ヒノキってどんな木材?
建築材料として使われるヒノキ
ヒノキは昔から建築材料として使われてきました。 日本最古の木造建築である法隆寺にもヒノキが使われています。 1300年経っても、維持されているのは、それだけヒノキが強く建築材料として適している材料ということです。そして、耐久性と保存性が大変よい木材のひとつであるということがわかります。 そういった特徴から、建築材料として古くから使われているのですね。
ヒノキの木
ヒノキの木は、ヒノキ科ヒノキ属、常緑針葉樹といいます。 漢字では、桧または檜と表記します。 材は、淡黄白色です。木目は、まっすぐで狂いが少なくきれいなです。 堅さは中くらいなので加工しやすいです。 香りもよくて、保存性が高く、水にも強い木材のひとつです。 日本と台湾に生息しています。乾燥した場所をこのみます。 日本ではたくさん植林されています。 昔から、ヒノキは日本人とつながりが深い木のひとつですね。
ヒノキの魅力
美しいヒノキ
ヒノキは、美しく、そして長年使っていくほどに色や表面に味やつやがでてくる素材です。 木目の表情が非常に美しく、年代を問わずに人気がある木材のひとつです。 現在のナチュラルな雰囲気にも、古風な和の雰囲気にも合う美しい素材です。
ヒノキの香り
ヒノキの香りと効果
ヒノキの香りは、さわやかで清らかな香りです。 心が落ち着き前向きな気持ちにしてくれます。 ヒノキの香りの効果は、リラックス効果が高く、森林浴と同じような効果をもたらすといわれています。 ヒノキ風呂が心地よく感じるひとつの理由はヒノキの香りですね。
ヒノキのリラクゼーション効果
ヒノキにはリラクゼーション効果があります。 だから、ヒノキ風呂は、心地よく感じるのです。 緊張の緩和や、リフレッシュ、ストレスの解消にもいいのです。 そして、疲れを癒してくれるような効果もあります。 アロマや芳香剤にもヒノキの香りが利用されているものもあります。 ヒノキのリラクゼーション効果が大きいからですね。
ヒノキの材質の特徴
なめらかなさわり心地のヒノキ
ヒノキはさわり心地も気持ちがよくなめらかな木材です。 美しい光沢は、ナチュラルでありながら高級感を感じさせる木材です。 柔らかな印象を感じる木材でもあります。 使っていくほどに味が出てくるところもヒノキの材質の特徴のひとつですね。 現在的なイメージにも古風な雰囲気にも合うので、幅広い世代に好まれる木材ですね。
ヒノキを使ったDIY
ヒノキを使ったDIYは、簡単なものではまな板や食器などの小物です。 加工がしやすいヒノキなので、大型のDIYにも挑戦しやすいです。 反りやくるいが少ないので、切ったり削ったりと加工もしやすい木なのです。
ヒノキを使った簡単DIY
最近、流行のDIYですが、ヒノキを使ったDIYはどんなものができるのでしょうか。 思い切って挑戦してみるなら、フローリングをヒノキの木材を使って張り替えるリフォームもできます。 壁に、好きな形でヒノキの木材を使った飾り棚を作ったりも素敵ですね。 DIYにメリットは、自分の好みの木材を使って好きな形に作れます。 材料費だけで自分で作るので価格を抑えられます。 そして、自分の手で加工して作り上げるので愛着がわいてきます。
ヒノキの価格
ヒノキを使ったDIYで使用するようなヒノキの木材の価格はどのくらいなのかまとめてみました。 木材の価格は変動しています。 また、ヒノキの場合は節があるかどうかで価格が変わってきます。 節がない木材のほうが、価格は高くなります。節がある天然の木材らしいもののほうが価格は低くなる傾向があります。
サイズ : (約)25×100×1820mm 販売価格 : ¥6,600(+税) ※価格は2018/01/05現在
ホームセンターなどでもヒノキの取り扱いがあります。 インターネットを使った通販でも購入は可能ですので、必要な長さや幅などを確認して、比較しながら選んでもいいですね。購入したものを加工して使用します。
ヒノキのDIYの仕上げについて
ヒノキを使ったDIYでいろいろなもの作ったあとの仕上げについてです。 ひとつは、なにも加工しない状態で無塗装のままヒノキの自然の味を楽しむことです。 もうひとつは、ヒノキの木材に仕上げの加工をすること。 塗装をすることで、木材の表面を保護することができます。 例えば、オイル塗装をすることで、オイルを木材の表面から内部に浸透させます。 そして、その木の表情をはっきりと浮かぶようにするのです。木の特徴である質感を活かすことができます。 塗装をすることでどうなるのかを確認して、お好みに合わせて仕上げを選びましょう。
DIYに挑戦、ヒノキを使ったフローリング
ヒノキをフローリングで使うメリット
ヒノキは、耐久性があることが特徴のひとつです。 無垢材は一本の木から角材や板を切り出しているので、合板フローリングなどによくある表面がはがれてくることがありません。劣化することがほとんどないので、永く使うことができます。 フローリングにヒノキを使うと、色合いが非常にきれいです。 美しい見た目は、年月を経て、味わいがでてくることも特徴のひとつです。 無垢材のフローリングは、熱伝導率が低いので断熱効果があります。 ヒノキは夏は涼しく感じて、冬は冷たさを感じにくい、一年間快適に過ごせる素材なのです。
ヒノキを使ったフローリングで注意すること
ヒノキだけではなく無垢材でよくあることですが、変形があるということです。 木材は、収縮や膨張をします。「反り」が生じることもあります。 そして、合板フローリングに比べると価格が高くなることがあります。 また、床暖房には基本的には対応が難しいです。 節があるかどうかなどでも、価格は違ってくるので、どういった雰囲気の部屋にしたいかで選択しましょう。
心地よいヒノキのフローリング
ヒノキの香りの中で生活していると、リラックス効果もあり心地よい時間が過ごせそうです。 家の中にいて、森林浴をしているような空間が味わえるのも素敵ですね。 自然に優しく、子育てにも適した空間になりそうですね。
ヒノキの強度
強い木材ヒノキ
ヒノキは強度もあります。例えば、ヒノキとスギを比較してみます。 ヒノキはスギより硬くスギは柔らかですが、強度はヒノキの方が強いといわれています。 ※平均値での比較になるので、木材の強度は均一ではありません。 そして、ヒノキは腐朽菌やシロアリにも強い木なのです。 だからこそ、建築材料としてよく選ばれているのですね。
ヒノキを使ったもの
ヒノキ風呂
ヒノキ風呂を自宅に作った場合の注意点をまとめてみました。 使わない間は、換気をしてできるだけ乾燥させた状態にしておきます。 入浴後は、お湯を抜いてシャワーで水洗いします。ぬめりの予防ですね。 紫外線による劣化なども考えられますので、天日はあまりよくありません。 清掃するときは、やわらかいスポンジでの水洗いです。 ユニットバスに比べると少し手間やお手入れが必要ですが、温泉のようなヒノキ風呂が自宅で味わえるなんて、素敵ですね。
ヒノキを使ったインテリア
ヒノキを使ったインテリアはやわらかい印象がします。 ナチュラルな雰囲気がお好きな方には、おすすめです。 色が美しく優しい感じがしますし、明るいので空間がより広く感じられます。 ヒノキを使うことで、和モダンな空間を演出することもできます。 また、インテリアのアクセントとしてヒノキを使うこともできます。 加工性のあるヒノキなので、家具としてもヒノキは利用されることが多いのです。
ヒノキの効果
ヒノキの体への効果
ヒノキには、抗菌、消臭、防虫効果があるといわれています。 体に対しては、血行促進作用があり、むくみや疲労に効果的なのです。 また、皮膚の炎症を抑えたり、傷を治したりする効果もあるのです。 女性にはうれしい老化防止にも効果があります。ヒノキは体にとっても、すごくいい素材ですね。
ヒノキのまとめ
ヒノキは美しくて体によい効果もたくさん
ヒノキは建築材料や、家具などに使いやすい木のひとつですが、それ以外にもたくさんのメリットがある木材でした。体に対するよい効果はたくさんあります。 落ち着きを与えてくれたり、生き生きとさせてくれたりと、ヒノキが生活の空間にあることで、毎日の生活が変わりそうです。 自然の中で生活しているような気分を味わえるヒノキ、自宅のどこかにヒノキを使ったなにかを取り入れてみると日々の疲れが癒されるかもしれませんね。
サイズ : (約)25×45×1920mm 販売価格 : ¥7,680(+税) ※価格は2018/01/05現在