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イライラするが語源の魚「イラ」食べたら最高!おすすめの調理方法を紹介!

今回はイライラという言葉が語源の「イラ」についてご紹介していきます。イラの生態や美味しい食べ方や調理方法などをご紹介していきますので、是非こちらをご参考にして、ご自宅などで試してみてください。白身で淡白な身ですのでとても美味しく召し上がれます!
更新: 2023年12月3日
hanashin
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イラとは?

イラはスズキ系ベラ亜目ベラ科イラ属に分類されているお魚です。外国名では「Wrasse」と呼ばれています。イラは漢字では苛や苛魚などと書きます。

イラの名前の由来として、捕まえようとすると、イラの生態性として逆に噛み付いて来ます。その事からイライラしている生態のお魚という意味合いでイラという名が名付けられました。

イラの生息地域

イラの生息域は南日本から朝鮮半島南部や台湾や東シナ海や南シナ海に分布しているお魚です。沿岸のやや深めの岩礁帯に生息しています。今の産卵期は日本近海では夏になり、雌から雄への性転換を行う魚としても有名です。底生動物などを捕食しています。

イラの釣り方は?

イラは沿岸の浅めの岩礁帯に生息しているお魚です。イラの生態を挙げると、イラは単独で行動している事が多く、水深30m〜150mの砂泥底を好んでいるお魚です。

イラは専門に狙う魚ではないですが、沖釣りの外道として掛かる事が多いです。ですが旨味が強く、味も良いので、人気があります。

イラの特徴は?

イラの体長は40cm程の大きさで、体が全体的に楕円形をしており長めです。 体側に暗色と白色帯が斜めに入っていて、ピンク色に近い赤色をしているのが特徴です。

成長したイラはこの斜帯が特徴です。 イラの幼魚にはこの斜帯はありません。イラのオスは額が成長するにして盛り上がっていきます。コブ状に突き出る事で、メスとの区別がつきます。

腹側は色が薄めで、尾っぽは黒褐色をしています。

イラの味わいは?


イラの旬は晩秋から初夏にかけてが旬となります。イラの鱗は柔らかくて大きいのが特徴です。皮はしっかりとしていますが、柔らかいです。

旬のイラはクセが全くと言っていいほどなく、白身で、柔らかく潰れやすいですが、熱を通すだけで身が締まります。口に入れると適度にほぐれ、淡白な味わいです。

あら汁などにしても良質な出汁が出ますので深い味わいになります。釣りなどでは外道として扱われますが、味は上質で美味しいです。

イラの選び方は?

イラを選ぶ際は、体色が濃く、赤みが強いイラを選択しましょう。実際に今を触ってみて、ハリを持っていて、目が澄んでいるイラは鮮度が良い証拠となります。

イラのおすすめの調理方法5選

ここからはイラの調理方法をご紹介していきます。調理方法ごとに、イラの味わいも変わり、食卓に並べれば喜ばれますので、是非こちらをご参考にして実際に料理をしてみてください。自分なりの食べ方などを研究してみて、美味しく召し上がってみてくださいね!

おすすめの調理方法1.煮付け

イラの料理でまず紹介するのは煮付けです。イラは煮付けにすると、その淡白の身がふっくらと仕上がり、口の中で程よくほどけ、深い旨味を味わう事が出来ます。

初心者でも材料の配分や、調味料の配分などを間違えず、レシピ通りに作れば美味しい煮付けを作ることができますので、是非ご家庭で試してみてくださいね!

イラの煮付けの作り方

まず第一にイラを捌きます。この時切り身を使用しても大丈夫です。次に:star:︎マークの調味料を全部投入し、中火〜強火で火にかけます。時間が経ち、鍋のふちが湧いてきたら捌いたイラを投入します。

煮立ってきたらキッチンペーパーで落し蓋をします。そして蓋をして約5分程炊き上げます。

この時火は弱火にします。また、吹きこぼれそうになった場合、蓋を適度にずらしてあげましょう。

5分が経ったら落し蓋をしたキッチンペーパーにアクが付いているので取り出し、冷蔵庫にあるお野菜を投入して、さらに落し蓋をし、野菜がしんなりとしたら煮付けの完成です。

材料 :star:︎白身魚2切れ :star:︎砂糖70cc入るカップにすり切り1杯 :star:︎本みりん 70cc :star:︎濃口醤油 70cc :star:︎酒140cc 小松菜2株

おすすめの調理方法2.ポワレ


続いての料理はイラのポワレです。西洋風に味付けされたイラはとても風味豊かで淡白な味が魅力的です。ワインなどのお酒との相性もバッチリです。自宅などでも簡単に作る事が出来ますのでおすすめです。是非試してみてくださいね!

イラのポワレの作り方

まずはイラの切り身の両面に塩と胡椒をまぶします。そして全体的に小麦粉をまぶします。次にフライパンを準備し、油をひき熱したところにイラを入れ、中火で焼きあげます。

程よくキツネ色になったら裏返して反対側も焼きあげます。焼きあがったら火を止めてお皿へと盛りつけます。お好みでサラダなどを添えても良いです!

そして上から野菜ソースをかければ完成です。シンプルな作り方で簡単なのでご自宅でも簡単に出来ます。イラの食べ方がわからない方は是非こちらの食べ方から試してみてくださいね!

材料 ・白身魚(カジキ、タラ、鯛など)2切れ ・塩 / こしょう少々 ・小麦粉大さじ1 野菜ソース(材料) ・きゅうり / トマト / パプリカ / 玉ねぎなどお好きな配合で各少々 ・黒酢(バルサミコ酢) 大さじ2 ・オリーブオイル 大さじ2 ・塩 / こしょう少々

おすすめの調理方法3.西京焼き

イラの西京焼きはとても香ばしく、香り豊かなので、ご飯のお供に最高です。この食べ方はお酒との相性も抜群に良いので、お酒好きの方におすすめです。是非試してみてくださいね!

イラの西京焼きの作り方

まずは:star:︎の材料を全部よく混ぜ合わせてつけ汁を作ります。この時イラを漬け込む前によく味見をしてみて味を確かめましょう。少し甘めにするのがポイントです。

そして密封する事が出来る袋にイラとつけ汁を入れて、二時間程冷蔵庫に保管し、味を染み込ませます。漬け込み汁は捨てないようにしましょう。

味を染み込ませたイラは、アルミで密封しフライパンかオーブンを使用して焼き上げます。

フライパンで焼く場合は弱めの中火で6分から7分程焼きます。この時蓋をします。残しておいたつけ汁は弱火にかけ沸騰したら、焼きあがったイラの上にかけて完成です。シンプルで簡単なので自宅で試してみてくださいね!

材料 白身魚 切り身 (テラピラ使用)3切れ :star:︎味噌大スプーン 1杯半 :star:︎マヨネーズ大スプーン 2 :star:︎酒80−100CC :star:︎砂糖大スプーン 1−1.5杯 :star:︎ミリン 少々 :star:︎塩少々

おすすめの調理方法4.天ぷら

続いての料理はイラの天ぷらです。イラは天ぷらにすると、サクッとして、淡白な身がふっくらと仕上がり、深い旨味を味わう事が可能です。特に旬の時期のイラを天ぷらにすると、更に深い味わいを感じられますのでおすすめです!

イラの天ぷらの作り方

まず小さめに切ったイラの切り身に塩をまぶします。30分ほど置いてから水で洗い流します。この時水分をしっかりと取ってあげましょう。次にお酒をまぶして、小麦粉を全体的にまぶしてあげます。

温めておいた180℃程の油に小麦粉をまぶしたイラを投入しカラッと揚げます。揚がったら油がしっかりと切れるまで待ち完成です。お好みで抹茶塩などで召し上がっても美味しいです。是非試してみてくださいね!


材料 ・白身魚好きなだけ ・お酒適量 ・小麦粉適量

おすすめの調理方法5.あら汁

イラの頭からは良質な出汁が出ますので、あら汁にすると、その深い味わいに感動します。程よく付いた身も美味しく召し上がる事が出来ますので、釣りなどでイラを手に入れたら是非試してもらいたいおすすめの料理です。

イラのあら汁の作り方 / 捌き〜血抜きまで

まず手に入れたイラの頭割りをします。イラの口角にはの根元を入れ、上から叩く感じで割るのがコツです、目の横辺りもカットします。この時も上から叩くような感じでやるのがコツです。

次にイラの血抜きをします。カットしたイラをボウルに移し、水を流します、血がなくなって、水が透明になるまで流し続けます。血抜きを終えたらざるにあげ、

イラのあら汁の作り方 / 湯通し〜味の整え〜完成まで

鍋にお湯をはり沸かします。沸かしたらイラを投入し湯通しします。臭みを抜く為の工程なので忘れずに注意しましょう。もう一つの鍋にはネギの頭と生姜一切れを入れておきます。

湯通ししたイラをネギ頭と生姜の入った鍋に入れ、酒適量をぐるっとひとかけ入れます。

イラの出汁が出るまで待ち、お好みのお野菜を入れて、味噌や醤油で味を整えれば完成です。一手間ありますが、完成したら美味しいあら汁を楽しめますので是非試してみてくださいね!

材料 ・白身魚のあら頭半分&骨 ・大根4分の1本 ・ねぎの頭1本分 ・生姜 1切れ ・味噌それぞれの家庭の濃さで ・酒適量 ・醤油少々

イラについてのまとめ

いかがでしたでしょうか?今回はイラの生態や、イラの調理方法などをご紹介してきましたが、今回ご紹介した以外にもまだまだイラの食べ方はたくさんあります。

是非自分なりに研究をしてみて食卓などで並べてみてくださいね!美味しい白身魚なのでご飯のお供やお酒の肴などで出して挙げると喜ばれますのでおすすめです!