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ダイワ「13セルテート」のインプレ!スペックや特徴を解説!

青みがかったブラックボディーとメタリックブラックのローター、ブラック×オレンジのスプールがかっこいいダイワ13セルテート。モデルチェンジされても未だに人気の高いスピニングリールです。今回はダイワ13セルテートの全貌を解説!気になるインプレもまとめました。
2020年8月27日
Takeshi Iwata
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ダイワ13セルテートとは?

ダイワ13セルテートは2013年~2016年まで発売されていたダイワのハイスペックスピニングリールです。技術革新でカーボンボディー全盛のスピニングリールが多い中、2004年の発売のファーストモデルから今まで頑なにメタルボディースピニングリールとして作り続けられています。 16セルテートにモデルチェンジしてからも13セルテートを求めるアングラーも多く未だに人気の高いスピニングリールとなっています。

ダイワ13セルテートのボディーカラーは?

ダイワ13セルテートのボディーカラーは黒を基調としたシックなカラーリングでまとまっています。ローダー部はブラックが基調となっていて、スプールはブラック×オレンジメタリックでまとめられています。 13セルテートが発表になるまでブルーメタリックを基調としたカラーリングでしたが、13セルテートからカラーリングにもこだわり先進的なデザインとなっています。

13セルテートの新品はまだあるの?

13セルテートの新品はまだ市場にあります。人気の3012Hは流石に中古品の流通がメインですが、2500番や1000番クラスの新品は未だ店頭に並んでいたりAmazonで売られています。生産は中止になっているので現在新品として流通しているアイテムしかありません。 13セルテートは16セルテートとパーツに互換性があるため、ハンドルやスプール、ドラグなどを最新の物にカスタムできるため13セルテートのデザインが好きなアングラーが購入していくのです。

ダイワ13セルテートのスペックは?

13セルテートは全10モデル、流行りのハイギアやPEライン専用スプール設定もありました。一つのリールでこれだけのモデルが有るのも珍しいですね。購入の際に何を買おう迷うアングラーも結構いたと聞いています。 各番手の数字の違いはスプール径の違いです。スプール径が違うと糸巻き量が変わってきます。

13セルテート1000番代のスペック

13セルテートの中で最も小さい100番代は1003モデルが唯一設定されていました。管理釣り場や小型の河川でのトラウトゲームに重宝されるモデルです。 スペックはギア比4.8、最大ドラグ2kg。ラインの巻き量は2lbが150mとなっています。

13セルテート2000番代のモデルは?

13セルテートの中で2000番代は2004と2004CHモデルが設定されていました。2004番はメバリングやアジング、バス用と思って大丈夫です。2004の末尾は糸巻き量の目安。小型のミノーや軽めのリグを使うなら2000番代がおすすめです。使うルアーのサイズでリールサイズを検討なさってください。

2000番代各モデルのスペックは?

スペックは2004のギア比4.8、最大ドラグ2kg。ラインの巻き量は3lbが140mとなっています。 2004CHのスペックはギア比が5.6と若干ハイギア設定で、糸巻き量は2004と相違ありません。ハイギアを選ぶのか標準ギア選ぶのかは好みですね

13セルテート2500番台のモデルは?


13セルテートの中で2500番代はモデル設定として最も多い5モデルの設定されていました。2506は最も標準的なリールとして、2506Hは2506のハイギア設定、2508PEはPEライン専用スプールでエギング向け、2510PEシリーズはフラットフィッシュ向け、2510PE-Hはハイギアモデル、2510R-PEはローギアモデルとなっています。 モデル別で購入されるなら、自分のターゲットが何かを考えて購入なさるといいですね。

2500番代各モデルのスペックは?

各モデルのスペックは以下の通りです。 2500のギア比4.8、最大ドラグ7kg。ラインの巻き量は8lb-200m。 2506Hはギア比6.0、最大ドラグが3kg、糸巻き量4lb-170m。 2508PEのギア比は4.8、最大ドラグが7kg、糸巻き量5lb-150m。 2510R-PE、2510PE-Hのギア比はR-PEが4.8、PE-Hが6.0、最大ドラグは7kg、糸巻き量は8lb-150m。 PEラインシリーズはPEラインを使うことを前提にスプール形状が専用のモデルです。ターゲットに合わせてっくモデルをセレクトしてください。

13セルテート3000番代のモデルは?

13セルテートの中で最も人気のあるモデルが3000番代、モデルは2種類で、それぞれスペックが違います。3012で狙うターゲットはショアジギングで狙える青物や大型のアオリイカ、フラットフィッシュなどがターゲットです。

3000番代各モデルのスペックは?

3012のギア比は4.8、最大ドラグ7kg、糸巻き量は12lb-150m。 3012Hギア比は5.6、最大ドラグ7kg、糸巻き量は12lb-150m。 両モデルとも基本的なスペックは変わりがありません。3012Hのギア比が少しだけ高くなっているので巻取り量が変わっています。ただしギア比が高い分巻き心地が重くなるデメリットを忘れないでください。

ダイワ13セルテートのハンドルは?

13セルテートのハンドルは各番手によって違うものが装着されています。 ただしカスタム用のハンドルパーツがダイワだけでなく他のメーカーからも売られていて、ハンドルカスタママイズを楽しむアングラーもいます。 カスタムハンドル気になりますね。どんなカスタムをされているのでしょうか?

ハンドルノブのみ交換

ダイワ13セルテートで多いカスタムと言えばハンドルノブを交換するカスタムです。 ハンドルノブ自体の価格は安いもので2000円くらいからです。高くなると1万円を超える高価なノブもありますが、カスタムによってはメーカーの保証が受けられなくなる場合もありますので注意が必要です

ハンドルごと交換

こちらはハンドルごと変えてしまった例です。各カスタムメーカーがアルミの削りだしハンドルやカーボン製のハンドルを販売しています。 価格は5000円位のものから2万円を超えるハンドルまであります

ハンドルノブにベアリング追加


13セルテートのハンドルにはベアリングが一つしか入っていないハンドルもあります。アングラー独自にハンドルノブを改造するカスタムも個人ブログですが公開されています。 ノブ用のベアリングのサイズは外形7mm、内径4mm、幅2.5mmのものが最適です。ベアリング購入については「モノタロウ」やAmazonで上記のサイズを検索してみてください。

ダイワ13セルテートのドラグは?

13セルテートのドラグですが、販売開始当時は現在最新のATD(オートマチックドラグ)が開発途中だったため、UTD(アルティメット・トーナメント・ドラグ)が標準装備されています。 このUTDでも十分魚と対峙できるのですが、アングラー心理としては最新モデルを装備してほしかったとの声はありました。

ドラグ交換サービスとは?

ダイワは2016年に最新のセルテートを発表しました。その際13セルテートに搭載されなかったAIR ROTORとATDの最新機能を13セルテートにも換装できるサービスを展開します。 ドラグシステム自体を売りにしてしまったのです。このサービスは新品購入者から中古購入者まで範囲が広げられ、13セルテートを持つアングラーにもATDの恩恵が受けられるようになりました。

ダイワ13セルテートのインプレを紹介!

では実際、13セルテートを使っているアングラーの声を聞いてみましょう。Amazonやナチュラムには13セルテートのインプレが載っています。多数まとめてみましたので参考になさってください。

主に、カラフトマスのルアーフィッシングで、ディアルーナ806MLとバリスティックEvo94/16で使用。 ヘッジホッグスタジオのフルベアリングキットで武装し、自己満足度120%です。 2シーズン使用し、今のところトラブルレスの状態が続いています。

13セルテート2508PEを使用しているアングラーからの書き込みです。カラフトマスをターゲットにということは河川で結構な大物と対峙されているのですね。2年間通してノントラブル、頑丈なボディーだけでなく巻き心地も変わらないのだからどれだけ高性能かがわかる書き込みですね。

海上釣堀で使ってます。3000のボディーに2500のローターとスプールの機種ですが、3012と比べて、若干巻き上げパワーが落ちますが、5キロクラスの青物でも十分余裕があります。せいぜい20mほどしか道糸を使わない海上釣堀では、糸巻量の少ないこのモデルは良い選択の一つになりそうです

このインプレのアングラーは海上釣堀だと青物などもターゲットにされています。そんなシーンでもトラブルレスで釣り上げれてしまうのです。セルテートの頑丈さは現在販売されているリールの中でも群を抜いています。

賞賛されているけれど…

インプレを読んでいく限り賞賛の声ばかりになっていました。 少し暗いインプレはないのかと思い探したのですが…

ラインローラーにPEラインのカスがたまり、分解メンテが自分で出来ない事位が不満ですかね。

不満の声を拾うとしたらこのインプレのみですね。 13セルテートの分解メンテナンスは自分で行おうとすると大変です。もしメンテナンスが必要ならメーカーに送るほうが確実です。そのためノーマルパーツは取っておいてくださいね。


ダイワ13セルテートと10セルテートの違い

ダイワ13セルテートと10セルテートの大きな違いはベアリングです。ダイワ自慢のマグシールドボールベアリングを13セルテートはローター部だけでなく本体内部にも採用されています。 また、ラインローラーもマグシールドボールベアリングになっています。 ただし、ボールベアリングの総数は12個だった10セルテートから2個減っていて、その点はアングラーの不満を呼びました。

ダイワ16セルテートと13セルテートの違い

16セルテートとの違いはスペックやドラグ力などの性能面ではなくATD、RIR ROTORといった装備面が大きく変更されています。 しかし13セルテートと16セルテートの基本設計が同じなのかパーツに互換性があり、相互でパーツの入れ替えが可能になっています。

ダイワ13セルテートのカスタムパーツは?

13セルテートのカスタムパーツはダイワ純正品だけでなく、社外品も多くあります。 中でもベアリングの種類は多く、ハンドルノブにベアリングを追加するアングラーが多いのです。また、ハンドルはカーボン製のハンドルからアルミの削りだしのハンドルまであり、13セルテートの生産が終わったあとでも流通しています。

ダイワ13セルテート3012H は人気機種だ!

13セルテートの中でも人気機種がこちらの「3012H」です。カスタムベースとしても人気の高いモデルで、特に16セルテートのデザインが気に入らないアングラーは13セルテートの中古品をわざわざ探すくらい。 人気の秘密は多様なターゲットに使える点、海でも湖でも気兼ねなく使用できる点です。

ダイワ13セルテートはまだまだ人気!

ダイワ13セルテートをまとめてみました。いかがだったでしょうか? Amazonには若干数ですが新品がまだ売られているようです。また、オークションではまだまだ高値で取引されているスピニングリールですね。 16セルテートもいいのですが、中古でも大丈夫!というあなた、13セルテートも検討機種にしてみてください。