EENOUR インバーター発電機 GS2200i
無騒音|発電機 Pacut system
ヤマハ|インバーター発電機 EF900IS
ヤマハ|インバーター発電機 防音型 EF1600iS
工進 |インバーター発電機 GV-16i
ホンダ| インバーター発電機 EU9i entry
エネポ eu9igb 900va ホンダ honda 発電機
ワキタ MEIHO インバーター発電機 HPG1600i2
発電機 ef2800ise
ユカト(YUKATO)インバーター発電機 1.0kVA
インバーター発電機 ieg900
キャンプでどんな時にインバーター発電機を使うか
一般的には、防災用、業務用、レジャー用、アウトドアイベント、病院、会社、家庭用の非常電源として広く使われています。 災害の多い日本では、地震、台風、津波、水害、火災、雪害、豪雨などによる災害で、ライフラインが寸断されることが度々あります。こんな時に発電機は大きな力を発揮し、必須の防災設備となっています。
非常用電源は自家用、業務用を問わず、いざという時にこそ役立つ機械です。そんなインバーター発電機は近年、アウトドア人口の増加と共にキャンプなどでポータブル発電機を使用するケースも徐々に増え、各メーカーの販売も活発になってきました。
キャンプでは、夜キャンプ地を明るくする電灯やトースター、炊飯器、コーヒーメーカー、テレビ、ノートパソコン、ホットプレート、電気ポット、扇風機など、おおよそ家庭用で使われる電気製品がほとんどキャンプ地に持ち込まれる様相を呈しています。
インバーター発電機とは
インバーター発電機とは、屋外でも家庭用電源なみの電気を供給できるポータブル発電機のことで、周波数を安定させるためにインバーターが組み込まれています。
それによって安定的な電気の供給ができます。 ポータブル発電機には、インバーター発電機をはじめ、4ストローク発電機、2ストローク発電機、サイクロン発電機、FWフューチャーウエーブ発電機、ジーゼル発電機など各種あり、それぞれ用途に応じて使われます。
インバーター発電機の燃料は無鉛ガソリンと、ガスを使うカセットガス(LPガス)に大きく分かれます。アウトドアでは、ほとんどインバーター発電機が使用されます。駆動源が比較的に静かで、安定的な電気が供給されるからです。
インバーター発電機のメリット
〇家庭用のコンセントで供給されるような質の高い正弦波の電気を作り出すことで、主な家電製品が使用できる。 正弦波とは交流の波形のことです。周期的に波のように変化する波形のことをいいます。
〇小さなエンジンで軽量、コンパクトになる。 〇静音運転が可能で、通常の発電機の騒音値は89dBAくらいであるが、インバーター発電機では45~60dBAくらいで比較的静かな運転となる。
インバーター発電機のデメリット
〇価格が高い。 〇発電機が重い。 ◎最大のデメリットは騒音です。 最近のインバーター発電機の騒音値は技術の進展により、かなりの静音発電機となっています。それでもエンジンの駆動音だけはどうしても残ります。
騒音の基準値 ・うるさい 60~70dB:普通の会社、チャイム、速度49km/hの車中、掃除機などです。
・普通(日常生活で望まれる範囲)40~50dB:静かな住宅地、深夜の市内、エアコン室外機など ・静か 20~30dB:ささやき、木の葉の音、深夜の住宅街など これから述べます内容の中にこれらが度々出てきます。参考にしてください。
アウトドア用インバーター発電機の選び方
①動力源を決める
動力源、つまり燃料の種類ですが、一般的にガソリンかLPGガス(カセットボンベ入り)があり、一部ジーゼルエンジン用の軽油もあります。
〇ガソリン:もっとも多く普及している燃料です。ガソリンは出力が大きく、長時間運転が可能です。
ガソリンスタンドで購入できます。使わない場合は、余った燃料をタンクから抜いておく必要があります。少し臭いがあります。
〇LPGガス:液化プタンなどを充てんしたカセットガスで、スーパーやホームセンターで買えます。安価です。カセットボンベですから交換しやすく、短時間運転ならこの方が比較的便利です。
②ー1.定格出力を見て発電機の能力を決める
インバーター発電機には、900VAとか、1200VA,1600VA,2000VAなどような定格出力が必ず記載されています。
この数値はこのポータブル発電機の能力を表すもので、900VAならば100Wの電球を9個まで、同時使用ができますよ、という意味です。(出力側VA=消費電力W) しかし、ポータブル発電機を選ぶ場合は消費電力だけではなく起動電力で計算します。
100Wの電球はたまたま起動電力も100Wです。つまり、消費電力×1倍=起動電力 電灯、ノートパソコン、電気ポット、コーヒーメーカー、ホットプレート、小型テレビなど 消費電力×1.1~1.2倍=起動電力 電子レンジ、扇風機など 消費電力×2.1~4倍=起動電力 家庭用の冷蔵庫、クーラー、水銀灯などです。
②ー2.実際に計算してみましょう
〇アウトドア、キャンプでホットプレートを使う場合 ホットプレートの消費電力は1300Wです。起動電力は1倍ですから起動電力も1300Wです。このホットプレート1台だけで起動電力1300Wありますから定格出力900Wの発電機では動きません。定格出力1400Wくらいのものを購入してください。
〇アウトドア、キャンプでクリップライト3個(1個当たり消費電力100W、起動電力100W)、小型テレビ1台(消費電力300W、起動電力300W)、小型クーラー1台(消費電力200W、起動電力800W)を同時に使う場合。
(100W×3個)+(300W×1個)+(800W×1個)=1400W となり、定格出力1400W以上が必要ですから1600Wくらいのものが適当ということになりおすすめです。 実際にキャンプ地では定格出力900Wから2000Wくらいのものが中心に使われています。
③重量
どのメーカーもコンパクト設計が行われていますが、それでも本体の重量は10kgくらいから70kgくらいにはなります。当然出力が大きいほど本体重量も多くなります。使い易さの面から、重量は大事なポイントです。なるべく軽くコンパクトで携帯しやすく、できればキャリー付きのものがおすすめです。
④運転音(騒音)
選択に際して、最も重要な項目で運転音すなわち騒音(静音)です。 これがインバーター発電機の選び方の第一順位になる場合が最も多いです。購入する時の決めてになる仕様です。上記のインバーター発電機のデメリットに騒音値の目安となる基準値を記載してあります。比較してみてください。
インバーター発電機メーカーの標準的な騒音値は、本機から7m離れて4方向の騒音測定値平均は60dB(A)となっています。これですと「うるさい」という静音範囲になり、発電機がなかなか普及しない原因となっています。しかし近年44dBから50db(静音レベル普通)のものが開発されて、これが徐々に主流になりつつあります。
⑤その他
その他、選び方の要点としては、運転始動の方法、燃費、燃料の入れ方、フレームの剛性、省エネ性、メンテナンス性、なども選び方のポイントとなりますので、選ぶときに比較しながら確認してください。
アウトドア用インバーター発電機 おすすめ10選
多くの発電機の中からおすすめの発電機10種を選びました。 選び方は、機械の騒音値(静音設計)を第一優先としました。そして次は使い易さです。使い易さは重量が大きな要素です、軽量、コンパクト、運びやすい、をポイントとしました。
10銘柄を選びましたが、ホンダ、ヤマハの発電機が多いです。この両者が騒音や使い易さの面では、他のメーカーより比較的に優位となっておすすめの機種です。騒音、重量以外のポイントも勘案した評価となれば、総合評価の値は違ってくると思われますので、見解が異なってくることをご了解ください。
インバーター発電機のおすすめ①
EENOUR インバーター発電機
EENOUR インバーター発電機 GS2200i
定格周波数:50Hz/60Hz 切替式、 使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。 重量:19kg エコモードの場合長時間運動が可能です。アウトドアはもちろん、家庭用としてもおすすめの製品になります。1800Wの出力が可能となるので、消費電力が大きい家電でも安心して稼働できます。
インバーター発電機のおすすめ②
エコルートPacut System(エンジン ホンダEU18i)
無騒音|発電機 Pacut system
ポータブル発電機と防音ボックス「ぱかっとシステム」を組み合わせたセット商品です。優れた静音技術です。 ポータブル発電機はホンダEu18iを使用しています。騒音値:7m1/4負荷 42~46.5dB(A) 超低騒音を実現しました。キャンプや夜間、住宅などでもまた家庭用としても安心して稼働できます。
インバーター発電機のおすすめ③
ユカトインバーター発電機
ユカト(YUKATO)インバーター発電機 1.0kVA
騒音値:超低騒音60dB(A)、最長10時間起動1/4負荷時、重量:超軽量11.5kg 。エコノミーコントロール付きで負荷に応じてエンジン回転数を制御、ムダを抑えたエコ運転です。 パソコンやスマホなどの精密機器へも安心して充電できる正弦波電力インバーターを搭載しています。小型でコンパクトなのでキャンプにもぴったりでしょう。
インバーター発電機のおすすめ④
新ダイワ工業防音型インバーター発電機IEG900MY
インバーター発電機 ieg900
騒音値:47~57dB(A)の超低騒音で重量も12.7kgと軽量コンパクト設計です。 ヤマハのエンジンOHVエンジンを使って製作された新ダイワ工業のインバーター発電機です。
インバーター発電機のおすすめ⑤
ヤマハインバーター発電機EF900is(EF9His)
ヤマハ|インバーター発電機 EF900IS
騒音値:48.5dB(A)の超低騒音のサイレント設計。 使い易さを徹底追及、小型軽量コンパクト設計、エンジンは小型4ストロークOHV50ccエンジン、小型軽量インバーターユニットを搭載しています。 EF900isはEF9Hisと全く仕様は同じです。同じ機械です。
900isは正規販売店、専門店向けです。9Hisはホームセンターなどの量販店向けです。できれば修理などのサービスが受けやすい900isの方を購入いただきたい。おすすめの逸品です。
インバーター発電機のおすすめ⑥
ヤマハ防音型インバーター発電機EF1600is
ヤマハ|インバーター発電機 防音型 EF1600iS
EF900isの能力を一回り大きくしたインバーター発電機です。 騒音値:51.5~61dB(A)の超低騒音となっています。重量も20kgと軽量コンパクト設計で片手で持ち運びができます。 カーボンブラシ交換のメンテナンス不要です。
インバーター発電機のおすすめ⑦
工進インバーター発電機GV-16i
工進 |インバーター発電機 GV-16i
騒音値:50.0dB(A)超低騒音型インバーター発電機。エコスイッチを搭載して低騒音、低振動を実現しました。 エンジン操作手順書により扱いやすさが特徴です。
インバーター発電機のおすすめ⑧
ホンダインバーター発電機EU9ientry
ホンダ| インバーター発電機 EU9i entry
騒音値:52~57dB(A) 83dB(3/4負荷)、78~86(1/4負荷~定格負荷)、重量13kgで片手で持てる軽量コンパクトボディー、負荷に応じて回転数を制御するエコスロットルが付いています。専用の防音ボックスもあり、吸音材と吸音構造により発電機からの音を約20%(本機との比較)ほど減らすことができます。
ホンダインバーター発電機Eu9i-JN1との違い
Eu9i-JN1は上記Eu9ientryと仕様がほとんど同じです。JN1は同機の並列運転が可能です。それだけです。それで価格がJN1の方が1万円ほど高いです。 JN1も専用の防音ボックスがあります。
インバーター発電機のおすすめ⑨
ホンダインバーター発電機エネポ EU9iGB
エネポ eu9igb 900va ホンダ honda 発電機
ホンダのガス用インバーター発電機です。使用燃料がLPGガスです。連続運転時間はガソリンより短いですが、カセットボンベの交換が楽で、ガスカセットボンベはコンビニやホームセンターなどで売っています。
騒音値:51.6dB(A)の低騒音、81dB(3/4負荷)79~84dB(1/4負荷ー定格負荷)、重量も軽量コンパクトで使い易いシンプルなフォルムです。
インバーター発電機のおすすめ⑩
ワキタ MEIHO インバーター発電機
ワキタ MEIHO インバーター発電機 HPG1600i2
騒音値:64.1dB(A)3/4負荷時。定格出力1600VAでこの騒音値は比較的評価できます。また重量も21.5kgで軽量コンパクト設計となっています。 1/4負荷時で8.5時間ほどの長時間運転も可能ですので、アウトドアや非常時にも重宝するでしょう。
番外.ヤマハインバーター発電機EF2800iSE
発電機 ef2800ise
騒音値:51~57dB(A)エコノミーコントロールon1/4負荷時 定格出力2800VAでこの騒音値は驚異です。さすがに中型ですから重量はありますが、運搬がしやすいような工夫がしてあります。 4サイクルOHVエンジンを搭載しています。
まとめ
アウトドア用のポータブルインバーター発電機は、一般的に重くてうるさい、操作がしにくくておまけに値段が高い、と言われています。しかし、上記のように情報を整理してみますと、一般的な見解と、実際ではかなりのかい離が見られることが分かります。
最も大きな問題は「うるさい」という騒音です。あの連続したエンジン音は確かに耳障りにでうるさいですが、キャンプなどで使われる小型のものは、既にうるさいというレベルから通常の生活では気にならない「普通」のレベルに大きく改善されています。重量も小型のものは片手で楽に持てます。操作性も随分楽になりました。
こうした技術的な進展がキャンパーなどに認められつつありますから、徐々に家庭用としても普及が進むと思われます。