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イトヨリダイのおすすめの食べ方は?旬の時期や産地もご紹介!

魚の中でも高級魚といわれるイトヨリダイ。口の中でほろほろと崩れるほど柔らかい身は、一度食べるとやみつきになってしまいますよ。今回は、イトヨリダイの上手な料理方法やおすすめの食べ方、美味しく食べられる旬の時期をご紹介していきます!
更新: 2024年5月5日
かなえ
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目次

イトヨリダイの特徴

イトヨリダイの特徴①たんぱくで食べやすい白身魚

イトヨリダイはたんぱくで食べやすい白身魚です。骨は固いので、間違えて飲み込んでしますと大変なことになってしまいますが、身は口の中でほろほろ崩れるほどの柔らかさが特徴です。とても食べやすいため、病院食での料理でもよく使われています。

イトヨリダイの特徴②別名祝い魚と呼ばれる高級魚

イトヨリダイは、魚の中でも値段が高い高級魚。別名「祝い魚」と名前がつくほど価値が高い魚です。値段は大体1000円前後で手に入れることができますが、サイズが大きいイトヨリダイは4000円~5000円することもあります。

見た目が華やかで味も絶品なので、入学式や結婚記念日など何かお祝い事やイベントでイトヨリダイ料理を作ると喜ばれますよ。

またイトヨリダイは、うま味が強く身も柔らかいため、小さな子供からお年寄りまで美味しく食べることができます。骨をしっかり取り除いて、離乳食に使うのもおすすめ。

ほかの野菜と一緒におかゆにすれば、たんぱく質とビタミンがとれて栄養満点!小さいときから魚の味を覚えさせておけば、魚嫌いな子にならずに済むかもしれません。

イトヨリダイの生態・生息

日本西部に生息

イトヨリダイは、日本の西部に生息しています。そのため、山口県や福岡県、徳島県ではわざわざ市場へ出向かなくてもスーパーへ行けば、イトヨリダイが販売されていることも多いですよ。イトヨリダイは日本東部よりも西部で捕れるため、関西から九州にかけて人気があります。

成長過程は?

イトヨリダイの生態ですが、春から夏にかけて暖かい時期に卵を産み、カニやエビ、小さな魚を食べて成長します。成長すると30cm~40cmぐらいの大きさになるので、結構大きめの魚といえますよね。

イトヨリダイの産地は日本西部

イトヨリダイの産地は日本西部なので、中国地方や四国地方、九州地方でよく捕れます。スーパーで売られているイトヨリダイを見てみると、ほとんどが山口県、福岡県、徳島県など西日本西部の産地名が書かれているはずです。


イトヨリダイの釣り方

イトヨリダイの産地である中国地方や四国地方、九州地方では、釣りで手に入れることも可能です。イトヨリダイの釣り方は、沖釣りや船釣りが一般的です。

イトヨリダイの旬な時期

イトヨリダイが特に美味しい旬の季節は、晩秋から冬にかけてです。紅葉が見頃になり、コートなしでは外出できないくらい寒くなってきた時期がイトヨリダイの旬の季節と覚えておくと良いですよ。旬を迎えたイトヨリダイはとても絶品で、栄養も満点!寒い季節がやってきたら、一度は食べておきたい魚です。

イトヨリダイのさばき方

イトヨリダイのさばきかたは、特に難しくありません。何度か練習すれば、上手にさばけるようになりますよ。新鮮なイトヨリダイを手に入れたら、ぜひ自分でさばいてみましょう!

初心者でも分かりやすいよう、イトヨリダイのさばきかたを5ステップでご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

イトヨリダイのさばきかた:手順①

まずはイトヨリダイのうろこをはがしていきます。イトヨリダイはタイと同じくらいうろこのサイズが大きので、うろこを取らなければ食べることができません。包丁を尾から頭の方向へ動かしてはがしましょう。

もし包丁でうろこを取るのが難しければ、ペットボトルのキャップを使ってみてください。同じく尾から頭の報告へキャップをずらすだけで簡単にうろこを取ることができますよ。

イトヨリダイのさばきかた:手順②

うろこが綺麗にとれたら、イトヨリダイの頭を切り落としていきます。包丁がイトヨリダイの胸ヒレと腹ヒレの上にくるようにし、ざくっと頭を切り落としましょう。

あまり神経質になる必要はなく、大体頭の部分を切り落とすことができれば大丈夫ですよ。ちなみに煮物やアクアパッツァを作る場合は、頭を切り落とさないまま料理に使用することもできます。

イトヨリダイのさばきかた:手順③

次に内臓を取り除いていきます。イトヨリダイのお腹に包丁を入れ、頭を切り落とした部分から肛門に向かって包丁で切れ目を入れていきましょう。すると、イトヨリダイのお腹から見た目がちょっとグロテスクな内臓が出てきます。

軽く内臓を手で掻き出したら、周りについている血の塊や汚れなどを流水でしっかり洗い流しましょう。奥の血合いも取り除きたい場合は、安い歯ブラシを使うと綺麗に取ることができますよ。

イトヨリダイのさばきかた:手順④


内臓を綺麗に取り除き、お腹の中の血や汚れをしっかり洗い落すことができたら、キッチンペーパーでしっかり水けを取ります。表面の部分だけでなく、お腹の中にもキッチンペーパーを入れて、しっかり水分をふき取ってくださいね。

イトヨリダイのさばきかた:手順⑤

最後は作りたい料理に合わせて、2枚おろしや3枚おろしにすれば完成です。ほかの魚のさばきかたとほとんど変わらないので、普段から魚をさばいている人にとっては簡単かもしれませんね。

初めて魚をさばく人は、内臓を取り除くときに少し手間取ってしまうかもしれません。しかし、何度か練習すれば必ず誰でもさばけるようになるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

おいしい食べ方&レシピをご紹介

イトヨリダイの美味しい食べ方①おさしみ

新鮮なイトヨリダイを手に入れることができたら、やはりおさしみが一番!おさしみは、新鮮だからこそできる食べ方。ある程度時間が過ぎてしまったイトヨリダイは味も落ちますし、寄生虫による食中毒になってしまう危険性があるため、おさしみには向いていません。

イトヨリダイは綺麗な色の皮が魅力的なため、おさしみにする場合は湯引きで皮を残したままの食べ方がおすすめです。皮目が残っているだけで、見た目がとても華やかな見た目になりますよ。

イトヨリダイの美味しい食べ方②ソテー

イトヨリダイはソテーにしても絶品。皮目をおリープオイルでこんがり焼けば、パリッとした食感が最高です。あらかじめ温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだにんにくで香りづけしておけば、さらに美味しさはアップ。

ソースを工夫すれば、イトヨリダイのうま味を生かしたまま美味しく食べることができますよ。

ちょっとおしゃれなお皿に盛り付けてソースを綺麗にかければ、フレンチ料理のように。お家でゆっくりと贅沢なディナー気分を味わいたいときは、イトヨリダイのソテーがおすすめです。

イトヨリダイの美味しい食べ方③煮つけ


甘辛く煮たイトヨリダイは、ほかの魚の煮つけと比べ、うま味もやわらかさがも抜群!イトヨリダイを使って煮つけをつくれば、いつもの魚の煮つけよりワンランク上の贅沢な味を楽しむことができますよ。

イトヨリダイを煮ると美味しい出汁が出てくるので、普段の魚の煮つけより薄めに味付けするのがポイントです。味付けを薄めにすれば、イトヨリダイから出た出汁入りの贅沢な煮汁も飲めるので、イトヨリダイを無駄なく堪能することができますよ。

イトヨリダイの美味しい食べ方④白ワイン蒸し

イトヨリダイを白ワインで蒸し焼きにするちょっぴり大人な料理。ニンジンやスナップえんどう、パプリカなどで飾りつけ、色鮮やかな見た目に仕上げましょう。

味付けは塩コショウとレモンのみでシンプルに。イトヨリダイ本来のうま味を楽しみます。シリコンスチーマーを使ってレンジでチンすれば、フライパンも汚れず後片付けが簡単!調理や後片付けが面倒な人におすすめのレシピです。

イトヨリダイの美味しい食べ方⑤アクアパッツァ

家族や友達が集まるときは、見た目が華やかなアクアパッツァがおすすめ。イトヨリダイでとった出汁にイカやあさりなどの魚介を加えれば、あまりの美味しさにびっくりされることでしょう。

フライパン1つあれば簡単に作ることができますよ。作り方は、にんにくで香りづけしたオリーブオイルで魚介を焼いておき、あとは出汁と野菜を加えて煮込むだけ。塩コショウで味を調え、パセリを散らせば...美味しいイトヨリダイのアクアパッツァが完成!

寒い季節になったらイトヨリダイを食べよう

イトヨリダイを美味しく食べたいのであれば、寒くなった旬の季節が一番です。新鮮なイトヨリダイをおさしみで食べるのも良いですが、ちょうど鍋の季節なのでしゃぶしゃぶで頂くのもおすすめですよ。冬になったら、ぜひ家族や大切な人と絶品のイトヨリダイを食べてみてくださいね。