イワタニ 菜園用黒マルチ 0.02×95cm×50m
渡辺泰 植付け透明マルチ 0.95m×12m
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まくだけで薔薇を守るマルチング材 14Lバラ・ばら・土・用土・培養土・土壌改良【自然応用科学】
ナチュラルウッドチップ(杉・さわら混合) 天然木100% 50L入り×2袋セット
山崎機工 高級バークチップ 日本国内で面取り仕上げ M 50L
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最高級白玉砂利 白化粧砂利 3分(10mm-16mm) 小袋 800g
マルチングとは?
マルチングとは栽培植物の根元付近にフィルムやチップ、ファイバー素材、腐葉土などを覆い、植物をより元気に育てる環境を整える作業です。通称マルチと呼ぶことあります。
マルチングの効果とは?
マルチングをすることで得られる効果はたくさんありますが、今回は3点にピックアップして紹介します。
1、乾燥や気温変化から防ぐ
土内部の水分蒸発を抑える効果があります。特に、夏場の高温や冬場の冷気などの気温変化から防ぐ地温調節効果にも注目です。
2、雑草や病気を防ぐ
土表面を覆うことは雑草の要因となる種が舞い込むことを防ぎます。また水やりや雨の降る日は土や泥がはねることが多く、病気の原因になります。マルチングは雑草や病気の要因の一つを回避する効果もあります。
3、雨による被害から防ぐ
雨により柔らかい土が流されて土が固まったり、肥料が流れてしまうと植物がよく育たなくなります。また、豪雨による土壌浸水被害も心配です。マルチングは土表面に直接雨が当たることで起こる被害を抑えます。
マルチング材の種類とおすすめとは
プラスチックフィルムを素材としたマルチング材とチップやバーグなどの天然素材を使用したマルチング材の2つに大別されます。マルチング材は植物と植える時期にあった種類を選びます。マルチング効果を一番よい状態にもっていけるよう、その種類をじっくりとみていきます。
プラスチックフィルム素材のマルチング材3点
主に分解されないフィルム素材と分解され、土に還元されるフィルム素材の2点あります。ここでは前者から紹介していきます。
1、黒色のフィルムマルチング材・雑草対策におすすめ
イワタニ 菜園用黒マルチ 0.02×95cm×50m
幅、長さ、厚みともに過不足なく、価格もお手頃です。始めてガーデニングや家庭菜園をする方にもおすすめです。
土中の水分蒸発を抑えたり、乾燥しにくく、保温効果があります。雑草の発生抑制効果や雨によって土が固まるのを防ぎます。一方で熱を吸収しやすく保温効果が高いため、夏場は避けたいところです。どうしても夏場に使用する時は、穴の開いた根元を土で覆い密閉します。また土をならしてフィルムとの密着面を多くし、保温効果や乾燥を防ぎます。雑草対策には抜群に威力を発揮します。雑草に悩んでいる方におすすめです。
2、白色・透明フィルムマルチング材・地温調整におすすめ
渡辺泰 植付け透明マルチ 0.95m×12m
穴あけ用にミシン目があり、必要な分だけ植え付け穴をあけることができる便利な商品です。
白色フィルムマルチング材は夏場での地温の上昇を抑える効果があります。また、太陽光に反射し飛んでくる害虫を防げます。一方で雑草対策は期待できないため、雑草を除去する作業が必要となります。透明フィルムマルチング材は地温上昇と保温効果が最も期待できます。秋、冬野菜の種まきや苗植え付けにおすすめです。雑草については白色フィルムマルチング材同様に、除去作業が必要です。
3、銀色フィルムマルチング材・害虫におすすめ
【渡辺泰】虫よけ銀マルチ(0.03mm×0.95m×20m) 色:銀/1個 【M】
シートを敷きやすいよう工夫されています。
黒色フィルムマルチング材よりも地温上昇を抑えられるため、特に夏場におすすめです。白色フィルムマルチング材同様に害虫飛来から植物を防ぎます。銀色を好まないアブラムシよけにもなります。イチゴ、ハクサイ、レタス、トマト、キュウリなどの夏野菜栽培に適しています。今は黒色と銀色の二層フィルムによるマルチング材もあります。通気性がよく地温抑制効果があり、アブラムシなどの害虫よけにも効果を発揮します。
その他のフィルムマルチング材
微生物の力を借りたり、でん粉などの自然にある物質を使用して土に還元されるフィルムマルチング材もあります。総称して生分解性マルチフィルムと呼ばれています。
微生物の働きを借りたフィルムマルチング材
でん粉などを樹脂として使用し、土壌中に存在する微生物の力を借りてフィルムを水と二酸化炭素に分解します。フィルムをはがす手間がなく、作業がスマートになります。ゴミも減らせるため、環境に優しいフィルムです。生分解性フィルムマルチ商品には「グリーンプラ」という生分解性と環境保護を保証するマークがついています。
天然素材のマルチング材7点
分解され、自然に還元されるマルチング材です。代表的なものから記載していきます。
1、腐葉土
まくだけで薔薇を守るマルチング材 14Lバラ・ばら・土・用土・培養土・土壌改良【自然応用科学】
軽くて扱いやすいです。水はけがよく、バラ栽培におすすめです。
腐葉土は肥料としての土の地温調節や水分の蒸発を防いだりと、乾燥や土壌環境の改善にも役立ちます。水分を補ったり肥料をなじませる目的でランター栽培にも使っています。水やりがしやすくなります。また乾燥だけでなく、防寒目的で使用する場合は、土表面を腐葉土で覆います。風にとばされないよう風避けなどの対策が必要になります。一方で、虫の温床に大変なりやすいです。特にミミズやダンゴムシが多く発生しています。
2、ウッドチップ
ナチュラルウッドチップ(杉・さわら混合) 天然木100% 50L入り×2袋セット
香りが非常によく、チップの状態も安定しています。色味が明るいため、お庭などに敷くと全体が明るい雰囲気になります。最近はドッグラン用に敷く人も増えています。
ウッドチップは木材を原材料としたマルチング材です。ウッドチップは杉やヒノキ、桜などの木材を細かく粉砕したマルチング材です。種類がたくさんあり木材によって香りも異なるため、香りを嫌う虫への防虫効果も期待できます。一方で湿気を帯びやすいた、カビ発生に注意が必要です。日当たりのよい場所に使用したり、シロアリ対策として防虫効果の高いヒノキやヒバなどの種類を選びます。
3、バークチップ
山崎機工 高級バークチップ 日本国内で面取り仕上げ M 50L
一つ一つが面取りされサイズがそろっていてとても綺麗です。人目につく場所にこちらの商品を敷くだけで、グレードアップします。トゲ対策として、軍手着用します
バークッチップはウッドチップのカテゴリーの一種になります。赤松や黒松などの樹皮を大きめに砕いたチップです。全体的に丸みを帯びており作業中にケガもしにくいです。一つのサイズが1cm以上と大きいため、風にとばされる心配もありません。赤色や茶色など色味があり、オフィスやデパートなどの観葉植物やガーデニングによく使われています。
自宅の庭を改造し、新設した植栽部分の見栄えをよくするために 購入しました。 他の商品に比べて、「国内面取り」の効果は大であると思います。 見た目も綺麗し、なにより品質に均一性があります。
4、わら
【ノーブランド品】無農薬栽培国産稲わら (500 グラム)園芸用・ペット用・調理用
価格と品質が見合った商品です。重量も少量からで始めてでも購入しやすいです。
乾燥対策や冬の冷気や夏の日射を和らげたり雑草防止などの効果があります。スイカやカボチャ、メロンなどのツル性植物に適しています。逆に地温上昇効果は低く、冬場は適さないです。
5、ファイバー系
【全国送料無料!3営業日発送!】プロトリーフ ココヤシファイバー(ナチュラル) 100g
観葉植物や多肉植物の寄せ植えなどに上からのせるだけで、スタイリッシュになります。
最近注目さているマルチング材にファイバー素材があげられます。主に植物繊維を原料としているため軽く、鉢の移動や寄せ変えもしやすいのが特徴です。バークファイバーは杉やヒノキなどの樹皮繊維を原料とした柔らかい素材のマルチング材です。ココヤシファイバーはココナッツのヤシの実繊維を原料としています。ファッションビルやホテル、多肉植物の寄せ植えなどに多く見かけます。繊維が絡まり合って風にとばされにくくなっています。水やりの際の土はねや夏場の乾燥、冬場の乾燥と霜対策効果もあります。
6、紙を利用したシート
使用後はそのまま自然に還元されるため、回収作業がいりません。ゴミがでなく環境に優しいマルチング材です。
7、マルチストーン
最高級白玉砂利 白化粧砂利 3分(10mm-16mm) 小袋 800g
粒ぞろいでつやがあり、見た目が美しいです。玄関先や観葉植物に最適です。
鉢底石や陶器鉢をリサイクルしたインテリア性の高いマルチング材です。水やりをして汚れてきたら、定期的に洗います。
その他のマルチング材
ガーデニングでよく見かけるのが、防草シートや除草シートを鉢植えサイズに切り取って被せるマルチングです。主に雑草対策で使われます。
上手なマルチングのやり方3つのポイント
マルチング材の種類別によく使われるマルチングのやり方のポイントを紹介します。
3−1、バークチップ
お庭に敷くやり方と鉢植えに使用するやり方の2通りのマルチングを記載します。
2−1、敷くやり方
雑草を根からしっかり抜き、でこぼこな地面は平らにならします。雑草については必要があれば、除草剤を使用します。処理後は防草シートなどを敷いて雑草対策を万全にします。整えたらバークチップを敷き、平らにならします。足でならしたら水をかけます。水やりの際はバークチップ下の土を確認し、乾いていたら水やりをします。カビ発生の原因になるため水分量には注意が必要です。また数年経過し土に還元されると隙間が見えてきます。隙間が見えたら補充します。
2−2、鉢植えに覆うやり方
雑草を抜き取り、土を平らにした上から隙間なく敷きます。水をかけ手でなじませます。水やりはバークチップ下の土の状態をみてやります。バラの泥はねによる黒点病予防に効果があります。
3−2、ココヤシファイバー
植物根元や隙間にふんわりと被せます。観葉植物は鉢カバーに入れたまま、上からココヤシファイバーをおきます。鉢カバーを含めて一つの観葉植物に仕上がります。古くなったココヤシファイバーは通気性、水はけはよいので鉢底石としてリサイクルします。水やりはココヤシファイバーをめくり状態を確認してから行い、紙を広げてココヤシファイバーを取り除きます。ココヤシファイバーの上から直接水やりをすると、ココヤシファイバーの効果が薄れてしまいます。
3−3、フィルムマルチング材
最も重要なことは、土表面にフィルムマルチをしっかり固定し風などでめくれないようにすることです。めくれないようにするにはフィルム裾を土に埋めます。フィルムマルチ幅は畝の幅に畝の高さと裾を埋める分(約10cm位)を足して計算します。勝手に転がらないようにフィルムが下からでるようにしてシートを張るのも大切です。裾を土に埋めたらシートに穴あけます。マルチ穴あけ器があると便利ですが、缶詰などの空き缶を再利用しても作れます。植物を植えたら根元に土をよせて穴を密閉します。水やりはこの穴から行います。
黒色フィルムマルチング材の場合
土表面とフィルムの間に隙間がないようにぴったりとシートを張るのがポイントです。隙間があると温まった空気が土表面に伝わりにくくなります。
透明フィルムマルチング材の場合
黒色とは逆に土表面とフィルムの間に隙間を作ります。隙間で温められた空気が土表面に伝わり、地温上昇につながります。
マルチングを始めてみる
マルチングの疑問
マルチングを始めてみて水やりや肥料のやり方など、疑問がたくさんでてきます。フィルムマルチング材の場合は、植物の根元から肥料をまき、草丈が50cm以上に成長したらシートをめくり畝の両脇に肥料をまきます。まき終えたら再ひシートをしっかりと張ります。植物は根先端が最も栄養を吸収するため、植物の成長とともに肥料をまく場所も変えます。植物の草丈と根の伸びはほぼ比例しているので、草丈を見て肥料をまく場所を判断します。
植物のために
マルチングを通して作業一つ一つが全て植物を元気にするためだと実感します。今はインテリア性の高いマルチングも多いですが、根底には植物の育つ環境をよくするためという考え方です。植物のためにできることで、身近なマルチングから始めてみるのもおすすめです。
厚みは少々薄めです。剥がす手間がなく便利です。