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スモークチップでお手軽燻製作り!種類ごとの楽しみ方や使い方をご紹介!

スモークチップで燻製を作る方法を知っていますか?最近じわじわ人気が出てきている「燻製」を作るアイテム、スモークチップにはたくさんの種類があります。スモークチップの基本的な使い方や燃やし方についてご紹介します。お酒の肴に一品、作ってみてください。
2020年8月27日
naru
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スモークチップってなに?

スモークチップについて知っていますか?スモークチップとは、燻製材のことです。燻製材には、スモークチップのほかにスモークウッドというものがあります。今回は、スモークチップについて説明していきます。 スモークチップの見た目は、一言で言ってしまうと木くずです。木を細かく刻んだものをスモークチップといいます。このスモークチップを使って、燻製を作ることができます。。

燻製材スモークチップの特徴

スモークチップの特徴について説明します。スモークチップは、チップ本体に火をつけるのではありません。燻製器や鍋にスモークチップを置いて、下から火にかけて煙を出していきます。そのため、火が消えると煙も消えてしまう特徴を持っています。

スモークチップは、使う量を自分で決めて使用します。なので、少しの燻製にも使いやすいという特徴を持っています。ちいさい燻製器でも使用することができますね。 スモークチップの特徴には、短い時間でもたくさんの煙を出すことができます。量を調整することで、煙の量も調整することができるので短い時間で燻製をする「熱燻」のおすすめです。「熱燻」は、80℃の温度で時間をかけずに燻製を行う方法です。

燻製材スモークウッドの特徴

スモークウッドとは、木を粉状にして棒状に固めたものです。燃やし方も使い方もスモークチップとは違います。スモークウッドの燃やし方は、本体に直接火を付けていきます。そのため、ずっと火をつけておかなくても煙を出し続けることができます。 スモークウッドにおすすめの使い方は、「温燻」という温度は低めの燻製方法です。熱源を必要としないので、ダンボール燻製にも使えます。慣れれば使い勝手がいいので、燻製上級者にはおすすめです。

スモークウッドの燃やし方は、ガスコンロやガスバーバーで直接あぶって火を付けていきます。時間で言うと3分ほどで火を付けることができます。ライターなどでは着火しにくいので、熱量の多いものを使いましょう。

ダンボールで燻製器を作ってみよう

先ほど紹介したように、スモークウッドの燃やし方だとダンボールでの燻製作りをすることができます。とりあえず試してみたい!という方はぜひ、チャレンジしてみてください。

準備するものは、ダンボール、ガムテープ、カッター、網、木の棒、スモークウッドです。ダンボールの途中に網をくっつけていきます。一番下のスペースには、スモークウッドを置く場所を作っておきましょう。扉も忘れず付けてあげてくださいね。 もちろん、スモークウッドの上に網をおいてその上から段ボールをかぶせて燻製を作ることもできますよ。ダンボールで作る燻製器の構造はたくさんあります。すこし手間をかけてあげることによって、ダンボールでも立派な燻製器を作ることができます。ただし、ダンボールで燻製する方法は「熱燻」ではなく「温燻」だけです。

スモークチップの使い方「基本編」

スモークチップの量について


一回で使用するスモークチップの量は、大体一握りほどです。燻製器や食材によってスモークチップの量を変えてあげてください。 スモークチップは、燻製器や鍋の底に敷いていきます。鍋の底に敷く場合は、アルミホイルの植えにスモークチップを敷くことによって焦げ付きを防ぐことができます。使い方や燃やし方次第で後片付けも簡単になるので、工夫してみてください。

燻製を作ってみよう

スモークチップを敷いたら下から火をかけて煙を出していきます。煙が十分出て来たら、食材をセットしていきます。そのまま食べることができる食材を燻製したい場合は5分~10分、火を通さなければいけない食材の場合は2時間ほど燻製していきましょう。 燻製は、しすぎると酸味が出てしまう可能性があるので注意してください。

スモークチップの使い方「応用編」

スモークチップの燃やし方は基本編で紹介したように、燻製器などに入れて下から火にかけていきます。ですが、これから紹介するのは少し変わったスモークチップの使い方です。

フレーバーバーベキュー

最近では、バーベキューの時にスモークチップを持っていくのが定番になりつつあります。スモークチップは、燻製器や鍋を使うことで食材に風味を付けて楽しみます。ですが、バーベキューをするときの炭に入れて使用することでもっと手軽に風味を食材へつけることができます。それが、フレーバーバーベキューです。 フレーバーバーベキューとは、スモークチップをバーベキューの炭に少しまぜて、煙で食材に風味を付けていくものです。鍋の蓋をせずに燻製を作っている、と考えていただいても問題ありません。

フレーバーバーベキューを楽しむためのコツについて説明します。スモークチップは、その名の通り煙を出すものです。炭に混ぜるスモークチップの量を間違えてしまうとすごい量の煙が出てしまいます。スモークチップは、炭の端のほうに入れて、ほんとに少量入れるようにしましょう。初めて行う場合は、一つまみ程度から始めてみましょう。

いつものバーベキューにスモークチップを使うことで、すこし変わった仕上がりになります。チップの種類も何種類か用意してみるのも楽しいですね。 野菜やお肉の風味を簡単にアレンジできて、いつものバーベキューに飽きてきている人は試してみてはいかがでしょうか?

スモークチップの種類を知ろう!

スモークチップには、様々な種類があります。一般的に販売されているのがサクラのスモークチップやリンゴのスモークチップです。これからスモークチップの種類別に特徴を説明していきます。

「サクラ」のスモークチップ

サクラのスモークチップは、香りが強いです。なので、羊肉のようなクセを感じる食材に向いています。 豚肉や羊肉などを燻製するのにおすすめです。バーベキューを行うときも、サクラのスモークチップを持っていけばどんな食材でも合わせることができますね。

「リンゴ」のスモークチップ


リンゴのスモークチップは、甘い香りが印象的なスモークチップです。鶏肉や白身魚などのクセの感じにくい食材にに向いています。川へバーベキューしに行くときなどにおすすめです。

「くるみ」のスモークチップ

くるみのスモークチップは、すっきりとした香りが印象的なスモークチップです。主に、魚介類やチーズなどに燻製をして色を付けるだけの燻製におすすめです。

ウィスキーオーク

ウィスキーオークは、ウィスキーを貯蔵するために使用した樽を使って作ったスモークチップです。甘い香りとうっすらと渋みを感じることができます。鶏肉や白身魚などの癖の少ない食材におすすめです。

ブレンドしてみよう!

スモークチップをブレンドすることで自分好みの燻製を作ることができます。もちろん、ブレンドするためにはスモークチップの特徴を考えてブレンドしてあげなければいけません。香りの強いスモークチップと香りの強いスモークチップ、二つをブレンドしてしまうと合いませんよね。何度も研究してみて自分好みのスモークチップを作ってみてください。

スモークチップの作り方

スモークチップは、購入する以外にも手に入れる方法があります。それは、自分で作ってしまう方法です。スモークチップを手作りする方法について説明します。

手作りスモークチップで燻製を作ろう!

スモークチップの作り方は、思っているより簡単です。まず、木を乾燥させることから始めます。木はしっかり乾燥させておいてください。乾燥させておかないと、煙が出ないという問題点が出てきます。 木を乾燥させたら細かく刻んでいきます。チェーンソーなどで細かくしていきましょう。チェーンソーである程度細かくしたら、カッターや金槌でさらに小さくしていきましょう。とにかく、鍋や燻製器に入るくらい細かく刻んでいきます。 細かく刻むことが出来たら、スモークチップの完成です。

スモークチップで燻製を作るときの注意点

室内で燻製を作るときの注意点


燻製を作るとき、煙がたくさん出てきます。家の中での燻製作りもできますが、煙が部屋に充満してしまいます。換気を十分に行いながら作らなければ、部屋の家具や服に燻製の香りがついてしまいます。 室内で燻製を作るときは、必ず換気を行うようにしましょう。

鍋で作るときの注意点

燻製は、鍋で作ることもできます。ですが、鍋の種類によっては長時間使用した場合壊れてしまうものがあります。壊れるだけでなく有害物質が出るものもあります。普通の鍋ではなく、土鍋を使用することをおすすめします。ですが、匂いがついてしまう恐れがあるので燻製専用として土鍋を使用するようにしましょう。 燻製作りになれて来たら燻製器などを購入して燻製を作ってみましょう。

スモークチップ作る燻製のおすすめ食材

これから、スモークチップで燻製を作るおすすめの食材について紹介します。 定番なのがやっぱりチーズの燻製です。10分ほどで出来上がるので、手軽なおつまみにちょうどいいです。おつまみでいうと、カシューナッツの燻製もおすすめです。カシューナッツを燻製にすることによって香りと食感がいいものになります。燻製後は、すぐに食べずに1日置いて食べるのがおすすめです。

お酒の肴にぴったりのシシャモの燻製もとてもおいしいです。シシャモの燻製は、15分ほど火にかけるくらいがベストです。他にも、ベーコンやチキンなどいろんな食材で燻製を作ることができます。ゆでたまごの燻製もとてもおいしいですよ。 燻製を作るときのポイントは、食材の味によって調理方法を変えることです。淡白な味の食材を燻製にするときは、調味料に半日ほど漬け込んで乾燥させてから燻製させるととてもおいしい燻製を作ることができます。

自分好みの風味を作ろう!

燻製材には、様々な種類が販売されています。そんな燻製材をブレンドして自分好みの風味にすることもできます。ブレンドしたい場合、スモークチップは分量を調節しやすいという特徴があるので、スモークチップを使用することをおすすめします。もちろん、スモークウッドも燃やし方と使う食材が違うだけで食材にしっかり風味を付けることができるので試してみてくださいね。

燻製は意外と簡単に作ることができます。おつまみにすこし手間を加えるだけでスペシャルなおつまみになります。燻製は、意外とどんな食材でも作ることができます。 茶葉などを燻製して楽しんでみても面白いですね。スモークチップに、ザラメをまぜて燻製すると食材のつやがとてもよくなりますよ。ぜひ、試してみてください。