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ジリオンTWシリーズのインプレまとめ!各モデルの特徴や違いを解説!

ダイワの代表格であるジリオンtw。 9年ぶりにモデルチェンジしたジリオンtwは何が進化したのか? それぞれのモデルの比較と特徴を解説していきます。 また、実際に使ってみたデザインやキャスト性能のインプレまでを細かく紹介していきます。
2020年8月27日
Keisuke
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ ジリオン TW 1516HL 左ハンドル

ジリオンtw

ダイワの代表格である、タフコンセプトベイトリールのジリオンが9年ぶりにモデルチェンジしたジリオンtw。もともと評価の高かったベイトリールですが、以前のモデルと何が違うか?答えは全てにおいて。ジリオンtwを使ってみたインプレは飛距離から扱いやすさ、スプール性能、ブレーキ性能、ベアリング性能が格段にアップしました。バスから海水域まですべてのアングラーに活躍するベイトリールがジリオンtwなのです。

ジリオンtwの特徴は?

ここからジリオンtwのインプレを紹介していきます。ジリオンtwはもともと耐久性の強いタフなイメージのリールですが、9年ぶりのモデルチェンジによって耐久性以外にも性能をあげてきました。また、ジリオンtwはモデルが多いのでご自身のスタイルにあわせて選ぶことができます。1516のローギヤからハイギヤのSH、ウルトラハイギヤのXXHL。そして遠投仕様のHLCモデル。ダイワの最新技術を詰め込んだジリオンTWを細かく紹介していきます。

ジリオンtw:デザイン

ジリオンtwを手に取ったインプレですが、ロープロファイルボディの中でも非常に手で包み込んで持ちやすい形になっています。キャストするときも親指でのサミングがとても楽に行えます。 ハンドル部分のカラーリングがギヤ比によって異なるので見た目からワクワクさせてくれのも特徴です。 1516/シルバー 1516H/オレンジ 1516SH/レッド 1516XXHL/グリーン 今までにないリールのカラーリングなので、本当はXXHLがほしいけどレッドの方がかっこいいからとギヤ比よりも好みのデザイン重視で選ぶのもありかもしれません。実際に見てみるとわかりますが、どのカラーリングもそれぞれ重厚感がありカッコ良いので使い込むうちにお気に入りになるのは間違いないと思います。

ロッドとの相性

ガンメタリックでタフな印象のカラーリングとコンパクトさでどのロッドにも相性は抜群です。バスロッドから長めのロックフィッシュロッド、ソルトウォーター用のロッドまでバッチリです。先ほども紹介しましたが、ジリオンtwのボディはとてもコンパクトにできていますが、実際にジリオンtwをロッドにつけて持ってみるとクラッチが他のリールに比べて低めに設計されているのでパーミング(リールを包み込んで持つ)がしやすく設計されています。以前のジリオンからさらにデザインが改良されたジリオンtwです。

ジリオンtw:キャスト性能

ジリオンtwのキャスト飛距離のインプレですが、実は数年間釣りを休んでいた時期があり復帰時に使ったリールがジリオンtwでした。久々のベイトリールで不安もありながらのキャスティングも全く問題なくキャストできたことに感動しました。ブレーキ性能のインプレですが安定してかかってくれている印象で、かつ飛距離がしっかりとでます。トラブルレスで扱いやすいリールです。普段ベイトリールを使っている方は30〜50mの飛距離は楽にだせると思います。


ジリオンtw:レベルワインド

キャスト時は幅広のレベルワインドが出現します。

リトリーブ時はレベルワインドが後ろに倒れ、細身のレベルワインドが出現する機構になっています。

ジリオンtwのレベルワインドは非常にユニークな形です。TWS(Tーウイングシステム)というダイワのテクノロジーで、クラッチのON/OFFによってレベルワインドの形が変わるというものです。 キャスティング時はなるべくレベルワインドの穴が大きい方が良いですが、糸を巻き取る時はなるべく細いほうが良いのです。この相反する悩みを解決したシンプルでありながら画期的なシステムです。 倒れたりすると、耐久性に問題があるのでは?と使う前は思っていました。実際に使い続けてる私のインプレでは耐久性には全く問題ないですし、トラブルもありません。

ジリオンtw:ベアリング

ジリオンtwのベアリングはダイワの最新テクノロジーである、マグシールドが搭載されています。マグシールドとはベアリングの錆びや異物の侵入を防ぎ、初期性能を長期間維持してくれるテクノロジーです。釣具屋でマグシールドの仕組みをわかりやすく体験できるキットをおいてるところもあるのでもしあれば試してみると面白いです。インプレですが、私は主に海で使っていますがガシガシ使っても回転性能は今でも落ちてないです。

ジリオンtw:大口径メカニカルブレーキ

ジリオンtwのメカニカルブレーキはボディに対して大きめに作られているので、調整しやすいです。また、クリック付きなので微調整も可能です。

ジリオンtw:スタードラグ

ドラグもメカニカルブレーキと同様で大きめな設計です。そして細身の設計になっているので人差し指で軽く調整が可能です。ジリオンtwのドラグ性能も秀逸で出だしが滑らかで、かつ安定して出てくれるのでとっさの大物にも十分対応可能です。

ジリオンtw:各スペック


ここからジリオンtwの各スペックの比較を載せます。基本的なスペック(ボディのスペック)としては同じもので、ギヤ比が細かく設定されているのでローギヤからミドル、ハイギヤからウルトラハイギヤとなっていますので選べるラインナップとなっています。

1516/1516L

出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/bait_rl/zillion_tw/index.html

糸巻き量(lb-m) フロロ:16ー100、20ー80 PE:1.5ー200 自重:215g 最大ドラグ力:5kg ギヤ比:5.5 ハンドル長さ:90mm スプール径:36mm ベアリング(ボール/ローラー):8/1 巻き取り長(cm/ハンドル1回転) 61cm ジリオンtw中でローギアのタイプです。安定して巻きたい人や重めのルアーを使っている方はジリオンtwの1516が良いでしょう。   

1516H/1516HL

ダイワ ジリオン TW 1516HL 左ハンドル

糸巻き量(lb-m) フロロ:16ー100、20ー80 PE:1.5ー200 自重:215g ギヤ比:6.3 ハンドル長さ:90mm スプール径:36mm ベアリング(ボール/ローラー):8/1 巻き取り長(cm/ハンドル1回転) 71cm

1516SH/1516SHL

糸巻き量(lb-m) フロロ:16ー100、20ー80 PE:1.5ー200 自重:215g ギヤ比:7.3 ハンドル長さ:90mm スプール径:36mm ベアリング(ボール/ローラー):8/1 巻き取り長(cm/ハンドル1回転) 81cm SH(スーパーハイギヤモデル)で、今までのベイトリールはこのスペックでハイギヤと呼ばれていたと思いますが、ジリオンtwはさらにハイギヤなもでるXXHLが存在します。

1516XXH/XXHL

糸巻き量(lb-m) フロロ:16ー100、20ー80 PE:1.5ー200 自重:215g ギヤ比:9.1 ハンドル長さ:90mm スプール径:36mm ベアリング(ボール/ローラー):8/1 巻き取り長(cm/ハンドル1回転) 102cm ジリオンtw:XXH/XXHLはジリオンtwの中でも注目のウルトラハイギヤモデルです。ハンドル1回転でなんとメーターオーバーの102cmなのです。ルアーゲームにおいてハイギヤモデルは水中の様子を感じ取るのに必須アイテムなので、おすすめなんといってもこの1516XXH/XXHLモデルです。

ジリオンtw:HLC


ジリオンtwのシリーズでスプールがジュラルミンのタイプです。ジリオンtw:HLCは新設計のG1ジュラルミンHLCを搭載しており、大遠投を可能にしています。また、HLCリアルプレジョンスプール(高精度スプール)のため、キャストするときのノイズやスプールの揺れを極限まで無くしたスプールによってジリオンtwの中でも飛距離の出せるモデルです。 他のスプールに比べて、「力まずに飛距離が出て、小さくて軽いルアーも扱いやすい」特徴を持っています。

ブレーキもHLCチューンに!

HLCのスプールをマグフォースZ仕様(可動式)のものに変更することで、キャストのはじめの方にブレーキが効き、後半はブレーキが弱くなる設定にすることでキャストでの飛距離をさらに伸ばすための最適なブレーキ設定になっています。

スペック表:1514SH/SHL

糸巻き量(lb-m) フロロ:14ー100、16ー85 自重:215g ギヤ比:7.3 ハンドル長さ:90mm スプール径:36mm ベアリング(ボール/ローラー):10/1 巻き取り長(cm/ハンドル1回転) 81cm SH(スーパーハイギヤモデル)

ジリオンtw:海OK!

ジリオンtwですが、1516〜XXHL、HLCのすべてが海OKの仕様となっています。ベアリングの大幅な進化であるマグシールド搭載のものと、錆びに強いCRBBの搭載の賜物です。海では飛距離を活かしても良いですし、オフショアゲームまで活躍してくれます。今流行りのロックフィッシュゲームにおいても、XXHLのメーターオーバーの巻き取り長はかかった瞬間の魚を一瞬で根から離してくれるので一度使うとやめられないと思います。

メンテナンスフリー

ひと昔まえまでは海でも使えてメンテナンスフリーは考えられなかったと思いますが、ベアリングの防錆性能やダイワ独自のテクノロジーであるマグシールドの誕生によって海で使ってもメンテナンスがかなり楽になりました。メンテナンスフリーと書きましたが釣行後はすぐに真水でハンドルノブやレベルワインドなどにジャブジャブ洗ってあげてください。特に海で使う場合はベイトリールの特性上、中に水が入りやすい構造ですから釣行後すぐに洗う必要があります。海水だと、釣行後から帰宅するまでの間に海水が乾いて塩となってリールのレベルワインドやハンドルノブに固まってしまうのでそれを防ぐために釣行後すぐに洗ってあげることで長く使っていただくことができます。

ジリオンtw〜最後に〜

釣具屋に並んでいるジリオンtwをみて一目惚れしてしまうデザインと使ってみてわかる性能。使い続けてわかる耐久性と、手に取った瞬間の感動を使い続けてじわりじわりと出てくる魅力がこのリールの最大の特徴ではないかと思います。ジリオンtwの耐久性、タフさはそのままにキャスト性能やブレーキ性能などの繊細な部分の大幅な改良がされているので釣り場でキャストするたびに感動を噛み締めることができること間違いなしです。以上がジリオンtwのインプレになります。あなたにあった1台を見つけるのに参考になれば幸いです。