ダイワ(Daiwa) スピニングロッド クロスビート 904TMLFS
ダイワ(Daiwa) スピニングロッド クロスビート 965TMFS
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 2506H (2500サイズ)
15 レブロス 2506H-DH
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【はじめに】
冬から春に移り変わる月末、ピンク色の花びらとともに毎年やってくる言葉があります。「新天地」「チャレンジ」「挑む」といった新たな挑戦を促す名詞が多くみられます。ただ、サラリーマンになって歳を重ねると、失敗を恐れてしまい新しいことを始めるのに抵抗がありますよね。そこで、本記事では、初心者でも簡単に始められ、且つ上級者にも負けない春の時期にピッタリな『マルタウグイ釣り』についてご紹介させていただきます。 記事の全体構成について、マルタウグイについてから釣り方やタックルの選び方まで紹介しています。上級者の方は気になる見出しのみをピックアップして参考にしていただけると幸いです。
【マルタウグイ釣りの前に、そもそもマルタウグイとは】
【マルタウグイの特徴】
マルタウグイはコイ目コイ科ウグイ亜科ウグイ属に分類され、ウグイの仲間となります。マルタウグイの生息地は、東京湾、富山県以北の比較的大きい河川となります。ウグイ亜科はコイ科に含まれるため、コイと同様に何でも食べる雑食となりますので、エサはミミズでもルアーでも何でもいいのです。また、見た目もコイに似ていますが、マルタウグイを見分けるポイントについて、マルタウグイは頭から尻尾にかけてオレンジ色の帯が入っています。上が黒色でその下にオレンジ色の帯が入っていたら、マルタウグイと判断してください。
【マルタウグイの大きさ】
平均的な大きさは体長50cm、重さ1500gとなっており、大きいもので、体長60cm、重さ2000g(2kg)以上のマルタウグイが存在します。本記事では、2kgを狙えるようなタックル(*1)を紹介致します。せっかく購入するのであれば、他の魚釣りでも使えるタックルを選んで、大物を釣ってみてください!! *1 タックルとは釣りの道具一式(ルアー、ロッド(竿)、リール等)のことです。
【マルタウグイって食べれるの?】
なお、マルタウグイはあまり知られていませんが食べることができます。食べ方としては、小骨が多いため煮魚にするのがおすすめです。料理方法については、記事の後半にマルタウグイの調理方法をご説明いたします。
【なぜ“多摩川”なの?】
【マルタウグイの特徴】において説明したように、マルタウグイの生息地は東京湾、富山県以北の比較的大きい河川に分布しますが、本記事のタイトルにおいて、“多摩川”を推奨しています。それには理由があります。近年、まちづくり団体「二子玉川エリアマネジメンツ」の公益還元事業において、マルタウグイの産卵環境作りが行われているため、マルタウグイの生息環境が改善されているのです。そのため、毎年春になると東京湾から大量に遡上してきて、川底の石のすき間に卵を産み付けます。この毎年改善されている環境が要因となり、身が引き締まった大物のマルタウグイが多く、初心者にも釣れる機会が多いため、マルタウグイの釣りスポットとして徐々に注目されているのです。
【ところで、“多摩川”でマルタウグイ釣りって違法ではないの?】
釣りを始めるにあたって、気になることの1つに禁止エリアでの違法釣りをご心配される方も多いかと思います。知らなかったとはいえ、趣味感覚で始めたものに対して、前科や罰金が科せられるのは御免ですよね。ご安心ください、“多摩川”は基本的に多摩川遊漁券を購入することで釣りをすることができます。河川や湖の釣りについて、資源や自然保護の観点から、さまざまなルール・規則が定められています。 “多摩川”について、一部エリアは内水面遊漁規則の対象となっており、このエリアで釣りをするには漁業協同組合に遊漁料を支払わなくてはなりませんが、\500~\2000(*2)のお値段となっています。詳しくは、東京産業労働局のホームページの内水面遊漁レクリエーションをご覧ください。安心して釣れるエリアについて、ガス橋から六郷鉄橋のエリアは禁止エリアとなっていませんので、このエリアで釣りをすれば問題ありません。また、ガス橋から六郷鉄橋エリア以外にも無料で釣れるエリアがありますが、この区間に多くのマルタウグイハンターが多いため、ベストフィッシングエリアとして、このエリアが良いと思います。なお、ガス橋より上流側の丸子橋付近は釣り禁止エリアとなっています。違反者は六月以下の懲役若しくは十万円以下の罰金及び漁具の没収が課せられてしまいますので、要注意を。 *2 遊漁券のお値段については、漁具/漁法や期間によって異なるため、釣りを始める前に要確認をお願い致します。
【マルタウグイ釣りのポイントと時期について】
上記のとおり、ガス橋から六郷鉄橋エリアに焦点を当てたところで、次に注目すべきは、マルタウグイが釣れるポイントになります。マルタウグイの釣りポイントについて、ウグイの生態から川瀬(*3)に卵を産むため、川瀬に集まるとされています。釣り初心者のために川瀬を見分けるポイントとしては、白波が立っている箇所が川瀬だと判断してください。釣り時期について、ウグイが遡上するのが、春(3月下旬から4月上旬)となっているため、3月下旬から4月上旬を狙いましょう。なお、時期が限定されており、ズレてしまうと全く釣れなくなってしまうので、要注意です。 *3 川瀬とは、川底が浅く、流れが速い個所となります。
【マルタウグイ釣りのためのタックルと釣り方は?】
マルタウグイを釣るにあたり、用意するタックル(ロッド、リール、ライン)をご紹介いたします。ここでご紹介するタックルは、大物の引きの強さにも負けないタックルをご紹介しております。読者の目的に合わせたタックル選定のご参考になれば幸いです。
【釣りをする前に~ロッド選定~】
ロッドとは竿の部分となり、タックルの背骨となるパーツとなります。大物の引きに負けないために、投げ竿の25号から30号を選ぶことを推奨します。ロッドの長さは3.6mから4.5mあれば十分です。ちなみに、ここでいう号というのは、重りのサイズを表しており、重ければ重いほど遠くに投げ込むことが可能です。気になるお値段ですが、タックルはピンキリとなっていますが、\8,000前後で購入することができます。著者は、“ダイワ(Daiwa) シーバスロッド ダイワ(Daiwa) CROSSBEAT(クロスビート) 904TMLFS 01403168”を愛用しています。
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【釣りをする前に~リール、ライン選定~】
リール、ロッドはマルタウグイが針にかかった際に、陸まで引き上げるために必要となる釣り具となります。針にかかったマルタウグイの力に耐えられるドラグ性が良いものを選ぶことを推奨します。2000番から4000番のスピリングリールを選定ください。なお、ラインはナイロンの2号前後をスプールに巻くことをお勧めします。著者は、“ダイワ(Daiwa) レブロス 2506H”を愛用することが多いです。
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【釣りをする前に~ルアー選定~】
ルアーは魚のエサの代わりとなる釣り具となります。マルタウグイのエサは、結論から申し上げると、マルタウグイは雑食のため、エサはなんでも可です。さらに、マルタウグイは目の前に流れてきたものを積極的に捕食します。これが初心者にもマルタウグイ釣りをお勧めする理由の一つとなります。一般的には、マルタウグイのルアーは、スプーンやスピナーとなりますので、スプーンやスピナーを選ぶようにしましょう。
10個セット マイクロスプーン 3g 2.5cm/4個(4色) & 3g 2.8cm/6個(6色) 管釣り・渓流に最適 便利なスプーン用ミニタックルケース付 管理釣り場でのルアーフィッシングに! OrurudoスプーンセットC qb100082a01n0
スプーンと呼ばれるルアーになります
スピナー ルアー 30個セット トラウト バス ニジマス setD
スピナーと呼ばれるルアーとなります
また、レンタル・シェア時代となっているため、上記のようなタックルを自腹で用意せずとも、入手することも可能です。読者の嗜好に合わせたスタイルで用意するのが良いかと思います。
マルタウグイの釣り方のポイント
マルタウグイの釣り方について、マルタウグイが川瀬に集まっているのが肉眼でも確認できるので、その上流に投げ込み、流れに逆らうことをせずに自然に流すことで、マルタウグイがヒットします。ヒットしたら、先ほど選定したリールを一気に巻きましょう!!!
【大物マルタウグイを攻略するには】
大物のマルタウグイの釣り方について、大振りを釣るには、上記に記載した場所やタックルの選定に一工夫加える必要があります。
【場所について】
先ほど、ガス橋あたりと記載しましたが、さらに上流の二ヶ領堰堤周辺が大物スポットとなります。二ヶ領堰堤周辺はマルタウグイが遡上できる限界点とされており、ここまで辿り着くことができるマルタウグイはかなり大振りだと想定されます。川下にてコツが掴めてきたら、上流へ移動して大物を狙ってみましょう!!!
【ルアーについて】
これは、著者の経験談となりますが、ルアーはキラキラしたものを推奨します。一般的にルアーを選ぶポイントとしては、ねらう魚が普段どんな風に食事をとっているかを知ることはとても大事だと言われています。しかし、マルタウグイに限ってはコイの仲間のため、何でも食べますので、一般論から逆算することは難しいですが、光物とすることで、約2割増しで釣れている印象があります。是非、光物のルアーで、マルタウグイ釣りを挑戦してみてください。
上記釣り方を試してみて、2kg超えのマルタウグイを釣ってみてください。
マルタウグイの調理方法
これまで、マルタウグイ釣りの基礎やタックル、ポイントetc...をご説明してきましたが、冒頭にも説明したとおりマルタウグイは食べることができます。マルタウグイは小骨が多いので、フライで揚げるか煮込むなどして、料理することをお勧めします。著者はマルタウグイの甘煮が食卓に並ぶことがあります。下ごしらえをしたマルタウグイを醤油、みりん、酒、砂糖で作った汁の中でじっくり煮ることで、美味しいマルタウグイの甘煮ができます。ただし、自然保護の観点から、お店で購入したものにしてくださいね。マナーを守って、楽しくマルタウグイを楽しみましょう!!
【おわりに】
なお、“多摩川”にはマルタウグイの他に、“ダボハゼ”“ニゴイ”“アブラハヤ”“オイカワ”等の魚を釣ることができます。エサはミミズで十分であり、釣り方も難しくないので、マルタウグイを釣りに行った際には上記の魚達も是非挑戦してみてください。