セメダイン HC-158
コニシ ボンド 壁クロス用 60g
壁紙クロスの剥がれや破れの原因
こどもやペットのいたずら
壁紙クロスが破れてしまう原因として一番多いのが、子供やペットのいたずらではないでしょうか。壁紙にペン先を突き刺して穴をあけてみたり、爪をガリガリ研いでみたり...。
気が付かない間に、あちらこちらの壁紙が破れているなんてことも。子供やペットがいると、壁紙クロスが破れてしまうことは結構ありますよね。
湿気や気温の変化
壁紙クロスが破れる原因は子供やペットのいたずらだけではありません。壁紙クロスは、湿気や気温の変化でも剥がれてしまうことがよくあります。湿度や気温の変化が激しければ、新築でも壁紙クロスが剥がれてくることはあるのです。
目に見えないだけで、湿度や温度の変化によって壁紙クロスは伸び縮みしており、その変化に耐えられなくなったとき、剥がれてきてしまいます。つまり、こどもやペットがいなかろうが、新築だろうが壁紙クロスの破れや剥がれは油断できません。
壁紙クロスの補修は簡単!
壁紙クロスの補修は自分で簡単にできる
壁紙クロスの補修はとても簡単!小さな穴や傷、剥がれであれば自分で綺麗に補修することができます。高い修理代を払って、わざわざプロに任せなくても簡単に補修をすることができますよ。
壁紙クロスを自分で補修してみよう
壁紙クロスの対処方法は、傷の状態によって様々。穴が開いて破れてしまった壁紙クロスとぺろりと剥がれてしまった壁紙クロスの補修方法は違います。
家の壁紙クロスの傷は一体どんな状況なのか確認し、傷の状況に合った対処方法で補修をしていきましょう。
今回は「小さな傷ができた場合」、「穴が開いて破れてしまった場合」、「壁紙が剥がれてしまった場合」の3つの補修テクニックをご紹介します。
1.小さな傷を補修する場合の対処法
修正ペンで傷を修理
小さな傷であれば、補修ペンで簡単に補修をすることができます。補修方法は、修正ペンを使うような感覚で傷の上をなぞるだけ。隙間を埋めるように修正ペンを塗っていけば、あっという間に傷が綺麗になりますよ。
押しピンで 空いてしまった小さな穴やちょっとした汚れも簡単にできるのでおすすめです。
2.壁紙クロスの補修:穴が開いて破れた場合の対処法
模様替えで家具を移動させるときにぶつかってしまったり、子供が投げたおもちゃが思いっきり当たってしまい、壁紙クロスに穴が開いてしまうことってありますよね。
そんなときでも対処方法を知っておけば、焦ることなく簡単に補修をすることができますよ。小さな穴と大きな穴が開いてしまった場合で対処法は違うので、破れてしまった穴の大きさに合わせて適切に修理していきましょう。
対処法:小さな穴の場合
壁紙に近い色のシールで修理
小さな穴であれば、壁紙クロスと近い色のシールで補修してしまいましょう。穴を隠すように上からペタッと張るだけで簡単に補修することができますよ。
ポイントは、シールを壁紙クロスに貼るとき前に穴周りの汚れを軽くふき取っておくこと。事前にしっかりほこりや汚れをとっておくことで、シールが剥がれることなくしっかりくっついてくれます。
対処法:大きな穴の場合
リペアシートと補修用パテで修正
シールで隠せない大きな穴も、リペアシートと補修用パテがあれば自分で修理することは十分可能。必要な材料や道具は普段聞きなれないものが多いですが、想像以上に対処法は簡単です。では、具体的にどのように大きな穴を修理していけばいいのか、対処法をご紹介していきます。
大きな穴の対処法:準備するもの
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大きな穴を補修するのに必要な材料は「リペアシート」と「補修パテ」「修正用の壁紙」の3つだけ。あとは、パテベラ、スポンジ、鉛筆、カッター、ローラー、サンドペーパーの道具があればOKです。
修正用の壁紙は、裏側にのりが付いているタイプを選べば、わざわざ接着剤を使わなくて済むので楽ですし簡単に修理することができますよ。
修正用の壁紙を買うときは、接着剤を使わなくても良いものを選ぶようにしましょう。
大きな穴の対処法:ステップ①リペアシートを貼る
まずは、穴の開いた部分を軽く処理し、リペアシートを貼っていきます。リペアシートを貼る前に、穴の周りの壁紙クロスを剥がしておくのがポイント。
カッターで穴より大きめにぐるりと切り込みを入れ、壁紙クロスを綺麗に剥がしてから、リペアシートを貼りましょう。リペアシートは、穴をふさぐように貼り付けます。
大きな穴の対処法:ステップ②パテを塗る
リペアシートを貼った上にパテを塗っていきます。リペアシートの上に補修パテを塗り、パテベラを使って壁紙クロスを剥がした部分に伸ばしていきましょう。
綺麗にパテを塗るポイントは、一気に塗らないこと。薄くパテを塗り、乾いたらサンドペーパーで表面をならして再びパテを塗るという作業を繰り返しすることで、表面が滑らかに仕上がります。
大きな穴の対処法:ステップ③修正用の壁紙を貼る
カットした部分より少し、大きめに修正用の壁紙を貼っていきましょう。イメージ的には、もともとある壁紙クロスに上下左右が少しずつ重なる感じで貼り付けていきます。
このとき、接着剤を使って貼り付ける方法もありますが、綺麗に仕上げるのはかなり難しいです。プロでも接着剤を使って綺麗に張り付けるのは至難の業。
補修用の壁紙を選ぶときは、接着剤を使わなくても済むよう、必ず裏にのりがついているタイプを選ぶようにしましょう。
大きな穴の対処法:ステップ④余分な壁紙をカット
補修用の壁紙を貼る付けることができたら、あとは余分な部分をカットしていくだけ。もともとの壁紙と貼り付けた壁紙が重なっているところをカッターで綺麗に切っていきます。
切り込みを入れることができたら、最後にカットした余分な部分をはがしてしまえば完成!
補修用の壁紙の余分な部分を剥がしたあとに、元からある壁紙クロスの余分な部分を剥がせば、上手くいきますよ。
3.壁紙クロスの補修:剥がれた場合対処法
接着剤で修正
軽い剥がれであれば、接着剤とローラーがあれば綺麗に修理することができます。方法は簡単で、めくれている壁紙部分の裏側に接着剤を塗り、壁紙クロスの上からローラーで空気を抜くように貼り付けるだけ。ローラーがない場合はタオルで代用することもできます。
接着剤を貼る前は、壁紙クロスの裏側の汚れをしっかり取っておくようにしましょう。壁紙クロスの裏側が汚れたまま接着剤で貼り付けると、すぐに剥がれてしまうのを防ぐことができます。
また、何度貼ってもすぐ剥がれきてしまう場合は、接着剤でくっつけたあと、ピンやマスキングテープでしばらく仮止めしておくと良いですよ。
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壁紙クロスをDIYでおしゃれに補修してみよう
本格的な道具を揃えてまで補修をするのは抵抗があるな...という人は、簡単なDIYでおしゃれに壁紙クロスを補修するのがおすすめ。100均で揃う道具で、気軽に破れたり剥がれてしまった壁紙クロスを補修することができますよ。
壁紙クロスをDIYで補修:アイデア①
カラフルなシールでインテリア風にDIY
壁紙クロス一面に小さな傷がたくさんある場合、カラフルなシールでインテリア風にDIYしてしまいましょう。丸いシールをぺたぺた貼っていけば、傷を隠せるだけでなく、無機質だった白い壁紙が一気におしゃれに大変身!
ただシールを貼っていくだけなので、子供と楽しくDIYを楽しむことができますよ。
壁紙クロスをDIYで補修:アイデア②
貼って剥がせる壁紙でまるごとDIY
壁紙の傷があまりにも広範囲にある場合は、まるごと壁紙をDIYしてしまうのがおすすめ。貼って剥がせる壁紙を使えば、一気に全ての傷を隠すことができますよ。
DIYといっても方法は簡単で、壁紙に沿って壁紙シートを綺麗に貼り付けていくだけ。貼って剥がせる壁紙シートは、ポップでかわいい壁紙シートや木目で落ち着いた雰囲気の壁紙シートなど、種類も豊富。
部屋のイメージに合わせて壁紙シートを選び、DIYを楽しみましょう。
壁紙クロスの破れや剥がれを放置した場合
さらに破れや剥がれなどが悪化する
小さな破れや剥がれだから大丈夫だろうとそのまま放置していると、そこからどんどん傷が広がっていき、補修が大変になってしまうことがあります。小さい破れや剥がれであれば、時間もお金も最小限に抑え、簡単な補修で済む場合がほとんど。ちょっとでも壁紙の破れや剥がれを見つけたら、面倒臭がらずに補修をするようにしましょう。
湿気やカビで家がダメになりやすい
壁紙クロスは見た目を良くするためのものではありません。実は、家を湿気やカビから守る役割もあります。そのため、壁紙の剥がれや破れをそのままにしておくと、湿気やカビを防ぐことができず、家がダメになってしまうことも。
家を長く清潔に保つためにも、壁紙クロスの破れや剥がれはこまめに補修するようにしましょう。
壁紙クロスの修理を業者に頼む場合
「自分で綺麗に壁紙補修できる自信がない」「破れや剥がれがひどすぎる」という場合、業者に修理を頼んでしまうのもありでしょう。一体、壁紙の補修を業者に頼んだ場合、修理代はどれくらいかかるのでしょうか。壁紙クロスの修理を業者に頼む場合の相場やメリット・デメリットをご紹介しておきます。
修理代にかかる金額は?
壁紙クロスの修理費用は、やはり破れ具合がひどいほど高くなっていきます。一般的に壁紙クロスの破れや剥がれの補修にかかる金額の相場は1箇所あたり2~3万程度。
1箇所が2~3万ってかなり高めの値段ですよね。汚れや破れの箇所がたくさんある場合は、修理代が何十万もかかってしまうことになります。
修理を依頼したほうが良いパターン
業者に修理を依頼するとかなり金額がかかるので、基本的には自分で補修したほうが安上がりで済むのですが、それでも業者に頼んだほうが良いときもあります。
それは、びっくりするくらい大きな穴が壁紙クロスに空いてしまった場合。下手に自分で補修しようとせず、最初から業者に修理をお願いしたほうが良いでしょう。
素人では修理が難しく、結局時間とお金を無駄にしてしまう可能性が高いからです。直径20cm以上の大きな穴が空いてしまったときは、業者に任せたほうが賢明といえます。
修理を依頼するメリット:綺麗に補修してもらえる
業者に修理を依頼するメリットは、綺麗に壁紙を補修してもらえること。やはりプロというだけあって技術力も抜群。素人が壁紙を補修するより、確実に綺麗な仕上がりになります。
「自分で補修し、失敗したらこわい」「壁紙を補修したことが分からないくらい綺麗に仕上げたい」という人は、業者に頼んだほうが良いでしょう。
修理を依頼するデメリット:お金がかかる
修理を業者に依頼した場合の一番のデメリットは、修理代。面倒なことは全部任せ、しかも綺麗に壁紙を補修してもらえるため、ある程度お金がかかってしまうのは仕方ありません。
それでも破れや剥がれ1箇所につき、2~3万というのは気軽に払える金額ではないですよね。仕上がりの綺麗さはあまり気にならず、とにかく壁紙補修の修理代を安く抑えたいという人は、自分で補修に挑戦してみましょう。
壁紙クロスの補修は早めの対処が大事
壁紙クロスの傷を見つけたらすぐに補修しよう!
壁紙クロスは、小さな傷でも放っておくと、大きな破れや剥がれにつながあってしまうことも。当然、補修しなければいけない部分が増えてしまうと、その分補修するのにお金がかかってしまったり、対処方法も難しくなってしまいます。
壁紙クロスの対処は早期発見、早期対処が大事。ちょっとした破れや剥がれを見つけたら、面倒くさがらず、すぐ補修をするようにしましょう。