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シマノ「メタニウム」全機種を振り返る!初代〜現行の機種別特徴を大公開!

シマノか販売されている人気ベイトリール「メタニウム」。1992年の発売から今まで不動の人気を持っています。海でも湖でもターゲットを問わず活躍できるシマノ メタニウムの歴代モデルを一挙紹介!その人気の秘密に迫ってみました!
2020年8月27日
Takeshi Iwata

シマノ メタニウムとは?

シマノから発売されているリールの中で最も歴史が深いリールといえるのが「メタニウム」。1992年の発売から今まで、最もたくさんのアングラーが憧れたリールとも言えます。最近ではリールの防水性能g格段に向上し、16メタニウムを海で使用するあアングラーも増えていますよね? 今回は日本のリールの歴史を作ってきたとも言えるメタニウムの全機種を振り返ってみました。

通称「赤メタ」!シマノバンタムスコーピオンメタニウム


「赤メタ」と呼ばれたメタニウムがあったのはご存知でしょうか?おおよそ現行モデルのメタニウムからは形が想像できないように思われますが、1992年に発売されたメタニウムがシマノの高性能リールへの挑戦の始まりでした。 赤メタには当時までブランドとしてあった「バンタム」の名がつけられ、同時に「スコーピオン」と「メタニウム」の現行でもモデル名として使われている名前が使用されました。つまりは1992年当時、非円形リールのハイエンドモデルがこの赤メタだったのです。

赤メタは未だに現役?その理由は?

赤メタのスペックは以下の通り。 ギア比→6.2:1 最大ドラグ力→4kg 糸巻き量→16lb-100m 過去のリールなのですが、現行モデルと遜色ない性能。また、当時は深溝スプールが全盛だったので、太い糸がたくさん巻けるリールだったのです。未だに使用しているアングラーも多く、その理由は単純に「かっこいいから」。細かいスペックや性能よりも見た目のかっこよさを求めているアングラーもいるのです。


設計が全く異なるけど部品流用は可能!

ここまで古いモデルだと故障が心配ですよね?その点赤メタは現行モデルの部品(ギア等以外)が流用できるためあまり困らないようです。例えばベアリングは市販品のベアリングを組めるため、安価で手に入ることも増えました。ギアやクラッチなどの重要部品はよほどのことがない限り壊れません。中古品を購入してパーツ取りにしているアングラーもいるのです。 赤メタが未だに人気のある理由の一つはメンテナンスが容易であることなのです。

伝説の「銀メタ」!シマノスコーピオンメタニウムXT


1997年にモデルチェンジした通称銀メタ。バスプロの田辺哲男さんがアメリカチャレンジでともに戦ったリールがメタニウムXTでしたね。その後2004年に出場したバスマスタークラシックで、小型のクランクベイト用のリールとしてセッティングされていました。このメタニウムXTから「バンタム」の名称が消え、「スコーピオンメタニウムXT」に統一されています。

銀メタのスペックは?

銀メタのスペックは前作「赤メタ」と変わりありません。 ギア比6.2:1 最大ドラグ5kg 糸巻き量 14lb-100m 最も変更された点はカラーリングとスプール。前作の発売後に出た「スコーピオン1500」シリーズに搭載された浅溝スプールが銀メタに搭載されています。 また、スコーピオン1500は左右のハンドルが選べれましたが、銀メタは右ハンドルの設定のみ。この点を不満に思えるアングラーも少なくなかったと聞きます。

超軽量!シマノ00メタニウムMg

メタニウムXT(05メタ)のスペックは以下の通りになっています。 ・ギヤ比:6.2:1 ・最大ドラグ力:4.0kg ・自重:230g ・糸巻量:4号-110m、5号-90m ・最大巻上速度:66cm ・ボールベアリング数:6個 ・ローラーベアリング数:1個 特質すべきは糸巻き量ですね。5号すなわち20lbが90mとなっています。現行のロープロリールで20lbがこれだけ巻けるリールはないのではないでしょうか?太い糸を巻きたいアングラーに受け入れられた理由の一つでもあります。

メタニウムMgのスペックは?

気になる00メタニウム(銀メタ)のスペックは以下の通りです。 ・重量:190g ・ギア比:6.3:1 ・最大ドラグ力:4.5㎏ ・糸巻き量→14lb-100m 非円形リールで当時最軽量の00メタニウムMg、糸巻き量も申し分なく、シマノ伝統の34mmスプールに待望の左ハンドルモデル追加と当時販売前に話題をさらったリールでした。また、ブララックバス釣りがブームだったこともあり、この00メタニウムMgは売れましたね。

質実剛健!シマノ05メタニウムXT

メタニウムMgの販売から5年、シマノはメタニウムXT(通称05メタ)を新たに発売します。現行モデルのメタニウムMgがあったのにもかかわらずメタニウムXTを発売したのには理由があり、先にも少し説明しましたが、メタニウムMgは海水に弱く、苦情が殺到したことが背景にあったのです。05メタニウムXTはこの海水仕様の問題を解決、重量こそ230gと重くなりましたが、当時ビックベイトを使うアングラーが増えてきたことからそのアングラーたちに受け入れられました。

メタニウムXTのスペックは?

メタニウムXT(05メタ)のスペックは以下の通りになっています。 ・ギヤ比:6.2:1 ・最大ドラグ力:4.0kg ・自重:230g ・糸巻量:4号-110m、5号-90m ・最大巻上速度:66cm ・ボールベアリング数:6個 ・ローラーベアリング数:1個 特質すべきは糸巻き量ですね。5号すなわち20lbが90mとなっています。現行のロープロリールで20lbがこれだけ巻けるリールはないのではないでしょうか?太い糸を巻きたいアングラーに受け入れられた理由の一つでもあります。

ロングセラー!シマノ07メタニウム

05メタニウムの発売から2年後、メタニウムMgがフルモデルチェンジされます。ちょっと大型の非円形リールになって、05メタニウムXTとはまたデザインも変更されています。この07メタニウムMgはロングセラーを記録して、今でも中古市場では高い人気を誇っています。

07メタニウムMgのスペックは?

07メタニウムMgの気になるスペックは以下の通りです。 ・重量→170g ・ギア比→7.0:1、6.2:1 ・糸巻き量→3.5号 -100m、4号 - 85m、 5号 - 70m ドラグ→5.0kg 07メタニウムの特徴は重量が170gの超軽量であること。また、07メタニウムMgからハイギア設定のモデルが追加され、左右のハンドルとギア比違いで4モデルが発売されていました。そして何より07メタニウムが発売されたことにより05メタニウムが廃版となりました。

DCブレーキ搭載!シマノ08メタニウムMg DC

08メタニウムは07メタニウムにシマノ独自のブレーキシステムDCブレーキが新たに追加されたモデルです。外観や基本的なスペックには変更はありませんが、アンタレスやコンクエストといったハイエンドモデルで培ったDCブレーキの技術を初めて08メタニウムなどのミドルクラスのリールに搭載して話題になりました。

08メタニウムMg DCのスペックは?

気になる08メタニウムMg DCのスペックは以下の通りです。 ・重量→195g ・ギア比→7.0:1、6.2:1 ・糸巻き量→3.5号 -100m、4号 - 85m、 5号 - 70m ドラグ→5.0kg DCブレーキユニットを搭載したリールの中で最も軽量なのがこの08メタニウムMg DCでした。その自重195g。DCブレーキの恩恵は遠投だけでなく初心者の女性や子供も08メタニウムなら簡単に扱えるということで発売から数ヶ月は予約待ちがつづいたのです。未だに人気で中古でも高値取引されています。

最新機能満載!シマノ13メタニウム

ロングセラー、スマッシュヒットを記録した07メタニウムの発売時から5年、シマノはメタニウムをフルモデルチェンジさせます。13メタニウムの特徴は、一般的なギア比6.2~超ハイギアの8.5まで揃え、左右のハンドルモデルと合わせて6モデルを用意したことです。これにより同一リールでの釣り方の細分化が可能となり、アングラーには幅の広い選択が可能となりました。

13メタニウムのスペックは?

気になる13メタニウムのスペックは以下の通りです。 ・重量→170g ・ギア比→8.5:1、7.4:1、6.2:1 ・糸巻き量→3.5号 -100m、4号 - 85m、 5号 - 70m ドラグ→5.0kg 基本的なスペックは07メタニウムと変わりありません。スーパーハイギアの設定追加により2モデル増え、DCブレーキ搭載モデルはこの年のモデルチェンジでは見送られました。また、後発で販売されたリールに搭載されたMGLスプールとの互換性もなく、デザインもいまいち不評だったため短命に終わっています。

まだ市場には13メタニウムが販売されている?

13メタニウムの新品は未だにAmazonや楽天、ナチュラムなどの通販店で購入できます。これは次につづく16メタニウムまでの販売スパンが短かったことと、DCブレーキ搭載モデルを求めていたアングラーが意外なほど多かったことが原因で、旧モデルなのに新品がある事態になっています。MGLスプールが非搭載のうえ、MGLスプールとも互換性がなあいため売れ残ってしまっているのでしょう。

ハイテクリール!シマノ15メタニウムDC

07メタニウムDCの販売から8年、13メタニウムの発表の翌年にDCブレーキ搭載モデルが発売されると思ってたメタニウムは、突然のフルモデルチェンジを経てDCブレーキ搭載モデルが先行販売されました。13メタニウムにDCブレーキを載せなかったのにはDCブレーキシステムをシマノが設計し直していた背景があるのです。そのため13メタニウム発売に間に合わなかったのではとうわさされています。

15メタニウムDCの気になるスペックは?

15メタニウムDCの気になるスペックは以下の通りです。 ・重量→195g ・ギア比→8.5:1、7.4:1、6.4:1 ・糸巻き量→3.5号 -100m、4号 - 85m、 5号 - 70m ドラグ→5.0kg 15メタニウムDCの変更点はボディーデザインとカラーリングを若干変更になったくらいです。08めたにうむDCから基本スペックは変わりありません。この15メタニウムDCからシマノは部品を中国などの新興国で生産、ボディーの組み立てや最終検査を日本で行う方式に切り替えています。中国などの第三国生産から切り替えた背景はMGLスプールなどの精密機器を日本で組みたかったと当時のエンジニアから聞いています。

シマノ15メタニウムDCはDCブレーキが好きな人には物足りないかもしれません。あの「ウィーン」という音が少しだけ抑えられてしまっています。またMGLスプール搭載のリールと飛距離と使い勝手にそん色がないため、MGLスプール搭載のメタニウムに人気が集まってます。

シマノ16メタニウムはターゲットを問わない!

16メタニウム、現行モデルになって初めてメタニウムとしてDCモデルもSVSモデルもデザインが揃いました。前年にDCモデルを発売しているため、16メタニウムの変更点はボディーカラーが大きく変更になったのと、他のリールで好評を得ていたMGLスプールをノーマルモデルに搭載しました。

16メタニウムのスペックは?

気になる16メタニウムのスペックは以下の通りです。 ・重量→170g ・ギア比→8.5:1、7.4:1、6.2:1 ・糸巻き量→3.5号 -100m、4号 - 85m、 5号 - 70m ドラグ→5.0kg DCモデルは15メタニウムDCとして先行で販売されているのでそちらを参考になさって下さい。スペックを並べてわかるのですが、00メタニウム(銀メタ)から基本的なスペックは大きく変更がありません。ただし16メタニウムにはMGLスプールが標準で搭載されています。これによりDCモデルと変わらない飛距離と使い勝手と評判です。

メタニウムは海外へ!

2016年にモデルチェンジされた16メタニウムは日本だけでなくグローバル展開され、アメリカやヨーロッパでもメタニウムとして展開されています。以前はクロナークという名称でバスプロショップスを始め海外の有名店で販売されていましたが、クロナークが逆輸入と言うかたちを取り日本で展開されたため、メタニウムはブランディングモデルとしてカタログに載っています。 しかし、アメリカではメタニウムは高嶺の花、いいリールであることはわかるんだけど手が出ない価格となってます。海外で活躍する日本のバスプロがもっと活躍すると知名度も上がるかもしれませんね。