ソロキャンプでロマン溢れる素敵な時間を過ごしませんか。
ソロキャンプの魅力とは
今話題のソロキャンプは、一人〇〇の極みとも言える行為でしょう。毎日頑張って仕事をしている人もたまには何にも縛られず静かな山や森の中で一人の時間を過ごしてみませんか。ソロキャンプというロマンあふれる素敵な時間を提案します。
ソロキャンプに必須の調理器具、クッカーとは？
クッカーとは？
クッカーとは、登山やアウトドアに携帯する鍋やフライパンのことです。山や森は都会よりも幾分気温が低いのでどの季節に訪れても何か温かいものを摂りたくなるはずです。災害時にも使えるのでバーナー、ボンベとセットで持っておくと便利かもしれません。
こだわることは楽しい
道具一つとっても、思い入れがあると使うのが楽しくなりますよね。あなたの要望にあったお気に入りのクッカーが見つかる一助になればと思います。
ソロキャンプ用おすすめクッカーをご紹介します！
お待たせいたしました。それではソロキャンプ用のクッカーごをご紹介していきます。
ソロキャンプ用クッカーを選ぶ基準
選び方
色々なブランドから多種多様のクッカーが発売されているため、迷われる方も多いと思います。いつ、どのような目的で使うのかということを明確に決めておきましょう。クッカーはフライパンにも鍋にもなる便利な調理道具なので、使う目的をはっきりさせればきっと頼もしい相棒になりますよ。
選ぶ基準
今回はソロキャンプ用ということで、収納性（コンパクト）。重さ（軽量）。大きさ（一人ご飯に適したサイズ）。熱伝導性（お湯がすぐ沸く。底の全面に炎が行き渡る。）に重点を置いて選んでいきます。
クッカーの種類
クッカーは素材、形で種類が分れています。それぞれの性質を知っておくと選ぶとっかかりになります。
クッカーの素材
大きく分けて３種類。 ①アルミ製 ②チタン製 ③ステンレス製 ①アルミ製：熱の伝導性が良く焦げにくい。②チタン製：軽量。強度が高い（アルミと比べてチタンの方が上）。サビにくい（アルミと比べてチタンの方が上）。熱の伝導性が悪い。３つの中では価格が一番高い。③ステンレス製：強度が高い。サビにくい。熱伝導性が悪い。この記事ではアルミ製とチタン製のみの紹介とさせて頂きます。
クッカーの型
クッカーの形は大きく分けて深型と浅型の二種類です。深型は炊飯やお湯を沸かすのに適しており、浅型（フライパン型、鍋型）は炒め物や煮込み料理に向いています。それぞれの特性を生かして調理をしたいのならば、セットになっているものを買うのがおすすめです。
ソロキャンプ用アルミ製クッカー３選！
アルミ製の特徴
アルミ製の特徴は、熱伝導性が良い。価格がお手頃。です。強度、軽量さではチタン製に劣るかもしれませんが、お湯がすぐ沸く。焦げつきにくい。といった調理のしやすさが魅力です。
アルミ製クッカー①
価格は2000円前後。深型と浅型（フライパン型）の２種セット。かなりコンパクト。ガスバーナーは入らないですが、アルミ製でこの軽量さと価格とサイズ感は素敵です。
アルミ製クッカー②
価格は4000円～5000円くらい。軽量。ノンスティック加工により耐久性が増しています。取っ手がシリコン製なのも〇。深型の方は高さが15cmあるので、バーナーがしまえるサイズです。下に実際に使用した方のレビューを載せておきます。
注ぎ口がついており、汚れもつかないので便利です。すぐに冷めてくれるのでしまうのにもとても便利です。大きい方は主にお湯を沸かすのに使うためか底に溝があってバーナーに乗せた時に動かないので便利だしメモリが付いてて水の量を計れて便利です。小さい方はフライパンのように動かすためか溝がないので考えてありますね。中にガス缶、バーナーを入れて付属の巾着にしまえてとてもいい感じです。買ってよかったです。
アルミ製クッカー③
わたしならこれを選ぶ！という逸品を見つけました。炊飯のときの吹きこぼれを防いだり、お皿にもフライパンにもなる蓋がすごく便利みたいです。このセットで、炊飯、スープ、炒め物の調理が可能。蓋にご飯をよそればお皿を買う必要もなし。すべてアルミ製なので焦げ付かず調理がしやすいです。さっと洗って収納できます。ソロストーブも込みで深型のクッカーに収納できます。軽量ではないですが、全体的にシンプルでスマートです。
ソロキャンプ用チタン製クッカー３選！
チタン製の特徴
チタン製の特徴を復習します。軽量。丈夫。です。そのためアルミ製より値段が張ります。唯一の欠点は、熱伝導性が悪いので、炎が底の全面に行き渡らず焦げやすいことです。
チタン製クッカー①
Amazonのレビューや他商品と比較をした結果、かなりおすすめだと思いました。深型が２つ、と浅型（フライパン型）が２つセットになっており、収納性に優れており、軽量。少し値段は張りますが、十分なコストパフォーマンスをしてくれているのではと思います。ただ一つ。熱伝導性が良くないというチタン製の特徴ですが、これは、このAmazonのレビュアーさんが見事に補ってくれました。
チタンはこれだけではバーナーの炎が局所的になり炎が当たっている部分のみが焦げ付いてくる為、ハンズやホームセンターで売っている0.5〜1.0mm厚の銅板を鍋敷きのようにバーナーとコッヘルの間に挟んで使用。底面全域に温度がかかるためアルミ並に綺麗に調理できてます
チタン製クッカー②
バックパッカーズクッカーL
出典:Amazonサイズ:本体:99H×96mm(径)(650ml) 蓋:32H×96mm(径)(200ml) •重量:本体:96g 蓋:44g •材質:チタニウム(取手:ステンレス) •付属品:ナイロンケース
驚きの軽量っぷり。サイズもコンパクト。深型の方のサイズ感は、お米が一合炊けるくらい。袋ラーメンがぎりぎり作れるくらい。浅型は、鍋としてもフライパンとしても使える深さだと思います。価格も４０００円弱と手頃でソロ用にはもってこいです。
チタン製クッカー③
価格は５０００円前後。軽い。コンパクト。取っ手がシリコン素材で熱くならない。等良いことずくめですが、浅型（フライパン型）の蓋で炒め物をするときは油をたくさん使わないとすぐ底に焦げ付いてしまうみたいなので注意しましょう。
ソロキャンプでもおいしいお米を！おすすめクッカー３選。
ソロキャンプなので他の料理は簡単に済ませても、お米だけはなるべく美味しく食べたい！という方、多いと思います。そんな方におすすめの、美味しいご飯を炊くことに徹したソロキャンプ用クッカーをご紹介します。
飯ごう向けクッカー①
スノーピーク ソロセット 焚 SCS-004R [P5] あす楽 キャンプ用品
●材質:ポット/アルミニウム合金(外面アルマイト加工・内面フッ素樹脂加工)、カップ/アルミニウム合金(アルマイト加工)、ハンドル/ステンレス鋼、フタ/アルミニウム合金(アルマイト加工)、フタつまみ/シリコーンゴム •●セット内容:ポット/Φ108×127mm・880ml、カップ/Φ111×74mm・540ml、フタ/Φ106×21mm・540ml、メッシュケース •●収納サイズ:Φ111×132mm • ●重量:270g(暫定)
お値段は6000円前後。アルミ製です。「焚」は「たく」と読みます。ご飯を美味しく炊くから「たく」です。最初のクッカーとしてイチオシです。寒い日にテントの中で美味しいホカホカのご飯と温かいスープを食べる幸せはこたえられないものがあります。
飯ごう向けクッカー②
Milicamp正規品 飯ごう ハンゴウ 饭盒 アルミ クッカー バーべキュー キャンプ 用品 調理器具 MR-250 ドイツLFG食品安全合格
サイズ：160x90x60mm 容量：850ml 重さ：153g 取手付きアルミ製飯ごう.小物入れにも便利です
①よりはるかに軽量。アルミ製なので、熱伝導率の高さから熱が全体に回ります。そのためアルコールバーナーでもごはんが大変美味しく炊けます。蓋はフライパンにもなります。本体はお弁当箱にも鍋にもなる優れもの。価格は２０００円弱でお手頃。
おすすめホットサンドクッカー２選
可愛いホットサンドの作れるホットサンドクッカーがあるだけで、テンションの上がり方が全然違います。カセットコンロの上でも焼けます。
おすすめホットサンドクッカー①
不要かと思いますが、一応選んだ理由をお教えします。可愛いから！！ただそれだけです。フッ素樹脂膜加工がしてあるので、上手くいけば上の画像のような完璧な焦げ目を実現できるはずです。
言わずもがなのベストセラー商品！品薄みたいです。ランタンのマークの焦げ目がたまらないです。
ツーバーナーで手軽にホットサンドが作れる。シンプルな構造で手軽に楽しむことが出来る。内部はノンスティック加工で食材がこびり付かない。ランタンマークがサンドイッチに刻印できる。取り外し可能なハンドルでコンパクト収納。
クッカーに合わせたいソロキャンプ用ガスバーナー
ソロキャンプ用はクッカーとセットでコンパクトに収納でき、軽量のものがおすすめ。コンマ0.5はバーナーとクッカーのセットになっている商品の紹介です。
ガスバーナー①
【 SOTO 】マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター
原産国:日本 • 材質:バーナー・ゴトク・器具栓つまみ=ステンレス、点火スイッチ=樹脂 • 本体サイズ:収納時=幅4.7×奥行9.0×高さ8.8cm、3本ゴトク使用時=幅9×奥行11.7×高さ10cm、4本ゴトク(別売)使用時=幅9×奥行11.7×高さ10cm •重量:3本ゴトク使用時=67g、4本ゴトク(別売)使用時=87g •ゴトク外径:直径100mm •発熱量:3.3kW(2800kcal/h)
ウィンドマスターという名の通り、風に流されない火力の強さが魅力のバーナーです。４本五徳を使用してもまだ９０g未満という軽量さもこの商品ならでは。ソロキャンプ用にはこれ以上のものはないのではと思います。
ガスバーナーと鍋型クッカーのセット①
しかもソロキャンプ用。天才かよ？！という商品がありました。
キャプテンスタッグ 一人用鍋セット オーリック 小型 ガスバーナーコンロ・クッカーセットM-6400
●点火方式:圧電点火方式 ●出力:2,700kcal/h ●重量:約300g(ガスバーナーコンロのみ) ●素材:本体・ゴトク/鉄(クロムめっき)、バーナートップ/ステンレス鋼、器具せん/真鍮、ケース/ポリプロピレン●クッカーセット: 収納サイズ:約外径121*高さ93mm 重量:約200g(クッカーセットのみ) 材質:ステンレス鋼 ●レギュラーガスカートリッジ CS-250 サイズ:約径110*高さ90mm 内容量:約230g ガスの種類:LPG(液化ブタン)
このセット一つあればすぐにキャンプに出掛けられる手軽さが魅力です。鍋型のクッカーにすべてを収納できるコンパクトさも。バーナーは簡単にお湯を沸かしたり、ホットサンドを作る程度であれば十分なスペックです。
クッカーを使って様々なソロキャンプ料理に挑戦しよう。
コールマンのwebサイトと「ソトレシピ」というアウトドア料理専門のサイトのレシピはアウトドアご飯のツボをついており、調理の簡単なものばかりなのでおすすめ。寒い日を想定して身体の温まる料理を中心にご紹介します。
深型クッカーで作るおすすめソロキャンプレシピ
深型クッカーは炊飯に適しているので、ここでは炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
簡単！ 焼き鳥缶とホタテ缶の炊き込みご飯
材料
ソロキャンプにも嬉しい手軽に持ち運べる材料がおすすめポイントです。
お米1合 焼き鳥の缶詰1缶 ホタテの缶詰1缶 しめじ適量 舞茸適量 お水150cc ■ 調味料 すき焼きのタレ大さじ1杯 麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ1/2杯
作り方
缶詰はそのまま食べてもパスタのソースに入れてもご飯と炊き込んでも美味しい万能食材なので、キャンプに何個か持っておくと便利かもしれませんね。
1 お米は予め研いでお水150ccに漬けて1時間以上置く。しめじ、舞茸は石付きを取って解す。 2 メスティンにお米をお水ごと入れ、焼き鳥缶、ホタテ缶をタレ(汁)ごと入れ、しめじと舞茸、調味料を入れたら良くかき混ぜる。 3 メスティンに蓋をしたら火にかけて沸騰させ、水蒸気の勢いが無くなり、ちりちりと音が聞こえたら火から下ろす。 4 メスティンを保温バッグなどに入れて10分～15分ほど蒸らす。 5 蓋を開け中身を良く混ぜたら器に盛りつける。
浅型（鍋型）クッカーで作るおすすめソロキャンプレシピ
浅型クッカーにも厳密には鍋型とフライパン型の両方があります。今回取り上げるのは浅型クッカーの中でも比較的深めの鍋型クッカーを用いた料理をご紹介します。炒める行程があるのでチタン製、ステンレス製を使う場合はアルミの板をバーナーとクッカーの間に挟んで調理した方が良いかもしれません。
白菜のクリームスープ
材料
白菜・・・1/8個 にんじん・・・1/2本 玉ねぎ・・・1個 しめじ・・・1/2房 マッシュルーム・・・4個 ベーコン・・・6枚 パセリ・・・適量 無調整豆乳・・・600ml しょうゆ・・・小さじ2 コンソメ・・・大さじ1と1/2 水溶き片栗粉・・・大さじ1 塩・・・少々 粗挽きこしょう・・・少々
作り方
・所要時間→３０分 ① 玉ねぎとマッシュルームはスライスして、にんじんはみじん切り、しめじはほぐしておく。 ② 油をしいて、ベーコンと玉ねぎを炒める。 ③ 玉ねぎが透明になってきたら、他の食材を全て加えさらに炒める。 ④ 豆乳とコンソメを入れて、弱火で煮る。 ⑤ 水溶き片栗粉をて手早く混ぜてとろみをつけ、しょうゆ、塩、粗挽きこしょうで味を整えたら出来上がり！
豆乳は分離しやすいので弱火でクツクツ煮ましょう。熱々スープで体の芯からあったまります。
ソロキャンプには温かい珈琲を。マグカップ型クッカー２選！
寒空の下、熱々の珈琲を飲む時間は至福ですよね。マグカップ型クッカーがあればいつでも熱々の美味しい珈琲を飲むことができます。写真のような携帯用のミルがあれば、現地で挽きたての珈琲を淹れられます。
マグカップ型クッカー①
価格は3000円弱。直火ok。手軽にお湯が沸かせます。珈琲はもちろんのこと、一人用のスープも十分作れます。チタン製のアルコールストーブ、五徳とセットで持っておくと便利です。
マグカップ型クッカー②
湯切りがついているので、ちょっとした野菜をゆでることも可能です。コップが２つ付いているので、急に友だちがやってきても対応できます。
お気に入りのクッカーでソロキャンプを忘れられない素敵な時間に。
クッカーというものは大変奥の深く底の知れない調理器具です。キャンプシーンであると便利なフライパンや鍋にもなるからですね。なので好みも人それぞれで、使用感も実際に試してみないと分からないと思いました。この記事がその足掛かりになったら幸いです。