ラティスフェンスって何?
ラティスフェンスは、ガーデニングするのによく使われていて、木でできた柵と思っていただけたらいいでしょう。ラティスフェンスをすることで、お庭が締まって見えるだけでなく、柵を利用して、プランターを引っ掛けたりすることもできます。
ラティスフェンスはガーデニングに使用することが多いのですが、目隠しとしてもよく使われる便利なアイテムです。
ラティスには種類がある!
一般的<格子ラティス>
格子ラティスは、ガーデニングによく使われる一般的なラティスです。縦置きにも横置きにも可能なので、とっても便利。サイズも多数あるので、用途に合わせて選べれるのでおすすめです。
目隠し用<ルーパーラティス>
ルーパーラティスは、板が斜めに取り付けられているので、外からの視線を遮断する目隠し用としてよく使われます。光も風も通してくれるので、息苦しさは感じません。ベランダやテラスでよく使われています。サイズも格子ラティスと同じく多数あるので、ぴったりのサイズを見つけられること間違いなしです。
おしゃれ<ワイヤーデザインラティス>
ワイヤーデザインラティスは、格子ラティスとワイヤーが一体になっているハイセンスなラティスです。ガーデニングで、他の人と差をつけたい方におすすめです。設置方法は他のラティスと全く同じなので、おしゃれな庭造りを楽しみたい方にぜひ試していただいたいです。
ラティスフェンスをDIYしよう!
ラティスフェンスDIYをする前に準備することは?
まずは、ラティスフェンスを取り付ける場所を決めましょう。お庭に取り付けるにしても、土の上にするのか、コンクリートの上なのか、またはブロックの上なのか...ベランダにラティスフェンスを取り付ける場合は、取り付け場所が、コンクリートなのか手すりなのか。
取り付ける場所によっては必要な固定金具が異なるからです。次に、構図を考ておきましょう。ラティスフェンスの取り付ける場所のサイズを測っておき、設計図のようなものを描いておくとよりラティスフェンスが取り付けやすくなります。
ラティスフェンスDIYに準備するものは?
手を怪我しないためにも、軍手を準備しておくとよいでしょう。また、設置する場所を正確に測るため、メジャーとペンも必要になります。ラティスフェンスの設置場所によって準備しておく工具は異なるのですが、ドライバーまたは電動ドライバー、ハンマー、スパナは準備しておくと、スムーズに作業が進みますよ。
ラティスフェンスDIYで絶対に必要なもの
ラティスポスト(支柱)
ラティスを立てる時に必要な支柱です。ラティスポストは、ラティスフェンスの基礎となります。サイズは、高さ78cm~198cmまであり、価格は1本あたり約1000円~3500円ほどになります。
4本セット売りもあって、セットで購入する場合は、3000円~8000円ほどの価格で購入できます。カラーもブラウンとダークブラウンと2種類あり、お好みで選ぶことができます。
ラティス固定用金具
ラティス固定用金具は、ラティスポストにラティスを取り付ける金具です。4個セットで販売されていることが多く、価格は1000円ほどです。
ラティスの固定金具は設置場所で異なる!
土に差し込んで固定するタイプの金具
支柱を固定するのに必要な金具で、土の中に埋め込み式になっており、ラティスフェンスの基礎となります。土の地面に刺して、ハンマーなどで打ち込みます。打ち込む時は、あて木を金具の中に刺して打ち込むようにしましょう。こちらの固定金具の価格は、1個1000円~2000円ほどで購入できます。
コンクリートやウッドデッキの板に固定する金具
支柱を固定する金具で、コンクリートやウッドデッキの上に固定する金具です。コンクリートに固定する場合は、市販のアンカーボルトを併用して設置します。アンカーボルトで設置すると基礎がしっかりします。価格は、1個500円前後で購入することができます。
ブロックに固定する金具
ブロックを基礎とし、そのブロックに挟んで固定するタイプの金具です。ブロックの幅によってサイズや価格は異なりますが、1個約1000円~2000円ほどの価格になります。
ラティスフェンスの基本の取り付け方
1.設置場所を決める
まず、用意したラティスとラティスポストを設置する場所に仮置きします。場所がある程度決まったら、ラティスポストに取り付けるラティスの位置をポストに印をつけておきます。これをすることでラティスの高さがバラバラになることを防ぐことができます。
2.ポストの固定金具を設置する
ラティスポストの固定する金具をそれぞれの固定方法でとめておきます。ラティスポストは基礎となる支柱となるため、しっかり固定することをおすすめします。
3.ラティスとラティスポストを固定する
ラティス固定金具を使って、ラティスとラティスポストを固定していきます。固定する箇所は、ラティスの四角部分を全てラティスポストに固定していきます。事前にラティスポストに印をつけているので、その高さを目安に設置すると、ゆがみなく設置できます。
ラティスフェンスの強度を高める方法
ラティスポストを支える補強用棒を設置すると、ラティスポストがより強固に固定します。ラティスポストに金具を専用のネジで固定します。金具の逆端は、付属のペグで固定します。
コンクリート面に設置する場合は、市販のアンカーボルトで固定すると、ラティスポストがより強固に固定されます。ラティスポスト1本に対して補強用棒1本取り付けましょう。
ベランダにラティスフェンスをDIY!
ベランダのラティスフェンスに必要な固定金具は?
コンクリート壁に設置する金具
コンクリート壁にラティスを設置するための固定金具です。コンクリート壁がラティスフェンスの基礎となります。コンクリート幅が、約2cm~19cmの幅に対応しています。2個入りで価格は約1000円ほどで購入できます。
こちらはラティスの上部を留める金具ですが、同じようにラティスの下部を固定する金具が販売されていて、下部用も約1000円ほどの価格で購入できます。女性でも簡単に設置することができると人気です。
格子等に設置する金具
マンションなどのベランダの格子にラティスを設置する場合に使用する金具です。格子がラティスフェンスの基礎となります。直径2~3cmの円柱タイプもしくは幅0.8~2.5*奥行2~3cmの長方形タイプのサイズに取付可能です。
2個入りで価格は1000円までで購入できます。簡単に取り付けられるタイプなので、ラティスフェンスの取り付け時間も1時間ほどで取り付けられます。
手すりに設置する金具
ベランダの手すりに掛けるだけという簡単な固定金具です。ベランダの手すりがラティスフェンスの基礎となります。ラティスに付属の金具をネジで固定し、その金具のフック部分を塀やベランダなどに掛けて取り付け完了です。
作成時間は、さほどかかりません。価格は、2個入りで価格は500円前後です。プランターなどハンキングを楽しみたい場合は、ラティスの下側に専用の固定金具を取り付けてあげると強度が高くなります。
ベランダのラティスフェンスの基本の取り付け方
マンションなどのベランダにもラティスフェンスをDIYすることができます。マンションだからラティスフェンスなんて設置できないと思われている方もいらっしゃるのでは?今回は、ベランダのラティスフェンスの取り付け方についてご紹介します。ベランダのラティスフェンスは目隠しにもなっておすすめですよ。
1.ラティスに固定金具を取り付ける
まず、ラティスの設置する高さを決めます。高さが決まれば、ラティスに固定金具を取り付けていきます。ベランダの設置場所によって固定金具が異なりますので、専用の固定金具を使いましょう。
2.連結金具でラティスを連結する
ベランダでラティスを取り付ける場合は、ラティスポストを使用しません。ラティス同士を連結する金具が販売されているので、そちらの連結金具でしっかりラティスを連結させます。価格は1000円までで購入できます。
ラティスの連結金具で、L字型に連結させる金具も販売されています。L字型にラティスフェンスをDIYしたい時に使用します。
3.ラティスを専用固定金具でとめる
ラティス専用固定金具を使って、ラティスの上部と下部を固定していきます。まず、ラティスの上部を専用の固定金具で固定し、下部固定金具で高さを調節します。しっかりとめればラティスフェンスの完成です。
デッキパネルを敷くと、より一層ベランダが素敵なテラスに早変わりします。デッキパネルのサイズは1枚30cm*30cmで、4枚セットで価格は約2000円~3000円ほどで購入できますよ。
ラティスフェンスを塗装しよう!
ラティスフェンスは、木材でできておりまた、日焼けなどによって年月が過ぎると、どうしても色あせてしまいます。色あせても味が出てくるのですが、気になる方はラティスフェンスを塗装しましょう。ラティスフェンスの塗り方についてご紹介します。また、塗装の塗り方のコツについてもお教えしますね。
ラティスフェンスにおすすめの塗料は?
塗装する塗料でおすすめは、木部保護塗料です。優れた木材の防虫効果があり、また、防腐・防カビ効果も発揮してくれます。日焼けによる色あせも防いでくれるのは嬉しいですね。水性なので、ムラになりにくく、初心者でも簡単に濡ることができます。うすめ液は水なので、少し塗料が濃いと感じたら、水で薄めるとよいでしょう。
購入する目安は、1.6L入りで2回塗りでもタタミ5~7枚分塗装できます。乾燥時間約1時間(冬の場合は約2時間)と乾くのが早いのもおすすめの理由の1つです。塗料を購入する際は、用途を確認するようにしましょう。ウッドデッキやログハウス、ガーデニング木製品などと記載されていればOKです。
ラティスフェンスの塗装方法
1.ラティスの表面をサンドペーパーなどで研ぐ
塗装する前には、まずは色あせてしまったラティスの表面をサンドペーパーなどを使って研ぎましょう。経年劣化で、どうしても木の表面に凹凸ができてしまっているので、古い塗膜や汚れを落としてあげると、輝麗に塗装ができます。
塗り方は1回目は薄く
1回目の塗料の塗り方は、薄めに手早く塗ることがポイントです。また、早く塗る塗り方は、板と板の隙間など、塗りにくい箇所からすばやく塗るとよいでしょう。また、広い面は木目に沿って塗ると早く塗ることができます。
3.2回目を塗る前にもう一度研ぐ
輝麗に塗る塗り方のコツとして、1度目が塗り終わったら、もう一度サンドペーパーなどを使って研いであげましょう。1度目の後、木がケバ立っているのが目立ってしまうことがあるためです。2回目の塗料の塗り方のポイントは、1回目と同様、木目に沿って塗りましょう。1回目の塗り方よりも、丁寧に塗るようにするとよいでしょう。
ラティスフェンスのDIY例①庭と駐車場の仕切りに!
こちらのラティスフェンスは、駐車場と庭を分けるために設置しています。コンクリートブロックに挟むタイプの固定金具を使ってしっかりとラティスフェンスをとめていますね。
ラティスフェンスのDIY例②落ち着ける空間
こちらのラティスフェンスは、高いラティスを使用しています。地面に人工の芝を敷いて、ベンチでリラックスできそう。落ち着ける空間に。ラティスに飾ったオーナメント類がとっても可愛らしいですね。
ラティスフェンスのDIY例③家庭菜園のスペースに
こちらのラティスフェンスは、家庭菜園のスペースを作ってくれています。ラティスフェンスをすることで、周りからの目隠しにもしてくれていいですね。
ラティスフェンスのDIY例④プライベート空間に
こちらのラティスフェンスは、目隠し用のもの。テラスから丸見えだったのが、ラティスフェンスをすることで目隠しになって、プライベート空間をしっかり確保してくれています。
ラティスフェンスのDIY例⑤ベランダの目隠しに
こちらのラティスフェンスは、ベランダの一服するスペースを確保してくれています。周りの目を気にせず落ち着いて一服できるので、ベランダの滞在時間が長くなりそう。
ラティスフェンスのDIY例⑥オープンカフェのよう
こちらのラティスフェンスは、オープンテラスのような空間にしてくれています。朝の食事が楽しくなりそう。日向ぼっこしたくなりそうな落ち着ける場所ですね。
まとめ
ラティスフェンスの作り方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ラティスフェンスは、設置する場所によって設置方法や必要なものがかわってくることが分かりました。ラティスフェンスで自分だけのお気に入りスペースをDIYしてみませんか?