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そら豆を使った人気レシピ5選!美味しい茹で方や保存方法もご紹介!

そら豆は春から初夏が旬のおつまみやおかずにも合う野菜です。彩りも綺麗なのでお弁当のおかずとしても重宝します。今日はそんなそら豆レシピを5つご紹介します。そら豆の美味しい茹で方や食べ方など基本情報から、簡単で人気のレシピまで参考にしていただければ幸いです。
2020年8月27日
佐藤3
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目次

そら豆とは

そら豆は空豆や蚕豆などと漢字で書かれることもあるマメ科の植物です。空豆はさやが空に向かってなることから空に向かう豆という意味で。蚕豆は蚕を飼う時期にできる豆ということと、さやの形がお蚕に似ていることからそう呼ばれるようになりました。「天豆」と書いてそら豆と読ませることもあります。

そら豆は春3月~4月頃に花をつけ、その後5月頃に実をつけます。自分で育てるのであれば春から初夏が旬の野菜となります。スーパーにはもう少し早い時期からよく並ぶようになるのでそら豆=「旬が春の味」として認識している人も多いでしょう。

選び方

市販のそら豆の美味しい選び方は、まず緑色が鮮やかで筋の部分が茶色くなっていないものを選ぶようにします。表面のうぶ毛も新鮮さの目安となってくれます。うぶ毛が取れておらずしっかりついているものを選ぶと獲れたてで新しい証拠になります。 そら豆はさやから外されて豆の形でパックづめされているものも売られていますが、さやから出すとどんどん風味が落ちていきます。できるだけさやつきのものを買い求めると新鮮で風味の落ちていないものを口にできるでしょう。

そら豆のシンプルな調理方法

そら豆は塩ゆでにした茹でたてを食べる食べ方から、硬めの茹で方をしたものを更に調理に使ったりと幅広い料理レシピに活用されている身近な食材です。まずは、基本となるそら豆の茹で方からご紹介します。

基本の茹で方レシピ

塩ゆでにするとき、一番大切なのが塩水の濃度です。水に対して2%くらいの塩を入れるのが最適といわれています。大さじ1の塩を使うなら800mlの水を用意しましょう。


切り込み

そら豆の茹で方で重要なのは、さやから取り出した豆ひとつひとつに切り込みを入れておくことです。こうすることで塩がそら豆にまわってくれて、美味しい塩加減のゆでそら豆に仕上がります。おつまみにすぐ食べるなら必ずこの切込みを入れる作業は手を抜かずにおこないましょう。 切り込みは黒い部分ではなく、その反対側に浅めに1.5センチほど入れておきます。茹で上がりの皮も剝きやすくなります。

茹で時間

そら豆の茹で時間は食べ方にもよりますが、だいたい2分程度を目安とします。ザルにあげてからも予熱で柔らかくなりますので、ひとつ食べてみて「少し硬めかな」と感じるくらいが美味しいそら豆の茹で方・食べ方になります。

焼き方

そら豆はサヤのまま蒸し焼きにしても甘くて美味しくホクホクの食べ方が楽しめます。塩ゆでのものは冷凍保存ができますが、焼きそら豆は焼き立てを食べるのが命。保存はできませんので焼いたらすぐに食卓に運び美味しいうちにいただきましょう。

グリル焼きレシピ

魚焼きなどのグリルで焼く場合はそら豆を皮つきのまま並べて片面5分程度、裏返して3分程度焼くのが目安となります。サヤは焦げて黒くなってしまいますが中のそら豆は焦げませんので押してみてやわらかさで火の通り具合を判断します。 両面焼きグリルの場合は5分くらい焼いて押して様子を見て、硬すぎるようならもう少し焼いていきましょう。

オーブントースター焼きレシピ

グリルがないご家庭でもオーブントースターを利用して焼きそら豆を楽しむことができます。基本的な焼き方はグリルと変わりませんが、グリルより焼き時間を必要とします。目安としては10分から15分で様子を見ます。 途中サヤの中の空気が膨張してボンッと弾けることがあります。気になるようでしたらあらかじめ少しサヤに切り込みを入れておくと良いでしょう。焦げ目の様子とサヤの上から押した柔らかさで火が通ったか判断します。

そら豆の簡単人気レシピ

簡単人気レシピ①お弁当用


お弁当の彩りにピッタリな綺麗なグリーンの旬のそら豆。綺麗な緑色に仕上げる「翡翠煮」というレシピがあります。 水と砂糖で甘く煮たそら豆を小鍋ごと氷水に入れて急速に冷やすことで色止めを行います。 煮汁ごと冷凍保存すれば2週間日持ちしますので、お弁当のおかず用レシピとして重宝します。

簡単人気レシピ②パスタ

そら豆を「ガーリックでソテー」するとにんにくの風味が豆の甘さを引き立ててとても美味しく仕上がります。ポイントは、にんにくを焦がさないように油に風味を移すこと。オリーブオイルににんにくを入れてから火にかけることで焦がさず風味よく仕上がります。 ハムや玉ねぎなどを食べやすくカットしたものと一緒に塩ゆでしたそら豆を炒めて茹でたてパスタに絡めます。味噌汁の味噌を漉し器などに生のそら豆を入れてパスタを茹でながらそら豆も茹でてしまうと鍋を洗う手間も省けて便利です。 味付けは塩コショウ、お好みで野菜類を炒める時に鷹の爪を入れても美味しくいただけます。

簡単人気レシピ③主食

そら豆ご飯は酒、塩、昆布と水で炊いたご飯と茹でたそら豆を混ぜ合わせて作ります。一緒に炊いてしまうとそら豆が煮崩れてしまったり、色が悪くなってしまうのでこの方法がおすすめです。 米2合に対して酒が大さじ2、塩が小さじ1程度。昆布を入れてご飯を炊きます。炊き上がったご飯に塩ゆでしたそら豆(薄皮を剥いて処理ずみのもの)を合わせて最後にごまをかけてできあがりです。

簡単人気レシピ④おかず1

そら豆は油とも相性も抜群で揚げ物にしてもおいしくいただくことができます。小さな「かき揚げ」ならお弁当にもピッタリです。 そら豆はあらかじめ茹でておいたものを使います。朝の忙しい時間なら茹でて冷凍しておいたものを使用すると手間がかからず時短レシピとなります。その他エビやパプリカ、人参などそら豆のグリーンと合う色の野菜などとまぜて天ぷら粉を溶いたものをつけ油で揚げます。

簡単人気レシピ⑤おかず2

そら豆入りのさつまあげは食感が良くてご飯のおかずやビールのおつまみなど子供から大人までいくつでも食べられてしまいそうなほど美味です。 たらのすり身に味噌、砂糖、しょうゆ、酒(調味料は全て同量)に、塩ひとつまみを加えて練って硬さを片栗粉で調整したものに、硬めの塩ゆでにしたそら豆を混ぜて成形ます。形を整えたら170度の揚げ油できつね色になるまで揚げるだけです。魚嫌いな子供でも手作りの揚げたてさつま揚げならおかわりして食べてくれるでしょう。


その他のそら豆レシピ

そら豆はこの他、塩ゆでにしたものを他の野菜と和えてサラダにしたり、裏ごししてそら豆豆腐やムースに仕立てたり、マリネにもよく合います。美味しいそら豆がたくさんで回る季節にいっぺんに茹でて冷凍保存しておくと色々なレシピに利用できて便利です。次の章ではそら豆の保存方法についてご紹介します。

そら豆の保存方法

そら豆は美味しい期間は3日だけといわれるくらい鮮度が命の野菜です。すぐ食べるのが一番理想的ですが、新鮮なそら豆を大量に手に入れたら冷凍保存をしておくこともできます。硬めの塩ゆでにしてフリーザーバッグに並べていれて冷凍庫で保存します。生のそら豆を冷凍するときもさやから取り出し塩ゆでしたものと同じようにフリーザーバッグに平らに並べて冷凍保存して食べる量だけ解凍して使いましょう。

お弁当に入れる注意点

お弁当に使うときもそら豆は加熱調理をしたら冷蔵では美味しくいただける期間は3日です。冷凍保存しておくと2週間日持ちしますので、作り置きしたいときは1回使う分ごとに分けて冷凍保存にしておくとよいでしょう。

まとめ

そら豆は冷蔵では3日間しか食べることができない新鮮さが命の野菜です。長い間楽しもうと思ったらスーパーで購入したそら豆はできるだけ早く茹でて冷蔵保存しておくことをおすすめします。 お弁当に入れるなど小分けの食べ方をするなら、冷蔵するときから小分けにしておくと使いやすいでしょう。茹で方も電子レンジなどで解凍することを考えて少し硬めな茹で方をしておくことをおすすめします。旬のおいしいそら豆は冷凍保存を活用してお弁当のおかずやビールのおつまみなどに積極的に活用していきましょう。