調理法も様々な万能な野菜と言っても良いくらいです、食べ応えもありダイエット時にも強い味方にもなりますね。お店で買うのはもちろん、自宅でも栽培可能なので気軽に食べれるのも魅力です。保存方法をきちんとしていれば美味しさが長持ちするのでそのひと手間を惜しまずにやりましょう。内側の葉の部分はシャキシャキし甘味もあるのでお子様でも食べやすいのではないでしょうか?まずは簡単なサラダからロメインレタスを普段の食事に入れてみてはいかがでしょうか。
玉レタスとロメインレタスの栄養価を表にして比較してみました。