Rapala(ラパラ) PEライン ラピノヴァX マルチゲーム 150m 1.2号 22.2lb ピンク RLX150M12PK
クレハ(KUREHA) ライン シーガー PE X8 300m 1.5号.
クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 100m 14lb
デュエル(DUEL) ショックリーダー TB フロロカーボン 30m 7号 25lb ナチュラルクリアH3507
クレハ マックス ショックリーダー30m 26.5lb 6号
ショアジギングのラインシステムをご紹介!
ラインシステムは ショアジギングの根幹
青物、シーバス、フラットフィッシュなどを狙うショアジギングをはじめとする ルアーフィッシング では、適切なラインシステムを組み立てる必要があり、ラインシステムが使用するルアーのウェイトやタックルのパワーに適合していない場合、キャスト時のメタルジグの紛失、掛かった魚のロスト、タックルの破損などにつながりかねません。 ここでは、ショアジギングで用いる「2種類のラインシステム」を取り上げます。
※ 注意
「ライトショアジギング」という言葉には、「ライトなショアジギングタックルとライトウェイトメタルジグとを用いたショアジギング」という意味合いがありますが、ライトショアジギングであるのかどうかを決定する、明確な基準はありません。 そのため、この記事では、ショアジギングの中でも、ウェイトが40g未満のメタルジグと、それに適した各種タックルとを使うゲームを「ライトショアジギング」と表記し、ウェイトが40g以上のメタルジグと、それに適した各種タックルとを使うゲームについては、単に「ショアジギング」と表記しています。
ショアジギングのラインシステム1【直結型】
直結型のラインシステムの基本構成は?
ショアジギングの 直結型のラインシステムは、セッティングの上部から順に、「メインライン」、「メタルジグ」の、2種類の各種アイテムで構成されています。
直結型のラインシステムの特徴は?
ショアジギングの 直結型のラインシステム では、メインラインに直接メタルジグを接続するか、メインラインにスナップを接続し、スナップを介してメタルジグを接続する形になるため、使用するメインラインは、結束強度が高い素材のものである必要があり、PEメインラインでこのラインシステムを構築することは困難です。 詳細については後述しますが、PEラインには、低伸縮性や直線強度の高さなどの長所がありますので、特に、大型の青物やシーバスなどを狙うショアジギングでPEラインが使えないのは致命的です。
そのため、直結型のラインシステムの使用は、ライトウェイトメタルジグを使い、堤防や港湾岸壁から2kg未満の青物などを狙うライトショアジギングに限定されてくるでしょう。 それでも、「後述する ショックリーダー型のラインシステム のように、難易度の高い各種結び方を習得する必要が無く、使用するメインラインの選び方も容易である」というメリットは無視できず、「ライトショアジギング初心者には、ぜひおすすめしたいラインシステムである」と言えます。
ショアジギングのラインシステム2【ショックリーダー型】
ショックリーダー型のラインシステムの基本構成は?
ショアジギングの ショックリーダー型のラインシステムは、セッティングの上部から順に、「メインライン」、「ショックリーダー」、「メタルジグ」の、3種類の各種アイテムで構成されています。
ショックリーダー型のラインシステムの特徴は?
ショアジギングの ショックリーダー型のラインシステム では、メインラインにショックリーダーを接続し、ショックリーダーに直接メタルジグを接続するか、ショックリーダーにスナップを接続し、スナップを介してメタルジグを接続する形になります。 基本的にショックリーダーは、結束強度や耐摩耗性に優れている素材のものを使うため、PEメインラインを使用する場合に最適なラインシステムとなります。
ショックリーダー型のラインシステムは、フラットフィッシュや青物などを狙うショアジギングでは、「最もポピュラーで実用性の高いラインシステムである」と評価できますが、「メインラインとショックリーダーとの接続には、『摩擦系ノット』と呼ばれる特殊な結び方を用いなければならない」という点に注意が必要です。 また、メインラインとショックリーダーとの、双方の選び方に気を配る必要もありますし、双方のバランスや適合性も考慮しなければならず、「ショアジギングの経験が無い 初心者 が構築するには、ハードルの高いラインシステムである」と言えるでしょう。
ショアジギング用メインラインの選び方を解説!
メインラインは、リールのスプールに巻くラインであり、これが無いとショアジギングそのものが成立しないアイテムであるだけに、ベストな選び方をすることが大切です。 ここでは、ショアジギング用メインラインの選び方で重要なポイントである、「材質」と「太さ」とについて解説します。
ショアジギング用メインラインの選び方1【材質】
材質ごとの特徴の違いを覚えておきたい
ショアジギング用メインラインの材質は、ナイロン、フロロカーボン、PEの、3種類に大別されます。 ナイロンメインラインは伸縮性が高く、直線強度限界に近いサイズの青物が不意に掛かってしまった場合でも、クッション性をいかしながら、徐々に青物を弱らせて浮かせるやり取りが可能ですが、メタルジグの遠投力に劣っており、メタルジグへの ロッドアクションパワーの伝達 も不十分です。
フロロカーボンメインラインの特徴は、ナイロンメインラインと類似している部分が多くありますが、耐摩耗性に優れている点、直線強度が、同じ太さのナイロンメインラインよりも5 - 15%程度低い点、全体的にしなやかさが無く、コシが強い点などが相違点です。 PEラインは、現在最もポピュラーなショアジギング用メインラインとなっており、低伸縮性、高直線強度、軽量など、ショアジギングにおいて武器となる特徴を持っていますが、ショックリーダー型のラインシステムを組み立てなければならない点や、扱いに慣れが必要な点などが難点でしょう。
初心者にもPEメインラインをおすすめしたいが・・・・
前述した通り、ライトウェイトメタルジグで、2kg未満の青物などを狙うライトショアジギングでは、ナイロンメインラインやフロロカーボンメインラインを用いるメリットが存在する場合もありますが、遠投性能の低さや伸縮性の高さは、ショアジギング全般において大きな問題となります。 そうなると、ショアジギング初心者であっても、「事実上、PEライン以外の選択肢が無い」という結論に至りますが、摩擦系ノットのハードルは高く、少しでも結び方に問題があると、キャスト時にメタルジグが吹っ飛んだり、フッキングした瞬間にすっぽ抜けたりする結果が待っていることも事実で、メインラインの 材質の選び方 は、一概に説明できるものではありません。
ショアジギング用メインラインの選び方2【太さ】
ショアジギングにおいて最も憂慮されるのが、キャスト時のラインブレイクですので、使用するメタルジグをフルキャストした場合でも切れることなく、直線強度に十分な余裕がある太さのメインラインをチョイスすることが、ショアジギング用メインラインの選び方において重要です。 メタルジグのウェイトごとのベストな太さは、メインラインの種類やタックルのパワーによっても異なりますが、一般的な 4本ヨリ構造 のPEラインの場合、ウェイトが20g未満のメタルジグでは0.8号以下を、ウェイトが20 - 40gのメタルジグでは0.8 - 1.2号を、ウェイトが40 - 80gのメタルジグでは1.2 - 2号を、ウェイトが80g以上のメタルジグでは2号以上を、それぞれ選べば無難です。
ショアジギング用ショックリーダーの選び方を解説!
ショアジギングでPEメインラインを用いる場合は、ショックリーダーの使用が不可欠ですが、選び方次第では、メタルジグや掛かった魚をロストしてしまう可能性があります。 ここでは、ショアジギング用ショックリーダーの選び方で重要なポイントである、「材質」と「太さ」とについて解説していきます。
ショアジギング用ショックリーダーの選び方1【材質】
ショックリーダー型のラインシステムでは、ショックリーダーにスナップ、またはメタルジグの溶接リングを接続することになるため、結束強度が高い材質のものでなければならず、ショックリーダーに最適な材質は必然的に、ナイロンとフロロカーボンとに絞られてきます。 基本的に、ナイロンショックリーダーとフロロカーボンショックリーダーとの差異は微々たるもので、実際のゲームにおいて、双方の違いを大いに実感する場面はあまりないのですが、フロロカーボンショックリーダーはコシが強く、水中で絡みにくい特徴があるため、「沈下速度が遅い ライトウェイトメタルジグ を使ったライトショアジギングでは、ライントラブルの回避に有効である」と言えるかもしれません。
ショアジギング用ショックリーダーの選び方2【太さ】
前述の メインライン と同様、ショックリーダーの 太さの選び方 においても、使用するメタルジグのウェイトが判断材料となってきます。 一番無難なのは、使うメインラインの直線強度と同等の強度を持つ太さのものを選択する選び方ですが、ショックリーダーはメインライン以上に劣化が早いことを考慮し、メインラインの直線強度よりも2lb程度高い強度を持つ太さのものを選択するのも賢明でしょう。
おすすめのショアジギング用メインラインをご紹介!
基本的に、ショアジギングでの使用のみに特化して設計されたメインラインは少なく、ルアーフィッシング用の汎用メインラインの中から、ショアジギングに適したスペックを持つものを選び、ショアジギング用メインラインとして使う形となります。 ここでは、ショアジギング用メインラインの「おすすめ3選」をご紹介します。
ショアジギング用メインライン【おすすめ1】
ラパラ・ジャパン-ラピノヴァX マルチゲーム
Rapala(ラパラ) PEライン ラピノヴァX マルチゲーム 150m 1.2号 22.2lb ピンク RLX150M12PK
◆ 材質: PE ◆ 太さ: 1.2号 ◆ 長さ: 150m ◆ 色: ピンク ◆ 直線強度: 22.2lb
このメインラインのおすすめポイントは?
大手釣り具メーカーである「ラパラ・ジャパン」が製造するPEメインラインです。 このメインラインのおすすめポイントは、「150mボビン巻きで販売されているPEメインラインとしては、最もコストパフォーマンスに優れており、クセの少ない スタンダードな使い心地 である点」です。
ショアジギング用メインライン【おすすめ2】
クレハ合繊-シーガー PEX8
クレハ(KUREHA) ライン シーガー PE X8 300m 1.5号.
◆ 材質: PE ◆ 太さ: 1.5号 ◆ 長さ: 300m ◆ 色: ピッチマーキング (オレンジ, 青, 赤, 緑, 紫) ◆ 直線強度: 26lb (標準直線強度は24lb)
このメインラインのおすすめポイントは?
大手繊維メーカーである「クレハ合繊」が製造するPEメインラインです。 このメインラインのおすすめポイントは、「高い強度が自慢の 8本ヨリ構造 で、ロングキャストのゲームに対応した 300mボビン巻き になっており、ヘビーウェイトメタルジグでヒラスズキや10kg以上の青物を狙う、磯からのショアジギングにもってこいである点」です。
ショアジギング用メインライン【おすすめ3】
クレハ合繊-シーガー R18 フロロリミテッド
クレハ(KUREHA) ライン シーガー R-18フロロリミテッド 100m 14lb
◆ 材質: フロロカーボン ◆ 太さ: 3.5号 (参考値 (標準直径は0.31mm)) ◆ 長さ: 100m ◆ 色: クリア ◆ 直線強度: 16.5lb
このメインラインのおすすめポイントは?
クレハ合繊のフロロカーボンメインラインです。 このメインラインのおすすめポイントは、「結束強度が非常に高く、太さが太いものでもしなやかな使用感を実現しており、直結型のラインシステムでライトショアジギングを楽しみたい方に、自信を持っておすすめできる点」です。
おすすめのショアジギング用ショックリーダーをご紹介!
ショックリーダー型のラインシステムを用いたショアジギングの場合は、ショックリーダーの選び方も重要になってきます。 ここでは、ショアジギング用ショックリーダーの「おすすめ2選」について見ていきましょう。
ショアジギング用ショックリーダー【おすすめ1】
デュエル-TB CARBON ショックリーダー
デュエル(DUEL) ショックリーダー TB フロロカーボン 30m 7号 25lb ナチュラルクリアH3507
◆ 材質: フロロカーボン ◆ 太さ: 7号 ◆ 長さ: 30m ◆ 色: ナチュラルクリア ◆ 直線強度: 25lb
このショックリーダーのおすすめポイントは?
大手釣り具メーカーである「デュエル」が製造するフロロカーボンショックリーダーです。 このショックリーダーのおすすめポイントは、「強度や使用感などのトータルバランスが良好で、直線強度の 実際の体感値 が、表記値よりも20 - 30%程度高く感じられる点」です。
ショアジギング用ショックリーダー【おすすめ2】
クレハ合繊-シーガー プレミアムマックスショックリーダー
クレハ マックス ショックリーダー30m 26.5lb 6号
◆ 材質: フロロカーボン ◆ 太さ: 6号 ◆ 長さ: 30m ◆ 色: クリア ◆ 直線強度: 26.5lb
このショックリーダーのおすすめポイントは?
クレハ合繊のフロロカーボンショックリーダーです。 このショックリーダーのおすすめポイントは、「大手繊維メーカーの製品ならではの品質が魅力的で、ショックリーダー自体の性能の高さはもちろんのこと、薄型のボビン形状やスプールバンドの同梱など、使い勝手の良さにも配慮が払われている点」です。
ショアジギングのライン選びは慎重に!
ショアジギングは、他のショアゲームで用いるルアーよりもウェイトの重いルアーを使うことになりますし、大型の青物などが掛かることも珍しくありません。 ですから、ショアジギングで使う各種ラインの選び方には、慎重さが求められてくるのです。