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ワッペン&アップリケの作り方!簡単・可愛く・安く自作する方法を解説!

手作りワッペンといえば子どもの頃を思い出します。今は大人用のおしゃれな自作ワッペンが流行っているんですよ。作り方は簡単です。刺繍なしの方法は、布とフェルトにアイロンがあればOK。100均で道具や素材がそろいます。作り方やアップリケとの違いなど紹介していきます。
更新: 2021年10月25日
gauyorim
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この記事で紹介しているアイテム

ワッペンを手作りする

手作りワッペン&アップリケ。幼稚園ぐらいの時に、お母さんから服やバッグにつけてもらった記憶はないでしょうか。子供の頃はキャラクターものがすごく嬉しかったりしますよね。

今はハンドメイドでちょっとしたものを自作することが流行っています。ワッペンやアップリケも同様です。子ども向けはもちろん、自分用のおしゃれな大人向けワッペンやアップリケを手作りする人が増えてきました。

ハンドメイド作品として

ワッペンやアップリケを自作すれば、立派なハンドメイド作品になります。服やバッグを手作りするのは難しくてもこれなら簡単です。バッグなどにつけるだけで自分だけのファッションアイテムに変身!

ワッペンやアップリケは、個性を表現したかったけどハンドメイドすることが苦手、という人にもぴったりな題材です。 オリジナルの図案で全て手作りしたハンドメイド作品なら、販売することもできますよ。

ワッペンの作り方/気軽&簡単に手作り

ワッペンやアップリケを自作することに興味がでてきたけど、時間がないという人は多いと思います。でも大丈夫!ながら作業で十分です。それと作業に大きなスペースを必要としないので、準備や片付けは一瞬で済みます。

サイズ、形、色、図案など全て自分好みのワッペンやアップリケを手作りできるのは魅力ですよね。しかも素材は100均でそろっちゃうから経済的。ぜひハンドメイドに挑戦してみましょう!

ワッペンとアップリケの違いは?

ワッペンとアップリケは、ほとんど一緒だと思っていませんか?実は違いがあるんですよ。簡単な説明になりますが、本質は分かると思います。 ■ワッペン:Wappen(ヴァッペン)はドイツ語で「紋章」を意味しています。英語の場合は、emblem(エンブレム)になります。 ■アップリケ:appliqueはフランス語です。元布へ他の布を組み合わす手芸を意味します。

ワッペンの作り方/準備するもの

ワッペンをハンドメイドするにあたって、まずは素材や道具を準備しましょう。購入場所・費用は様々です。100均、手芸店、ネットショップで簡単にそろえられます。

初めてなら100均で必要なものだけ用意するのがいいですよ。100均は何でもありますよね。手作りに慣れると、もっと自作したくなり始めます。質にこだわったり、安く大量に素材を仕入れたいなら、手芸店かネットショップがいいでしょう。

道具を準備する

この道具があれば、素材を用意するだけでいつでもワッペンを自作できます。手芸をする人なら全て持っているものです。100均でも手に入るので、ない道具は追加しておいてください。一度ハンドメイドを始めると、その流れで色々と作りたくなっちゃいます。なのでムダになることも少ないですよ。

■糸切りバサミ■針穴の広い針■油性ボールペン ■手芸用ボンド■アイロン■指ぬき■目打ち■薄い紙

素材を準備する/布

好きな布でOK。布の柄を利用してアップリケを自作する方法もあります。刺繍と布の柄を組み合わせたり、無地の布に1から刺繍をほどこしたりと、表現の仕方は無限大!無地の布でも色が違うと印象も変わってきます。ワッペンをつける場所によって、同じ図案のものを布色だけ変えるのもいいですね。 サイズ的にちょこっとしたものなので、100均にあるはぎれで大丈夫です。

素材を準備する/フェルト

フェルトはワッペンの芯になります。上記の布裏にフェルトを貼れば、ちゃんとしたワッペンに。直接フェルトに刺繍するのもおすすめです。 フェルトは100均でもいくつかのバリエーションで販売されています。小さなサイズで5色1セットだったり、大きなサイズで1色など。洗わないなら質は気にしなくて問題ありません。 自作するワッペンのイメージに合わせた色のフェルトを選びましょう。

素材を準備する/刺繍糸

刺繍をほどこすワッペンを手作りするなら、刺繍糸がないと始まりません。 作業は刺繍糸をぬっていくわけですが、図案を描くような感じになります。刺繍糸は多くの色があるので、色鉛筆や絵の具の感覚で選んでください。本数で印象が違ってくるのも楽しめます。 100均だと12色入りなどがありますので、初心者にはちょうどいいですね。


ワッペンの作り方/布を形どる

刺繍はちょっと難しいという人に向けて、簡単な自作ワッペンの作り方をご紹介します。 布の柄を利用したワッペンです。気に入った柄を切り取ってフェルトとあわせ、ワッペンにするだけ。図案が布の柄なのでオリジナルとはいえませんが、つける場所しだいでおしゃれなファッションアイテムになります。 柄目当てに布を選ぶのも楽しいです。作り方が簡単だから量産もできますよ。

布を形どるワッペンの作り方

ワッペンにしたい柄の布と、フェルト、手芸用ボンド、ミシン、アイロンを用意しましょう。 柄にあわせて布を切り取ります。その布に比べて少し大きくフェルトをカットします。切った布とフェルトを手芸用ボンドで貼り合わせてください。そしてミシンで布のフチどりをおこないますが、目を細かくするとキレイに仕上がりますよ。最後に軽くアイロンがけして完成です。

ワッペンの作り方/刺繍

刺繍をほどこして、完全オリジナルの手作りワッペンにチャレンジしてみましょう。その作り方を説明します。自分で考えた図案で作れるなら、ハンドメイド作家としてデビューできるかも。 図案を作れなければ、好きなものを写す方法がおすすめ。図案の上へ薄い紙をのせて、油性ボールペンでなぞっていきます。鉛筆は汚れるのでやめといた方がいいですね。

刺繍ワッペンの作り方

図案を描いた紙と、2重にしたフェルトをあわせてカットします。 図案の中心あたりから、塗りつぶしていく感じで糸をぬっていきます。図案の紙の上からぬっても大丈夫です。抜い終わった箇所の紙はその都度、取れるところは除いてください。

面のパーツがぬい終わったら、輪郭になる線を入れます。 最後にワッペンの裏側にアイロンを当てます。裏の状態が気になるなら、フェルトを重ねるなどすれば上手に隠せます。

洗えるワッペンの作り方

ワッペンを洗わないなら、図案を描く紙は何でもかまいません。でも洗濯するなら100均にある、洗うと溶ける刺繍用のシートがおすすめです。 フェルトも洗えるものを選ばないとダメですよ。こちらも100均に置いてあります。

ワッペンの作り方/うまくできるコツ

ワッペンの作り方を2パターンご紹介しました。意外と簡単にハンドメイドできるんだと思われたんじゃないでしょうか。そこへちょっとしたコツを加えると、もっと簡単で上手にワッペンを手作りできるようになるんです。 そのコツは技術的なことではないので、ぜひ取り入れてください。こうした発想はワッペンを自作する時以外にも応用できる場合があります。

ワッペンの作り方3つのコツ

ワッペンの作り方でのコツは3つあります。

■ひとつ目は図案のサイズ変更。図案を描いたものの、大きすぎたり小さすぎたりする場合がでてきます。描き直すのは大変。そんな時は拡大縮小コピーをしましょう!図案を写す際にも使えます。

■ふたつ目は、図案が描けたら厚紙にはって型紙にする。縫う作業がラクになりますよ。
■みっつ目は、土台のフェルトは型紙に比べてひとまわり大きく切り取ります。

ワッペンをアイロンでつける5つのコツ

アイロンで生地につけるタイプのワッペン。上手にくっつけるコツは下記になります。

■ワッペンをアイロンでつけられる生地なのか最初に確認しましょう。
■平らな場所で当て布をしてからアイロンがけします。
■アイロンはこすらずに、上から押してくっつけるような感じでアイロンがけしてください。
■裏返してもう一回アイロンがけすると安心です。
■十分に冷ましたあとで、くっついているか確認します。

ワッペンの作り方/作る時の注意

ワッペンの作り方の中で、いくつか注意する点があります。これらを意識することで、失敗を防ぎ完成度の高いワッペンをハンドメイドできるようになります。 出来上がりがうまくいかない場合など、ちゃんと注意できているのか確認してみてください。どれも簡単なことなので、全て覚えておくようにしましょう。

刺繍ワッペンの作り方3つの注意点


■刺繍糸はスキ間を空けず密にぬっていくと、クオリティが上がります。刺繍糸のたるみに気をつけてください。
■パーツが複数ある場合、ひとつずつに縁かがりをおこなわないと、りんかくがボヤけてキレイに見えなくなります。
■刺繍をほどこす時には、布を張るために刺繍枠を使いましょう。でないと上手に刺繍ができません。

ワッペンの作り方/ヒートカット

刺繍ミシンを使って刺繍をほどこしたものをワッペンにする場合は、布から刺繍部分をカットしなくてはいけません。ハサミを使って切り取ると、余裕をもてばあまった布が不恰好になり、余裕がなければ糸にハサミが入ってしまうことがあります。 うまくカットする方法として、ヒートカットがあります。名前の通り熱でカットするわけですね。必要なものと、やり方を説明します。

ヒートカットに必要なもの

goot(グット) マークカッターHE-31

出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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ヒートカットをおこなうには、専用の機器を使います。「ヒートカッター」または「マークカッター」というものになります。ぱっと見だとハンダゴテみたいですが熱は弱め。それに温度調節をするコントローラーと、ガラス製の台など熱に強い台座が必要になります。

ヒートカットに適した素材

ヒートカットの道具をそろえたからといって、なんでもカットできるわけではありません。熱で溶かしてカットするわけですから、切り取る部分は溶ける素材、切らない部分は溶けない素材を使ってください。 フェルトであれば、ポリエステル100%(洗濯OKのもの)がカットできます。刺繍糸は熱に溶けちゃダメなので、レーヨンのものを使いましょう。

ヒートカットする方法

ヒートカット機器の温度が重要になります。コントローラーで温度調節しながら、使わない部分に当てて最適な温度を見つけます。 カットできる温度になったら、一気に切り取ってしまってください。

ストップするとその場所に跡がつきます。少し練習してから本番にのぞんだ方がいいかもしれません。 カットの際には、ヒートカット機器のコテはあまり動かさず、切り取る素材の方をまわしていきます。

ワッペンの実例と作り方(刺繍)3選

ここからは、ハンドメイド作品であるワッペンの実例をご紹介していきます。 まずは刺繍で作るワッペンから。図案のアイデアや作り方は参考になりますよ。気になった作品があれば刺繍の練習をかねて手作りしてみてはいかがでしょうか。数を多くこなすことで腕も上達していきます。最初はうまくいかなくても続けることが重要です。

刺繍ワッペンの実例と作り方.3-1

動物をモチーフにしたワッペンです。動物本来の色にこだわらず、自分好みの色をカラフルに使っているのがポップでおしゃれ。動物はたくさんいますし、姿も様々だから図案のアイデアに困りません。

自分の大好きな動物をカラフルにたくさんつけちゃいましょう!子どもにも喜ばれること間違いなしです。 作り方は上項の説明通りになります。図案は布に直接描いてもいいですよ。

刺繍ワッペンの実例と作り方.3-2

裏面にピンをつけてブローチにした作品です。ワッペンの作り方は上項と同じ。 ワッペンは布地などに直接くっつけるだけでなく、この作品のようにブローチにもできます。ブローチなら取り外しができますから、色んなところへつけられますね。 小型のチャームなどを取り付けて豪華にアレンジすることも可能です。

刺繍ワッペンの実例と作り方.3-3

美味しそうなケーキを刺繍したワッペン。今の状況や気持ちなどを図案のテーマにするのも面白いですね。 作り方は今までと同じです。あまりにもリアルだから、間違って食べてしまわないようにしてくださいね。他にもソフトクリームなど、好きなスイーツを色々と自作していっぱい貼れば、幸せもいっぱいになります。子どもにも喜ばれること間違いなしです。

ワッペンの実例と作り方(フェルト)3選

次は刺繍をほどこすよりも簡単なフェルトワッペンの実例をご紹介します。 初めてワッペンを作るなら、この作り方で自作してみるのがいいかもしれませんね。いくつか手作りしてうまくいくと、もっと複雑なものを作りたいという欲がでてきます。そうしたら刺繍を始めるのも流れのひとつです。

フェルトワッペンの実例と作り方.3-1


寂しい印象の衣装ケースをデコるために自作したワッペンです。 イラストを描けなくても大丈夫!好きなイラストをパソコンの画面に表示させます。イラスト画像を拡大縮小して作りたいサイズにしたら、トレーシングペーパーに写します。写したイラストをフェルトにあわせて、パーツに合った色ごとにカットしてください。ボンドでくっつけていけば完成です。

フェルトワッペンの実例と作り方.3-2

正方形のフェルトをキャンバスにして、その上へフェルトを貼り合わせて絵柄を作っています。枠が決まっていると描きやすくなりますね。自由な発想でイラストを描けそうです。1コマ漫画のようにストーリー性のある内容だと面白いかも。フェルトはボンドではなく、ぬいつけています。

フェルトワッペンの実例と作り方.3-3

かわいらしい小物と相性のいい動物のワッペンになります。がま口やポーチ、バッグなどにつければ、子どもも大人も使えるキュートな小物が出来上がりますよ。 フェルトの他に、レースとガラスストーンでデコレーションすれば、にぎやかになりますし、手の込んだ作品感がでますね。さらにチロリアンテープなどを加えるのもおすすめ。

ワッペンの実例と作り方(色々)2選

刺繍やフェルトを使ったワッペンの作り方をご紹介してきましたが、編む作り方のワッペンもあるんですよ。刺繍やフェルトのワッペンも素敵ですが、編み物のワッペンもいいものです。

このように作り方は様々あり、組み合わせもできます。自分なりの作り方を見つけましょう! 他にも色々なワッペンがあります。今までご紹介してきた作り方を合わせて、おすすめワッペンの実例を2つご紹介します。

色々なワッペンの実例と作り方.2-1

好きなものをブローチにしました。ヘタウマな図案がおしゃれですよね。作り方は上項にある通りです。とにかく気に入ったものをブローチにしてみましょう!ワッペンの小さいなサイズ感がまたいいのです。

好きなものに囲まれると毎日がハッピーになります。楽しく笑顔ですごすためのアイテムを自分で作れるようになれば、最高ですね!難しいことではないので、ぜひチャレンジしてみてください。

色々なワッペンの実例と作り方.2-2

有名なモチーフを図案にすれば間違いありません。手作り感が愛情を感じられますね。この画像のモチーフは、あまりリアルにするとちょっと怖いかも。デフォルメすることで、かわいいワッペンとしてなりたちます。

作り方は、フェルトをぬいつけてワッペンにするパターン。大きすぎるとバランスがとりづらくなりますし、小さすぎると細かい作業になって難しくなりますので、作りやすいサイズも覚えましょう。

ワッペンの作り方(キャラクター)

キャラクターもののワッペンの作り方は簡単です。キャラクターの柄が入った生地を用意してください。使いたいキャラクターの部分を切り抜いて、フェルトとあわせカットするだけ。フチはキレイにぬいましょう。

たったこれだけで、子どもが大喜びするワッペンができあがりますよ。おいっこ、めいっこさんにも作ってあげてもいいですね。知り合いの子どもにも配ってみてはいかがでしょうか?

ワッペンの作り方/まとめ

色々なワッペンの作り方をご紹介してきました。作り方は様々あり、作成時間は作るワッペンによって異なります。それに100均にも道具や素材がそろっているから楽チン!

まずは簡単な方法で自作して、慣れてきたら手の込んだオリジナルのハンドメイド作品を作ってみましょう!自分で作るファッションアイテムは満足度が高いです。かさばらないので、プレゼントすればきっと喜んでもらえますよ。