ビッグスクーターの特徴
「ビクスク」の愛称でもおなじみの、ビッグスクーターはオートマチック車ということもあり、ギアチェンジの必要がなく、スーパースポーツやネイキッドなどの他の種類のバイクとは異なり、ゆったりとしたポジションで運転できることが特徴です。
またシートの下に収納スペースがあったりと多機能で、その便利さ、快適さから、ツーリング以外にも通勤や街乗りに利用される人も多いです。
250cc~400ccビックスクーターの魅力やおすすめのランキングを発表していきます!
そこで「バイクの免許を取ったけどどんなバイクを買ったらわからない」「通勤用にビックスクーターを検討しているけどどれにしようか迷っている」という方必見!ビックスクーターの魅力を最新モデルの種類を交えながらランキング形式でご紹介していきます!
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:1位
スカイウェイブ250タイプS ベーシック「スズキ」
スカイウェイブ 250 シリーズはスズキの中型のビックスクーターの中でもかなり人気のあるビックスクーターで、1998年に発売されて以降、改良を重ねることで非常に高い完成度に仕上がっています。
中でも、「スカイウェイブ 250 タイプS ベーシック」は他の種類と比較して積載量の大きさ、二人乗りのしやすさが魅力です。
非常におすすめのですが残念なことにスカイウェイブ 250 シリーズは2017年9月に生産終了が発表されました。今後の後継モデルが期待されるバイクの一つです。
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:1位のスペックと特徴
「スカイウェイブ 250 タイプS ベーシック」
バイクのスペックを細かく書いていくと長くなってしまいますのでこのランキングでは重量、燃料タンクの容量、エンジン形式、最高出力、値段を比較していきます!詳しいスペックは下記のリンクの公式ページで確認してください。
スカイウェイブ 250 タイプS ベーシックは、重量が重い点は他のビックスクーターと比較するととやや劣りますが、二人乗り用のバックレストが、体格に合わせた位置に調節できたり、最高出力も 250ccのビックスクーターの中では、なかなかパワーがあり、高速道路でも無理なく走行ができます。
積載能力も高いことからツーリングにはもちろん、荷物が多い方の通勤時にもおすすめのビックスクーターです!
スカイウェイブ250タイプS ベーシックはここに注目!
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:2 位
マジェスティ「ヤマハ」
マジェスティは1995年に初代モデルが発売されフルモデルチェンジやマイナーチェンジを行われた完成度の高いバイクで「ヤマハ」を代表する人気のビッグスクーターです。
カスタムパーツが多く出まわっており、自分好みにデザインを変えたいという方にも人気のあるビッグスクーターです。 こちらのマジェスティも2017年に生産終了が発表されました。
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:2位のスペックと特徴
「マジェスティ」
マジェスティは中型のビックスクーターの中でも比較的重量が軽く、取り回しが楽ですので運転がしやすいです。ただややパワー不足なところがあり、加速が弱く、最高速度もいまいちで、高速道路は疲れるかと思います。
そのため、長距離のツーリング向けというよりは街乗りなどの気軽に乗りたい方におすすめのビッグスクーターです。
マジェスティはここに注目!
マジェスティも積載性に優れたビッグスクーターです。スカイウェイブ 250 と比較するとやや劣りますが、シート下には60Lの大容量の収納スペースがあります。特徴的なのは前のシートと後ろのリアシートを別々で開くことができるようになっていることです!収納スペースが隅々まで見え、取り出しやすさ、入れやすさが抜群です!
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:3 位
フォルツァZ「ホンダ」
フォルツァは2000年に初代モデルが発売されフルモデルチェンジなどの改良が重ねられ、機能が多いことでも人気のビッグスクーターです。 操作性が良く、スカイウェーブやマジェスティと比較して最も幅が狭く、細い道でもスイスイ走ることができます。 フォルツァZも2016年に生産終了しています。
250ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:3位のスペックと特徴
「フォルツァZ」
フォルツァZはパワーがそれなりで、シート下に63Lの収納スペースがあることからツーリングでも十分に活躍してくれます。また車幅が狭く小さいのが特徴的で、道の狭さをあまり気にしなくてもよいため、通勤利用にも人気があります。
また「SマチックEvo」というマニュアルに切り替えるモードがあることも特徴で走りを楽しみたい方にもおすすめしたいビッグスクーターです。
フォルツァZはここに注目!
「フォルツァZ」はオートマチック車でありながら、モードを切り替えることでマニュアル特有の瞬発力のある加速や操っている感覚を味わうことができます。モードには5つあり、走行シーンに合わせてより良い走り方を選ぶことができます!
発売間近!250ccでおすすめしたい最新ビッグスクーター!
「ヤマハ」の最新250ccビッグスクーター「XMAX」
排気ガスの規制などにより次々と人気の中型・大型のバイクが生産終了していく中で、新しく発売されるバイクもあります。中でも、「ヤマハ」の最新250ccビッグスクーター「XMAX」は注目を集めています。
インドネシアで先行的に発売されていたビッグスクーターで、いよいよ、国内でも発売されることになりました。「XMAX」は中型クラスでありながら力強い走行性があり、インドネシアでも人気があります。
最新250ccビッグスクーター「XMAX」のスペックと特徴
最新250ccビッグスクーター「XMAX」は重量が、179kgと中型クラスの中でも比較的軽く取り回しの容易さと、軽快な走行性が期待されます。軽くても積載力は高く、シート下には容量45L分の収納スペースがあり、ヘルメット2個分を余裕で入れることが可能です。
最新のモデルだけあり、見た目も近代的で上質感のあるデザインで国内でも人気のビッグスクーターとなりそうです!
「XMAX」はここに注目!
取り付け用のボルトの位置が変更可能になっており、ハンドルの位置が後方に約20mm移動でき、ウインドシールドは上方に50mm移動することができます。自分のポジションや気分に合わせて調節することにより、よりフィットした操作性を実現することができます!
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:1位
バーグマン400 ABS「スズキ」
バーグマン 400 はもともと「スズキ」がヨーロッパ向けに販売されていた400ccクラスのビッグスクーターを、2017年8月に国内向けに発売された最新のビッグスクーターです。「スカイウェイブ400」を全面改良したモデルで、最新の技術を結集して設計されたボディはとても洗練されたデザインをしています。
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:1位のスペックと特徴
最新おすすめスクーター!「バーグマン400 ABS」
「バーグマン400 ABS」は400㏄の排気量にして250ccとあまり変わらない重量で比較的軽く、スカイウェイブのころに比べ、フロントホイールのサイズが14インチから15インチに変更されており、とても操縦安定性があります。
収納スペースはやや狭くなりましたが、シート下には42L分のスペースがあり、ヘルメットなどのアイテムを収納するには十分です。またフロントスペースには収納場所があり、グローブなどの小さいものを入れることができます。
快適性の高い最新のビッグスクーターです。
バーグマン400 ABSはここに注目!
250㏄と比較すると400㏄となったこともあり、シートの高さが755mmになっています。ですが、足つきに配慮して、足元付近のボードが絞り込んだ設計になっており、停車時の足つきの不安を和らげてくれます。 またシートのクッションが厚めで長距離でも疲れにくく快適な走行が可能です。
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:2位
SR MAX300「アプリリア」
SR MAX 300は「アプリリア」というイタリアのメーカーが製造しているビッグスクーターです。排気量が278 ccと中型クラスながら加速力があり、見た目もスーパースポーツと見間違うかのようなデザインで、走りを楽しみたいという方にもおすすめしたいビッグスクーターです
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:2位のスペックと特徴
「SR MAX 300」
「SR MAX 300」はスポーティなかっこいい見た目や走行性が充実している代わりに積載力はいまひとつでシート下の収納スペースはヘルメット一つは余裕で入りますが、あまり大容量ではないようです。
またシートの高さが815㎜と国産メーカーに比べて高いので体が小さい方や、足つきに不安がある方にはあまりお勧めができません。
低回転から高回転までよく回りますので、中型バイクでも、街中での走行だけでなく、スポーツライディングを楽しみたい方や見た目重視の方にはとてもおすすめのビッグスクーターです。
SR MAX300 はここに注目!
フットボードの脇に設置された穴からは、エンジンの排熱を利用したあたたかい空気が送られてきます。寒い時期にはとてもありがたい機能で、穴は開閉式になっており、暑い時期は閉めることで調節が可能です!
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:3位
XCITING 400i ABS「キムコ」
XCITING 400i ABSは「キムコ」という台湾のメーカーが製造しているビッグスクーターです。スポーツタイプのようなスタイリッシュなデザインで加速力があり、高速道路でも余裕に流れに乗れるパワーが魅力です。
251cc~400ccのビッグスクーターおすすめ人気ランキング:3位のスペックと特徴
「XCITING 400i ABS」
「XCITING 400i ABS」は最高出力が高く、400ccの中でも比較的パワーに特化した種類のビッグスクーターです。シートの高さが先ほどのSR MAX 300 同様に高めで 810 mmです。
体が小さい方や、足つきが不安という方にはおすすめできませんが、シートが高い分、目線がたかく、視界は良好です。
積載力はまずまずで、シート下にヘルメット1つと用品が入る 42リットルの収納スペースがあります。中型でありながら大型に近いようなパワフルな走行をしたい方におすすめのビッグスクーターです。
「XCITING 400i ABS」はここに注目!
標準でABSが搭載されており、不安定な路面でもしっかりとした急制動を実現しています。加速も楽しめてかつ停止能力にも長けており、安心してのれるビッグスクーターです。
大型バイクと中型バイクの違い
大型バイクと中型バイクの違いは排気量で、ここまで紹介してきたような250cc~400ccの排気量のビッグスクーターは中型バイクという大型バイクに比べ車体が小さい種類で、401cc以上の排気量は大型バイクという種類に分類されます。
250cc~400ccの中型バイクの魅力
中型バイクの魅力は普通自動二輪車免許で乗れて、大型バイクに比べて安価で購入できることや車体が小さいので重量も軽く取り回しが楽ということが挙げられます。
また250ccであれば、車検も必要なく、燃費も比較的良いのでランニングコストも抑えることができます。車体が小さいことから手軽に乗ることができることも魅力です。
401cc以上の大型バイクに魅力
排気量の小さい250cc~400ccの中型のビッグスクーターと比較して、401cc以上の大型ビッグスクーターはパワーがあるので走行性が安定しており、高速道路でも楽に流れに乗ることができることや、積載力が大きいことが魅力として挙げられます。
中型ビッグスクーターでも決して積載力が小さいわけではないですがより、より荷物を入れられるというのはキャンプツーリングをする人などにはとても魅力的です。
大型バイクは車体が大きくなるので燃費が中型バイクと比べると燃費が落ち、重量が重いため、取り回しも難しくなります。
まとめ
250ccから大型まで用途に適した種類を選ぼう!
ビッグスクーターは通勤からツーリングまで幅広く楽しめるバイクです。通勤のみに利用するなら車体が小さい種類で、積載力のあるビッグスクーターがおすすめです。排気量を250ccなどの小さい種類にすれば費用も安く経済的です。
ツーリングも街乗りも楽しみたいという方であれば400ccクラスの種類がおすすめです。もっと長距離の本格的なツーリングを楽しみたい方は401cc以上の大型の種類のバイクをおすすめします。自分の用途に合ったビッグスクーターを今回の記事を参考に是非探してみてください!
シート下にはフルフェイス2つが軽く収まる63Lの超大容量の収納スペースがあり、さらに、フロントスペースのハンドルの下のフタを開閉すると 10L収納できるスペースが搭載されており、グローブなどの小さい物を収納することができます!