検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

サンスベリア(トラノオ)の育て方!植え替えや増やし方など失敗しないコツとは?

サンスベリア(トラノオ)の育て方を知っていますか?サンスベリア(トラノオ)は、定期的に植え替えを行わなければいけません。植え替えを行わなければ弱ってしまいます。そんなサンスベリア(トラノオ)の育て方や植え替え方法、手入れ方法についてご紹介します。
2020年8月27日
naru
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

サンスベリア(トラノオ)ってどんな植物?

サンスベリア(トラノオ)の特徴

サンスベリア(トラノオ)は、キジカクシ科の多肉植物に分類されています。多肉植物は乾燥に強いのが特徴です。サンスベリア(トラノオ)は、マイナスイオンを出したり空気清浄力効果が期待できます。最近では、空気清浄力効果を期待して購入する人も増えています。

サンスベリアは「トラノオ」ともいわれていますが、その由来について知っていますか?トラノオと呼ばれているサンスベリアの種類は、「サンスベリア・トリファスキアタ・ローレンテェ」です。この種類のサンスベリアは、トラの尻尾のように葉の模様が見えることから「トラノオ」と呼ばれています。

サンスベリア(トラノオ)の基本的な育て方

サンスベリアは、植え替え方法や増やし方はもちろん、育て方も手入れ方法も比較的簡単な多肉植物です。根腐れや害虫など注意しなければいけないこともありますが、他の植物に比べると育てやすいかと思います。サンスベリアの基本的な育て方や手入れ方法について説明します。

水やり方法

水やりの方法について説明します。サンスベリア(トラノオ)の水やりは、土の表面が乾いたら行います。冬の気温が10度以下になると生育が止まるので水やりは月1度のペースにしてください。水やりのしすぎは根腐れを起こしやすいので注意してください。

肥料の与え方

サンスベリア(トラノオ)には、肥料を特に与えなくても育てることができます。もちろん、肥料を与えたほうが生育が早いです。肥料を与える場合は、薄めた液体肥料を10日に1度のペースで与えてあげましょう。

根腐れを起こしたら

サンスベリア(トラノオ)は、水やりを行いすぎると根腐れを起こしてしまいます。根腐れを発見したら手遅れになる前に植え替えを行ってください。根腐れを起こしている部分を切り取って新しい土に植え替えてあげましょう。 早い段階で根腐れを見つけることができれば助かりやすくなります。毎日、観察して早く根腐れを見つけてあげてくださいね。


サンスベリア(トラノオ)を育て方「管理環境」

サンスベリアの育て方で大切なのは日光!

サンスベリアは日光を好みます。春から秋にかけては屋外でも育てることができます。ですが、直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので注意してください。屋外で管理する場合は半日陰で育てることがおすすめです。もしくは、ホームセンターなどで売られている「遮光ネット」を使用しても直射日光が当たることを防ぐことができます。最近では100均でも販売されていますよ。

屋内で管理するときは、なるべく日光が当たる場所で育てるようにしましょう。ですが、直射日光に当たらないように注意してください。屋内でも直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こしてしまいます。レースのカーテン越しに日光が当たる場所に飾ってあげてください。

サンスベリア(トラノオ)の育て方「害虫対策」

サンスベリア(トラノオ)につきやすい害虫と対策について説明します。

ハダニ

ハダニは黄緑や赤い体をした0.5mmほどの大きさの害虫です。葉の裏側から養分を吸い取ってしまいます。ハダニに吸われた部分は白い斑点が出てくるのですぐにわかります。 ハダニの予防に効果的なのが、葉水です。普段から手入れの一つとして葉水を行ってあげましょう。ハダニは乾燥していると寄ってきやすいので葉水を行うとつきにくくなりますよ。ハダニを見つけたらテープなどで一気に取り除くか、思い切り水をかけると駆除することができますよ。

アブラムシ

アブラムシは、4mmほどの大きさの害虫です。幼虫も成虫も葉や蕾から栄養を吸い取ります。また、アブラムシはウイルスを運んでくる可能性があるので必ず駆除しておきましょう。 アブラムシの駆除の方法は、主に手動です。初期であれば手作業で取り除いていきましょう。たくさんアブラムシが発生していて手作業ではなかなか駆除しきれない場合は、テープを使って駆除していきます。粘着力の強いテープだと、葉を痛めてしまう原因になってしまうので注意してください。

サンスベリア(トラノオ)の育て方「夏越し・冬越し」

夏越しの方法と育て方

夏越しの方法と夏の育て方について説明します。屋外の気温が40度以上になったら日陰に移動します。夏の日差しは強いので葉焼けを起こしやすくなります。葉焼けを防ぐためにも遮光ネットを使用したり置き場所をかえたりしてあげましょう。 水やり方法は、土の表面が乾いたら夕方に行います。午前中に水やりを行ってしまうとサンスベリア(トラノオ)が煮えます。夏バテ防止のためにも液体肥料や活力剤を3日に1度のペースで与えてもいいですよ。

冬越しの方法と育て方

冬越しの方法と育て方について説明します。屋外の気温が10度以下になったら生育が止まります。なので、水やりを月に1度のペースに変えましょう。サンスベリア(トラノオ)は、気温が10度以下になったら枯れてきます。なので、屋内に入れてあげるのがおすすめです。暖房器具を使用してサンスベリア(トラノオ)を保温してあげることで枯れるのを阻止することもできます。

サンスベリア(トラノオ)の育て方「植え替え方法」


サンスベリア(トラノオ)は生育がとても早く、植え替えを定期的に行う必要があります。植え替えを行わないと奈根詰まりが起こります。根詰まりが起きてしまう前に、必ず植え替えを行ってあげましょう。

まず、鉢からサンスベリア(トラノオ)を抜いてください。根っこについた古い土を取り除いていきます。水で洗い流すときれいに取り除くことができます。すべて取り除かなくても大丈夫ですよ。 古い土を取り除いたら日陰で1日乾燥させてください。植え替えに準備するものは、鉢、鉢底石、サンスベリア用の土です。乾燥が終わったら鉢に植え付けていきます。

鉢の底に鉢底石を敷きます。鉢に土を真ん中まで入れて、サンスベリア(トラノオ)の苗をバランスよくいれていきます。苗の周りに土を入れて固定させたら完成です。 植え替えした後は根が終わっている状態なので、水やりを2週間ほど控えてください。

サンスベリア(トラノオ)の増やし方の種類

サンスベリア(トラノオ)は飾るとおしゃれに見えて、育てやすいので増やすことでいろんな場所に飾ることができます。サンスベリア(トラノオ)の、増やし方の種類についてご紹介します。

株分け

サンスベリア(トラノオ)は、株分けで増やしていきます。株分けは、植え替えと同じタイミングで行うと手間もかからないのでおすすめです。株分けと聞くと難しそうですが、株分けのメリットもあるので自分に合った増やし方を行ってあげてください。

挿し木

サンスベリア(トラノオ)は普通の多肉植物のように、挿し木で増やすことも可能です。挿し木の増やし方は本当に簡単なので時間がない人におすすめです。 挿し木の方法には2種類あります。それは、「土挿し」と「水挿し」です。違いは、土に挿すか水に挿すかの違いです。方法もさほど変わらないので自分に合った増やし方で増やしてみてください。

サンスベリア(トラノオ)の株分け方法

サンスベリア(トラノオ)の、株分け方法について紹介します。株分けは、植物を分割してそれぞれ植え付けていきます。まずはサンスベリア(トラノオ)を分けていきましょう。 サンスベリア(トラノオ)を、鉢から取り出します。古い土や腐っている根を、ハサミで取り除いていきます。このとき、根元についている古い葉も取り除いてください。腐ってしまうとコバエやカビの原因になります。子株がついているものは子株に傷がついてしまわないように注意してください。子株をそのまま植え付けておくと育ってきますよ。

そのあと、ナイフなどで子株を分けていきます。切り口は半日ほど乾燥させてください。乾燥が終わったら鉢に植え付けていきます。サンスベリア(トラノオ)の土は、できるだけ水はけのいい専用の土を使ってください。土を鉢の真ん中まで入れたらサンスベリア(トラノオ)を鉢の真ん中に配置します。倒れやすいので、支柱を立ててひもで緩く結んであげましょう。周りに土を入れて固定させたら完成です。

株分けのメリット

サンスベリア(トラノオ)は葉にきれいな斑模様があります。この斑は、挿し木を行うと消えてしまいます。ですが、株分けを行うと消えません。斑の入った姿を残しておきたい場合は、株分けがおすすめですよ。


サンスベリア(トラノオ)を挿し木で増やす方法

サンスベリア(トラノオ)の挿し木での増やし方についてご紹介します。挿し木は主に、「土挿し」と「水挿し」があります。どちらも方法はほとんど変わりません。 挿し木を行う時期は5月~8月がおすすめです。挿し木を行う手順を説明します。まず、サンスベリア(トラノオ)の葉を数本切り取ります。切り取った葉は、5cmほどの間隔で切り刻みます。切り分けるときは、葉の上と下がわかるようにしておきましょう。葉を切ったら日陰で乾燥させてください。ここからは、「土挿し」と「水挿し」で方法が変わってきます。

土挿しの方法

土挿しの方法を説明していきます。土挿しは、サンスベリア(トラノオ)の切った葉を、湿らせた土に挿すことで増やしていきます。葉を挿すときは、葉の上と下を間違えないようにしてください。土は川砂がおすすめです。 管理場所は主に日陰です。日陰でほおっておくと勝手に発根します。土挿しの場合、根が出るまでは水やりの必要がありません。ですが、土があまりにも乾いてしまった場合は、土を湿らせる程度水を与えてください。根が出て来たら水やりを再開してあげてください。土挿しは手入れもいらず簡単で、小さなサンスベリア(トラノオ)の苗を作るときにおすすめです。

水挿しの方法

水挿しは、水を入れた容器に切ったサンスベリア(トラノオ)の葉を入れて、発根させる増やし方です。土差しと同様、葉の生える方向を上にして水を入れた容器に入れます。

水挿しの場合、毎日水を変えるという手入れを行わなければいけません。ですが、発根したかどうかがわかりやすいです。そのまま水に挿したまま育てることもできますし、土に植え替えて育てることもできます。容器をおしゃれなものにすると、キッチンや洗面台に飾ってもおしゃれに見えますよ。

サンスベリア(トラノオ)を増やして楽しもう

これまで、サンスベリア(トラノオ)の育て方や増やし方についてご紹介してきました。すこし変わった模様の葉はとても魅力的です。サンスベリア(トラノオ)の葉の模様は、意外とどんなインテリアにも合わせることができます。

増やし方も簡単なので、別のお部屋にもう一つ飾りたいときに株分けや挿し木にチャレンジしてみてください。手入れにも手間がかからず、飾る場所も選ばないのでたくさんあっても楽しめますよね。育て方や手入れ方法が簡単なので、友人へのプレゼントにも最適ですよ。キッチンやリビング、玄関などに飾って楽しんでくださいね。