磯釣りの王者!グレの生態や特徴とは?旬の時期や調理方法もご紹介!のイメージ

磯釣りの王者!グレの生態や特徴とは?旬の時期や調理方法もご紹介!

イシダイに並んで「磯釣りの王者」とも呼ばれる魚「グレ」。グレとだけ聞くと、なんだか玄人が狙う魚のように思えますがグレ釣りはコツさえつかめば初心者でも簡単!何よりその正体は案外身近かも?この記事を読んで、グレについての知識を深めましょう!

2019年06月24日更新

咲良09
咲良09
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目次

  1. 磯の王者!グレってどんな魚?
  2. グレの生態や、その特徴
  3. グレとメジナの見分け方
  4. グレ釣りを始めよう!
  5. グレ釣りで覚えておくポイント
  6. グレ釣りにお勧めのタックル
  7. グレを食べる!特に寒グレは絶品
  8. グレは食べるのも釣るのも、冬がおすすめ!

磯の王者!グレってどんな魚?

グレは体長40センチを超える磯の大物、スズキ系スズキ目スズキ亜目メジナ科メジナ属に分類される魚で、グレという名もこの「メジナ」という魚の通称から来ています。磯釣りの王者の名の通り、磯周辺に現れ、冬になると寒グレに挑む釣り人の姿を各地で見ることが出来る、磯の人気者です。

なぜグレと呼ばれている?

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記事のタイトルにもあるグレとは「メジナ」のこと。メジナのことを関西ではグレと呼び、その名は体が黒いこと…すなわち「クロ」に因んで付けられたものです。本来の呼び名であるメジナの方は、目が口に近いことに由来し、グレのほかにも地域ごとに様々な呼び名を持っている魚です。 呼び名の多くが体の黒さに由来する通り、深い青にも、黒にも見える美しい体色をした魚です。

グレの生態や、その特徴

グレは北海道南部から台湾までの沿岸部に分布しており、沖縄周辺でその魚影が見られることは滅多にありません。推進5メートル~20メートルほどの、外面に面した浅い岩礁部に生息する魚で、大きな回遊も行わないため、一度グレが連れた場所に再び足を運べば、またその魚影に出会えるという可能性が大きいです。 沖縄周辺では見かけない魚だと書きましたが、関西周辺や、温かい海を好む魚種も存在します。

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グレの特徴、青い瞳の黒い魚

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グレは名の由来にもある通り、深みのある「黒」が特徴で、「黒い魚」として有名なクロダイのような黒ではなく、光沢があり、光の反射具合によって青くも見える色をしています。体もクロダイと似ており、高さに比べ厚みが少なく、頭部は前方に向け丸みを帯び、口もあまり突き出ていません。顎に小さく柔らかい歯を持ち、大きく頑丈なウロコを持ち、密集したウロコがより「黒」を引き立たせると、黒色が好きという方には、たまらない姿をした魚です。 体表の色に隠れがちですが、グレは瞳も特徴的な魚で、よく見ると青く美しい瞳をしています。

食性は雑食!季節により好みが変わる

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ある程度の大きさをした魚の多くは肉食性で、小魚や甲殻類を食べる場合が多いですが、グレは雑食性で、甲殻類はもちろん海藻を食べる場合もあります。このエサで狙えばいいというものがないため、やや難しい魚です。また、グレの特徴として季節によって食べ物の好みが変わるというものがあり、夏は甲殻類などを捕食する肉食性に、冬は主に海藻を食べる傾向があります。 グレの食性の変化には、2~8月の産卵期が関係しているといわれています。

グレとメジナの見分け方

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グレとメジナは種類が同じなので当たり前といえば当たり前ですが、見た目が非常によく似ており、グレを釣ったと思ったら別のメジナだった、なんてこともよくある魚です。グレと外のメジナは基本的な生態こそ同じですが、生息する環境などが異なり、よく見ると容姿も微妙に異なっています。

クロメジナ

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クロメジナはグレと同じく、体の黒さからそう呼ばれるようになったメジナの仲間ですが、生息する地域や生態はちょっと異なります。クロメジナは全長60cmとグレを超える大物で、暖かい地域を好み、前後相模湾以南に生息し、日本海側では見かけません。グレよりも沖合に多く、産卵期は11月から12月までで、エラのふちが黒くなく、鱗の付け根に黒い斑点があり、尾鰭が切れ込んでいないなどの違いがあります。 関西では、このクロメジナを「尾長グレ」と呼び、生での食べ方が向いており、お刺身やカルパッチョなどの食べ方で親しまんでいます。

オキナメジナ

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グレは沖縄には居ないと書きましたが、その沖縄に生息しているメジナの仲間が、このオキナメジナです。大きさはグレと同じ40センチ前後で、グレよりやや色褪せた色などから「翁」の名が付けられたといわれています。オキナメジナは千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、沖縄諸島や小笠原諸島に生息していますが、生息域が狭いため、まだ詳しいところはわかっていない魚です。グレより上唇が薄く、生きているときは身体に黄色い縞があるなどの違いがあります。 死ぬとすぐ鮮度が落ちてしまうため調理に向かず、メジナの中では美味しくない魚です。

グレ釣りを始めよう!

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グレの魚としての特徴を把握したらいよいよ魚釣り!記事タイトルにもある「磯釣りの王者」として、この魚を相手にしていきます。グレ釣りは関西でよく行われ、雑食性かつ大物のため、仕掛けを用いた釣り方で魚釣りを行います。異名や真っ黒な姿など、ちょっと初心者には敷居が高く感じる魚ですが、コツをつかめば大丈夫!仕掛け釣りは初めてと言う方でも十分狙うことが出来る魚です。

狙うなら冬から夏、春まではねらい目

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グレの産卵期は2~8月、特に12~3月に釣れるものは「寒グレ」と呼ばれ、1年の中で最もおいしく、高級魚に引けをとらない味を楽しむことが出来る時期です。産卵期を考えると春や夏がいいのではないかと思ってしまいがちですが、冬は言ってしまえば魚が産卵のため魚が栄養を溜め込む時期、夏のグレのほとんどは産卵を終えた後なので、調理しても余り美味しくなく、さらに魚自体の活性が下がるため、狙うのも難しくなります。 この魚を狙うなら、味の面でも釣りの面でも、寒グレを狙ったほうがよさそうです。

グレ釣りで覚えておくポイント

グレなどを始めとする、仕掛けを用いる魚で重要なのは良い釣り道具を揃えること。道具をケチると魚が釣れないだけでなく、安く済ませるはずが余計な出費に…なんてことも、グレ釣りはエサやハリの重さだけで仕掛けを漂わせる「フカセ釣り」が主流で、フカセ釣りで狙える魚の中でも特に人気の魚です。 グレは仕掛けによく反応するため、海の変化に合わせ引きが変化するためゲーム性のある魚で、一筋縄ではいきませんが、それが面白い魚です。

グレは臆病ってホント?

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グレは身体が大きいわりに食べるものは地味なもので、大きさの割の口が小さいためよく「臆病な魚」と言われていますが、それは本当でしょうか?グレは臆病というよりは、防衛本能が強い魚というほうが正しく、この魚は外敵に対抗する手段を持たないぶん逃げ足が非常に速く、ダイビングで近づいてもあっという間に逃げられてしまいます。 釣りの対象としても逃げ足の速さは同様で、かかったからと気を抜くと取り逃がしてしまいます。

グレ釣りにお勧めのタックル

グレ釣りは他の魚とは勝手が違い、前の魚では通用した手が通用しないということもあります。選ぶタックルも魚に合わせた独自のもので、この魚を釣るのには専用の竿が必要です。用意する竿は長いハリスが使用できる5m~5.3mのもの、硬さは1.2号相当~1.5号相当のものがおすすめで、40cmまでなら1.2号、それ以上を狙うなら1.5号を選びましょう。リールは2号~2.5号の糸が150m巻けるものを選び、急に変わる引きに対応できるようレバーブレーキ月のものを選ぶとよいでしょう。 ハリスは擦れに強いフロロカーボンラインのものを、使用するウキは中くらいの「B」から「B3」がおすすめ、軽すぎると波や風に流されることがあるので、ちょっと重いくらいのものを選びましょう。

魚のエサと使い分け

エサは海中にオキアミを撒く「マキエサ」と。直接オキアミを針にさす「サシエサ」の2種類が存在します。マキエサはオキアミのみでなく、集魚力を高めるために集魚材や魚が好むエビなどを混ぜるのが特徴です。広範囲に撒けるため、グレのみでなく他の魚も一気に狙うことが出来ます。混ぜるときに集魚力を意識するのは勿論ですが、意識しすぎて投げ込むことを忘れないようにしましょう。 いっぽうサシエサは他の魚釣りでもお馴染みのエサで、サシエサなしに魚釣りは出来ないといってもよいでしょう。仕掛け釣りに慣れているという方や、直接魚を釣りたいという方はサシエサがおすすめです。 どちらが釣れやすいというものはないため、好みに合わせ使いわけましょう。

グレを食べる!特に寒グレは絶品

グレは食用魚としては地味ですが、高級魚にも引けを取らないほど美味しい魚です。夏はやや磯臭いですが、秋から冬にかけて美味しくなり、特に寒グレは絶品で春まで美味しく調理することが出来ます。見た目で鮮度がわかりにくい魚ですが、より黒が美しく、エラが鮮やかなものを選ぶとよいでしょう。 煮つけや汁物にして食べる場合は塩や醤油などのあっさりした味が、ソテーにする場合はオリーブオイルやバターなどの味付けがよく合います。生の食べ方も加熱した食べ方でも、美味しく頂ける魚です。

グレのさばき方前半・下処理

さばき方のコツとして覚えておきたいのが、メジナのウロコは飛びやすいこと。調理すると台がウロコだらけになってしまうので、大型のごみ袋の中などでさばいきていきましょう。メジナのさばき方は他の魚と同様に、胸ビレと腹ビレの後ろから包丁を入れ、頭を落とすことから始まります。頭を落としたら、腹に切れ目を入れ内臓を取り出し、きれいに水洗いしたら水気をふきとりましょう。

グレのさばき方後半・3枚おろし

3枚おろしにする時はまず、背ビレに沿って包丁を動かし、中骨まで切れ込みを入れていきましょう。中骨まで包丁を動かしたらお腹側も、包丁を往復させるように切れ込みを入れ、さらに結合部の軟骨を切り離していきます。この処理を行うことで、半身を綺麗に切り離せるようになり、面倒なさばき方がぐっと楽になります。 半身を切り離した後は片側も同じように切り離すことで、魚の基本「3枚おろし」が完成します。あとは食べ方によって身をわけていきましょう、お刺身にするなら腹骨を取り除き、さらに血合い部分の骨を取り除くことで見た目も美しい切り身にすることが出来ます。 これで、グレのさばき方は完了です。

グレは食べるのも釣るのも、冬がおすすめ!

グレは釣りの対象としてのみでなく、体表の美しさや青い瞳、警戒心の強さや食べた時の美味しさなど「釣りの人気者」だけではない、様々な顔を持った魚で、特にその「黒」の美しさは魚釣りならば一見の価値ありと言う程です。 釣りの対象としても、食べる場合もグレは特に冬がおすすめの魚です、あなたもこの記事を読んでグレ釣りに挑戦してみてはいかがでしょう? もちろん、魚釣りが初めてという方や食べるほうが好きという方も、グレはおススメですよ。

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